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金沢の桜の開花・見頃の時期をチェック!おすすめの名所11選もご紹介!

金沢の桜の開花・見頃の時期をチェック!おすすめの名所11選もご紹介!
投稿日: 2019年7月14日最終更新日: 2020年10月8日

古都金沢はいつ行っても観光スポットが多いところですが、中でも桜の時期はその美しさがさらに映えます。そこで金沢の桜の開花や見頃の時期、そしておすすめの桜の名所について紹介します。歴史的な場所や自然豊かな場所など、見どころはたくさんです。

金沢のおすすめ桜名所の情報を整理しておこう!見出し

Photo by Kentaro Ohno

本格的な春の訪れを告げる桜は、その開花から見頃まで多くの人々に愛されています。特に金沢のような古都の風情があるところでは、さらに魅力を増します。そこで、金沢の桜について紹介します。金沢の桜の開花や見頃の時期、そしておすすめの名所についても紹介します。

金沢の桜の開花時期や見頃の時期は?

Photo by lensonjapan

まず、金沢の桜の開花や見頃の時期から紹介します。金沢は石川県にあり、東京などに比べると位置的には北になります。そのため開花や見頃の時期が東京などより遅れ気味になります。

例年の目安から言うと、金沢の桜の開花の時期は東京に比べると1週間程度遅くなります。一般的に桜は開花から1週間程度で見頃の時期を迎えるので、金沢の開花が発表されたらその1週間後くらいに行くと見頃の桜を楽しむことができるということになります。

例年の開花日や満開の日は

Photo by iyoupapa

では、具体的に例年の開花日や満開の日はいつごろなのかということについてです。年により時期にはばらつきがありますが、2019年の場合は4月1日に開花、満開が4月6日となりました。平年は開花が4月4日、満開が4月10日ですから、やや早めということになります。

桜は植物ですから、開花や見頃の時期は気候に大きく左右されます。なんとなく暖冬だったら時期が早まると考えがちですが、実は一定期間低温にさらされなければ開花の準備が始まりません(休眠打破)。そして春の気温の上昇により花芽の生成が行われ、開花に向かうのです。

特に近年は暖冬傾向にあるため、この休眠打破がうまくいかず、逆に開花の時期が遅くなる場合もあると言われます。ですから金沢の桜を見にいく計画を立てる場合は、時期が近づいて来たら開花予想などをチェックし、日程を決めることをおすすめします。

金沢へのアクセス見出し

Photo by a59501254

まずは金沢へのアクセスから紹介します。2015年、北陸新幹線が開業したことで、金沢へのアクセスはぐんと楽になりました。東京からは北陸新幹線一本で「金沢」駅まで行くことができます。一方大阪方面からは直通の特急が走っており、それを利用するのがおすすめです。

飛行機ならば小松空港、羽田からであれば能登空港も最寄りです。北海道や九州などからは飛行機で来るのがおすすめです。その他にも高速バスや車を利用してのアクセスもできますが、車の場合桜の時期は観光スポットを中心に混雑が見込まれます。

1:金沢の桜名所【金沢城公園】見出し

Photo by Kentaro Ohno

お城と桜というと、もはや日本のお花見では定番の組み合わせと言えるかもしれません。金沢城公園も天守閣はないのですが、桜と城の美しい姿が楽しめる場所として人気が高いです。有名な兼六園に隣接しているため、ぜひセットでお花見を楽しみたいおすすめスポットです。

園内の桜はソメイヨシノが約400本、ほかにヤマザクラやコシノヒガン、カスミザクラなど種類が多いのが特徴です。そのため見頃が長く、ゆっくりとお花見を楽しめるのが人気の秘密です。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by izunavi

金沢城公園のお花見スポットは石川門、白鳥路、菱櫓の内堀などですが、特におすすめしたいのは兼六園と金沢城公園に挟まれたところにあるお堀通りと、蓮池門通りのあたりです。また、大手堀沿いにはソメイヨシノが多く、空が覆われるほどの桜を楽しむことができます。

また、見頃の時期になると夜のライトアップが行われます。ぼんぼりによるライトアップは桜をとても幻想的に映し出しており、兼六園と組み合わせて夜桜見物をするのもいいでしょう。

アクセスは金沢駅から路線バスを利用します。なんといっても金沢観光の中心地ですから、複数の路線バスが周辺を通っており、さらには兼六園シャトルバス、金沢市内を周遊するバスなども利用できます。アクセスの面では不自由することはないでしょう。

金沢城と金沢城公園の見どころは?ライトアップや桜もキレイなスポットで有名 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
金沢城と金沢城公園の見どころは?ライトアップや桜もキレイなスポットで有名 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
日本の観光スポットとしても人気の石川県金沢市ですが、その中でも金沢城のある金沢城公園は外すことのできない場所です。歴史的建造物というだけではなく、季節によっても表情を変える見どころ満載のお城です。今回はそんな金沢城公園についてご紹介していきます。

2:金沢の桜名所【兼六園】見出し

Photo by Kanesue

金沢の名所中の名所といえば、やはり兼六園です。四季折々の見どころがある兼六園ですが、日本のさくら名所100選にも選ばれているほどの桜の名所でもあります。園内の桜は約420本で、ソメイヨシノはもちろんヒガンザクラやシオガマザクラ、珍しいところではフゲンゾウなどもあります。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by Kentaro Ohno

しかも兼六園の場合は樹齢300年と言われるケンロクエンクマガイザクラ、開花から花の色が3回も変わるといわれるケンロクエンキクザクラなど、ここでしか見られない珍しい桜も多く、種類が多い結果として見頃の時期も長いというおすすめポイントもあります。

おすすめスポットは桂坂口付近、茶店の並ぶ通りのほか、花見橋のところなどがあります。また眺望台のところからは金沢の街並みが一望できるため、見頃の桜に包まれた街並みを見たい方にはぜひおすすめしたいポイントです。また、見頃の時期には無料開放が行われるほか、21時30分まで開園しており、夜桜見物も楽しめます。

兼六園へのアクセスは金沢駅から路線バスを利用することになります。兼六園には複数の入口があり、その入り口近くに複数バス停があるので、アクセスの便はいいでしょう。ただし見頃の時期は混雑が見込まれるので、近くであれば徒歩で移動するといいかもしれません。

3:金沢の桜名所【卯辰山公園】見出し

Photo by Ryosuke Yagi

卯辰山は金沢の市街地近くにある標高144メートルの山で、卯辰山公園は1914年の開園以来、市民の憩いの場として親しまれています。桜の時期になると約500本の桜が一面に咲き誇り、山の道が桜のトンネルになるため、ドライブなどを楽しみたいという方にもおすすめの桜スポットです。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by k14

山への桜のトンネルも美しいのですが、山頂には望湖台という展望場所があり、そこから金沢市街、さらには日本海、白山連峰までが一望できます。桜に彩られた景色はここまで来てよかったとしみじみと感じさせてくれるでしょう。特に夜景は桜の美しさがさらに映えて、人気が高いです。

こちらもソメイヨシノのほかヤエザクラ、シダレザクラなどが咲くため、見頃が長いのもうれしいところです。アクセスは金沢駅からバスを利用することになりますが、兼六園などからは少し離れているので、車でアクセスするのもよいでしょう。

4:金沢の桜名所【犀川河川敷】見出し

Photo by inazakira

犀川は金沢城の西側を流れる川で、その流れの豪快さから「男川」と呼ばれています。特に有名な文豪である室生犀星は、この川を愛し、詩集などにもこの川を詠んでいることで知られています。また、この川にかかっている犀川大橋は、国の登録有形文化財に指定されています。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by inazakira

犀川は川の両岸に桜並木があり、犀川大橋や桜橋からは川面に触れるように枝をのばす桜並木が一望できます。まだ雪が残る医王山と桜、犀川のコラボも美しいです。また犀川の河川敷はシートを敷いて楽しむこともできるため、ピクニック気分でお花見をしたいという方にはぴったりの桜スポットです。

アクセスは車でもできますが、犀川大橋周辺には駐車場がありません。片町まではバスがあり、そこから徒歩で数分なので、周辺を散策しながらアクセスするのがおすすめです。のんびり桜並木の下を散策するのもよいでしょう。

5:金沢の桜名所【松月寺】見出し

Photo by over_frost

1593年に創建し、現在の場所には1615年に移転してきたと言われている松月寺は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている寺町エリアにあります。寺町エリアということで、雰囲気のよいお寺が軒を連ねていますが、この松月寺にある桜は、「松月寺の大桜」として親しまれています。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by 柏翰 / ポーハン / POHAN

この「松月寺の大桜」はショウゲツザクラという学名を持ち、北陸で唯一、1943年に国の天然記念物に指定されています。ヤマザクラ、オオシマザクラの一種と言われ、加賀藩三代藩主前田利常から松月寺の二世住持に拝領されたものだそうです。

樹齢は約400年で、その木は境内から歩道に覆いかぶさるようにはみ出しています。桜はいろいろありますが、このサイズの桜は他ではなかなか見られません。開花に合わせて見頃の時期に数日間ですがライトアップも行われるそうなので、タイミングがあったらぜひ見に行くことをおすすめします。

6:金沢の桜名所【主計町】見出し

Photo by nyanchew

金沢には三大茶屋街と呼ばれるものがあり、主計町(かずえまち)はそのひとつに数えられています。次に紹介する浅野川沿いにあり、レトロな雰囲気のある街並みが観光客に人気です。夜になると茶屋街という名前の通り、料亭やバーなどに灯りがともり、幻想的でしっとりとした雰囲気を醸し出しています。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by uemu

主計町の桜は満開もいいですが、散り際の桜吹雪もまた美しいです。着物を着た大人の女性が歩くという雰囲気があり、しっとりと大人の花見を楽しみたい方におすすめです。路地を入ったあたりにもきれいに桜が咲いているので、ぜひそのあたりも見てみましょう。

また、主計町は夜になると伝統的な街並みにガス灯のあかりがともります。さらに桜の時期には設置されたぼんぼりに灯が入り、なんとも幻想的な雰囲気を現出します。しっとり落ち着いた雰囲気の夜桜を楽しみたい方にはぜひおすすめしたい桜スポットです。

金沢主計(かずえ)町茶屋街のおすすめスポット!グルメなランチやカフェは人気! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
金沢主計(かずえ)町茶屋街のおすすめスポット!グルメなランチやカフェは人気! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
金沢主計町茶屋街でおすすめの観光スポットをご紹介していきます。主計町茶屋街には昔ながらの雰囲気を残している多くの建物やお店が立ち並んでいます。雰囲気の良いカフェやランチにおすすめのグルメスポットなど、色んな人気のスポットをまとめています。

7:金沢の桜名所【浅野川】見出し

Photo by cinaflox

先ほど犀川河川敷を紹介しましたが、金沢を流れるもう一つの川が浅野川です。金沢城の東側を流れていて、犀川に比べ水の流れが穏やかなことから「女川」と呼ばれています。桜の時期もいいですが、5月にはこいのぼりを川に流す「浅野川鯉流し」、9月には河川敷のライトアップを行う「女川祭」なども行われます。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by uemu

浅野川河川敷の桜並木で特におすすめなのは、浅野川大橋、梅ノ橋、中の橋などです。特に浅野川大橋は1922年に建設されたアーチ型の橋で、国の登録有形文化財に指定されており、大正ロマンの名残りを今に伝えます。水面にこぼれそうな桜を橋の上から堪能してください。

アクセスは金沢駅からバスで「橋場町」まで行くと徒歩で1分ほどです。前に述べた主計町のすぐ近くにあるため、主計町から浅野川大橋に向かって桜を見ながら散策するという楽しみ方もおすすめです。

8:金沢の桜名所【慶恩寺】見出し

Photo by casek

慶恩寺(きょうおんじ)は1491年に創建された真宗大谷派の古刹です。現在の場所には1658年に移ってきました。創建した僧侶は金沢御堂が造られた際に本願寺の命を受けて御堂衆を務め、その後越中から飛騨へと布教をした人として知られています。由緒ある古刹と言えるでしょう。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by mossygajud

慶恩寺には見逃せない桜があります。山門脇にあるシダレザクラなのですが、外から見ると2本の木があるように見えて、実は中に入ってみると二股に枝をのばした1本の桜なのです。外にまで枝を大きく広げるシダレザクラは優雅さと華麗さが感じられます。

実はこの桜が植えられたのは1943年のことで、樹齢としてはさほど古い桜ではありません。しかしその優雅な姿が魅力的ということで金沢市の指定保存樹にもなっています。シダレザクラなので、見頃の時期が少し遅めになります。

アクセスは駅から路線バスを利用し「石引町」バス停で下車するか、金沢ふらっとバス菊川ルート「中石引」バス停で下車すると、徒歩で数分ほどのところにあります。

9:金沢の桜名所【大乗寺丘陵公園】見出し

Photo by Atsushi Kase

金沢市の南部にある大聖寺丘陵公園は、その豊かな緑を守り後世に伝えるために整備されました。標高差約83メートルの丘陵地からは金沢の市街地から日本海までが一望できます。また約13000株のツツジなど、四季折々の花が美しく、休日などには多くの人々が訪れます。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by Atsushi Kase

大聖寺丘陵公園の桜はお花見広場と主園路沿いにあります。主園路沿いには約900メートルにわたってヤマザクラが、お花見広場にはソメイヨシノが植えられていて、違った桜を一度に楽しめるのが魅力です。桜を通して空の広さ、青さがよく感じられます。

アクセスですが、バスもあるものの、バス停からの距離が少しあります。駐車場が複数あるので、車でのアクセスがおすすめです。ちょっとしたドライブ気分で、桜と金沢市街地の景色をダブルで楽しむのがおすすめです。

10:金沢の桜名所【金沢大学角間キャンパス】見出し

Photo by OIST (Okinawa Institute of Science and Technology)

桜の名所としてちょっと珍しいのが金沢大学角間キャンパスです。金沢市東部にあるのですが、広大なキャンパスの中になんと約3600本の桜があるのです。大学ということで、学生以外は行けるのだろうかと心配になるかもしれませんが、自由に見ることが可能で、地元の方などが構内を散歩がてらお花見をしている姿がよく見られます。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by Dick Thomas Johnson

なんといっても3600本ですから、広大なキャンパスの至る所で桜が楽しめます。中でも本部棟、プール前、体育館裏が特に美しく、ビュースポットとして楽しんでいる方が多く見られます。

また、金沢大学では2015年から本部棟の前にあるソメイヨシノを標準木にして、学内外に桜の開花状況を伝えてくれるようになりました。また広報室では「桜マップ」も作成しており、見頃や見どころがすぐにわかるようになっています。ぜひ参考にして行ってみてください。

大学までは金沢駅から路線バスが利用できます。平日のみ使えるバスもあるので、休日は注意しましょう。また構内は自由に散策できるのですが、飲食はできないので、その点だけは注意が必要です。

11:金沢の桜名所【四百年の森】見出し

Photo by veroyama

先ほど卯辰山公園について紹介しましたが、この卯辰山公園にある四百年の森は、やはり桜の名所として知られています。四百年の森の「四百年」というのはなにかというと、この森が整備された1982年が加賀藩初代藩主前田利家が金沢に入城して400年になることにちなみます。

アクセスや見どころは?この金沢桜名所のお役立ち情報

Photo by ume-y

四百年の森には谷あいの斜面の約2ヘクタールに芝生が敷かれており、約250本の桜が植えられています。あずまやがあるほか、車いすの方でも散策できる散策路などもあります。ソメイヨシノはもちろん、シダレザクラなどもあります。

この四百年の森は、少し奥まった場所にあることもあり、市内よりも見頃が少し遅れます。そのためもし予定よりも桜の開花が早まって、予定していた時期に見頃が過ぎていたという場合でも、こちらにくれば桜が楽しめる可能性が高いです。あきらめずに行ってみるとよいでしょう。

アクセスですが、卯辰山公園そのものが市内から少し離れているため、レンタカーもしくはタクシーでのアクセスがおすすめです。ぜひ一面を桜に包まれる感覚を体験してみてください。

金沢の桜名所の情報をチェックして一番良い時期に行こう!見出し

Photo by Kentaro Ohno

古都金沢は観光スポットが多く、いつでも多くの見どころが観光客を迎えてくれます。中でも桜の時期は市内のあちこちにある桜の名所が、それぞれの観光スポットを美しく飾っています。歴史的な雰囲気を味わえる場所や自然を堪能できる場所などさまざまなスポットと桜のコラボを、ぜひ楽しんでみてください。

投稿日: 2019年7月14日最終更新日: 2020年10月8日

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