徳島駅のラーメンでおすすめはどこ？人気のつけ麺や有名店を紹介！

徳島駅は県最大の利用客数を誇る代表駅です。周辺は商業施設やオフィスビルが立ち並び、飲食店が数多く立ち並んでいます。その中でもこの記事でスポットをあてるのは、徳島駅周辺にあるおすすめのラーメン屋です。人気のつけ麺から有名な老舗店まで幅広くご紹介していきます。これを見てラーメン屋巡りの参考にしてください。

ご当地ラーメンの中でも近年人気が出てきている「徳島ラーメン」ですが、大きく「茶系」「黄系」「白系」の3つの系統に分かれていて、地元の人は「中華そば」や「そば」と呼んで老若男女を問わず親しまれています。そんな徳島ラーメンは徳島県内はもちろんですが、その中でも多くの店舗が集中する激戦区が徳島駅の周辺と言われています。そんな徳島駅周辺にあるお店の中で、特におすすめのラーメン屋を、早速チェックしていきましょう。

徳島ラーメンのお店の中で全国的にもその名が知れた有名店が「いのたに」です。50年近くの歴史を持つ老舗として徳島ラーメンを代表するお店です。スープは薄い茶色で濃いめの醤油味。見た目はコッテリでしっかりとした味なんですが、食べてみると意外にあっさりなのにビックリです。コクの中にスッキリさも感じられる完成された逸品です。

麺は自家製の細ストレートで、スープとの相性は抜群です。甘辛く煮た豚バラ肉がアクセントになり、トッピングの生卵を絡める食べ方はまさに徳島ラーメンの真骨頂。ツウはすき焼風に食べるのが定番です。そんなラーメンはご飯との相性が抜群で、皆さんもれなくご飯とセットで注文されます。ぜひ一度、徳島ラーメンの代表店へお越しを。

徳島にはいわゆる徳島ラーメンしかないとお思いの方におすすめしたいのが、地元の鳴門で獲れた鯛をふんだんに使い、旨みを凝縮した塩ラーメンの「堂の浦」です。上品な丼にはやや少なめのスープが注がれ、細麺に白髪ネギ、カイワレそして揚げた鯛の皮がのせられた何とも高級感溢れる一杯です。他にない渾身のスープをぜひ一度どうぞ。

徳島でつけ麺ナンバーワンとの呼び声高いお店です。徳島駅から徒歩5分、そごう徳島裏手の藍場町交差点付近にあります。関東の有名店で修行した店主によるラーメンとつけ麺のお店ですが、特につけ麺の評判は折り紙つきです。徳島県内では初といわれる超濃厚魚介豚骨スープとボリューム満点の極太麺は徳島でならここでしか味わえません。

徳島駅の北側にある「つけ麺 ぼうず」のつけ麺は、豚骨と魚介がベースとなった濃厚なつけ汁ですが全然しつこくなく、あっさりとした味わいが人気のメニューです。麺はつけ麺としては太すぎない中太麺なので女性の方におすすめしたいお店です。また、柚子の香りが漂うスープも香ばしさがあってとても上品深い味わいとなっています。

いわゆる徳島ラーメンの中でも「茶系」の代表格として知られる「西食」です。濃厚な豚骨醤油のスープは見た目かなり濃厚ですが、後味すっきりでしつこくなくどんどん箸が進むような食べやすい味です。麺は細めのストレートでツルツルとコシの感じられる程よい食感と小麦の風味が、完成されたスープとよく絡んで絶妙な味わいへと昇華しています。

観光客よりも地元の人に愛される正統派徳島ラーメンが味わえるお店です。ややコッテリした豚骨醤油のスープは薄い茶色系で食べるとホッとする優しい味わいです。看板の「中華そば」は1杯ワンコイン以下と大変リーズナブルな値段で食べられるのも地元で長年愛される理由です。丹精込めて作られる王道のラーメンを一度味わってください。

メニューは潔く「支那そば」だけというシンプルさは自信に裏付けられた証でしょう。茶系の有名店として知られる「巽屋」のスープは、店内の掲示にもあるようにスッと入って旨みがドンとやって来る味わいです。濃厚そうな見た目とは裏腹に後味はあっさりすっきりの豚骨醤油がキリっと決まった一杯です。これぞいぶし銀といったところでしょう。

年中無休で毎日深夜までフル営業する「ラーメン東大」は徳島以外にも店舗展開する、徳島ラーメンの中でも非常に知名度の高いお店のひとつです。観光客を中心に日々行列ができる人気店です。一押しの「肉入りラーメン」は甘辛い多量の豚バラ肉と生卵がトッピングされて、旨み十分の豚骨醬油スープと合わさってスタミナ満点の一杯です。

徳島駅から徒歩5分の好立地で創業50年近く営業する老舗中の老舗です。一般的な徳島ラーメンとの最大の違いは、甘くない醤油らしい醤油スープと厚切りのチャーシューが特徴のお店。日々進化の早いラーメン業界にあっては客の好みや時代の影響で変化が見られますが、一貫して「昔ながら」にこだわり続ける姿勢は評価の高いお店です。

徳島駅から程近い銀座商店街の入り口にある「銀座一福」は、まるで中華そばに溶け込むような、スープと見事にマッチした甘辛いバラ肉と生卵がのせられた「肉入りの月見そば」がおすすめです。店内は庶民的な下町の中華料理店といった空間で、そのノスタルジックな雰囲気だけでも美味しさがひしひしと伝わってくるようなお店です。

深夜近くまで営業する「両国」のラーメンは、豚骨ベースのいわゆる茶系スープです。定番の豚骨醤油ラーメンを思わせる王道な味わいですが、特徴としてラー油がアクセントになっているので全体の味をピリッと引き締めてくれています。煮ずに火を通したジューシーな豚バラが旨辛いスープと絡んでどれだけ食べても飽きることはありません。

老舗店の「来来」と並ぶ歴史と伝統を誇るお店がこの「萬里」です。その味は素朴ながら安定していつ食べても変わらず美味しく食べられる味わいが特徴の徳島ラーメンといえます。地味ですが昔からの受け継がれた味が脈々とこの一杯に凝縮されていて、麺とスープを味わいながらどこかレトロな気持ちにさせてくれる懐かしいラーメンです。

徳島駅の近くを流れる新町川沿いにある「味宗」は徳島ラーメンとは異なるタンメンが自慢のお店です。店構えは昭和のような雰囲気でどこか風格を感じさせる外観です。年配女性で切り盛りするこのお店のタンメンは、ラードで炒めた豚肉、キャベツ、ニンジンともやしが入った胡椒の効いたスープで、今も昔もずっと変わらない味で人気です。

昭和27年創業で、市内の二軒屋町にあった老舗が数年の休業を経て営業を再開したお店です。現在は徳島駅からすぐの一番町に構えます。看板は昔からの伝統メニュー「支那そば」で、トッピングはチャーシュー、メンマ、もやし、ネギとシンプル。濃い醤油風味と口当たりの柔らかいスープは豚骨っぽさも合わさって自然と満たされる味わいです。

徳島駅そばの好立地と長い営業時間で多くの集客を誇る「麺王」は、徳島ラーメン有名店「ラーメン東大」のセカンドブランドとして開業しました。ラーメン東大のDNAを受け継ぎ、旨味のあるコッテリ豚骨スープに甘辛い豚バラ肉という王道感はさすがの一言。麺の硬さも選べるので自分好みのカスタマイズで名店の味を楽しみましょう。

徳島駅の駅ビル、徳島駅クレメントプラザにある徳島ラーメン専門店の「岩田家」です。駅直結の店舗なので、旅行客が気軽に徳島ラーメンを楽しめるお店として好評を博しています。生卵が無料でトッピングできるスタンダードタイプと、あらかじめスープに生卵を加えたオリジナルタイプの2種類が選べます。旅の直前の一杯に便利なお店です。

徳島駅周辺でお目当てのラーメン屋は見つかったでしょうか。駅の周辺だけでも、これだけの数のお店があることに驚きですよね。さすが徳島は、ラーメン文化が深く根付いた土地だということがよく分かります。有名ラーメンに人気のつけ麺と、まさに盛りだくさんの徳島駅。徳島にお越しの際はぜひ、徳島駅周辺でラーメン散策をどうぞ。