中華蕎麦蘭鋳はミシュランガイドに掲載された人気店！メニューや値段は？

東京の方南町にある有名なラーメン店をご存知でしょうか。あのミシュランガイドにも掲載され、さらに知名度がぐんとあがったラーメン店で、ラーメン好きの間ではとても有名なお店です。

そんな方南町にある有名ラーメン店は、中華蕎麦蘭鋳と言います。ラーメン店とは思えないような落ち着きのあるおしゃれな店内は、女性にも人気があり、ランチなどにも食べたくなるようなラーメン店です。

そこで、方南町にある有名ラーメン店である中華蕎麦蘭鋳について、蘭鋳のラーメンの特徴やおすすめのランチメニュー、さらにはラーメンメニューなどの値段はいくら位なのかなどについてもご紹介していきましょう。

方南町にある有名ラーメン店である中華蕎麦蘭鋳は、あのミシュランガイドにも掲載されています。ラーメン店がミシュランガイドに掲載されるのか？と驚く方もいるかと思いますが、現在ミシュランガイドでは、幅広いジャンルのお店が掲載されており、中にはおにぎりの部門もあるほどです。

中華蕎麦蘭鋳は、食べログ百名店にも選ばれるほど人気があるお店ですが、さらにミシュランのビブグルマン2019にも初掲載され、その人気に拍車がかかっています。

少々趣のある外観と店内の蘭鋳は、ラーメン店によくあるような派手な看板やネオンなどはなく、ミシュランガイドに掲載されたと知らなければ、すっと通り過ぎてしまうかもしれないほど、落ち着いた建物です。

また方南町という場所もあり、ふらりと立ち寄るというよりは、ミシュランガイドや食べログなどをみて、わざわざ中華蕎麦蘭鋳で評判のラーメンを頂きたくて、方南町まで足を運んでいる方がほとんどです。それほど、蘭鋳のラーメンは人を惹きつけているため、ミシュランガイドに掲載されるのも納得の美味しさと好評です。

では、そんなミシュランガイドにも掲載されるほどの中華蕎麦蘭鋳とはどんなお店なのでしょうか。東京都杉並区方南町にある蘭鋳は「らんちゅう」と読みます。

東京都杉並区は、実はラーメン激戦区で、ラーメン好きをも唸らせるようは人気のラーメン店が軒を連ねています。しかしながらそんな中でも、この蘭鋳は、ラーメン通も思わず通ってしまうほど美味しいと評判のラーメン店なんです。

蘭鋳の店内には、カウンター席しかなく、わずか8席で満席になるというこじんまりとしたお店です。そのため、ランチ時やディナー時には行列ができ、その列は途切れることがありません。

蘭鋳の店主は、強面のおじさんではなく、とても物静かで、まるでミュージシャンのような井出達の若い店主です。そして丁寧な口調で接して頂けますので、女性一人でも来店しやすい雰囲気です。

方南町にある有名ラーメン店である中華蕎麦蘭鋳の営業時間は変則的です。ランチ時の営業時間は、月曜日から金曜日が12時から14時まで、土曜日は12時から15時までです。

そしてディナー時の営業時間は、月曜日から金曜日が18時から21時までで、土日などはディナー時は営業していません。

また土曜日の夜と日曜日、そして祝日は定休日となりますので、来店時には気を付けましょう。それだけでなく、スープがなくなってしまうとそこで営業時間終了となりますので、確実に食べたい場合は早めの時間帯に来店した方が賢明でしょう。

次に、中華蕎麦蘭鋳のアクセス方法もご紹介しておきましょう。まずはお車で来店したい場合ですが、残念ながら蘭鋳には専用駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングに止めることになります。間違ってもお店の前などに路上駐車するのはやめましょう。

次に電車で来店する場合ですが、東京メトロ丸の内線の方南町駅で下車します。方南町で降りたら、1番出口から出て、左に進み、信号2つめを左手に曲がりましょう。方南町の駅からは、わずか615mほどしか離れていませんので、電車でのアクセスがいいでしょう。

また中華蕎麦蘭鋳には、バスでもアクセス可能です。バスは都営バスを利用し、堀ノ内2丁目というバス停で下車しましょう。バス停で下車すれば、お店はすぐそこですので迷うことはないでしょう。また中華蕎麦蘭鋳は環七通り沿いにあり、道路を挟んで反対側には、「法輪閣」という立派な建物がありますので、目印にするといいでしょう。

2018年11月27日に発売された「ミシュランガイド東京2019」ですが、ラーメン店で掲載されているのは全24店舗です。そのうち1つ星がついているのが3店舗ほどになります。

実は「ラーメン」というカテゴリは、2016年より新たに追加されたカテゴリーです。前年は26店舗ほど掲載されていたため、2店舗ほど少なくなったことになります。

2019で1つ星に選出されたのは「SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店」「Japanese Soba Noodles 蔦」「創作麺工房 鳴龍」となります。そしてこの蘭鋳は、ビブグルマンの方で選出されています。

従来のミシュランの星付きレストランは高級店が多く、馴染みのないお店も多くありました。しかし、ビブグルマンは違います。値段が5000円以下でコスパが高く、調査員たちがオススメしたいレストランと言う基準になります。

ではどんな特徴が、中華蕎麦蘭鋳にはあるのでしょうか。ミシュランのビブグルマンに選ばれるほど、コスパが高く美味しいと評価された蘭鋳のラーメンは、店主のこだわりが沢山つまったラーメンでした。

まずは、蘭鋳のスープですが、あっさりとした煮干し風味のスープになります。豚骨スープをベースしており、そこにさらに魚介スープをブレンドしているのが、この蘭鋳のこだわりのスープになります。

そんな蘭鋳のスープで特に重要なポイントとなっているのが、煮干しになります。蘭鋳のスープは、豚骨がベースではあるのですが、実は煮干のスープとも言えるほど、濃厚な煮干のだしの風味がアクセントとなっており、その煮干の風味が蘭鋳のスープは絶品といわれる点です。

蘭鋳の店主は、飲食店での経験は10年ほどありましたが、実はラーメン店での経験はなかったそう。しかし、独学でラーメンを極めるほど研究に研究を重ねた店主は、幼なじみの同級生と一緒にお店を経営しています。

そんな店主が、こだわりにこだわり抜いたスープだからこそ、蘭鋳のスープは唯一無二の味で、多くの人々を惹きつけて止みません。

そのため、蘭鋳の店主は、煮干にも強いこだわりを持っています。蘭鋳のラーメンは、化学調味料は一切不使用で、見た目にも美味しいラーメンですが、それだけでなく体にも優しいラーメンとなっています。

そんなこともあり、煮干しのアクセントがきいたスープは、煮干しの濃厚さも感じられながらも、実はあっさりとしたスープで、醤油や豚骨のコクも相成って、とてもバランス感覚のいいスープなのです。

また蘭鋳のスープはレンゲですくうと、銀粉が浮いているのが見えます。これは煮干のだしを取った際に起こる現象と一緒です。煮干の皮などはシルバーでキラキラとしていますが、この煮干の銀粉が浮いているスープはそうそうありません。それほど煮干しがたっぷりと入っている証拠です。

もちろん中華蕎麦蘭鋳は、スープだけでなく、麺にもこだわりがあります。三河屋製麺という、とても有名な製麺所の麺を使用しており、ここは昭和40年に創業された歴史のある製麺所なのです。東京都に2つ、そして台湾にも工場があり、ラーメンやつけ麺店専門の麺屋になります。

実はこの三河屋製麺の麺は、こだわりが強いラーメン店の店主がどこもこぞって使用していることで、ラーメン好きの間では有名です。蘭鋳もそのうちの1店で、蘭鋳のスープと、この三河屋製麺の麺は、とても相性がよく、まさに相乗効果となっています。

方南町の中華蕎麦蘭鋳は、ランチ営業がメインでもあるので、ランチにおすすめな蘭鋳のおすすめメニューをご紹介していきましょう。実は蘭鋳には、メニューの種類があまりありません。蘭鋳のラーメンメニューは2種類ほど、あとは大盛りとつまみ飲みですので、迷うことはないでしょう。

まず定番の中華そばです。蘭鋳のラーメンメニューの1番最初に書いてあるメニューですので、ランチにもディナーにも頼む方が1番多いメニューです。

中華そばには、細麺のストレート麺を使用しています。蘭鋳の中華そばの1番印象的な所は、やはりチャーシューでしょう。ほんのりとピンク色をしたチャーシューなのですが、その大きさがとても大きいんです。ラーメンどんぶりのほぼ半分は、このチャーシューで覆われています。

あとは、海苔とメンマ、さらにはネギがトッピングされており、色のコントラストも含めて、とてもビジュアルが美しいラーメンでもあります。

次にご紹介するのは、味玉そばです。先ほどご紹介した中華そばに、味玉を追加したメニューなのですが、この味玉も絶品で、玉子が嫌いでなければ、ぜひともこの味玉そばがおすすめです。

蘭鋳の味玉は半分に割ると、黄身の部分が少々多めのたまごを使用しています。それほど質の良いたまごを使用している証拠で、もちろん味も別格です。外見は少々薄い茶色なので、味が薄いようにも見えますが、中は半熟な上、味もしっかりと濃厚な味わいに仕上がっています。この味玉がラーメンに追加されるだけで、満足感が格段に変わるでしょう。

実は中華蕎麦蘭鋳のメニューは、先ほどご紹介した中華そばと味玉そばの2種類しかありません。そのため、ラインナップは玉子を入れるかどうかだけの違いです。

あとは、麺を大盛にしたい場合は、大盛にすることも可能です。蘭鋳では、餃子やライスなどはありませんので、男性など少々物足りない場合は、この大盛をオーダーするといいでしょう。

また蘭鋳では、前金制になりますので、ラーメンをオーダーする際に、大盛も一緒に注文するのを忘れないようにしましょう。

中華そば、味玉そば、大盛、そしてあと蘭鋳で残っているメニューは、つまみとエビスビールです。蘭鋳のつまみは、先ほどご説明した、少々ピンク色をした特大のチャーシューを1口大に切ったものに、青ネギがトッピングされたメニューです。

つまみとなると、ビールのあてのようにも感じますが、ラーメンのトッピングとして注文される方も多くいます。ラーメンにこのチャーシューと青ネギを追加すると、また少々違った味わいになり、おすすめの食べ方でもあります。

では最後に、中華蕎麦蘭鋳の値段もチェックしておきましょう。まずは中華蕎麦蘭鋳の定番メニューである中華そばですが、値段は800円ほどです。都内の有名ラーメン店では、ラーメン1杯の値段が1000円越えも珍しくはありませんので、蘭鋳の中華そばはお手頃な値段と言えるでしょう。

そしてもう一方の味玉そばですが、値段は900円となります。つまり味玉分の値段が100円分高くなっているわけです。また大盛の値段も同様に100円です。

あとは、つまみですが、つまみの値段は300円で、エビスビールの値段は中瓶サイズで500円となっています。どれも手ごろな値段ばかりですので、気兼ねなくぶらっと立ち寄れるでしょう。

いかがでしたでしょうか。方南町にある有名ラーメン店の中華蕎麦蘭鋳は、綺麗なスープとコクのある味わいが特徴的なラーメン店でした。ランチタイムなどにも混みあっている非常に人気のあるラーメン店で、蘭鋳のラーメンの美味しさはミシュランにも掲載されるほどでした。

少々狭い店内ではありますが、女性一人でも来店しやすく、清潔感あふれる店内ですので、ぜひ一度蘭鋳のそばに行った際には、中華蕎麦蘭鋳まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

ここ蘭鋳でしかあじわえないような、極上の一杯をぜひ堪能してみてください。ラーメンは豚骨や味噌派という方も、きっとファンになること間違いなしです。