まかいの牧場の楽しみ方をご紹介！グランピングやバーベーキュー施設もあり！

静岡県富士宮市にあるまかいの牧場。富士山のふもとという立地ですから、牧場から見えるのは雄大な富士山!牧場内には牧場ならではの動物とのふれあいコーナーがあったり、グランピングやバーベキュー設備、食べ放題のレストラン、お土産ショップなどもあります。この記事では、そんな人気のまかいの牧場についてご紹介します。

まかいの牧場は、富士山のふもとに広がる朝霧高原にある広大な敷地を誇る牧場です。そしてまかいの牧場の掲げるテーマは3つ、教育と健康と環境です。教育の面では、酪農教育ファームとして認定を受けており、乗馬や乳しぼりなどの体験教育を行ったり、ソーセージ作りなどを通じて食育を行ったりしています。

健康の面では、体に良くて安全な自家製の牛乳やパン、ジェラート、ソフトクリームなどを製造、販売しているのでお土産に購入できるほか、農場の製品に加え、地元の食材を中心に体にいい料理が食べられるオーガニックのビュッフェレストランもあります。また、広大な自然の中でウォーキングしたり、森林浴をしたりすることで健康増進もはかることができます。

環境の面では、地球環境にやさしい牧場を目指し、瓶や段ボールのリサイクルを徹底しているほか、家畜のたい肥やレストランから出るごみは牧場内でたい肥にされ、農園やお花畑に使用されます。そして、楽しみ方のところでも紹介するトラクターバスなどには、牧場の廃油から作られたバイオディーゼル燃料が使用されています。

このようなテーマを掲げつつ、まかいの牧場には人気のグランピングがあったり、おいしいバーベキューがあったり、体験コーナーが充実していたりと牧場というカテゴリーを超え、まるでテーマパークのように朝から晩まで楽しめる施設になっています。また、牧場から見える富士山もポイント!まさに絶景です。

住所:静岡県富士宮市内野1327-1 電話番号:0544-54-0342

魅力的なという意味を持つグラマラスと、キャンピングという2つの言葉を合わせて作られた「グランピング」という言葉。従来のキャンプというと、自分で重い荷物を担いで大自然の中でテントを張ったり、料理をしたりするものでしたが、気軽に自然を味わいたいという人にはハードルが少し高いものでした。

その点、このグランピングというのは豪華なキャンプという言葉の意味からも想像がつくように、自分でテントを張ったり、食事の準備をしたりすることなく、自然の中でゆっくりと豪華なサービスを受けることができます。まさに良いとこどりが出来てしまうのがグランピングというわけなのです。

そして、このまかいの牧場でもグランピングを楽しむことができます。静岡の自然を満喫できる環境、まかいの牧場内の小高い丘の上にあり、富士山も臨める場所でのグランピングは楽しい思い出になること間違いなし!まかいの牧場のグランピングには2種類のプランがありプチグランピングとデイグランピングがあります。

まずは、当日現地で申し込むプチグランピング。こちらはプチという名前のとおり、少しだけグランピングの気分を味わってみたい人、まかいの牧場の他の施設も周りたい人におすすめのプランで、グランピングの利用時間は2時間です。料金は5人まで利用可能なサイトが5000円。セットには、コーヒーか牛乳、マシュマロ、焚火セットが含まれます。

焚火セットには、薪、パーコレーター、軍手など必要なものがすべて揃っていますので、焚火でコーヒーを作ったり、マシュマロを焼いて食べたりすることができます。テント内には、座り心地のいいソファやハンモック、外にはウッドデッキが。事前予約はできませんので、希望する場合は当日早い目の申し込みがおすすめです。

事前に予約をして確実にグランピングを楽しみたいという方にはデイグランピングがおすすめです。こちらは、グランピングにバーベキューがついたプランで、利用時間は午前11時から午後3時までの4時間。料金は、大人料金が7000円、小人料金が4000円で5人まで利用可能です。

セットの内容は、豪華なグランピング設備に加え、静岡のブランド牛である岡村牛のステーキ(200グラム)、本日のサラダ、スープ、パンかライス、ソフトクリーム、コーヒーか牛乳、マシュマロです。小人料金の場合は、ステーキがハンバーグになります。ステーキは、バーベキューグリルで自分たちで焼くスタイルです。

天候に恵まれた日には、テント内からも富士山が見えるという静岡の中でも大変立地のいいところでグランピング体験ができるとあって、春から秋にかけてはかなり人気のグランピング。「やってみたい!」となったらすぐに予約がおすすめです。予約はまかいの牧場に直接電話やメールでどうぞ。公式サイトからは予約状況の確認が可能です。

まかいの牧場ではバーベキューのプランもあり、特に季節のいい時期には大人気となっています。バーベキュープランには2種類あり、一つ目は富士山バーベキュー岡村牛プラン、もう一つが富士山バーベキュー幸寿豚プランです。岡村牛プランでは、地元である富士宮のブランド牛、岡村牛が100グラムついてきます。

バーベキューセット内容は、岡村牛が100グラム、幸寿豚が100グラム、幸寿豚ソーセージ、野菜串が2本、自家製のパン、ソフトクリームがついて大人料金が4500円です。幸寿豚プランには、富士宮のブランド豚、幸寿豚200グラムの他、幸寿豚ソーセージ、野菜串2本、自家製パン、ソフトクリームがついて大人料金が2700円です。

そしてバーベキューに子どもさんがいる場合は、子どもさん向けのバーベキュープランもあり、セットには幸寿豚100グラム、幸寿豚ソーセージ、野菜串1本、自家製パン、そしてソフトクリームが付いてきます。料金は一人1950円。子どもさん向けのプランとは言え、かなりボリュームたっぷりです。

まかいの牧場のバーベキューの時間は午前11時から午後3時、ラストオーダーは午後2時30分です。バーベキューの予約は3か月前から受付が始まり、電話かメールで申し込みます。静岡の自然を満喫しながら楽しめるバーベキューとあって、週末を中心にかなり人気が高いですので、予約はなるべく早いうちにどうぞ。

犬を散歩させることができる施設はいくつかありますが、ヤギと一緒に散歩ができる施設はなかなかありません。まかいの牧場では、20分300円という料金でヤギと一緒にまかいの牧場内を散歩することができます。のんびりと歩くヤギと一緒に散歩してみると癒されること間違いなしです。雨天中止です。

非常に広大な土地に様々なアトラクションがあるまかいの牧場。あまり下調べをしないで来てしまったら無駄に動き回るだけになってしまいかねません。そんな時に特におすすめなのがこのトラクターバスです。身近にはなかなか見ることのできない大きなトラクターに引かれてまかいの牧場内を見て回るというもの。

まかいの牧場職員の案内を聞きながら、牧場の全体像をつかむのにぴったりです。料金は大人が400円、小人が300円です。まかいの牧場に入場してすぐに乗るのもいいですが、一日遊んだ仕上げに乗るのもまたおすすめ。「アスレチックが楽しかったね、バーベキューがおいしかったね。」と会話も弾みそうです。

まかいの牧場では様々な体験教室も実施されており、自分で作ってみることを通して、今まで何気なく食べていたり使っていたりするものでも新たな気づきがあります。人気の体験教室はチーズ作り。まかいの牧場の超新鮮な牛乳を贅沢にもまるごと1本使ってカッテージチーズを作ります。

作ったチーズはお土産として持ち帰ることもできるので、自宅でパスタを作ったり、スイーツを作ったりしてみるのもいい思い出になりそうです。チーズ作り体験の料金は1000円。所要時間は30分です。子どもさんでも楽しめる簡単な内容ですのでぜひチャレンジしてみてください。他には陶芸教室、クッキー作り教室などがあります。

料理に興味のある子どもさんを中心に大人気なのがキッズクッキングです。まかいの牧場のキッズクッキングは服装からして本格的!コックコートとコック帽に身を包み、お父さんやお母さんの助けをかりずに自力でお菓子や料理を作ります。5歳から10歳限定、土日祝日のみの開催です。

まかいの牧場で元気にアスレチックで遊んだり、動物とのふれあいを楽しんだりしているとお腹が空いてきます。そんな時におすすめのランチスポットが農場レストラン「いただきます」です。コンセプトとしているのが地産地消。しかもビュッフェ形式になっているので、お腹が空いたときにぴったりです。

静岡や地元富士宮の生産者から直接購入してきたお肉や野菜などに加え、まかいの牧場で生産された牛乳やパンなどを使用して作られたメニューはどれも新鮮!旬のものをお腹いっぱいに味わうことができます。料金はシルバー(65歳以上)料金が1680円、大人(中学生以上)が1890円、子ども(小学生)が1050円、幼児(3歳以上)が525円です。

もう一店、まかいの牧場のおすすめのランチスポットをご紹介しましょう。それが「ナチュラ・ヴィータ」です。こちらのお店では、まかいの牧場の美味しい牛乳を贅沢に使用した手作りのジェラートが人気!いつも7種類以上のフレーバーがあり、季節に応じてフレーバーの入れ替わりもあります。

ランチにおすすめなのが、まかいの牧場自家製のパンを使用したサンドイッチや自家製野菜をたっぷり使ったスープなど。そしてこのカフェの見どころはお店からの景色です。富士山が目の前にどーんと広がる絶景は、それだけでお店に行く価値があると言っても過言ではないほど。営業時間は午前10時から午後6時までです。

ちなみに、こちらのカフェ「ナチュラ・ヴィータ」と農場レストラン「いただきます」、後で紹介するお土産スポットの「まきば館」はまかいの牧場の入場料金を払わなくても入ることができます。一度食べてみて美味しかったから後日ランチを食べにだけ戻ってくることも可能!他にはクレープ屋やジンギスカンのお店などが同じ形態です。

まかいの牧場には元気に体を動かして楽しめるアスレチックがあります。少し高台になったところにあるアスレチックからは駿河湾が見渡せ、美しい景色を楽しむことができます。また、少し小さな子どもさん向けの幼児アスレチックもあるほか、プレイランドや遊具広場などもあります。

まかいの牧場で実際に牧場でどのように動物が飼育されているのかを見ていると、自分も牧場で働いてみたいと思う気持ちが湧いてくるかもしれません。そんな子どもさんが実際に牧場の仕事を体験することができるのがこのキッズファームです。制服を着てカウボーイハットをかぶるスタイルも人気です。

どちらかと言えば元気に体を動かして活動するアトラクションの多いまかいの牧場ですが、さすがに一日中活動的にしていると疲れてしまいます。そんな時におすすめなのがこのハンモックの森です。マイナスイオンがたっぷり取り込めそうな森にはあちらこちらにハンモックが設置してあり、それぞれにゆったりとした時間を過ごすことができます。

まかいの牧場で静岡の自然を満喫したり、美味しい農産物を食べたりすると自分でも農園をやって新鮮な野菜を食べたくなりませんか?そんな方に向けて、まかいの牧場にはまきば農園という貸し農園があります。料金は20株の1区画が4000円。これには、まかいの牧場の入場料は含まれませんが、苗種、道具、調理教室などすべてが含まれます。

まかいの牧場で楽しい時間を過ごしたら帰る前にぜひ買いたいのがお土産です。まかいの牧場内にはお土産を扱う売店のまきば館があります。牧場で買うお土産ということで、やはり人気は牛乳やパン、チーズなど。たくさんある商品の中で一番人気のお土産がまかいの牧場自家製のノンホモ牛乳を使った「富士山チーズケーキ」です。

まかいの牧場内で一つひとつ丁寧に焼き上げられるチーズケーキは濃厚でなめらか!製造日から10日間日持ちがするのでお土産としても買いやすいのも人気の秘密です。また、まかいの牧場にはパン工房もあり、牧場のフレッシュな材料で焼き上げられたパンをお土産に買うことができます。

他には、プリン、クッキーなど職場などへ持って行きやすいお土産もあります。そして嬉しいのは、まかいの牧場でお土産を買いそびれた時や、お土産として買ったものがとってもおいしかったのでまた買いたいといった時などに便利なオンラインショップです。先に紹介した一番人気お土産のチーズケーキはもちろん、牛乳やヨーグルト、ソーセージなどが揃います。

まかいの牧場の基本情報をご紹介する前に、遊びに行った時に知っておくと便利な情報をいくつかまとめてご紹介しましょう。まかいの牧場の入場券売り場前にはコインロッカーがありますので、旅行の途中に立ち寄った時などには大きな荷物を預けることができて非常に便利です。

料金は、小さいサイズが300円、スーツケースも入る大きいサイズが500円です。まかいの牧場は敷地が非常に広いですので、歩くのが大変な場合は車いすの貸し出しもあります。また、小さい子どもさんがいる時には安心のベビールームも3か所体制。1日300円でベビーカーの貸し出しもあります。

では、ここからはまかいの牧場の基本情報をご紹介していきましょう。まずは気になるアクセス情報です。まかいの牧場には、車か公共の交通機関でアクセスするのが一般的です。車でのアクセスの場合は、東名高速、新東名高速、中央高速の3つの高速道路からのアクセスが可能です。

中央高速からアクセスする場合は、「河口湖IC」でおりてください。その後、国道139号線を経由し、富士宮方面へと進みます。「河口湖IC」からまかいの牧場までは約40分でアクセスができます。新東名高速の場合は、「新富士IC」でおりてくだい。その後、無料の西富士道路へと入り、富士宮方面へとアクセスします。

そして、西富士道路から国道139号線を経由して河口湖方面へとすすんでください。「新富士IC」からまかいの牧場までは約30分でアクセスが可能です。東名高速を使ってアクセスする場合は「富士IC」でおりてください。その後、西富士道路へと入ってからは新東名高速の場合と同じく、国道139号線を経由して河口湖方面へとすすみます。時間は約30分です。

まかいの牧場には公共の交通機関を使用してのアクセスももちろん可能です。東京や大阪方面からのアクセスの場合は、JR「新富士駅」を目指してください。東京駅からも新大阪駅からも新幹線でのアクセスが可能です。「新富士駅」からは、富士急行バスでまかいの牧場までアクセスします。

「新富士駅」からまかいの牧場までは約60分の道のりです。山梨方面からアクセスする場合には、「河口湖駅」を目指してください。その後は、まかいの牧場まで富士急行バスに乗ってアクセスをすることになります。「河口湖駅」からまかいの牧場までは約65分でアクセスが可能です。

続いてご紹介するのはまかいの牧場の営業時間と定休日です。まかいの牧場の営業時間は大きく分けて冬期と夏期に分かれています。冬期にあたる11月21日から3月20日までの営業時間は午前9時30分から午後4時30分まで、それ以外の夏期は午前9時30分から午後5時30分までです。

ただし、多くの人がバーベキューなどに訪れるゴールデンウィークの時期には営業時間が延長されます。2018年は4月28日から5月2日の間、午前8時から午後6時までの営業となります。ただし、5月1日と2日は通常通り9時30分から5時30分までの営業です。その他、営業時間の最新情報はまかいの牧場の公式サイトから営業カレンダーをチェックしてください。

まかいの牧場の定休日ですが、12月1日から3月20日の間のみ、基本的に毎週水曜日が定休日となります。動物の出産が多い時期であるためと、施設のメンテナンスをするためです。それ以外の期間は無休での営業です。羊飼いのゴルフとドッグフィールドは2018年4月16日から5月6日までお休みです。

まかいの牧場の入場料金ですが、大人(中学生以上)の料金が800円、小人(3歳以上)の料金が500円です。そして特徴的なのは、まかいの牧場はこの料金で1か月間いつでも入場することができるという点です。楽しみ方たっぷり、見どころたっぷりのまかいの牧場なのにこの料金は非常にお得だと思いませんか?

ただ、料金は安くても遠くから来ているから1日しか行けないという方には「牧場満喫チケット」というものがあります。これは、まかいの牧場の1日入場券に体験チケットが2種類、動物のおやつ引換券がついてくるというもの。料金は、大人(中学生以上)の料金が1400円、小人(3歳以上)の料金が1200円です。

体験チケットの1つ目は、羊飼いのゴルフ、健康吹き矢、トランポリンから1つ選ぶことができます。そして、体験チケットの2つ目は、バター作り体験、引き馬体験、トラクターバス乗車券の中から1つ選ぶことができます。学校や幼稚園、子ども会など団体で訪れる場合には団体料金の設定もありますので、詳細はまかいの牧場の公式サイトへどうぞ。

今注目を集めているグランピングが出来たり、バーベキューが気軽にできる設備があったり、かわいい動物たちと触れ合えるだけでも楽しいですが、少し視線を上へとあげると富士山が目の前に広がるという絶好の立地のまかいの牧場。雨が降っていても楽しめるアトラクションも多いのでぜひ遊びに行ってみてください。