神田明神のご利益がすごすぎる！仕事や恋愛など効果絶大のパワースポットを紹介

東京都千代田区神田にある、神田明神。毎年お正月の時期になると近辺に勤めている会社員だけでなく、遠方から初詣に訪れる人で大混雑していて、言わずと知れた効果絶大のパワースポットとして有名です。いただけるご利益は仕事から始まり受験、恋愛、健康など、女性にもうれしい効果があります。そんな神田明神をご紹介します。

東京にある神田明神は江戸東京に鎮座して1300年近くの歴史を持ちます。当時は「江戸総鎮守」として将軍様から庶民に至るまで江戸のすべてを守っていました。現在は東京神田、日本橋や大手町など108の、町々の総氏神様として発展と創造を繰り返す東京都心を守っています。神田明神の正式名称は、神田神社です。明神様の名で親しまれています。神様は3人います。

一之宮は大己貴命（おおなむちのみこと）。大黒様で、国土経営、医薬医療などの健康関係、恋愛関係にはうれしい縁結びの神様としての効果・ご利益があります。二之宮は少彦名命（すくなひこのみこと）。恵比寿様。効果・ご利益は、商売繁盛、医薬健康、開運招福の神様です。手のひらに載るほどの可愛らしく小さなお姿ながら知恵に優れ、大黒様とともに日本の国づくりをされた神様として知られています。

そして三人目の三之宮は平将門命（たいらのまさかどのみこと）。将門様としてしられています。武士の先駆けとして関東の政治改革をはかり、命をかけて民衆たちを守った大変立派なお方です。効果・ご利益は除災厄除です。健康・仕事・受験にも効果があるとされています。

730年に、武蔵国豊島郡芝崎村に入植した出雲系の氏族が、大己貴命を祖神として祀ったのが始まりです。神田はもと伊勢神宮の寺社等が所有する領田、御田（おみた）があった土地で、神田の鎮めのために創建され、神田ノ宮と称されました。935年に平将門の乱を起こして敗死した平将門の首が京から持ち去られて神田明神の近くに葬られ、将門の首塚は東国（関東地方）の平氏武将の崇敬を受けました。

嘉元年間（14世紀初頭）に疫病が流行した際には、これが将門の祟りであるとして供養が行われ、1309年に神田明神の相殿神とされました。ここから効果・ご利益の一つとして、平将門神に祈願すると勝負に勝つといわれ、仕事・受験祈願で多くの参拝客が訪れる所以となっています。

江戸時代に、江戸城増築の際に慶長8年に神田台へ、さらに1616年に現在の場所へ遷座し、江戸総鎮守として尊崇されました。神田明神で有名な神田祭は江戸三大祭りの一つとなります。山車は将軍上覧のために江戸城中に入ったので、「天下祭」と言われています。当時は山車が中心でしたが、明治に入ると電線の普及等により山車の数は大幅に減少しました。

「神田囃子」は東京都の無形民俗文化財に指定されているほど有名です。江戸初期に豪華な桃山風社殿が、1782年には権現造の社殿が造営されましたが、1923年の関東大震災で焼失され、その後、当時では珍しい権現造を、鉄骨鉄筋コンクリート構造で模して再建されたことから、1945年の東京大空襲では、境内に焼夷弾が落ちたにもかかわらず本殿・拝殿などは焼失を免れています。

江戸時代には神田明神と名乗り、周辺の町名にも神田明神をと名付けられたもの多くあったが、明治に入って神社が国家の管理下にはいると、1868年准勅祭社に指定され、その後、府社に名を連ね、1872年に正式の社号が「神田神社」に改められました。神田神社という名が現在あまり知られていないのは、神田明神という名のほうが先に使われていたためです。

1874年、明治天皇が行幸するにあたって、天皇が参拝する神社に君主にはむかった平将門が祀られているのはあるまじきこととされて、平将門が祭神から外され、代わりに少彦名命が茨城県の大洗磯前神社から移されましられました。平将門神霊は境内摂社に遷されましたが、戦後1984年になって本社祭神に復帰されました。現在は神社本庁の別表神社となっています。また旧准勅祭社の東京十社の一社となっています。

神田明神が効果・ご利益は一之宮、二之宮、三之宮の大黒様、恵比寿様、将門様から恋愛関係の縁結び、商売繁盛、知恵・健康運、そして仕事・受験関係の勝ち運・厄除けになります。また境内には様々な神社・パワースポットがあり、自分が得たい効果・ご利益に合わせて足を運んでみるのがおすすめです。

浦安稲荷神社は仕事をしている方に大変うれしい神社です。御祭神は宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）。出世の効果・ご利益があります。また五穀豊穣や商売繁盛の効果・ご利益でもゆうめいです。より高い効果・ご利益を求めるなら末廣稲荷神社になります。京都伏見稲荷神社に祀られている神様と同じもので、出世開運の効果・ご利益があります。

小舟町八雲神社、大伝馬町八雲神社の御祭神は須佐之男命（すさのおのみこと）。受験には心強い学問上達のご利益があります。またメインは受験のご利益ですが家内安全や恋愛関係の縁結びとしての効果・ご利益があります。もう一つお勧めしたいのが力石です。効果・ご利益は勝負運になります。

その昔、力自慢の男たちがどれだけ重たい石を持ち上げられるかを競ったという力石。力自慢の男の中には20kg近い石を持ち上げてしまう人もいたといわれています。この所以から今でも勝負運のパワースポットとなっています。受験だけでなく勝負ということなら、恋愛、仕事の方面でも効果・ご利益が期待できそうです。

男坂から直ぐのところには力強く鎮座された有形民俗文化財の獅子があり、瀧が流れています。恋愛とは少し意味合いが違いますが、夫婦の石獅子として有名です。同じく男坂を登ったところにあるご神木があります。江戸時代からある銀杏の木で震災なども免れ現在も鎮座されていることから災難除け、厄除け、縁結びのご利益があるといわれています。

三宿稲荷神社・金刀比羅神社の御祭神はそれぞれ宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）と大物主命（おおものぬしのかみ）、金山彦命（かなやまひこのみこと）、天御中主命（あめのみなかぬしのみこと）になります。酒・薬、稲作豊穣、疫病除けの神様なので健康に効果・ご利益があるとされています。また大物無視主命は皇室の守護神でもあるので、かなりの効果が期待できます。

なんと神田明神には60種類以上のお守りがあるそうです。「効果がすごい」とネットで大評判です。またおみくじの当たる確率が高いことや、絵馬のご利益もすごいといわれるパワースポットの神田明神です。恋愛関係にはぜひ縁結びのお守りを。2種類あるのが珍しいです。小さいものは500円。赤・白2つセットのものは1000円になります。縁を結びたい方に片方渡せるようになっています。

勝守（かちまもり）は徳川家康公が関が原の合戦に神田明神の勝守を授かり勝利を得たことにより、縁起の守りとされ、取引、勝負、入試等に御神徳を頂く霊験あらたかなお守りで、500円です。仕事関係では、取引やプレゼン。学生なら受験、入試などに。スポーツ選手なら競技大会などのお守りとしておすすめです。

おねがい兎守という可愛いお守りがあります。因幡の白兎神話で大国様は、うさぎの願いを聞きとどけてくれ、こうした故事にあやかり、大国様と御縁が深い兎を祈念する形となっています。短冊に達成したい願い事を書くようになっています。付属の袋に入れて持ち歩ける点がうれしいです。1つ800円となっています。健康・仕事・受験・恋愛すべてに対応がききます。

IT情報安全守護という少し変わったお守りがあります。秋葉原電気街を氏子にもつ神田神社独自のコンピューター、携帯電話のお守りとして有名です。子のお守りはソフトウエアー会社やIT関連会社からも厚い崇敬を受けています。仕事でIT関係に勤めている人にはぜひおすすめしたいお守りです。1つ1000円となっています。

仕事のお守りは大変便利なお守りです。大黒様縁結びお守り、IT情報安全守護、名刺入れのお得かつ実用的な3点セット。黒・赤・茶の3色あります。革張り、マグネットで止まるようになっており、スマートなデザインなのでビジネスマンが持ち歩くのにぴったりです。また縁結びということで、就活や恋愛にも効果が期待できます。3点セットで1000円からとなっています。

由緒正しき神社、神田明神。多くの方に知られ、有名であることからアニメ・漫画でたびたび登場しているようです。誰でも知っている「こち亀」と、近年話題のアニメ「ラブライブ」になります。コラボのお守りを買いに来る人はもちろん、神社周辺では「ラブライブ」のグッズも売られており、ファンが買い求めにたくさんくるようです。

アニメ・ラブライブに神田神宮がたびたび描かれることにより、ラブライブと神田明神がコラボしたお守りや、キャラクターの女の子が描かれた可愛らしいお守りがあります。ラブライブお守りには、身体健全のご利益があるため健康の効果・ご利益を求める方にはうれしいです。1つ800円です。また、ラブライブ絵馬もあります。こちらは1つ1500円です。

こち亀連載40年を記念してコラボした「こち亀のお守り」はラブライブよりも前からあるお守りです。漫画内で神田明神のお祭りや神社そのものが描かれていることが度々ありました。その所以もあり、2016年こち亀連載終了の際に、全長8メートルの「こち亀絵巻」が奉納されたのがきっかけで誕生したお守りになります。両さんをはじめとするキャラクターが描かれていて、1つ800円です。絵馬は1つ1500円です。

東京神田明神へのアクセスです。電車はJRと地下鉄メトロを利用する方法があります。JRでは中央線・総武線御茶ノ水駅の聖橋口より徒歩5分。京浜東北線・山手線の秋葉原駅の電気街口より徒歩7分です。メトロでは丸ノ内線の御茶ノ水駅より徒歩5分。千代田線の新御茶ノ水駅より徒歩5分。銀座線の末広町駅より徒歩5分。日比谷線の秋葉原駅より徒歩7分です。

都バスを利用してのアクセス方法です。茶51駒込駅南口からお茶の水線に乗ると神田明神まで徒歩1分です。首都高速道路を利用する際は、首都高速都心環状線で神田橋出入り口でおります。首都高速1号上野線では上野出入り口でおります。高速道路はかなり入り組んでいるため、また通勤の時間帯は大変混雑しているので、通勤時間帯を避けて神田明神までくるのがおすすめです。

東京神田明神に効果・ご利益を受けに来た参拝客の方のための駐車場が若干数あります。神社正面の鳥居をくぐり、門の右側、脇門から入ると、神社北側の参拝者駐車場が見えます。また、神田明神から徒歩5分の場所には秋葉原UDXパーキング（800台収容・24時間営業・1日料金平日 2,000円）。秋葉原ダイビル駐車場（112台収容・営業時間7:00〜23:00・1日料金 2,000円）があります。

神田明神は24時間開放されているのでいつでも参拝できます。神田明神で健康などのご利益が期待できるお守りをいただける時間は、朝9時から夕方16時30分までとなっていて、週末は多くの人でにぎわっています。意外なことに、おすすめ時間は夜になります。日没後は夜23時まで「星月夜参り」という名前で580もの燈明が灯され、昼間とはまた違った美しさに変わります。

秋葉原の電気街も、21時を過ぎたあたりから途端に静かになります。神田明神の門は24時間開けられているため、時間を気にせず、ゆっくりとお参りできます。夏の暑い時期は昼間に訪れるとかなり日が照っているため体に堪えますが、夜なら日がない分過ごしやすいので、暑い日に来るなら断然夜の参拝をお勧めします。

住所：東京都千代田区外神田2-16-2
電話番号：03-3254-0753

神田祭は、山王祭、深川祭に次いで江戸三大祭りの1つで、祇園祭、天神祭と並ぶ日本三大祭りと言われています。2年に1度だけ、西暦の奇数年に本祭が行われ、偶数年には陰祭が行われます。本祭と違い行われないイベントもありますが、平和を祈念する大事な神事として例大祭は行われます。

神田明神のお祭りで行われる内容について紹介します。献茶式（表千家奉仕）は社殿内（11:00から）表千家家元によって、献茶の儀式が行われます。滑らかな袱紗捌き（ふくささばき）の後、濃茶と薄茶が立てられて神前に奉納されます。茶道を学んでいる人はぜひ見学したいところですが人で埋まってしまうことが多いため立ち見になってしまう可能性があります。

明神能・幽玄の花（金剛流奉仕）は社殿前特設舞台（18:00から）。「明神能・幽玄の花」は、2003年に復活した神事能で、森閑とした境内の特設舞台で優美な金剛流薪能が披露されます。江戸初期の神田祭は神事能が主体の祭礼だったことから、約400年の時を経て明神能（金剛流薪能）として復活を遂げました。

例大祭は社殿内（14:00から）。神田神社の年中行事において最も重要な神事とされるのが、この例大祭です。氏子の幸せと日本の繁栄、平和を祈念します。献饌、巫女による華やかな「巫女舞」の奉納、祝詞奏上、拝礼と神事が執り行われます。

東京神田明神の効果・ご利益やパワースポット、またアクセス方法やお守りの情報について紹介してきました。毎年かなり多くの参拝客が月日時間を問わず訪れる人気スポットで、近年では外国人観光客からも注目されているようです。恋愛、健康、仕事、受験の効果・ご利益がかなり期待できる神田明神へさっそく訪れてみてはいかがでしょうか?