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島根・稲佐の浜は夕日が美しいパワースポット!近くの神社やアクセスも調査!

島根・稲佐の浜は夕日が美しいパワースポット!近くの神社やアクセスも調査!
投稿日: 2018年7月5日最終更新日: 2020年10月8日

島根県出雲市にある「稲佐の浜」は古事記にも登場する「国譲り」と「国引き」の舞台。神々が集まるパワースポットは、美しい夕日も人気です。今回は、稲佐の浜への詳しいアクセス方法の他、周辺にあるパワースポットとご利益を得られる神社の情報をまとめます。

島根「稲佐の浜」は夕日が美しいパワースポット!見出し

Photo by eliduke

島根県出雲市にある「稲佐の浜」は、日本の渚百選にも選ばれた絶景の夕日が見られるパワースポット。旧暦10月には、神さまが集まる場所と言われているこの浜には、神話の舞台となった弁天島や薗の長浜が広がっています。今回は、稲佐の浜へのアクセス方法の他、稲佐の浜と合わせて回りたい神社など、ご利益を得られるパワースポットをご紹介いたします!

神々が集う国「出雲」の魅力見出し

日本海に面した島根県は、日本神話に登場する神々が集う国。全国的に有名な出雲大社をはじめ、数々のパワースポットがある島根県は、恋愛成就や子宝祈願など、ご利益を求めてたくさんの方が訪れる人気の観光スポットです。島根県の観光PRを務めるご当地キャラ「しまねっこ」も大人気で、神在月と言われる旧暦10月には多くの観光客が島根へ押し寄せます。

今回ご紹介する「稲佐の浜」は、島根県出雲市にありますが、島根の県庁所在地松江市には、国宝にも認定された「松江城」があります。日本に現存する12の天守閣の一つとされている「松江城」は、島根観光のもう一つの人気スポットで、出雲市からもアクセスしやすいので、ぜひ合わせて回りたい観光地の一つです。お堀を船で回る「堀川めぐり」がおすすめです。

松江城の天守閣からは、全国で7番目に大きな汽水湖「穴道湖」の大パノラマを見ることもできます。穴道湖も、今回ご紹介する稲佐の浜同様、夕日が美しいスポットとして有名で、夕日が沈む時間に合わせて出航する「サンセットクルージング」が人気です。パワースポットめぐりだけでなく、島根には、自然や歴史を感じられる素晴らしい観光地がたくさんあります。

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島根「稲佐の浜」ってどんなところ?見出し

島根県出雲市大社町にある稲佐の浜は、古事記や日本書紀に登場する「国譲り」と「国引き」神話の舞台。島根県西部に位置するこの浜からは、美しい夕日を見ることもできます。古事記では「伊那佐の小濱」日本書紀では「五十田狭の小汀」として登場します「薗の長浜」とも称されたこの海岸線は島根半島と佐比売山をつないだ綱と記されています。

美しい夕日と砂浜が日本の渚百選にも選ばれた「稲佐の浜」は、島根の人気観光スポットである出雲大社からもアクセスがよく、合わせて観光する方が多い景勝地です。「稲佐の浜」では、毎年旧暦10月には八百万の神々がこの浜を経由して集まり、神議と呼ばれる大会議を開くと言われています。「稲佐の浜」では、神迎え神事が毎年執り行われます。

「神迎え神事」が行われるのは、旧暦10月10日の夜とされており、2018年は11月17日(土)がその日程に当たります。夜19:00から稲佐の浜でかがり火を炊き、神々をお迎えする神事が開催されます。龍蛇神を先頭に神々の行列をお迎えするこの儀式は一般の方でも参列可能です。「神迎え神事」をご覧になりたい方は、早めに宿を押さえることをおすすめします。

稲佐の浜の塩汲み神事見出し

稲佐の浜で行われるもう一つの神事として有名なのが、毎月1日の早朝に行われる「塩汲み神事」です。大社町の住民が毎月行っているこの神事は、稲佐の浜で海水を汲んだ後、出雲大社と荒神社に参拝するというものです。海水は、聖水として笹の葉を使って自分の体と神前を清めるためにまかれます。残りは、自宅に戻って神棚に撒くという風習があります。

近年では、この伝統文化を若い世代に継承しようと、小学生などが塩汲みに参加するイベントなども開催されているようです。この行事では、竹筒を使って稲佐の浜から海水を汲み上げ、竹筒に花を生けて、神迎えの際に八百万の神々が通るという道をたどります。島根では、この神事になぞらえて汲み上げた海水から作る「神塩」も販売されているようです。

稲佐の浜のパワースポット1:弁天島見出し

ここからは、稲佐の浜のパワースポットをご紹介していきます。まず、最初にご紹介するのは、「弁天島」。か昭和40年頃までは、沖合いにあったため、木製の橋が渡されていたという弁天島は、現在では、砂浜が急激に広がって歩いて近づくことができるようになっています。小さな社には豊玉毘古命(トヨタマヒコノミコト)が祀られています。

豊玉毘古命は、安産や子孫繁栄にご利益のある神様と言われており、妊活している方やこれから出産を控えている方にぜひ参拝していただきたいおすすめのスポットです。弁天島をバックに、日本神話を今に伝える出雲神楽の舞台も定期的に開催されていますので、美しい夕日とかがり火の中で、幻想的な出雲神楽を鑑賞するのもおすすめです。ぜひ、ご利益を得てください!

稲佐の浜のパワースポット2:屏風岩見出し

続いてご紹介する稲佐の浜のパワースポットは「屏風岩」(びょうぶいわ)。稲佐の浜から5分ほどでアクセスできるこちらのパワースポットは、民家の軒先にありますので、外から岩を眺めるのみとなります。「屏風岩」は、高天原から遣わされた武甕槌神(たけみかづちのかみ)が大国主命と「国譲り」について話し合った場所と伝えられています。

天照大御神が、大国主命の治める「葦原中国」に次々と使者を遣わして、この地を手に入れようとする物語は、簡単に土地を譲ることに応じたコトシロヌシや、国を守ろうとしたけど負けて諏訪まで逃げることになるタケミナカタ等、まるで私たち人間のような神様が登場します。神話の世界に思いを馳せながら、パワースポットを歩いてみましょう。

稲佐の浜のパワースポット3:長浜海岸見出し

続いてご紹介する稲佐の浜パワースポットは長浜海岸です。「薗の長浜」として「出雲国風土記」の冒頭に出てくる「国引き神話」に登場するこの浜は、出雲神話の中でも、軍を抜いてスケールの大きい物語として知られています。神話に登場する地名は、現存する出雲市各地の地名になっており、日本神話がまったくの作り話ではないということに驚かされます。

長浜海岸は、夏は海水浴を楽しむ地元の方で賑わう小さな浜で、とっぷりと夕日が暮れた後は、付近で花火を楽しんだり、星空観測をする方も多いようです。弁天島同様、出雲大社からもアクセスが良いので、特に神有月の旧暦10月は、多くの観光客が訪れます。心静かに浜辺を歩きたいという方は、早朝に行くのがおすすめ。何かご利益がありそうな予感です。

稲佐の浜のパワースポット4:上宮見出し

続いてご紹介する稲佐の浜のパワースポットは、浜辺からすぐアクセスできる「上宮」(かみのみや)です。出雲大社の末社として知られる「上宮」は。「神議り」(かみはかり)という神々の会議が開かれる重要な場所とされています。八百万の神々が集まり、様々な人の縁(えにし)を話し合うという伝説の舞台は、少しマイナーな観光スポットの1つです。

「上宮」は、出雲大社と合わせて参拝するとご利益のある神社と言われており、縁結びを祈願されたい方は、稲佐の浜を訪れた際、一緒に参拝することをおすすめします。旧暦10月10日の稲佐の浜での「神迎えの神事」が行われた翌日、旧暦10月11日には、この「上宮」にて、神事が執り行われるようですが、残念ながらこちらの神事は、一般の方は参拝できないようです。

稲佐の浜で見る絶景の夕日見出し

ご利益のありそうな数々のパワースポットがある稲佐の浜ですが、実は、夕日が美しい観光スポットとしても人気があります。日本の渚百選にも輝いた美しい浜辺は、結婚式の前撮り写真を撮影されるカップルも多く、日没の時間帯には、プロ、アマチュアを問わず、カメラを抱えたフォトグラファーが、美しい夕日を撮影しようとこの地を訪れるようです。

特におすすめの撮影場所は、弁天島が夕日の前景として入るスポットで、夕日が沈んでからの「マジックアワー」には、この写真のように薄墨色に暮れていく海と弁天島の絶景をカメラに収めることができます。また、稲佐の浜周辺には、明るい建物が少ないことから、星空観測もおすすめで、夜空を撮影する方も多いようです。インスタ映えする一枚を激写しましょう!

稲佐の浜がある島根県出雲市へのアクセス見出し

ここからは、ご利益のある神社が満載の島根県出雲市へのアクセス方法をご紹介いたします。関東近県から島根県の出雲縁結び空港までのアクセスは、飛行機での所要時間が約90分、空港からJR出雲市駅までのアクセスは空港シャトルバスで約25分です。出雲市駅からは、島根の一畑バスで出雲大社行きのバスや稲佐の浜行きのバスが運行されています。

関東または新幹線で島根にアクセスする場合は、新幹線のぞみに乗車し、岡山にて特急やくもに乗り換えです。続いて、関西方面からのアクセスですが、飛行機なら伊丹空港から出雲縁結び空港まで1日6便ほどが運航しています。所要時間は約1時間です。新幹線でのアクセスは、関東からと同じ路線となり、所要時間は4時間ほどです。この他高速バスも利用可能です。

九州方面から島根県出雲市へアクセスする場合は、飛行機なら福岡から1日2便ほどが出雲縁結び空港に就航しています。所要時間は約1時間です。新幹線でのアクセスなら、新山口駅にて「特急スーパーおき」に乗り換え、JR出雲市駅にて下車します。出雲市駅からは、一畑バスの日御碕・宇竜方面行きの路線に乗車すると、約30分ほどで出雲大社方面へ到着です。

出雲大社から稲佐の浜へのアクセス見出し

続いて出雲市内、及び出雲大社から稲佐の浜へのアクセス方法をご紹介します。JR出雲市駅から公共交通機関でアクセスする場合は、一畑バスの「日御碕線」に乗車します。最寄りバス停は「稲佐浜」となっており、出雲市駅からの所要時間は約30分ほとどなっています。バスの停留所から稲佐の浜はすぐ近くなので、非常にわかりやすいルートです。

島根一人気のある神社「出雲大社」からのアクセスは、徒歩または車がおすすめです。出雲大社から稲佐の浜は、歩いて12分ほどの距離で、神迎え神事の時に歩く参道が、一番おすすめのルートとなっています。出雲大社から車でアクセスする場合は、所要時間が3分ほどとなっています。一畑バスは本数が少ないので、レンタカーで観光する方が良いでしょう。

稲佐の浜周辺のパワースポット1:日御碕神社見出し

ここからは、稲佐の浜と合わせて回りたいご利益のあるパワースポットをご紹介していきます。まず、最初にご紹介するのは、出雲大社からバスで約40分の距離にある日御碕神社。「日本の夜を守る神社」として、島根の日御碕に置かれたこちらの神社は、上の宮と下の宮の2つの神様が鎮座しており、ダブルでご利益のあるパワースポット。

国の重要文化財にも指定された美しい朱塗りの神社は、まるで竜宮城のような美しさです。日御碕神社には、ご利益のあるお守りとして話題の「砂のお守り」があります。神社の社務所には並んでいないので、授与していただきたい場合は、神職にお尋ね下さい。お守りの初穂料は一体500円ほどとなっています。ご利益のあるお守り、頑張ってゲットしましょう!

日御碕神社で有名な砂のお守りをGET!アクセスや御朱印もチェック! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
日御碕神社で有名な砂のお守りをGET!アクセスや御朱印もチェック! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
島根県出雲市の日御碕にある「日御碕神社」(ひのみさき)は、出雲大社の祖神(おやがみ)様として地域の人から信仰を集めています。今回は、日御碕神社へのアクセス方法や周辺のパワースポットの他、御朱印や人気の砂のお守りについてお伝えします。

稲佐の浜周辺のパワースポット2:経島見出し

続いてご紹介する稲佐の浜周辺のご利益スポットは、「経島」(ふみしま)です。ウミネコの繁殖地として知られる「経島」は、日本海に浮かぶ小さな無人島で、島の上には代々伝わる小さな社があります。現在は、日御碕神社に鎮座している天照大御神が、かつてはこの経島に祀られていたそうで、ご利益のある観光スポットとして人気を集めています。

「経島」は、日御碕神社からのアクセスもよいので、2ヶ所のご利益スポットをまとめて回るのがおすすめです。国の天然記念物にも指定されている景勝地では、11月下旬から3月頃までこの地に飛来するウミネコたちを観察することもできます。バードウォッチングが好きな方にもおすすめです。近くには夕日に映える白い姿が美しい日御碕灯台もあります。

日御碕灯台は、パワースポットではありませんが、国の有形文化財にも指定されている有名な観光スポットです。明治36年に設置された石造りの灯台は、歴史を感じさせる建物も見どころの一つです。白い灯台の中には、螺旋階段が張り巡らされており、参観料200円を支払えばどなたでも登れます。灯台のてっぺんからは、日本海の大パノラマが広がっています。

稲佐の浜周辺のパワースポット3:海底遺跡見出し

最後にご紹介する稲佐の浜から行きたいおすすめのパワースポットは、海底遺跡。島根県日御碕エリアでは、ダイビングも盛んですが、こちらのパワースポットは、ダイバーたちに人気のある観光地です。階段跡や神社の参道のような人工的な建物が残された海底遺跡は、地元のダイバーによって2013年に発見されました。海の中でもご利益が得られそうです!

島根「稲佐の浜」で美しい夕日を眺めよう!見出し

Photo by funcrush28

数々の神話の舞台となった「稲佐の浜」をご紹介しました。たくさんの神社がある島根県出雲市は、特に縁結びにご利益のある出雲大社が人気です。稲佐の浜は、出雲大社からもアクセスがよく、大変美しい風光明媚な海岸線は一見の価値ありです。弁天島と大海原を前景に、神話の海に沈んでいく雄大な夕日の絶景に出会いに、「稲佐の浜」へ行ってみませんか?

投稿日: 2018年7月5日最終更新日: 2020年10月8日

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