ブリキのジョーロ！自由が丘のドラマ撮影ロケ地にもなったお花屋さん！

その名の通り店先にある大きなブリキのジョーロが看板のお花屋さんです。お店では季節のお花はもちろん珍しい多肉植物なども扱っており、その他空間プロデュースを手がけたり、人気のワークショップなどもやっている自由が丘のお花屋さん「ブリキのジョーロ」について、お店へのアクセス方法なども含め詳しくご紹介していきます。

「ブリキのジョーロ」はエントランスから緑が溢れ、ベンチやテーブルが置いてある風景はまるで外国の庭に来たかのような素敵な雰囲気です。店内も一般の花屋のイメージとは違い、季節の花々だけでなく珍しい形の観葉植物や多肉植物、テラリウム、ドライフラワーなど個性的なものが沢山揃っています。

店内は2階建てになっており、2階には大きなシャンデリアがあり、アンティークでシャビーシックなインテリアにドライフラワーやサボテンが沢山飾られています。また植物だけでなく、ガーデニングに必要なアイテムや作家陶器やガラスボトル、フォトフレームなどの雑貨も取り扱っています。

「ブリキのジョーロ」では「Flowers」「wedding」「Gardening」「Plants」「School」「Items」という6つのコンセプトをメインに運営しているそうです。取り扱っている6つの項目それぞれを順に詳しく解説していきましょう。

「ブリキのジョーロ」では、部屋に飾るような四季折々のお花の他に少し珍しいお花も取り扱っており、「お客様の想いを形に」をコンセプトに、それらの花々を使い素敵なブーケやアレンジメントなどを作ってくださるそうです。またブライダルや会場装花などの空間作りの提案もしてくれるそうです。

「ブリキのジョーロ」では、お客様の一日が特別な一日になるようなウェディングの空間プロデュースや楽しいパーティーのプランニングも手がけているそうです。様々なスペシャリストとチームを組んで、ドレス、ヘアメイク、ケータリング、ロケーションなどを演出、お客様のご要望に合わせて選ぶことができるようです。

店舗のエントランスだけでなく、集合住宅のエントランスといったパブリックな空間のガーデンプロデュース、植栽だけではなくフェンスやアプローチのデザインなども含めたトータルプランニングをしてくれるそうです。プランニングの見積もりは無料だそうなので、ガーデニングが気になる方は気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

「ブリキのジョーロ」は、ハーブや多肉植物、サボテン、エアプランツなどが数多く取り揃えられていますが、値段も良心的で植物好きの方から見てもどれも驚くほど格安なのだそうです。植物好きならば少し遠くても行く価値あり、とのことですのでインテリアに合う手頃な観葉植物をお探しの方は伺ってみてはいかがでしょうか。

ブリキのジョーロの店内には人気の可愛いテラリウムが沢山ありますが、こちらは素材を選んでワークショップで体験できるようです。また毎月一回季節のテーマで開催しているキッズスクールは、オープン当初からお店の前に子供のお迎えの⾞が何台も並んで渋滞になるほどの大人気！

店内には、花や植物のみならずアンティークガラスやボトル、チェアやキャンドルスタンドといったアンティーク小物の数々も取り扱っています。その他、ブリキ雑貨や作家陶器、部屋を飾るフレームなど「ブリキのジョーロ」がセレクトした様々なアイテムが店内に綺麗にディスプレイされています。

アイテムだけでなく各種プランツに至るまで店内に置かれているものは全てオーナーが生産者やヨーロッパから直接買い付けてきた一品モノで、そのどれもがお店のこだわりを感じるものばかりです。これだけのこだわりを持つお店の経営者とは一体どんな方なのでしょうか。

「ブリキのジョーロ」の経営者は勝地末子さんという女性の方です。未子さんは不動産経営者のご主人とご結婚をされ出産、子育ても一段落付いた20年位前にご自身で何か始めたいと思っていた頃、ちょうど世がガーデニングブームだったこともあり、ご自身の好きなグリーンと白い花にこだわったお店「ブリキのジョーロ」を始めたそうです。

未子さんは「ブリキのジョーロ」を経営する以前にも、若い頃ひとりでアパレルメーカーをやっていたそうで、その時の感性が今の美意識溢れるお店作りにも活かされているのでしょう。またグリーンスタイリストでもある末子さんはグリーンについての著書も数冊出版しています。

NHKの「趣味の園芸」にもグリーンスタイリストとして出演した経験もあるそうです。未子さんは3人の男のお子さんを育てていますが、3兄弟の次男が現在俳優として活躍中の勝地涼さんです。次に勝地涼さんのプロフィールを簡単にご紹介します。

経営者である勝地末子さんの息子、勝地涼さんは1986年8月20日生まれ、フォスタープラス事務所所属の俳優です。2000年にTBSドラマ「千晶、もう一度笑って」でデビューしました。その後2005年に出演した映画「亡国のイージス」で日本アカデミー賞新人賞を受賞。

2013年に人気を博したNHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」へ出演を始め数々の映画やドラマ、舞台に出演し活躍しています。また勝地涼さんの芸能界デビューのきっかけにもこの「ブリキのジョーロ」が深く関わっているようです。彼が芸能界へ入ったきっかけは実家でロケが行われたドラマ撮影の現場でのことでした。

勝地涼さんが中学生の頃、実家の花屋「ブリキのジョーロ」で堂本光一さん主演のTBSドラマ「P.S.元気です、俊平」の撮影ロケがあり、遠くから撮影風景を見学をしていた所、共演女優の瀬戸朝香さんのマネージャーから声をかけられスカウトされたことがきっかけで現在の所属事務所に入ったのだそうです。

ドラマのロケ地としてだけでなく、バラエティ番組のロケ地としても良く使われているようで、どんなロケ地として使われているかちょっと調べてみると、TBSのバラエティ番組「王様のブランチ」のテラリウム作りの企画でここが撮影ロケ地として使われたようです。番組ではアイドルのKis-My-Ft2二階堂くんと玉森くんが挑戦しています。

また嵐の「嵐にしやがれ」の撮影ロケ地としても使われたそうです。どちらのファンの方もロケ地巡りでお店に訪れているようです。またファッション誌「マリソル」の撮影ロケ地としても使用されたようです。自由が丘という立地とフレンチシャビーでおしゃれな店内は2階フロアをハウススタジオとしても貸し出しているそうです。

また「ブリキのジョーロ」には一時元テレビ朝日の人気女子アナだった前田有紀さんがご結婚される前に働いていたこともあったようです。前田有紀さんは慶応義塾大学総合政策部を卒業後、2003年4月にテレビ朝日に入社し、2013年3月いっぱいでテレビ朝日を退社しています。

テレビ朝日を退社後は語学学校とフラワースクールに通うため4ヶ月間イギリス・ロンドンに留学していました。そして帰国後、現在はフラワーアーティストとして活躍しています。前田さんはイギリス留学から帰国して2015年7月にご結婚されるまでの間、生花店に勤務していた時期があり、その勤務先が「ブリキのジョーロ」でした。

ちなみに前田さんがこのお店で働いていたのはオーナーと知り合いだったからというわけではなく、このお店に就職したのは偶然で採用されるまで勝地涼さんの実家であることなどは全く知らなかったとのことです。

ブリキのジョーロへの気になるアクセス方法について。お店は駅から歩いて約10分ほどとちょっと離れた場所にあり、少しアクセスしづらい場所にあります。東急東横線・大井町線自由が丘駅正面口を出て、みずほ銀行のある角を曲がった突き当りの十字路を左にひたすらまっすぐ進んでいくと目印の大きなブリキのジョーロが見えてきます。

駅から結構歩くのでアクセス的には少し不便ではありますが、おしゃれな街・自由が丘を散歩がてら目的地まで歩いてみるのも良いのではないでしょうか。途中で素敵なお店を見つけるなどの新しい発見があるかもしれません。お店の営業時間は10:00～19:00で、年中無休となっています。

自由が丘のお花屋さん「ブリキのジョーロ」の情報やアクセス方法などについてご紹介しました。お花だけでなく珍しいプランツやアンティークなどが置いてあるシャビーシックな店内はインテリアの参考にもなりそうです。自由が丘散策の際は個性的で素敵なお花屋「ブリキのジョーロ」へ是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。