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会津武家屋敷の見どころは?入場料金や割引情報・アクセス方法も紹介!

会津武家屋敷の見どころは?入場料金や割引情報・アクセス方法も紹介!
投稿日: 2017年8月3日最終更新日: 2020年10月7日

会津武家屋敷は白虎隊で有名な戊辰戦争で戦火にさらされ多くは消失してしまいましたが、地元の人達の熱い思いで、ここに再現しました。家老西郷頼母邸を中心に屋敷があり全国的に非常に珍しい建物があります。この会津武家屋敷は大河ドラマの八重の桜での撮影地としても有名です。

会津の歴史にふれられる感動ミュージアム見出し

幕末の戊辰戦争で戦火にさらされた会津城下の殆んどは消失しましたが、それを惜しんだ地元の声で、会津の歴史、文化、精神を後世に伝えるために造られたのが、会津武家屋敷です。坂本龍馬を斬ったという会津藩士佐々木只三郎の墓も会津武家屋敷の一角にあり、会津藩家老の屋敷を中心に、藩米精米所、陣屋、歴史資料館、食事処、名産品や体験館も充実していて、会津では見逃せない所です。

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会津武家屋敷:入場券を購入!見出し

入場料・割引・体験は?

会津武家屋敷に到着すると、意外と大きな駐車場があります。ここは乗用車100台、バス20台停まれます。入場券を購入するところは、石段を登って右側にあります。開館時間は、㋃から11月は8時半から17時。12月から3月は、9時から16時半。

続いて入場料は、一般料金、団体料金、障碍者料金の3つにわかれます。一般大人850円、団体750円、障碍者料金650円、一般中高生550円。団体中高生470円、障碍者中高生450円。一般小学生450円、団体小学生370円、障碍者小学生350円。団体は25名様以上。障碍者の方は手帳の提示が必要です。障碍者の方の付添1名までは障碍者の料金で入れます。年間パスポートは割引があります。

オプションで時代劇衣装の貸し出しなどがあり、記念撮影もできます。基本的にはバリアフリーになっていますが、観覧する場所によっては階段、敷石、段差、などがあり、負担をかける場合もありますのでご注意ください。

会津武家屋敷:アクセスと割引情報見出し

車のアクセスと公共交通機関のアクセス

車でのアクセスは、磐越自動車道会津若松ICより車で15分。電車でのアクセスは、JR会津若松駅下車からタクシーで7分、またはバスで15分。バスは、会津武家屋敷前まで「ハイカラさん」と「あかべぇ」が会津若松駅前バス停よりアクセスできます。カラフルで楽しいバスは、子供が喜びそうです。1回乗車210円、1日フリー乗車券500円。フリー乗車券は駅前バス案内所にて購入できます。

会津若松駅から徒歩でアクセス

会津武家屋敷をはじめ、会津の歴史を散策できる「いにしえ夢街道」があります。「まちなか観光整備地区」に認定され、日本風景街道のルートにもなっています。東山温泉と白虎隊が眠る飯盛山を繋ぐ約3kmの通りです。白虎隊の墓、さざえ堂、滝沢本陣など、2世紀にわたる会津の文化と史跡が点在する歴史の名所を散策できます。体力があり、歴史好きな方は是非、徒歩でどうぞ。

入場料が割引になる会津の人気歴史スポット

会津若松の人気歴史スポット3施設をお得に巡る"共通入場券"があります。大人、高校生以上の入場料は1000円で通常1360円なので、360円の割引です。高校生通常1060円です。中学生の入場料は200円割引で、600円になります。小学生の入場料は100円割引で、600円になります。さらに幼児の入場料無料で、会津トラベルサービスにて事前に購入すれば入場料金が割引で歴史見学ができます。

住所:福島県会津若松市白虎町227 電話番号:0242-24-6666

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会津武家屋敷:西郷頼母家老屋敷見出し

まず見えてくるのは家老屋敷です。家老西郷頼母邸を復元したお屋敷は敷地面積2,400坪、建物面積は280坪、部屋数は38部屋にもおよびます。西郷家は松平家の家臣で代々、家老職を務めたそうです。中に入っていくと、リアルな蠟人形が要所に配されており、臨場感があります。御成の間は、藩主が訪れた時に使用したそうです。今でいうと応接室。当時の豪華さがうかがえます。

各部屋には、当時の生活をうかがえる調度品が置かれ、家老の寝室では西郷頼母妻子の幸せなひと時が再現されています。客待の間、表居間、次の間、風呂場、台所、女中部屋、裏玄関など、大層なお屋敷は見所満載です。各展示内容や解説はわかりやすくなっており、全てを見てまわることができます。江戸時代の会津藩の様子を体感できます。

会津武家屋敷:茶室と藩米精米所見出し

東北に残った最後の代官所として福島県の重要文化財である旧中畑陣屋の脇に、千利休の次男(小庵)が建てた嶺南庵麟閣(れいなんあんりんかく)があります。草庵風の茶室は、会津に茶道を広めた少庵が鶴ヶ城本丸に作った茶室を移築復元しました。「わび、さび」の世界、茶の湯の境地、そして日本人独特の美意識について思いを馳せることができます。

藩米精米所は、なんと今から約170年前に、白河藩で使用されていた、水車を使った精米所が移築復元されたものです。水車は水の重みだけでまわり、1日に16俵精米できるという、東北随一の規模を誇る精米所です。直径4メートルもの水車は大迫力で、今も休みなく、まわり続けています。

会津武家屋敷:お殿様専用の厠見出し

御成の間には、お殿様専用の厠(トイレ)があります。敵が侵入するのを防ぐために、天井板は無く、畳が3枚敷かれた綺麗な厠です。床下には砂を敷いた箱車が、木製のレールの上に置かれていて、砂雪隠(すなせっちん)とも呼ばれていました。使用後はこの箱車を引き出し、健康状態を調べていたそうです。

江戸時代において、人糞は貴重な有機資源であり、肥料として、ごく普通に使用されていました。江戸時代のリサイクルの象徴として、「下肥問屋」という商売もあり、人糞の売買は利益率の高いビジネスとして、盛んに行われていました。ブランドや、階級まで付けられ、位の高いお殿様のものは高値で取引がされていたほど価値のあるものだったのですね。

会津武家屋敷:西郷頼母一族自刃の間見出し

会津戊辰戦争の悲劇

こちらでは西郷頼母一族が自刃する壮絶な場面が蝋人形でリアルに再現されています。戊辰戦争の1868年8月23日朝、敵の政府軍が身近に迫り、西郷家の男子は登城します。しかし女性達は、幼子もおり、戦いの足手まといにならないよう、敵に捕らえられ主の名をけがさぬようにと、この部屋で自刃しました。西郷邸では頼母の妻、千恵子と娘5人をはじめ、母や祖母など、総勢21人の婦女子が同時に自刃しました。

政府軍が西郷邸に乗り込んできたとき、まだひとりの少女に息がありました。彼女は死にきれず、朦朧と目も見えない様子で、軍人に「あなたは敵か?味方か?」と擦れ声で問いかけます。憐れんだ軍人は「味方だ」と答えました。安堵した彼女は懐剣を取出し、介錯を頼んだのでした。さらに、その日の夕方には、10代の若き少年達で結成された白虎隊が飯盛山で自刃しました。痛ましい会津の歴史を実感します。

会津武家屋敷:食事と名産品見出し

敷地内では、2階の「御食事処・九曜亭」で、会津の郷土料理、会津野が育んだ里の味など、会津の歴史を感じられる御食事を堪能できます。西郷家の家紋「九曜」から店名が付けられ、広々と落ち着いたモダン造りの空間で、ディスプレイされた作品も食事をしながら楽しめます。見学と御食事のお得なセットもあります。御食事メニューは四季の郷土料理をはじめ、人気の喜多方ラーメンもあります。

1階にはおみやげ処も併設されているので、食事の前や後に、気軽に立ち寄れるのも嬉しいですね。おみやげ処は、様々なオブジェやアートで飾られたおしゃれな空間です。会津の名品、特産品が並び、工芸品から銘菓や農産物など、伝統の中で作られてきた数々の名品が充実しているので、広い店内ではあっという間に時間が過ぎてしまいます。

会津武家屋敷:子供から大人まで楽しめる体験見出し

探検クイズ、ガラス絵彫り、赤ベコ絵付、起上り小法師、弓道体験、時代衣装を着て記念撮影など、会津武家屋敷ではお子様から大人まで楽しめる様々な体験学習をすることができます。探検クイズ体験は、クイズカードが1枚300円で3種類あり、最初の入場時に購入して、楽しく学びながら武家屋敷を見学して行きます。全問正解者には記念品の贈呈があります。

ガラス絵彫り体験は、タンブラー750円、ティーカップ870円で、コップに好きなデザインを描き、グラインダーで削ります。オリジナルマイグラスの完成です。赤ベコ絵付体験は、870円でオリジナルの赤ベコを作成できます。会津では牛の事を"ベコ"と呼び、1200年前に難工事を赤い牛が助けてくれたという逸話から「幸せを運ぶ牛」、「商売繁盛」等と、赤ベコは今でも多くの人々に愛されています。

起上り小法師は、赤ベコに引き続き会津の郷土玩具として親しまれ、転んでも笑顔で立ち上がるところから、七転八起の精神として縁起が良いとされています。サイズは大きめなので描きやすく、870円で体験できます。弓道体験では、インストラクターが親切にサポートして下さるので、小学生でも安心して楽しめる人気スポットです。命中すると記念品の贈呈もあります。体験料は4射200円。

会津武家屋敷で会津の歴史にふれてみよう見出し

会津武家屋敷の程近く、善龍寺境内に、家老西郷頼母の妻千重子をはじめ、戊辰戦争で散った233名の会津藩の婦人名が刻まれた「なよたけの碑」と西郷邸で自決した21人のお墓が眠っています。千重子が最後に詠んだ辞世は、会津婦道の強い精神と覚悟がこめられています。会津若松では武家屋敷をはじめ、数々の歴史名所があり、会津の精神、会津魂にふれてみてはいかがでしょうか。会津の奥座敷、東山温泉も楽しめます。

投稿日: 2017年8月3日最終更新日: 2020年10月7日

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