神田の寿司屋でおすすめは？安い店やランチが人気な店紹介！

神田には、東京に現存する寿司屋のなかで最も古いお店があるほか、江戸前寿司の老舗や名店も数多くあります。夜は何万円とする高級店でも、1000円台の海鮮丼やにぎり寿司を食べられるのが、ランチの魅力。今回は、神田でおすすめの安い寿司ランチ、コスパの高い人気のランチを全部で10ヶ所、ご紹介しましょう。

神保町の路地裏にある六法すしは、白木の引き戸とカウンターが粋な老舗の寿司屋です。ランチはにぎりとちらしの2種類で、1200円、1700円、2200円、3200円と、ネタのグレードによって4つの価格があります。1200円には赤身のマグロや穴子が、1700円には中トロ、いくら、海老などが入って1番人気がある様子。

同店のちらし寿司にはトビコが全体に散らしてあり、江戸前の吹き寄せ型ちらし寿司でありながらも、ばらちらしのような見た目の美しさが特徴。最後に出してくれる自家製の漬物にもファンが多いお店です。ランチタイムは11時半から14時まで、アクセスは地下鉄神保町駅から徒歩約2分。

住所:東京都千代田区神田神保町1-11-8 電話番号:03-3291-6879

大きな穴子の一本にぎり1100円で有名なすし定は、明治36年創業の老舗寿司屋です。1階のカウンターは9席、テーブル3卓のほか、2階には個室も備えています。毎日築地から仕入れる新鮮なネタをリーズナブルに提供しており、夜でも特上すしコースが5500円と安い、良心的なお店です。

ランチの1番人気はちらしで、並盛り830円、中盛り980円、大盛りでも1090円と安い！　にぎり1.5人前は1090円、2人前は1550円。ランチタイムは11時半から13時半がラストオーダーですが、ネタ切れの場合は早めに閉めることもある人気店のため、早めの来店がおすすめです。アクセスはJR神田駅の西口から徒歩約3分。

住所:東京都千代田区内神田3-5-1加藤ビル1F 電話番号:03-3256-4484

神田一筋、老舗の寿司屋後富久(こうふく)は、店主が毎朝築地で仕入れる鮮魚に熟練の技を施した、美味しい寿司が評判のお店です。目の前で職人技を堪能できるカウンター席では、にぎりは手から手へ供される本格派。店内には小あがりや掘りごたつの個室もある、落ち着いた雰囲気の店構えです。

ランチにメニューはなく、ボリュームたっぷりのちらし寿司1000円のみ。マグロ、ホタテ、いくらなど、新鮮なネタは大き目で具沢山です。お椀が付いてこの味、この価格は満足度が高く、リピーターも多いのだとか。ランチ営業は11時半から13時半がラストオーダー、アクセスはJR･地下鉄神田駅から徒歩約5分です。

住所:東京都千代田区内神田1-10-1平富ビル1F 電話番号:03-3293-5226

神田駅周辺だけでも4店舗展開する神田江戸ッ子寿司は昭和32年創業。なかでも西口店は、2つに分かれたL字型カウンター全24席が、寿司通に長年愛され続けてきた名店です。ひたすらにぎり寿司の原型にこだわり続ける板前さんが、10名揃っています。にぎりのサービスランチは900円、いくらや中トロ、ホタテなどが入った得々ランチは1420円。

西口スペシャルランチはうに、ねぎトロ、いくらがこぼれそうなほど乗っかって、にぎり11貫に巻物6つとボリュームたっぷりで1630円。同様のネタを折り込んだスペシャルちらし1630円もおすすめです。お好み寿司は1貫から注文可能ですが、ネタがこぼれるうに･いくら豪華二点盛り930円は人気のメニュー。

住所:東京都千代田区内神田3-13-10 電話番号:03-3258-1253

昭和4年創業、親子三代に渡って暖簾を守ってきた老舗の金多楼寿司。夜の平均予算は1万円以上しますが、お得なランチはにぎりが1500円、海鮮丼は1000円です。ランチには茶碗蒸しと赤だしがセットになっていてお得。アクセスは地下鉄岩本町駅から徒歩約2分、神田駅からも徒歩約7分です。

住所:東京都千代田区神田須田町2-2 電話番号:03-3251-7912

元禄15年(1702年)創業、東京に現存する最古の寿司屋と言われる笹巻けぬきすし総本店は、現在の店主で13代目。鯛の小骨だけは酢でしめても柔らかくならず、毛抜きを使用したことから｢けぬきすし｣と呼ばれるようになったのだとか。殺菌作用のある熊笹で巻いた寿司のネタは、鯛を始め旬の光物や白身など7種類。9割の客が持ち帰りだといいます。

同店おすすめのランチは穴子･ねぎトロ･カンパチの三色丼、けぬき寿司2個、小鉢、漬物、お吸い物の5点セットで1050円とリーズナブル。丼の内容は季節によって変わりますが、ご飯の大盛りは無料で、毎日限定10食程度だそうです。そのほか、けぬきすし3個セット、7個セットなどもあり。アクセスは地下鉄小川町駅から徒歩約3分です。

住所:東京都千代田区神田小川町2-12 電話番号:03-3291-2570

江戸之家は神田江戸ッ子寿司の系列店ですが、ゆっくりと寿司やお酒を楽しめる小あがりやテーブル席があり、お店のつくりやランチメニューには違いがあります。同店で人気のランチメニューは、生サーモン･炙りサーモン･醤油いくらがたっぷり乗った北海親子丼を始め、宝石ばらちらし、ねぎトロ宝石丼、海鮮ちらしなど、いずれも1080円。

白身と光物が2貫ずつ、うにといくらの軍艦巻きも入って合計9貫のSUN9にぎり1080円も、満足感が高くておすすめのランチメニューです。全品お椀付きで、平日は11時から16時、土日は11時から15時までと長めのランチタイムも嬉しい限り。アクセスもJR神田駅西口から徒歩約1分と便利です。

住所:東京都千代田区内神田3-13-3 電話番号:03-3258-1877

神田駅西口から徒歩3分ほどの立地にある神田いろは鮨は、商店街のなかにある地域密着の寿司屋です。昭和の風情が残る店頭には、外国人の観光客も多いのか英語のメニューが張り出されています。夜でもにぎり盛り合わせ1700円から、コースは梅4000円、竹5000円とリーズナブルですが、ランチメニューはさらにお得。

ランチの日替わりちらしは770円、8種類の海鮮をちらしたバラちらしは900円。ねぎトロ丼950円、いくら丼900円のほかにも、丼物の種類が豊富です。ランチにぎりは850円、上にぎりは新鮮な魚介ネタ8貫と巻物1本がセットで2100円。すべてのメニューにお椀が付いています。ランチタイムは11時半から14時がラストオーダー。

住所:東京都千代田区内神田2-13-6サトービル1F 電話番号:03-3254-6882

戦後の昭和23年に開店した神田笹鮨は、現在の店主で3代目。昔ながらのスタイルを頑なに守り、天然物の素材にこだわった寿司を提供するお店です。古い建物には古き良き趣が残り、そのひとつが入り口の4枚引き戸。初めての人や知らない人は端から入ろうとしがちですが、堂々と真ん中から入るのが江戸の粋。

寿司屋なので一品物は出さない、小料理屋ではないと言い切る店主は、昼も夜も同じメニューを同じ価格で提供しています。お決まりは並、中、上の3種類で、それぞれ2000円、3000円、4000円。ちらしも同様で同価格、そのほか鉄火丼4000円、鉄火巻3600円など。アクセスは神田駅から徒歩約2分です。

住所:東京都千代田区鍛冶町2−8−5 電話番号:03-3252-3344

日本橋にある鮨の与志喜ですが、神田駅から徒歩6分なので最後にご紹介を。築地直送の新鮮なネタを常時30種以上揃えた、本格江戸前寿司の美味しいお店です。夜の平均予算は1万円以上ですが、ランチメニューは上にぎりと上ちらしが2100円、特上にぎりと特上ちらしは3200円とリーズナブル。アクセスは地下鉄三越前駅から徒歩1分。

住所:東京都中央区日本橋室町3-2-18海老屋ビル B1F 電話番号:03-3274-6800

回転寿司屋のレベルも高くなってきたとは言え、やはり昔ながらの職人肌の板前が握る本格寿司は、美味しいもの。築地にも近く、寿司の老舗や名店の集まる神田。安いランチやコスパの良い人気ランチがたくさんあるため、お財布に優しく美味しい寿司を堪能できます。あなたもぜひ、ランチに神田の寿司を楽しんでみてください。