上野のあんみつといえば？「みはし」を中心に人気の甘味屋を紹介！

広い上野公園を散策した後には甘いものが欲しくなります。そんな時に甘味処を見つければ入ってみたくなるでしょう。上野公園周辺には甘味の老舗店舗や有名店舗、人気店舗がたくさんあります。その中から人気店舗の「みはし」をはじめとして、おすすめの甘味処をご紹介します。

「みはし」は上野公園近くにあり、1948年創業の老舗の有名店です。戦後の砂糖が手に入らない時にあんみつやお汁粉を販売して繁盛しました。こだわりの餡を求めて開店から行列を作ることがありますが、意外と回転が早いので待ち時間はそれほど長くはありません。

昭和の雰囲気を残す店舗には1階と2階を合わせて70席があり、ゆっくりとあんみつをいただくことができます。1階には販売スペースもあり、店舗内で食べられる甘味と同じメニューがお持ち帰りできます。「みはし」は本店の他に、パルコヤ上野店とアトレ上野店の2店舗があります。

住所:東京都台東区上野4-9-7 電話番号:03-3831-0384

初めて「みはし」のあんみつを見た人のほとんどが驚きます。四角に切られた餡が乗っています。その餡は北海道の十勝産小豆を使うこだわりようです。蜜と寒天、求肥、赤えんどう豆、みかんが入っています。この組み合わせは変わらない「みはし」の美味しさの原点です。

シンプルですが「みはし」の一番人気のメニューです。価格は500円です。このあんみつに、ソフトクリームがトッピングされているのが、クリームあんみつで価格は610円です。食べ進むうちに蜜とクリームが溶け合って、別のスイーツに変わります。その瞬間を楽しんでください。

小豆のこし餡に蜜と寒天、求肥、みかんが入り、そこにモチモチの白玉が入ります。毎朝店舗内で作られる白玉は、一番美味しく食べられる大きさなのだそうです。ツルツル･モチモチの白玉が入った「白玉あんみつ」は610円です。クリームが乗った「白玉クリームあんみつ」は720円です。

「みはし」基本のあんみつに、さわやかな酸味がある杏をたっぷりと入れられています。甘いこし餡や蜜と一緒に酸味のあるみかんと杏、歯ごたえのある求肥のハーモニーは絶妙です。「杏あんみつ」は610円です。クリームを乗せた「杏クリームあんみつ」は720円です。

基本のあんみつに小倉アイスをトッピングした「小倉あんみつ」は630円です。小倉アイスは北海道十勝産の小豆を使って、自社工場で作られたものです。甘さが控えられていますので、こし餡の風味や甘味を邪魔していません。大人が好む隠れた人気メニューです。

基本のあんみつに上質の抹茶アイスをトッピングしたのが「抹茶あんみつ」で63円です。抹茶アイスで使われる抹茶は、愛知県の「西尾の抹茶」の抹茶を使っています。ほろ苦い味と抹茶の香りが立つ一品です。甘いあんみつの中で抹茶の苦味がアクセントになった大人のあんみつです。

「みつ豆」はたっぷりの寒天と赤えんどう豆、求肥、みかん、杏に蜜がかけられています。あんみつと似ていますが、こし餡が入っていません。寒天や赤えんどう豆がたっぷりと入っているので、あんみつよりも甘さが抑えられてサッパリつぃた味わいです。価格は500円です。

「みはし」で人気メニューのあんみつですが、普段のメニューには入っていない季節限定のあんみつメニューがあります。季節によって旬が変わるフルーツを使ったあんみつや、一番美味しい時期だけの食材を使ったあんみつです。いつでも食べられないメニューだからこそ食べたいメニューとして人気です。

あんみつに彩り豊かな季節のフルーツが乗っています。使われているフルーツは季節によって変わりますが、缶詰や加工品ではなく生のフルーツにこだわっています。そのため旬の一番美味しい時期だけのフルーツが使われています。「フルーツあんみつ」は680円、クリーム入りの「フルーツクリームあんみつ」は790円です。

あんみつに丸ごとの苺が入った「苺あんみつ」は700円です。甘いこし餡とちょっぴり酸っぱい苺が絶妙のハーモニーを出しています。見た目にも美しい苺あんみつは、子供に一番人気のメニューです。滑らかなクリームをトッピングした「苺クリームあんみつ」は810円です。

あんみつに自家製のほうじ茶アイスがトッピングされています。ほうじ茶の香りが豊かなアイスはちょっぴり苦い味がします。こし餡の甘さとほうじ茶のほろ苦さ、赤えんどう豆の塩味が大人のあんみつに仕上がっています。「ほうじ茶あんみつ」の価格は650円です。

たっぷりの十勝産小豆のつぶ餡と香ばしく焼かれた餅が入ったお汁粉も、「みはし」では有名なメニューです。年間を通して人気のメニューですが、寒い冬にはお店に入って温かいお汁粉を食べるとホッとします。価格は600円です。冬季限定でこし餡の「御膳しるこ」もおすすめです。

プチプチとした食感が癖になるのが「あわぜんざい」です。プチプチするのは北海道のもちきびが使われています。冬季限定のメニューになりますが、寒い日には身体が温まる一品です。お口直しの小鉢がついて600円です。滑らかなこし餡とプチプチのハーモニーを楽しめます。

甘味のお店でおでん？と思いますが、冬季限定でアツアツのおでんを食べることができます。以外かもしれませんが、創業以来提供されているメニューです。名店のおでんは日高昆布と鮪の削り節でとられた出汁でじっくり煮られた大きな具は絶品です。価格は770円で上野本店だけのメニューです。

「みはし」のあんみつは店舗内でも販売していて、お持ち帰りができます。有名甘味処の美味しいあんみつをお土産にして、家族揃って楽しむことができます。甘さ控え目のこし餡と黒蜜、赤えんどうまめ、求肥、寒天など、お持ち帰りでも店舗と同じです。家族で食べるとみんなの頬がほころびます。

あんみつをお持ち帰りする場合は、トッピングも一緒にお持ち帰りするのがおすすめです。お持ち帰りしたあんみつは基本ですので、クリームを乗せたりフルーツを乗せたりして自分なりにアレンジするのも楽しいです。お持ち帰りだからこその楽しみ方ができます。

「みはし」のお持ち帰りはあんみつメニューだけではありません。みつ豆やぜんざいの他おしるこやところてん、くずもち、アイス最中などたくさんの種類があります。お持ち帰りでは専用のカップに入っています。店舗用よりも少し量が少ないですが、価格は安くなっています。

1915年創業の「みつばち」は小倉アイス発祥のお店として有名です。創業者が余った小豆とアイスを混ぜたことで生まれたというのにも驚きです。そんな小倉アイス発祥のお店でおすすめは、なんと言っても小倉アイスが乗ったあんみつです。小倉アイスに黒蜜をかけた「黒糖アイス」も絶品です。

住所:東京都文京区湯島3丁目38-10 ハニービル 1F 電話番号:03-3831-3083

「喫茶去」は上野公園内にある甘味処の有名店です。上野公園の風景と一緒に美味しいスイートを楽しめるお店です。2種類の寒天を使ってそれぞれ違った食感が堪能できるあんみつは、2種類のアイスと白玉などが入って見た目にも楽しいあんみつです。

住所:東京都台東区上野公園4-59 電話番号:03-3821-8126

「芋甚」は上野公園内の不忍池近くにある甘味で有名なお店です。古民家風の落着ける雰囲気で食べるあんみつは、つぶ餡と季節のフルーツが入っています。アイスをトッピングすると涼しげなスイーツになります。「芋甚」の人気メニューは「モナカアイス」です。

住所:東京都台東区上野公園4-59 電話番号:03-3821-8126

上野の甘味処の「まはし」を中心に、おすすめのメニューをご紹介しました。老舗の名店では、どのお店もこだわりの食材や製法があります。疲れたときには甘いものがほしくなります。熱い夏には冷たいものが、寒い冬には温かいものがいいですね。上野の有名店では思いのままです。