紀の善は神楽坂の甘味処！抹茶ババロワなど人気メニューをご紹介！

神楽坂の老舗「紀の善」と言えば知る人ぞ知る「抹茶ババロワ」の有名なお店です。テレビドラマなどでも紹介され、多くのファンを今なお魅了し続けています。今回は「紀の善」の看板メニューである「抹茶ババロワ」をはじめとする人気メニューやアクセス方法、テイクアウトなどについてまとめてご紹介致します。一度は食べたい名店の味をぜひともお試し下さい。

神楽坂を訪れたらぜひとも立ち寄っていただきたい「紀の善」は、厳選された素材と手作りにこだわった品の良い味わいが楽しめる老舗の甘味処です。定番メニューや四季折々の風情感じられるメニューが揃い、お食事をすることもできます。また駅からのアクセスはわかりやすく、神楽坂散策の途中、ひと休憩に最適です。明るく品のある店内はいつも大勢の人でいっぱいです。

シンプルで落ち着いた佇まいの店内は1階はテーブル席、2階は広々としたお座敷席となっています。おしゃべりを楽しみながらお友達と、またお1人様でもゆっくりとお茶を飲みながら、和スイーツでほっとひと息ゆったりとした時間を過ごすのに相応しいお店です。人気店につき行列必至ですが、テイクアウトしてご家庭で人気メニューを楽しんでいただくこともできます。

紀の善の歴史は古く、戦前は仕出し割烹でしたが、空襲により神楽坂界隈は焼失、当時の女将さんが中心となり甘味処として1948年に新たなスタートを切りました。また紀の善は歴史的出来事の舞台にもなりました。昭和11年2月26日、2・26事件の鎮圧部隊の司令部として紀の善が使われたそうです。憩いの場としての甘味処で当時に思いを巡らせながら甘味を楽しんでみるのもいいですね。

紀の善までのアクセスはJR総武線ご利用の方は飯田橋駅西口を出て、神楽坂通り沿いすぐ右側にあります。また東京メトロ有楽町線、南北線でお越しの場合はB3出口を上り、すぐ右側にあります。情緒ある神楽坂散策を楽しみながら、アクセス抜群の紀の善でひと休みしていかれませんか?

営業時間は火曜日から土曜日が11:00から20:00(ラストオーダー19:30)まで、日祝祭日は11:30から18:00(ラストオーダー17:00)までになります。定休日は月曜日、ただし月曜日が祝日の場合は営業し、翌火曜日がお休みになります。週末は多くの人で混みあいますので、待ち時間覚悟でお出かけ下さい。

紀の善に来たらぜひとも味わっていただきたい看板メニューの「抹茶ババロワ」。濃い緑の鮮やかなババロワは上品でいて最高級の抹茶をふんだんに使った濃厚な味がたまりません。上にかかったクリーミィーな生クリーム、丹波の大納言小豆あんの自然な甘み、ババロワの渋味とが一体となった絶妙なハーモニーをお楽しみください!

大きな栗が贅沢に6つものった「栗あんみつ」は秋冬限定のメニューです。上品なあんと赤えんどうのしょっぱさに寒天のしっかりとした食感が満足感を与えます。天然のテングサから作った寒天はさっぱりとして、あんともよく合います。サラサラとした黒みつをかけて、味のハーモニーをお楽しみ下さい。

定番の人気メニュー「クリームあんみつ」は、あんみつだけでは物足りないという方にアイスクリームが付いて、さらに豪華になっています。しっとりとしたあんにテングサの香りがほんのりとした寒天がよく合います。黒みつはあっさりとして、上品な味わいです。お好みでかける量を調節してお楽しみください。

なぜだかおしるこが無性に食べたくなることがありませんか?紀の善の人気メニュー「田舎しるこ」は女性のみならず男性からも支持を受けている一品です。程よい甘さでふっくらとした小豆は熱々で心も体もほっこりと温まります。こんがりと焦げ目のついたお餅も美味しい!箸休めの塩コンブとおしるこの組み合わせもさすがです。

秋冬限定の「栗ババロア」は茹でた栗を食べているかのようなほんのりとした甘さと栗の風味が口の中に広がります。栗の粒が入ったクリーミィーでもっちりとした食感は牛乳と生クリーム、そして栗がたっぷりと入っているから。こしあんは甘さ控えめで、ババロアと合わせるといっそう栗のおいしさが引き立ちます。毎年季節限定のこの栗ババロアを楽しみに待つファンも多いです。

半分にスライスされた大きな苺が上にのった「苺あんみつ」は冬から春にかけての限定メニュー。お花畑のような華やかなあんみつに思わず心踊ります。苺の甘酸っぱさとこしあん、すっきりとした寒天に赤えんどう豆がどれも上品な味で、黒みつとともにひとつにまとまります。さっぱりとして、いくらでも食べられてしまうあんみつは男性にも受けが良い一品です。

紀の善の釜めしは2種類。とりとえびがあります。「えび釜めし」は、ぷりぷりのむきえびとグリンピースがたっぷりのって、軽くよそってお茶碗3杯分ほどのボリュームです。一緒に付いてくるお吸い物にはそうめんがくるっと丸めて入っていて、ひと手間かけているのがわかります。また胡麻豆腐と柴漬けもご飯のお伴によく合います。

二段重で運ばれてくる「御赤飯」は見た目にも華やかです。一段目には玉子焼き、高野豆腐とつくね団子の炊き合わせ、昆布と湯葉の佃煮が入り、どれも上品な味付けです。二段目にはふっくらと炊かれた御赤飯が入っています。一見少なそうに見えますが、食べてみると満足感があります。お祝い事があった嬉しい日のお食事にもおすすめです。

秋冬限定「鴨ぞうすい」は冬の寒い日にピッタリのメニュー。大きな土鍋にたっぷりと入ったぞうすいは熱々で鴨のうま味がしっかりと効いています。柔らかい鴨肉、しめじ、百合根、三つ葉、ふんわりとした玉子が入り、お茶碗3杯分ほどのボリュームです。しっかりと食事を摂りたい男性の方にもおすすめです。

行列に並ぶ時間がない方にはテイクアウトもおすすめです。人気の「抹茶ババロワ」をあきらめたくない方はぜひお持ち帰りでお試し下さい。保冷剤も一緒に付けてもらえるので、1、2時間までなら持ち帰って美味しく食べられます。抹茶のほろ苦さに濃厚な生クリームとあんをお好きな組み合わせ方で楽しんで下さい。

紀の善の「杏あんみつ」は大きな杏が6つも入って、甘酸っぱさとあん、寒天、赤えんどう豆の組み合わせがクセになりそうな美味しさです。こちらの杏の大ファンという方も多く、素材の良さが伺えます。あんの甘さと杏の酸っぱさがお互いを引き立て、素晴らしい組み合わせとなっています。手土産にしても喜ばれること間違いありません。

店内でお茶請けとして出されるお茶と可愛いぶたのかたちをした「ぶたのおせんべい」。甘味を食べた後のお口直しにもいいですね。このおせんべいは山形県産のはえぬき米を使い、ブルターニュ産のお塩がまぶしてあります。抹茶ババロワやあんみつをテイクアウトするついでに、おせんべいも一緒に購入して、ご家庭で紀の善風を楽しみませんか?

遠方にお住まいで紀の善にて味わう、テイクアウトすることができない方には地方発送もおこなっています。注文票をHPよりプリントアウトし、FAXにて依頼して下さい。残念ながら要冷蔵品は本州内のみの発送ですが、おせんべい類は全国へ通年発送してくれます。あきらめていた方はぜひ神楽坂の銘菓「抹茶ババロワ」をご賞味下さい!

抹茶ババロワはアクセスの良い都内デパ地下にて購入することもできます。火曜日、銀座松屋地下1階「銘家逸品」、新宿高島屋地下1階「銘菓百選」、日本橋高島屋地下1階「銘菓百選」にて、水曜日、日本橋三越本館地下1階「菓遊庵」にて、木曜日、東武百貨店池袋店地下1階「全国銘菓撰」にて、金曜日、日本橋三越本館地下1階「菓遊庵」にて販売しています。ぜひこの機会をお見逃しのないように!

神楽坂に行ったら必ず立ち寄りたい「紀の善」についてアクセス方法、人気メニュー、テイクアウトについて等ご紹介してきましたが、如何でしたか?看板メニューである抹茶ババロワ以外にも美味しそうなおすすめメニューがいっぱいでどれにしようか迷ってしまいそうですね。ぜひこちらの記事を参考に、神楽坂の美食探訪をお楽しみください!