築地きつねやのホルモン丼がうまいらしい！持ち帰りはできるのか？

皆さんは日本で一番大きな市場、築地市場の場外市場にある「きつねや」というお店をご存知ですか?下町ならでは、雰囲気を今も残しており、そこで作られるホルモンは丁寧に煮込まれて、行列ができるほどうまいホルモンになっています。今回はそんな場外市場の「きつねや」について、どういったお店なのか?アクセスや営業時間などをご紹介していこうと思います。

まずは築地の「きつねや」ってどんなお店なの?ということですが、こちらの「きつねや」は主人の祖父から代々続いている調老舗のお店です。かなり歴史の深いお店で、そのお店は外見からもわかるようにかなり年季が入っています。代々築地市場の場外市場として人気のお店になっており、観光客や築地の業者からも評価の高い下町感たっぷりのお店になっています。

この「きつねや」というお店はそんな代々伝わる老舗のお店ですが、ホルモン煮からスタートしました。巨大な鍋に八丁味噌ベースのたれを煮込み、その中でホルモンが煮込まれている様は、見ているだけでよだれが出てきそうなほどでこちらがお店の人気商品になっています。現在はホルモン丼が一番の人気のようで、年季のはいった深い味を楽しめます。

そんな築地市場の場外市場にある「きつねや」ですが、少し前に大きな火災がありました。「きつねや」自体に火災が発生したわけではなく、周辺のお店で火災が発生し、それが大きくなってしまいました。築地場外市場はかなり年季の入ったお店が多く、古いため、早く火が移ってしまったということですね。そんなことがあって、「きつねや」は大丈夫でしょうか?

その答えは「大丈夫」だったそうです。リピーターのお客さんはとても心配していたようで、一時営業を中止したようですが、現在は通常通りの営業しているようです。どうやら直接的な影響はなかったみたいです。なのでもし、火災の影響を心配している方がいましたら、気にせずに行けるのでご安心ください。

そんな事件がありましたが、築地場外市場にある「きつねや」では下町の味が楽しめるようになっています。お店の中も雰囲気があり、「きつねや」はとても小さなお店で、店頭には5席ほどしか座る席がありません。もし、人が多くなってきた場合は向かいに机が置いてあり、立食スペースになっているので、そこでちょっとした食べ歩き感覚も味わえるようになっています。

さらに「きつねや」は通りから中がのぞけるようになっているので、場外市場を歩いていると匂いと見た目に誘われてついつい食べてしまうというようなそんな感じになっています。その見た目というのも、大きな鍋で特製の八丁味噌ベースのソースが見えて、見た目とはあいまってとても濃厚で美味しいホルモンが食べられます。これぞ下町というような印象です!

ちなみにこの築地場外市場の「きつねや」ですが、主人の祖父からスタートしたということですが、もともとは下駄職人だったらしく、祖父がお酒が好きで、その酒の肴として、ホルモン煮をやることから始まったみたいです。立ち飲みスタイルで、片手にもつ煮を一本もって、片手にお酒をもって、サクッと飲んで帰るような感じで仕事終わりにサクッと飲んで行くような感じです。

現在もそのスタイルを貫いているようで、うまいホルモン煮が食べたいなら、ビールかお酒を一緒に頼むか、ライスを注文しないといけないようになっています。きっとホルモン煮を食べたい人ならば、絶対酒好きな気がするのでここら辺は問題ないかなと思います。ちなみにお酒は400円、ビールは中ビンで600円になっていますよ!

築地場外市場の「きつねや」ですが、もともとはホルモン煮が一押しでしたが、現在の一番人気は「ホルモン丼」になっています。先に説明した、ホルモン煮を食べるなら、お酒かビールかライスを注文しなければならないのでそこから人気になっていったのかなと思います。お店のメニューにはホルモン丼というものがありますが、ホルモン煮とライスで注文するのもおすすめです!

「きつねや」一押し商品の「ホルモン丼」ですが、まずはホルモン煮単品で食べてみてください!これだけでうまい!ってなって、お酒が欲しくなります。八丁味噌ベースたれで煮込まれたホルモン煮は柔らかく煮込まれており、しっかりと味がついています。ただし、これだけをたくさん食べたら、食べづかれそうなそうな感じなのでそこでライスの登場です。

そんなしっかり味の効いたホルモン煮を単品で楽しんだら、お次はライスにかけて楽しみましょう。味は濃いですが、辛すぎない丁度いいホルモン煮をご飯にかけたら、さらにちょうどよくなるので、とてもご飯が進みます。ちなみにホルモン丼という商品は850円で、ホルモン煮とご飯を頼んでも850円なので、両方楽しめるように分けて頼むのがいいと思います。

コチラはホルモン煮とホルモン丼が一押しのお店なので、それが主になっていますが、その他にも焼き豆腐250円と肉豆腐700円というメニューもあります。豆腐は一丁あるんじゃないかという大きなサイズで、出汁がしっかりとしみるまで煮込まれています。ついでにこちらも食べてみるとおすすめなのでぜひ食べてみてください。

また、その他には牛丼が750円とあり、おしんこ150円、生卵-半熟卵50円という価格であります。こちらの「きつねや」の通だと、ホルモン丼の上に半熟卵をかけて、食べるという方もいるそうなので、ぜひ挑戦していただきたいと思います。一度食べたら、もう一度食べたくなるような、うまいホルモン丼なのでぜひ皆さんも築地に行った際は行ってみてください。

続いては持ち帰りについての件ですが、「きつねや」は席数が少ないということや、行列ができるということから持ち帰りができたらと思っている方もいると思いますが、全メニュー持ち帰りはできないことになっています。また、持ち帰り以外にもちょっとした下町ルールのようなものが存在するので、何か困ったことにならないためにご紹介しておきます。

どんな下町ルールかというと、食べ物のシェアは不可ということと単品での注文不可ということです。食べ物のシェア不可はそのまんまで、多分1つだけ買って2人で食べるのはダメということだと思います。また、単品での注文が不可に関してですが、ホルモン丼や牛丼はオッケーですが、ホルモン煮などは単品は不可でライスかお酒ビールを注文する必要があります。これが下町のルールのようなので県外から行く方は注意です!

続いてお金の支払い方ですが、こういった屋台のような感じのところはどのタイミングでお金を払えばいいのかわからない時があるので、ご紹介しておきます。一応、常連の方の流れだと、並んで、お金を払って、待って、受け取るという形で、流れていきます。別にこの流れじゃないと怒られるということはなさそうですが、一応覚えておくといいと思います。

続いてそんなうまいホルモン丼が食べられる「きつねや」へのアクセスですが、地下鉄大江戸線築地市場駅から徒歩5分以内には到着できると思います。詳しくは築地市場駅のA1という出口をでて、そのまままっすぐ進んでいくと、道路を二つほど渡った先の右側にあります。また、車で行く場合ですが、駐車場がないので、近隣にコインパーキングがいくつかあるのでそちらを利用すれば、気軽に行くことができます。

続いて、「きつねや」の営業時間に関してですが、朝の7時から昼の13時半となっています。もちろん、市場なのでその理由はわかる通りですが、もし観光に来て、築地で朝ごはんでも食べようという方は朝からやっているので行ってみてもいいと思います。お昼の時間はどうしても人気で混み合うので逆に朝のほうがいいかもしれません。定休日は日曜日と祝日で、市場が休みの日もやっていません。

以上で、築地の「きつねや」のご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?きつねやの代々伝わるうまいホルモン煮を食べようと全国から人気のお店なのでどうしても混雑してしまいますが、ぜひ行ってみてください。持ち帰りが不可なのはちょっと残念ですが、食べに行けばいいので、都内の方も観光客の方もぜひ、足を運んでみてください!