鳴門公園を子供と一緒に楽しむ！見所やランチ・お土産・駐車場情報も紹介！

鳴門公園は、徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦にある大毛島の北東端に位置する公園です。世界3大潮流になっている鳴門海峡の渦潮が有名です。また鳴門公園周辺は景色もきれいで、渦潮を近くで見られる船などもあり、子供にも大人にも人気の観光スポットです。

渦の道は、鳴門公園内にある渦潮を展望できる遊歩道で人気の観光スポットです。鳴門海峡に架かっている大鳴門橋の橋桁下部に遊歩道が約450メートルされており、最終点に渦を間近に見下ろせる展望台があります。

遊歩道の途中には4箇所のガラス床があり、ガラス越しに海や渦潮を見ることができるため、フォトスポットとしても人気です。日々、渦潮の発生時間が異なるため、渦の道を絶対見たい方は公式ホームページ内に掲載されている潮見表で、渦詩を発生時刻を事前に確認してお出かけするのがおすすめです。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」 [住所]徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内) [営業時間]9:00～18:00(3月～9月)、8:00～19:00(GWと夏休み期間)、9:00～17:00(10月～2月)※入場は営業時間30分前まで

大鳴門橋架橋記念館エディ（おおなるときょうかきょうきねんかんえでぃ）は、渦と橋をテーマにした展示などがあるミュージアムです。ゲームやアトラクションを体験しながら、鳴門海峡の渦潮が発生するメカニズムや鳴門海峡に架かる大鳴門橋の構造や歴史が学べ、見所満載です。

大潮時の渦潮や水中の渦潮などの動画を270インチ大画面で見ることができる「うずしお劇場」や、鳴門海峡の上空飛行や渦潮の映像でバーチャル体験ができるアドベンチャーシミュレータ「うず丸」などがあります。どれも見ごたえがあり、子供から大人まで楽しめるおすすめのスポットです。

屋上に設置され360度が見渡せる「屋上パノラマ展望ランド」からの眺めは最高です。鳴門海峡や大鳴門橋のシンボルや、晴れた日に瀬戸内海側の小豆島や和歌山県方面なども眺望できます。晴れの日には見ておきたい、見所の1つです。

大鳴門橋架橋記念館「エディ」 [住所]徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内) [営業時間]9:00～17:00(通常)、8:00～18:00(GWとお盆期間)、9:00～18:00(夏休み)※入場は営業時間30分前まで

うずしお汽船(きせん)は、渦潮を舟の上から間近で見ることができる小型高速観潮船です。大迫力の渦を目の前で見られるため、おすすめです。予約なしで乗船でき、所要時間は約20分です。料金は大人1550円、子供780円です。

年中無休ですが、波浪注意報などが出ている場合は臨時休業となります。また毎日、渦潮が見られる時間帯が異なるため、乗車予定日の何時に渦潮が出現するかを調べておくと、渦潮に出会える確率がアップします。渦潮を間近で見たい方におすすめです。

うずしお汽船 [住所]徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-63 [電話]088-687-0613 [営業時間]8:00～17:00(最終便16:30出航)

鳴門公園内のおすすめランチの1つに、「うづ乃家」の鯛丼があります。鳴門の甘くてぷりぷり食感の鯛を特製の醤油ダレでいただく鯛丼は、うづ乃家の名物となっています。ご飯の上には新鮮な鯛以外に、鳴門ワカメも敷き詰められており、このワカメも美味と好評です。また小鉢の茎ワカメ煮もついており、ご飯がすすむ逸品です。

鯛丼以外にワカメうどんや金時芋コロッケも美味しいとの感想が多く、お食事処はランチ時間が賑わっています。2階のお食事処からは、鳴門海峡を見下ろせる絶景スポットとなっており、良い景色を眺めながら美味しいランチを楽しめます。1階はお土産屋さんで、旨みが閉じ込められたプリプリ食感を楽しめる、焼き立ての竹ちくわも人気があります。

うづ乃家 [住所]徳島県鳴門市鳴門町鳴門公園千畳敷 [電話]088-687-0150 [営業時間]8:00～18:00(売店)・9:00～17:00(レストラン)

喫茶「潮風」は、鳴門海峡や大鳴門橋を望む絶景ポイントでランチが食べられると人気のお店です。新鮮な鯛と鱧をタレに付け込んだ、ぷりぷり食感がたまらない鯛と鱧の漬け丼や、味のしみこんでいる鯛のあら炊きなどもランチでいただけます。

がっつり食べたい方向けなのは、鯛のタレ漬け丼・鳴ちゅるうどん・鯛のあら炊きがセットになった「潮風まんぷく御膳」です。その他、鯛茶漬けや鯛の炙り丼、地元のちゅるっとたべやすい「鳴ちゅるうどん」、単品のコリコリした刺身わかめも好評です。

喫茶「潮風」 [住所]徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65-49 [電話]088-687-2383 [営業時間][月～金]10:00～15:00(L.O.14:30) [土日祝]10:00～15:30(L.O.15:00) [定休日]不定休

鳴門のお土産で人気なのが、徳島県産のすだちを使用したお酒「すだち酒（しゅ）」です。爽やかな酸味と蜂蜜の甘みが清酒と調和しており、女性が飲みやすいです。ほんのりスィート、すっきりヘルシーで、雑味が少なくストレートでもロックでも頂けます。甘目のお酒が好きな女性へのお土産にピッタリです。

地元で愛されている「鳴(なる)ちゅるうどん」は、お土産としても人気です。透明度の高い黄金色をした出汁はあっさり醤油味で、ふぞろいの麺はちゅるっと食べやすい細めの麺を使っています。パッケージも黄色をベースとしたかわいいキャラクターが描かれ、お土産に最適です。

ご当地お土産として、鳴門の塩を使っているポテトチップスも人気があります。波型のポテトチップスで歯触りも良く、旅行先で鳴門の渦潮を見に行ったと一目で分かる、お土産です。ポテトチップスが嫌いな人は少ないので、子供にも好まれるお土産として、購入しておくと無難なお土産の1つです。

鳴門公園の駐車場は、有料の駐車場で乗用車約200台、バス20台となっています。料金は乗用車420円、バス1670円、マイクロバス840円、二輪車100円です。駐車場は第1駐車場から第3駐車場に分かれており、第2駐車場が乗用車100台と広めです。広すぎるため、自分が駐車した場所の目印を覚えておくと後で便利です。

鳴門公園付近にある大塚国際美術館は、日本一入場料が高い美術館でも知られている美術館です。有名な名画が陶板画で再現されており、世界25ヶ国、約90もの美術館で展示されている作品のレプリカを見られます。

1000余点の作品が、地下3階から地上2階まで展示されており、年間来場者数は約22万人を誇ります。順路通り見てまわると約4kmも歩くため、履きなれた歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

ムンクの叫びやゴッホのヒマワリなど、まるで本物と勘違いしてしまうような展示物がほとんどで、入場料が高くても満足する人が多いようです。また美術館の外にも見所があり、睡蓮が咲くモネの庭なども美しく、記念撮影する子供や大人も多くいます。

大塚国際美術館 [住所]徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1 [電話]088-687-3737 [営業時間]9:30～17:00(入場は16時まで) [休館日]月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)

鳴門市ドイツ館は、ベートーベン「交響曲第九番」が日本で初めて演奏された地です。元々は、一次世界大戦時にドイツ兵が収容されていた場所で、模範収容所として評価されており、ドイツ兵と地域住民との歴史なども学べます。第九が初めて演奏されたエピソードが映像と音で楽しめる「第九シアター」もあり、10時から16時半の30分ごとに上映されており、見所です。

鳴門市ドイツ館 [住所]徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55-2 [電話]088-689-0099 [営業時間]9:30～17:00(入場は16:30まで) [休館日]第4月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月28日～12月31日

鳴門公園では、世界3大潮流と言われる渦潮や見晴らしの良い展望台からの眺めなど見所が満載です。渦を間近で見られる観潮船も天候が悪い日以外は年中無休で利用できます。ランチにプリプリした鳴門の鯛を使った鯛丼を食べたり、他の観光スポットに訪れることもでき、子供も大人も楽しめるエリアです。