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グラン・セノーテへ行く方法は?メキシコの神秘的な泉でダイビングがおすすめ!

グラン・セノーテへ行く方法は?メキシコの神秘的な泉でダイビングがおすすめ!
投稿日: 2017年10月22日最終更新日: 2020年10月8日

グラン・セノーテとは、メキシコのカンクンにある鍾乳石でできた透明度の高い泉の一つ。見るものを魅了する神秘的な泉の中で一番人気が高いのがグラン・セノーテです。今回は、グラン・セノーテへの行き方やダイビング情報の他、周辺のおすすめの観光地情報をお伝えします!

メキシコカンクン「グラン・セノーテ」への誘い見出し

グラン・セノーテは、メキシコのユカタン半島の地表にある陥没穴で、何万年もの時を経て侵食された美しい泉です。カンクンから近いこの地域には、推定7000ものセノーテがあると言われています。神秘の泉グラン・セノーテの成り立ちや泉でのダイビングの他、メキシコカンクンからの行き方、さらに周辺エリアの観光情報をご紹介します!

神秘の泉、セノーテとは?見出し

メキシコのユカタン半島は、半島全体が石灰岩でできており、雨水が広大な大地を侵食して作られたいくつもの陥没穴があります。河川がなく、地下水がたまってできた泉は透明度が高く、鍾乳石で作られた美しい洞穴は見るものを魅了します。推定7000もあるというセノーテの中でもグラン・セノーテは、その数あるセノーテの中の一つです。

また、セノーテとはマヤの言葉で聖なる泉という意味で、メキシコのカンクンに数多く残されている遺跡の中には、観光客に人気のチチェン・イツァのようにセノーテが残されている遺跡もあります。儀式を行ったり、生贄を捧げる場だったとも言われるセノーテは、古代メキシコ人にとって、非常に神聖なものだったと推察できます。

メキシコカンクン「グラン・セノーテ」の魅力見出し

グラン・セノーテは、直訳すると「大きな泉」という意味。数あるセノーテの中でも、その透明度には定評があり、100m先まで見渡せると言われています。グラン・セノーテは、日本でもテレビ番組に取り上げられたりするなど、観光客に人気のスポット。海や川とはひと味違う幻想的な光景が見られます。

鍾乳石でできた美しい洞穴に深いコバルトブルーをたたえたグラン・セノーテの美しさもさることながら、ぜひ見ていただきたい光景のひとつが、太陽の光が射した時に見られる「光のカーテン」です。中でも、朝日が差し込む泉はキラキラと輝き、見るものすべてを魅了する美しさです。続いて、グラン・セノーテへの行き方をご紹介します。

メキシコカンクン「グラン・セノーテ」への行き方見出し

メキシコカンクン「グラン・セノーテ」への行き方です。メキシコシティーからは、エアロメヒコなどいくつかの航空会社が運航しています。まずは、飛行機でカンクンへ移動しましょう。バックパッカーなど、安く移動したい方におすすめの行き方は、Riviera社のバスなどを利用することです。飛行機だと約2時間ほどでカンクン到着です。

カンクンへ到着したら、トゥルム(Tulum)への行き方です。トゥルムへは、カンクンから出ているADO社のバスを利用します。バスは、頻繁に運航されています。2時間ほどでトゥルムの街に到着です。コストを抑えたいバックパッカーなら、乗り合いハイエース「コレクティーボ」で行く行き方がおすすめです。バンもたくさんあります。

トゥルムへ到着したら、いよいよグラン・セノーテへの行き方です。トゥルムからグラン・セノーテへは、タクシーの利用が便利です。乗車時間は10分ほどで、値段は、50から60ペソ程。トゥルムからグラン・セノーテまでは5km程なので、自転車でも行けないわけではありませんが、非常に暑いのでタクシーを利用することをおすすめします。

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メキシコカンクン「グラン・セノーテ」へ行くおすすめの時間帯見出し

グラン・セノーテへ行くおすすめの時間帯はずばり朝一番です!観光客が多くなればなるほど、水底の石灰などが巻き上げられ水が濁り、透明度が悪くなってしまいます。朝の光が差し込むグラン・セノーテには、まるで水中オーロラのような幻想的な風景が広がっています。午前中、観光客がまだ少ない時間帯に行くのがおすすめです。

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「グラン・セノーテ」で楽しむダイビング:初心者編見出し

グラン・セノーテでは、ダイビングの経験がない人から上級者まで、様々なスタイルのダイビングが楽しめます。ダイビングのライセンスが無くても、体験ダイビングができるので、おすすめです。初心者の方は、透明度の高いオープンエリアでのダイビングで、透明度の高い水の中を泳ぐ可愛らしい魚やカメを観察しましょう。

「グラン・セノーテ」で楽しむダイビング:中上級者編見出し

中級から上級者は、ケーブダイビング(Cave Diving)と呼ばれる洞窟ダイビングがおすすめです。鍾乳石でできた洞窟の中を、ダイビング専用のライトで照らしながら、潜って行きます。水中版グーニーズさながらの冒険は、何万年もの時を経て作られた自然の造詣に圧倒されること間違いなしです。

グラン・セノーテでのダイビングは、レンタル機材もあり、手ぶらで行ってもダイビングできます。水温が低いことや、鍾乳石は一度壊れたら元に戻せないので、浮力の調整に気をつけること。また、水底に足がつくと、石灰粉が巻き上がり、透明度が落ちることなど、セノーテならではのダイビングの注意点についても、説明があります。

セノーテでのダイビングは、エントリーしたら必ず、潜降する前に、ガイドとマンツーマンで「水面でのウェイトチェック」を行い、ウェイト数を調整します。空中の鍾乳石は100年で1cmしか伸びないので、間違って折ったら大変です。ちなみに、淡水でのダイビングは、海水より浮力が低いので、ウェイトを軽めにしておく方がおすすめです。

テクニカルダイバー以外のダイバーが、水中カメラを持ってケーブダイビングに参加する場合は、最低200本ぐらいのダイビング経験がある方がおすすめです。洞窟内では、垂直になることは禁止で、中性浮力を保ちながら、鍾乳石にぶつからず、しかも水底にフィンが着かないように気を配るのは至難の技です!気をつけて潜りましょう。

メキシコカンクン「グラン・セノーテ」で楽しむシュノーケリング見出し

一般の観光客に人気なのが、シュノーケリングです。グラン・セノーテには、薄暗い鍾乳洞や、足が着く砂地の浅場など、シュノーケルで楽しめるエリアもたくさんあります。地下水は、非常に水温が低く、水着だけで入ると一気に体が冷えます。シュノーケリングをするなら、ウェットスーツをレンタルするのがおすすめです。

グラン・セノーテ以外のセノーテ1:セノーテ・ドスオホス見出し

グラン・セノーテ以外のセノーテ1は、セノーテ・ドスオホスです。セノーテ・ドスオホスは「二つの目」と呼ばれるセノーテ。カンクン周辺で最大のシュノーケルエリアを有していることでも知られています。テレビでも有名なグランセノーテより何倍も広く、観光客が多くいても気にならないセノーテです。

ドスオホスは、その透明度の高さと広大な洞窟が有名です。ダイバーが水中500メートルの世界を探索することができるくらいの大きな洞窟があり、ドスオホスで「Journey Into Amazing Caves」というショートフィルムが撮影されたことから、観光客への知名度も上がりました。シュノーケリングためのエリアもあります。

ドスオホスへの行き方は、カンクンのバスターミナルから出ているADO社のバスに乗ってまずは、トゥルムまで行きます。そこからは、タクシーに乗ってドスオホスまで移動しましょう。安く済ませたい場合は、乗り合いハイエース「コレクティーボ」に乗ることもできます。早朝に行きたいなら、やはりタクシーがおすすめです。

グラン・セノーテ以外のセノーテ2:セノーテ・イキル見出し

グラン・セノーテ以外のセノーテ2は、セノーテ・イキルです。セノーテ・イキルは、クリスタルのような透明な水をたたえた丸いセノーテで「ブルーセノーテ」と呼ばれています。気の根が水中まで伸びている様子は、自然の息吹を感じられるおすすめのスポットです。グラン・セノーテやドスオホスとはまた違った雰囲気を味わえます。

世界遺産チチェン・イッツァから近いセノーテ・イキルは、泳いだり、シュノーケリングを気軽に楽しめるスポット。エキゾチックな植生に囲まれたセノーテ・イキルは、観光だけでなく、野鳥の生息地としてもたちの生息地としても人気です。チチェン・イッツァを訪れる際には、ぜひ立ち寄っていただきたいセノーテです。

セノーテイキルへの行き方は、二通りあります。カンクンからコレクティーボ(乗り合いバス)を乗り継いでトゥルム遺跡近くまで行き、そこからタクシーで10分ほどです。また、マヤのチチェンイツァ遺跡からの行き方なら、タクシーで30分ほどです。ジャングルの中にある井戸のようなセノーテイキルの地下水で火照った体を冷やしましょう。

グラン・セノーテからすぐそこ「トゥルム遺跡」へ行こう!見出し

グラン・セノーテからすぐ近くにあるトゥルム遺跡は、マヤ文明末期に栄えた城壁都市の遺跡です。スペイン人が、最初にメキシコを発見した土地と言われています。内陸にあるコバー遺跡のための主要な港として用いられていました。カリブ海に面したユカタン半島東海岸にあり、廃墟は、高さ12メートルの崖の上にあります。

トゥルム遺跡は、マヤ人によって造られ居住された最後の都市の1つで、13から15世紀の間に繁栄しました。スペイン人がメキシコを占領し始めたあとも、およそ70年間続いたと言われています。トゥルムは、沿岸部で最も保存状態の良いマヤ遺跡の一つで、神殿やレリーフなどが数多く残っているため、観光客に人気のスポットとなっています。

トゥルムには中央神殿(エルカスティージョ)、フレスコ画の神殿、降臨する神の神殿等、3つの主要な建造物があります。中でも注目なのが、下層のギャラリーとより小さな2階のギャラリーのフレスコ画壁面を持つフレスコ画の宮殿です。フレスコ画の宮殿は、太陽の動きを追うための観測所として使われていたそうです。

グラン・セノーテ周辺エリア「シカレ」にも行ってみよう!見出し

グラン・セノーテ周辺エリアでおすすめのアクティビティは、シカレの地下河川です。この地下河川、なんと川下りが楽しめます。泉から湧き出した地下水が地下河川を作っていて、ライフジャケットを着て流れて行くという川下りです。地下河川はは2つあり、地上に出ている部分が多いルートと少ないルートがあります。

地下水は温度が低く、驚くほど水は冷たいですが、透き通った水が灼熱のメキシコの太陽に心地よく感じられます。水流は比較的穏やかですが、ライフジャケットを着ているので、自然と流されていきます。水流に流されながら楽しむ川下りは、さながらジャングルクルーズのよう。ぜひ、体験していただきたいアクティビティです。

シカレへの行き方は、カンクンからのツアーもありますが、Playa del Carmen(プラヤ・デル・カルメン)まで、ADO社のバスで行くことができます。プラヤ・デル・カルメンまで行ってからタクシーに乗り変えれば、シカレまで安く行くことができます。バックパッカーにはさらに安い「コレクティーボ」がおすすめです。

メキシコカンクン発、観光におすすめの遺跡見出し

メキシコカンクンからおすすめの遺跡と言えば、世界遺産に登録されたチチェン・イッツァ。チチェン・イッツァは北部マヤ文明の中心地ですが、遺跡は、中央メキシコ(トルテカ)の強い影響を受けて、マヤとメキシコの文化が融合しています。プウク様式と呼ばれる建造物が数多く残っており、世界的に有名な観光地となっています。

チチェン・イッツァで有名なのが、マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビ神)。ピラミッドに施されたククルカンは、春分の日・秋分の日に太陽が沈む時、ピラミッドは真西から照らされ階段の西側に身をくねらせた姿で現れます。この現象は、ククルカンの降臨と呼ばれており、ピラミッドが暦の役割を果たしていたことが分かります。

実は、チチェンとは「大きな泉」という意味があり、チチェン・イッツァには、マヤ文明遺跡の中でも最大のセノーテがあります。雨が降らない時や豊作を願う時に、財宝や生贄の人間が投げ込まれたと言われています。古代メキシコでは、セノーテは水源として使われただけでなく、雨乞いや神事を行うための聖域だったのです。

メキシコメリダ発の観光におすすめ遺跡見出し

メキシコのユカタン半島の都市、メリダから近くにある観光におすすめの遺跡はウシュマル遺跡です。ウシュマル遺跡も、古代マヤ文明の都市の様子を見ることができる人気の観光スポットです。特に有名なのが、魔法使いのピラミッド。高さ36.5メートルの巨大なピラミッドの土台は楕円形に近い形です。

ウシュマルの魔法使いのピラミッドは、傾斜の強い118段の階段があります。テオティワカンのピラミッド等と同じつくりで、小さな神殿が大きな神殿へと大きくされたことが伺えます。伝説によると、魔法使いの老婆があたためた卵から生まれた小人が、一夜のうちにこのピラミッドを造ったという伝説から「小人のピラミッド」とも言われています。

メキシコカンクン「グラン・セノーテ」へ行ってみよう!見出し

メキシコカンクンにあるグラン・セノーテの情報はいかがでしたか?ユカタン半島には、神秘の泉と言われるセノーテやマヤ文明の遺跡が数多く残されています。また、世界有数の洞窟ダイビングが楽しめるセノーテが、20以上あると言われています。マヤの古代ロマンを感じられる神秘の泉グラン・セノーテへ、ぜひ行ってみてください!

投稿日: 2017年10月22日最終更新日: 2020年10月8日

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