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「さざえ堂」見どころは?福島の会津にある不思議な二重螺旋構造の建築を体験!

「さざえ堂」見どころは?福島の会津にある不思議な二重螺旋構造の建築を体験!
投稿日: 2017年10月11日最終更新日: 2020年10月8日

自然が形成する不思議な形に感嘆の声をもらすこともありますが、人間は時としてとてもおもしろい建築物を作ることもあります。福島の会津にある二重螺旋構造で知られる「さざえ堂」もその一つです。不思議な建築物「さざえ堂」の魅力についてのまとめ情報です。

福島にある二重螺旋構造のさざえ堂見出し

福島県会津若松市には「さざえ堂」という二重螺旋構造で有名な仏堂があります。正式名称は「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)ですが、そのユニークな螺旋構造や概観がサザエに似ているということからそういった建物はよく通称で「さざえ堂」と呼ばれているそうです。「さざえ堂」についてチェックしていきましょう。

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さざえ堂へのアクセス方法見出し

さざえ堂の所在地は福島県会津若松市一箕町八幡弁天下1404で、白虎隊の墓所のある飯盛山の中腹になります。公共交通機関でのアクセスの場合、まちなか周遊バスあかべぇを利用して「飯森下」で下車徒歩5分のところにあります。自動車の場合は会津若松インターチェンジより約15分となってります。

さざえ堂の拝観料金や時間などについて見出し

さざえ堂は年中無休で、現在の拝観料金は大人400円、高校生300円、小中学生200円となっております。また学校の修学旅行で拝観する場合は特別料金の設定があるとのことです。拝観時間は季節によって変わり、4月から12月は朝8時15分から日没、1月から3月は朝9時から夕方4時までで、詳細はウェブサイトを参照してください。

バスを利用する方は、さざえ堂を含む会津若松の人気スポットの入場券がセットになったまちなか周遊バス一日フリー乗車券の利用がお徳です。また一日フリー乗車券は他にも特典がついており、特定の観光施設が入場割引、若松駅前のカフェでドリンクが2割引になったりします。フリー乗車券は会津バス若松駅前案内所などで販売しています。

不思議な建築物さざえ堂とは?見出し

福島県会津若松市の飯盛山に1796年建立されたさざえ堂は、高さは16.5メートルで一辺が3.4メートルの六角形の三層構造になっている建築物です。その見所はやはり二重螺旋のスロープが内部に用いられた建築物だということです。この不思議な建築物は外観もどこが一つの層なのかわかりにくいのもさることながら、驚かされるのはその内部です。

めずらしい建築物を拝観せずに記念写真だけ撮って去られる方もいらっしゃるそうですが、内部の二重螺旋を体験してこそのさざえ堂です。さざえ堂は世界で唯一上りもも下りも階段がない、一度通ったところは二度通らないというのが特徴だそうです。しかも由緒あるお寺は靴を脱ぐのが基本ですが、こちらは土足のまま行けてしまうという気軽さです。

中に入ると驚かされるのは外が見えること、ここはお堂だというのを忘れて何かの展望台かと錯覚してしまいます。そして階段ではなくスロープになっているため油断しようものならふらふらとしてしまいます。歩きやすいような歩きにくいような、なんだか複雑な気分になってきます。勿論降りてくる人にはその二重螺旋構造により全く出会いません。

さざえ堂の前に存在した二重螺旋構造見出し

メディアで取り上げられたりすると必ずといっていいほど出てくるのがレオナルド・ダビンチの存在です。建立された1796年以前に二重螺旋階段の設計がレオナルド・ダビンチによって存在していたということ。そしてそのダビンチの設計が蘭書によって日本に伝わったということなのです。しかしこのことは物証もないため定かではないとのことです。

さてそのダビンチの二重螺旋が存在するというのがこちらフランスのシャンボール城です。フランス王フランソワ1世のために建てられたシャンボール城の設計は、ダビンチ自身がしたものではないのですが、ダビンチはフランソワ王の客人であり、ダビンチの死後の1519年からの建設期間中にダビンチの設計のアイデアを取り入れて建設したといわれています。

ダビンチの二重螺旋階段の設計が、時と場所を超え会津のさざえ堂に取り入れられたかどうかの真偽はわかりませんが、シャンポール城の二重螺旋階段は今でもこの城の見どころとなっており、その不思議な構造で世界中からの観光客を魅了しています。フランスに行く機会があればさざえ堂と比べてみるのもいいでしょう。

建立された当時のさざえ堂見出し

今でも現存する不思議な建物のさざえ堂は、昔は現在のその景色が見られたり、降りてくる人と出会わない、階段がないという見どころ以外に、もとは庶民のためのお参りの場所だったそうです。今でこそバスや電車が発達して多くの人が見どころ満載のお参りを楽しむことが出来るようになりましたが、昔の庶民にとってはとても困難なことでした。

当時の飯盛山には正宗寺というお寺があり、そちらの住職僧郁堂のアイデアによりそんな庶民の願いを解決するべく建立されたとのことです。そのため建立当時の庶民にとっての一番の見どころは安置された西国三十三観音像だったそうです。参拝者がこのお堂をお参りするとなんと一箇所で33箇所のお参りが出来てしまうという画期的な場所でもありました。

さざえ堂に行ったら行きたい場所見出し

さざえ堂にまで行ったら是非立ち寄りたいの近くにあるさざえ堂近くの売店です。こちらでは代々墓守をしてきた家の方が経営する売店があり、そちらで「会津白虎士魂ここに眠る 忠烈 白虎隊」のという御朱印が頂けます。見どころ万歳の史跡を周りつつこういった御朱印を頂くのもなんだか目的が出来て楽しいものです。

ただ年中無休のさざえ堂ですが、墓守の方がご不在のためこんなこともあるようです。そういう時は残念ですがそのほかの見どころのある場所に立ち寄り、別の種類の白虎隊の御朱印を頂きます。墓守の方による白虎隊の御朱印を含めると、エスカレーター横の売店や宇賀神堂裏の売店で御朱印三種類が飯盛山ではいただけるそうです。

さざえ堂のある飯盛山の密かな人気スポット見出し

飯盛山の見どころはさざえ堂を始め、白虎隊十九士の墓などたくさんありますが、ちょっとマニアに受けている隠れスポットがあります。それは山の中腹にある宇賀神堂のおみくじです。巫女様のからくりが運んでくれる昭和の頃ゲームセンターにあったようなおみくじの機械なのですが、かなりレトロだとマニアから評判のおみくじだそうです。

そしてそのおみくじにある注意書きがまた笑いを誘います。「巫女様ご高齢につき、おみくじを運びきれない場合がございます。」とあるので利用するときちんと運んでくれるかどうかなんだか変に緊張してしまいます。昭和生まれの方にはなつかしいおみくじ、平成生まれの方に見たこともないけどレトロでかわいいと評判のようです。

さざえ堂拝観の際におすすめのグルメ見出し

エレベーターを使えば楽な石段ですが、やはり観光は歩きまわることが多いので疲れることは勿論お腹も空きます。そんなときに楽しみなのがやはり地方で味わえるグルメです。会津若松といえばソースカツ丼が有名ですが、それ以外にも飯盛山に来たときにも食べたい会津若松グルメを少し紹介します。

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あわまんじゅう

2度と災難に「アワ」ないようにと作られた饅頭だそうで、主原料はもち米とあわです。出来立てはその食感に癒されるほどふわふわで、やさしい甘さのあんこが中に入っています、そしてかむとあわのプチプチ感がありリピーター多いお菓子だそうです。作り方は今もおちょこにいれて作るのでちょうどいい大きさのお饅頭です。

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馬旨丼

飯盛山の中腹にある飯森分店のお食事どころで食べれる「馬旨丼」(うまうまどん)です。一見見た目は牛丼にも見えますが、会津産の馬肉を柔らかく煮込んで味噌仕立てで仕上げてあります。馬肉が名物の会津若松にピッタリのこちらのグルメは、山歩きの後には体力回復に最適のがっつり美味しい丼です。

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会津若松に行ったらさざえ堂もチェック!見出し

今度の旅行は福島県の会津若松市でいかがでしょうか?福島県会津若松市は今回ご紹介したさざえ堂のほかにも歴史好きにはたまらない観光名所の宝庫です。さざえ堂の不思議な構造をじっくり観察するのもよし、各地の残る史跡を散策して歴史を感じるのもよしです。福島県会津若松市であなただけの楽しみ方がみつかりますように。

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投稿日: 2017年10月11日最終更新日: 2020年10月8日

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