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藤城清治美術館は那須高原の人気観光スポット!アクセスや料金など紹介

藤城清治美術館は那須高原の人気観光スポット!アクセスや料金など紹介
投稿日: 2018年3月22日最終更新日: 2020年10月8日

藤城清治美術館は栃木県那須郡那須町にある、影絵アーティストとして有名な藤城清治氏の常設美術館です。藤城清治氏は日本を代表するアーティストで、藤城清治美術館には、約140点の美術品とともに、大きな水槽を使った作品や影絵ミニチュア舞台なども展示されています。

藤城清治美術館へ行こう見出し

Photo by minoir

藤城清治美術館は栃木県那須郡那須町にある美術館で、日本を代表する芸術家、藤城清治氏の70年余の制作活動の集大成として、2013年4月に那須高原に開かれた美術館です。ここでは、そんな藤城清治美術館について、アクセスや料金、おすすめの観光スポット、影絵などの情報を取り入れながら紹介します。

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「せっかく那須高原の大自然を満喫するぞ~と張り切ってたのに雨になっちゃった」こんなこともありますよね。でも心配ご無用、那須高原には雨天でも、家族で楽しめるお値打ちの屋内観光スポットが選り取り見取り。とりわけおすすめな楽しい観光スポット9選をご紹介しましょう。

藤城清治美術館へのアクセス方法見出し

Photo by contri

藤城清治美術館へのアクセス方法は、電車によるアクセスの場合、まずJR東北新幹線東京駅から那須塩原駅まで約75分乗ります。そして那須塩原駅から東野交通バス、那須湯本方面行きまたは那須ロープウエイ行きに約38分乗車し、一軒茶屋停留所で下車後、徒歩約15分ほどのところとなります。東北本線、宇都宮線JR黒磯駅からも、同方向のバスを使えば約23分で一軒茶屋停留所に着きます。

Photo by inunami

藤城清治美術館へ東京方面から高速バスでアクセスする場合は、新宿駅南口から王子駅を経由し、那須高原行きで一軒茶屋停留所で下車後、徒歩15分で行けます。車によるアクセスの場合は、東北自動車道、川口ジャンクションから那須インターまで約80分ほどかかります。そして、那須インターからは約11キロほどで美術館に到着します。

藤城清治美術館は2013年4月にオープンしたばかりですので、カーナビ登録が無い車も多いため、検索できないことが多々あります。その場合は、今の美術館ができる前にあった「ニキ美術館」で検索すると探すことができます。那須インター経由による那須街道からのアクセスは週末は混雑が予想されますので、黒磯板室インターまたは那須高原スマートインターからのアクセスをおすすめします。

藤城清治美術館の開館時間と料金見出し

藤城清治美術館の開館時間は4月17日から9月の夏季は、9時半から17時半で、入館は16時半まで、10月から4月16日までの冬季は9時半から17時半で、入館が16時までとなっています。また、休館日は毎週火曜日及び年末年始となっており、施設メンテナンスなどの理由で臨時休館する場合もあります。

藤城清治美術館の料金は高校生以上の一般料金が1600円、三歳以上中学生以下の料金が1100円、藤城清治氏と同年代となる93歳以上の人の料金は1200円、障害者手帳を持っている人は、お気持ちの料金を支払ってもらう形になっています。また、貸出車椅子が3台あり、貸出ベビーカーも2台ある他、車椅子専用の駐車場には車が3台駐車できます。

藤城清治美術館の予約方法見出し

藤城清治美術館は、特に雨の日の観光スポットとして人気があります。藤城清治美術館に10名以上の団体で入館する場合は、完全予約制になっています。1月1日から3月31日の冬季は、土日祝日が14時以降、平日は終日の入館となります。また、4月1日から4月28日までの春季と11月1日から12月末日までの晩秋期は月、水が14時以降、水、木が13時以降、土日祝日が15時以降となっています。

10名以上の団体予約の場合、ハイシーズンの5月11日から10月末までは水金土が15時以降、それ以外は入館不可となっています。また、12月20日から1月3日の年末年始、4月29日から5月10日のゴールデンウイーク、8月11日から8月16日のお盆、9月17日から9月22日のシルバーウイークなど、大型連休期間は団体予約不可となっていますので、事前のチェックをおすすめします。

藤城清治美術館の建物と館内見出し

藤城清治美術館の入口である重厚な長屋門を抜けると、自然庭園があり、ネコたちの出迎えを受けます。そして間も無く、神聖な中にも温かみを感じさせるおすすめのチャペルが現れます。チャペルのステンドグラスは藤城氏本人がデザインしたもので、美しくも神秘的なきらめきを見せ、訪れる人々は思わず心が洗われます。

さらに森の中の道を進んでゆくと、奥の方に隠れ家のように建つ美術館の建物が見えてきます。一見するとあまり広くないよに見えますが、館内に入ってみると、展示方法が工夫されているせいか、展示空間の広さを感じます。この中には、影絵作品約140点に加え、デッサンや貴重な資料など約200点が常設展示されています。

館内の展示は、影絵の世界観を思う存分堪能できるような配置になっており、影絵の展示の幾重にも重なり合う風景に思わず引き込まれてしまいます。藤城氏の影絵の登場人物や動物には何らかのパワーが宿っているように感じられ、見る人の気持ちをつかんで離さない独特の世界があり、見る人は皆、その迫力の中にのめり込んでしまいます。

藤城清治美術館の沿革と見どころ見出し

藤城清治美術館は、旧ニキ美術館の建物と元々敷地内にあった明治時代の長屋門を改築して造られています。また、庭園のチャペルは藤城清治氏の構想に基づいて造られたものです。藤城清治美術館は、彼の原点である「生きて演じ動いていること、舞台と観客がひとつになり感動すること」を実感することができる劇場型の美術館です。

約140点の代表作の数々は勿論のこと、横幅6メートルもの巨大水槽を使った作品や、セットの裏側も観られるミニ影絵劇の回転舞台、天井や床、壁面などを使ったプロジェクションマッピングなど、正に舞台と観客が一つになって感動できるようなおすすめの作品が展示されています。那須以外にも、北海道、山梨県、長野県に、彼の作品を展示した影絵美術館があります。

藤城清治美術館のアーティスト・藤城清治氏見出し

影絵アーティストとして有名な藤城清治氏は、1924年に東京で生まれました。1947年に、影絵の劇場ジェス・パントルを結成、翌年には「暮らしの手帳」に影絵を連載したり、影絵劇を上演するといった活躍をしています。1950年には影絵の絵本「ぶどう酒びんのふしぎな旅」を出版、人形音楽劇「雪の女王」を、芥川也寸志氏作曲及び指揮による生オーケストラの演奏をバックに上映し話題を呼びました。

藤城清治氏は、その後もTV番組「木馬座アワー」を自主提供し、オリジナルキャラクター「ケロヨン」が爆発的な人気を呼びました。そして、1956年、宮沢賢治原作の影絵劇「銀河鉄道の夜」により、国際演劇参加読売児童演劇祭奨励賞や日本ユネスコ協会連盟賞を受賞しています。また、1983年には絵本「銀河鉄道の夜」が、チェコスロバキアの国際絵本原画展BIBで、金のリンゴ賞を受賞しています。

その後も藤城清治氏の精力的な活動が続き、アメリカのニューヨークやチェコのプラハ、韓国などでも、影絵展が開催され、それぞれ大成功を収めています。そして、2013年には、那須高原に藤城清治美術館が開館すると同時に、日本各地でも、「藤城清治の世界展・光と影のファンタジー」などが開催され、大好評を博しています。

藤城清治美術館の展示品見出し

藤城清治美術館には、影絵を中心とした様々なジャンルの展示品があります。小人やネコ、人魚、ケロヨンなど、メルヘンの世界が描かれているものもあれば、被災地を描いたおすすめの作品もあります。作品はバックライトで裏側から光が浮かび上がるように演出され、幻想的な作品群により一層奥行を与えています。

作品は、色鮮やかな影絵からモノクロ作品に至るまで、繊細に細かく切り込まれた切り絵を重ねるようにして張り付けられており、淡いグラデーションの色合いや鮮やかな色彩の作品など、光を巧みに使った美しく神秘的な作品に溢れています。数々の作品群の中でも、鑑賞する人によってお気に入りの作品が違っているようです。

10分間ほどの影絵の上映を繰り返して行われるストーリー仕立ての影絵劇場とも言える作品は、凝った仕組みをサイドからも覗くことができ、カラクリや舞台裏が体感できます。また、順路一番奥の大きな作品、「魔法の森に燃える再生の炎」、「花火」、「清水寺」の三部作は、鏡と水を使い、無限の奥行が感じられ、影絵の魅力を一層高めているおすすめの作品で、見る人を圧倒します。

藤城清治美術館の被災地を描いた作品見出し

藤城清治美術館には被災地が描かれた作品があります。藤城氏は、東北の震災を実際に自分の目で見た時に、自然のものすごい破壊力とその後の悲惨な光景に相当なショックを受けたそうです。ただ、福島原発周辺の風景を描いていた時、近くの川にサケが産卵のために戻っているのを見て、「地球は壊れていない。人間は乗り越えなくてはいけない。」と強く感じたそうです。

彼は被災地を描いた作品に対して次のようなメッセージを残しています。「震災の現実を描くことによって多くの人々が震災を乗り越え、未来の希望を感じるような絵を描いていくことが僕の使命だと思っている。」被災地を描いた藤城氏のおすすめの作品には、彼の祈りにも似た強い思いが込められています。

藤城清治美術館のコーヒーショップ見出し

藤城清治美術館のコーヒーショップは、窓が広く明るい造りになっており、外の木々の景色を見ながらゆっくり過ごすことができます。このおすすめのコーヒーショップのオープン時間は、9時から始まりラストオーダーが17時です、10月から4月16日までの冬季のみ、9時半から始まり、ラストオーダーが16時までとなっています。

藤城清治美術館のミュージアムショップ見出し

藤城清治美術館のミュージアムショップには、四季を感じられるようなポストカードや藤城清治氏にの作品に関連した童話などの本、影絵、ケロヨンなど、様々なお土産品やギフトが並んでいます。見学の最後に、このショップで家に飾れるようなものを探してみることをおすすめします。その他にも、この美術館には、ライブラリーなどがあります。

藤城清治美術館付近の観光スポット1:那須どうぶつ王国見出し

Photo by bluXgraphics(motorcycle design Japan)=Midorikawa

那須どうぶつ王国は、那須郡那須町にある人気の動物園で、このおすすめの観光スポットへのアクセスは、東北自動車道の那須高原サービスエリア出口から車で15分、那須インターからも30分で行くことができます。この大きい動物園はいくつもの魅力的なエリアに別れています。中でも屋内施設中心の「王国タウン」は、雨の日でもゆったり動物と触れ合いながら廻れるスポットです。

Photo by bluXgraphics(motorcycle design Japan)=Midorikawa

アニマルスタジアムでは、ネコたちが障害物や輪くぐり、綱渡りなどをするショー、「ザ・キャッツ」をやっています。ショーを通してネコの能力や体の仕組みが分かり易く解説されます。アクアステージでは、バランス感覚に優れたオットセイのパフォーマンスショーが行われ、輪投げやボールを使ったショーなどが繰り広げられます。

Photo by y_katsuuu

カピバラの森では、カピバラが自由に歩き廻るエリアに入って触れ合うことができます。また、カピバラが天然温泉かけ流しに入るユーモラスな姿を見ることもできます。その他にも、レッサーハウスやふれあいウサギ王国、ふれあいドッグパーク、バードパフォーマンスショーなど、様々な触れ合いやショーが楽しめます。

Photo by yoppy

那須高原の観光スポット、那須どうぶつ王国には、バーベキューガーデンや展望抜群のレストラン、ヤマネコテラス、カフェモンサンク、カフェポニーなど、ゆっくりランチや休憩を楽しめるスポットがあります。営業時間は、平日10時から16時半、土日祝日は9時から17時、冬期は10時から16時までとなっており、入場料金は、中学生以上が2400円、3歳から小学生までが1000円となっています。

藤城清治美術館付近の観光スポット2:那須高原展望台と那須岳見出し

Photo by nakimusi

那須町湯本に位置する那須高原のおすすめ観光スポット、那須高原展望台へアクセスする場合、那須温泉から那須岳方面に車で登ってゆくと、那須ロープウエイ山麓駅に向かう途中にあります。標高1048メートルのこの展望台は「恋人の聖地」と呼ばれています。夜になると、展望台から那須町一帯を望む夜景が美しく煌めき、カップルで行くには最高のスポットとなります。

展望台の東側には、那須高原や関東平野が眼下に広がり、素晴らしい景色を望むことができます。早朝に行けば、朝日に照らされた神々しい雲海を見ることができます。また、紅葉の時期には一面真っ赤に染まった美しい世界が広がります。無料の駐車場には10台ほどの車が停められます。そして次に少し上にあるロープウエイで那須岳を目指します。

Photo by datu945

ロープウエイはさんろく駅から片道約7分で山頂駅まで行きます。料金は、往復料金が大人1800円、小学生以下の子供は900円です。ロープウエイから下方に広がる美しい景色に見とれている内に山頂に到着します。那須岳は別称茶臼岳と呼ばれる標高1915メートルの山で、日本百名山の一つに数えられます。この山は、栃木県と福島県の県境から南北に延びる那須火山群の中心にある活火山です。

藤城清治美術館付近の観光スポット3:那須温泉神社見出し

那須インターを降りて那須街道を茶臼岳方面に20分ほど登ると那須温泉に到着します。この温泉の奥にあるのが那須温泉(ゆせん)神社です。この神社は630年頃に建立されたと云われる長い歴史を持つ神社で、平家物語でも知られる那須与一ゆかりの神社でもあります。那須に住んでいた那須与一は、出陣前にこの神社に戦勝を祈願し、帰国後もお礼に弓を奉納したと伝えられています。

この観光スポットとしても有名な温泉神社の鳥居の先の左側には社務所があり、その前に小石の塊のような岩があります。これは日本国国家でも歌われる「大和さざれ石」です。この岩は、歳月とともに成長して巌となる霊の宿る岩で、強力なパワースポットと言われています。また、「愛宕福神水」という、神社から湧き出る水にもご利益があると言われています。

樹齢800年ほどの大木、ミズナラの御神木も、活力、蘇生力、生命力などのパワーが授けれれる神聖な大樹として崇拝されています。また、社務所には、那須与一にあやかって、「一矢必中心願成就」のお守が販売されています。ご利益が授かると言われる温泉神社のお守は、那須高原観光のお土産としても人気があり、おすすめです。

藤城清治美術館を見学しよう見出し

Photo by nakimusi

藤城清治美術館は栃木県那須郡那須町にある影絵芸術家、藤城清治氏の常設美術館です。この自然の庭に囲まれた美術館には、140点余の作品の他にも、大きな水槽を使った作品や影絵ミニチュア舞台など、ユニークな作品も展示されています。ここでは、そんな那須高原の藤城清治美術館について、アクセスや料金、おすすめの作品などを含めて説明してみました。

投稿日: 2018年3月22日最終更新日: 2020年10月8日

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