平和島のアスレチックを満喫！着替えを用意して本格的なコースに挑戦しよう！

東京都大田区の平和島にあるアスレチックは、正式には「平和の森公園フィールドアスレチック」といいます。アスレチックは平和の森公園内にあります。99000平方メートルもの広さがあるこの公園には、本格的アスレチックの他にもテニスコートやアーチェリー場などもあります。今回はアスレチックの魅力をアクセス方法などとともにご紹介します!

平和の森公園フィールドアスレチックは、都心にありながら本格的なアスレチックを楽しめるスポットとして人気があります。23区内にも大きな公園やちょっとしたアスレチックはありますが、こちらのような本格的なアスレチックは他にはない!といっても過言ではないでしょう。

コース内には全部で40種類の本格的アスレチックがあります。ユニークなのは、その一つ一つが大田区内にある貴重な文化財や史跡をモチーフにして造られているところです。アスレチックを通して、大人も子供も大田区の文化や歴史にも触れることができるよう工夫が凝らされているのです。

電車でアクセスする場合、アスレチックのある平和の森公園への最寄り駅は、京浜急行「平和島」駅となります。駅を出てから環七通りに沿って歩いていくと、緑が茂った公園が見えてきますので、迷うことはないでしょう。駅からは徒歩で約10分程度です。またJRを利用する場合は、最寄り駅は大森駅になります。この場合は森ヶ崎行きバスで平和島駅に行くことができます。

車でアクセスする場合ですが、遠方からお越しの方は、すぐ近くに高速道路の出口があるわけではないので、南方面から来るならば例えば羽田出口で高速は降り、一般道で環七通りを目指すというのが無難でしょう。車でのアクセスでは、どの方面から来る場合でも同じことが言えます。高速を降りて環七通りを目安に向かうと良いでしょう。

平和の森公園には専用の駐車場もあります。収容台数は44台と決して多いとは言えませんが、都心にあるという立地上、車で来る人が多数ではないため、そこまで混雑するということもないそうです。駐車場の料金は、30分100円となっています。公共の公園なのでとても安い料金設定といえるでしょう。

平和の森公園フィールドアスレチックの利用料金は、高校生以上が360円、小中学生が100円と大変良心的な安い料金設定です!ちなみにアスレチックの対象が小学生以上のため、未就学児は利用できませんのでご注意ください。公共の施設だからこそ実現できる価格設定であると言えるでしょう。

平和の森公園フィールドアスレチックの営業時間は、9時30分から16時30分までとなっています。16時30分が退場時間となっていますのでご注意ください。アスレチックの入場は15時までです。こちらもご注意ください。終了時間が比較的早いので、できるだけ早い時間帯からアスレチックを始めるのがいいでしょう。

休業日ですが、毎週月曜日が定休日となっています。年末年始もお休みです。月曜日が祝日の場合は翌日がお休みになります。また、本格的アスレチックという特性上、降雨時降雪時などもお休みとなります。大雨の翌日などコンディションが悪い日もお休みの可能性がありますのでご注意ください。

平和の森公園アスレチックには、全部で40種類の遊具がありますが、中でも特徴的なのが池の上に造られたアスレチック遊具がたくさんあることです!池のコースは子供はもちろん大人にも大人気です。子供が池ぽちゃするのはもはや当たり前!ということで、着替えを用意しておくことをおすすめします。

また、アスレチック内で食事をすることは禁止されています。アスレチックには再入場することもできないため、お弁当などを持参して食べる場合は、アスレチックを出てから平和の森公園内の芝生エリアに移動するなどしてから食べましょう。アスレチック場内には、トイレや更衣室はあります。池に落ちた時はこちらを利用して着替えましょう。

こちらは「新田めぐり」という遊具です。池に浮いている木でできた橋を渡っていきます。子供に人気の、池ぽちゃコースのうちの一つです。迷うことなく一気にかけぬけるのがポイントのコースではありますが、低学年で少々こわがりの子供さんなどは、手をつきながら慎重に渡る姿も見られます。大人もバランスを崩して池に落ちる方もいますので要注意!

次にご紹介するのは「羽田の渡し」という遊具。大きめの桶に乗り込みかいを使って手で漕いで進みます。桶だけでなく、下がタイヤのものもあります。そして池の中にある噴水の周りを一周します。一見すると簡単そうにも思えますが、実際は桶の中で上手くバランスをとりながら、立って漕ぐというのはなかなか難しいです。

バランスを崩してひっくり返ってしまい、子供も大人も池に落ちる人が続出するまさに池ぽちゃコースとなっており、とても人気があります!桶のほうは、だんだんと水がしみこんでくるため、ますます危険度大です。あまりに前に進まない子供さんなどには、管理のおじさんが長い棒で押してくれるそうです。

こちらも池ぽちゃコースの「矢口の渡し」。小さな舟に見立てた木の上に乗って、左右にあるロープを手で引きながら池の上を渡ります。左右バランスよく引いて進むのがコツですが、バランスを崩して傾き、池に落ちてしまう子供や大人もちらほら。子供よりも体重の重い大人の方が沈みやすいので気をつけたほうがいいかもしれません。

こちらは「清水窪湧水水車まわし」という遊具です。やはり池にある遊具ですが、名前通り、水車をまわすというものなので、池ぽちゃの心配はありません。水車の上に乗って、足でゆっくりとまわします。これならば少々こわがりのお子さんでも気軽に楽しめます。他ではあまり見られないユニークな遊具です。

大型で本格的な遊具「クスノキのぼり」です。平和の森公園アスレチックの中では大きな遊具で、ロープで造られたネットを登って、丸くトンネル状になったロープの橋をくぐって渡っていきます。トンネル部分がけっこう狭いため、大柄な大人の方はちょっと厳しいかもしれません。これぞアスレチック!といった感じの人気遊具です。

こちらもユニークな遊具「前方後円かけぬけ」です。前方後円墳をモチーフにした、すり鉢状になっている遊具の中を走るといったものです。ただ走るだけ?と思われる方もいるかもしれませんが、けっこうな角度がついた斜面を走るというのは思っているよりもなかなか大変です。

うまく走るコツは、遠心力を利用してスピードを落とさず、流れにそって斜めに傾きながら走り続けることです。油断すると滑り落ちてしまいます。子供が楽しむ中、けっこうなスピードで大人が走っているケースもありますので、ぶつかったりしないよう注意が必要です。大人の方は、子供に配慮した走りを心がけましょう。

大きな木をイメージした「秋葉のクロマツ幹まわり」。頂上を目指して、木の幹の周りをまわりながら、葉っぱに見立てたネット部分を登っていきます。シンプルな遊具ですが、なかなか登りがいがあり、少し小高い位置から周りを眺められることもあって、人気の遊具となっています。

こちらは、アスレチック最後の遊具となる「内川渡り」。全部で40種類ある遊具のうちの、ラストとなるアスレチックです。たくさん張り巡らされたロープの上を渡っていきます。自分にあったロープをチョイスしながら慎重に渡りましょう。たくさんの子供などが一斉に乗ると、ロープがかなり揺れて難易度もあがります。

ここまで平和島のアスレチック「平和の森公園アスレチック」をアクセス情報などとともに紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。都心にこんなに本格的なアスレチックがあることを知らなかった方も多いのでは?子供のみならず大人も童心にかえって思い切り楽しめるリーズナブルなアスレチック!ぜひ皆さんも池ぽちゃ覚悟で挑んでみてください!