高崎の花火2017年まとめ！時間・穴場スポット・駐車場の情報あり！

「大」ってつくくらいだから、なんだかすごそうな「高崎まつり大花火大会」。行ってみたいけど、混雑は嫌だし、場所とりも面倒くさいし、駐車場も入るのが大変そう…とちょっと構えてしまいますよね。今回はそんな方のために、駐車場情報、おすすめの無料観覧エリア、そして混雑を避けたい穴場スポットまで、惜しみなくご紹介します！

「高崎まつり」とは1985年に始まった市民による市民のためのお祭りです。毎年8月第一週の週末、2日間にわたって開催されており、70万人もの人が訪れるという関東最大級のイベントです。初日の夜に行われる大花火大会のほか、神輿渡御や山車、阿波踊り、技能祭などさまざまな催し物が開かれます。昼間から楽しめるのも魅力的。

高崎まつり大花火大会がすごいと言われるのには理由があるんです。それは打ち上げ数と時間。打ち上げ数は群馬の中でもっとも多い1万5000発で、関東最大級でもあります。これだけでもすごいですが、この数をなんとたったの50分ですべて打ち上げてしまうんです！

他の花火大会だと同じ数を2時間かけるところが多いので、このスピード感は高崎まつりならでは。飽きることなく次から次へと打ち上げられる花火に目が離せません。フィナーレなんて「これでもか！」というくらい花火の轟音が鳴り響き、観客の興奮もピークに達します！この迫力を体感しに、群馬県内外から多くの人が集まります。

そして打ち上げ場所は「烏川和田橋上流河川敷」ですので、まわりに高い建物がないのもポイント。都会の花火のように高いビルに囲まれた狭い空ではなく、邪魔なものが一つもない大空に打ち上がる花火を見られます。端から端まできれいな花火を堪能できますよ。

8月第一週の週末ということで、2017年は8月5日（土）、6日（日）の2日間に渡って開催されるでしょう。大花火大会は初日の夜なので、8月5日（土）19時40分〜20時30分となります。雨天の場合は翌日6日（日）の同時間に延期。あっという間に終わってしまうので、場所とりはお早めに！

電車と車のアクセス方法があります。電車の場合、駅周辺は激しく混雑するのでスイカのチャージや携帯の充電をお忘れなく。車の場合、花火大会会場周辺は18〜22時、お祭りをやっている駅周辺は13〜22時の間で交通規制がかかるので、早めの移動を心がけましょう。

JR各線、上越新幹線、長野新幹線の高崎駅を目指します。高崎駅から会場までは徒歩約20分です。群馬といえど東京都心から約1時間とアクセスが良いので、多くの人が押し寄せます。トイレなどは他の駅で済ませておくのがおすすめ。会場へ向かう途中にお店は色々あるので食べ物には困らないでしょう。

高崎駅周辺を目指します。関越道高崎ICまたは前橋ICから車で約25分。上信越道藤岡ICまたは吉井ICから車で約25分となっています。ただし後ほどご説明しますが、車は大混雑しますので早めの行動がおすすめです。事前に駐車場や規制情報を調べていきましょう。

花火大会専用の無料駐車場は全部で4カ所あります。その中でもおすすめなのが「聖石橋野球場」にある2カ所の駐車場。無料観覧エリア（いくつかあるので後述します。ここではC会場）から一番近く、それぞれ100台、合計200台とめることができます。正午から開きますので、早めに並んでおきましょう。駐車場にはトイレもあります。

無料観覧エリアからは10分ほど歩きますが、「乗附小学校」と「片岡小学校」にも無料駐車場が設置されます。ただし、この2カ所に関してはそれぞれ70台と駐車スペースが限られている上、15時からのオープンとなるので注意が必要です。聖石橋の駐車場に停められなかったからとすぐこちらにきても、ゲートは開いていないのでご注意を。

高崎まつり大花火大会には、4つの無料観覧エリアが設けられます。①A会場(烏川堤防八千代エリア)、②B会場(烏川緑地高松エリア)、③C会場(和田橋下運動広場)、④D会場（高崎ゴルフ場跡地）です。いずれも場所とりは朝8時からになりますので、時間を守って行動しましょう。

特におすすめなのはA会場とB会場。A会場はなんてったって有料観覧席の近くなので、きれいに見えないわけがありません。B会場も川沿いの視界が開けた場所なのでとても見やすいです。ただしB会場は人気ゆえ、入場規制が設けられています。花火大会当日の朝8時、場所取りの入場開始の際に配られるリストバンドが必須となります。

当日は仮設トイレが設置されるので、そちらを利用しましょう。有料観覧席があるA会場側はサイクリングロードに沿ってトイレがいくつか設置されているので安心です。一方、B会場はA会場に比べるとちょっと少なめ。お店はあまりないので、事前に済ませておきましょう。C会場とD会場の近くにもトイレはあります。

高崎駅西口徒歩5分と駅から近いタカシマヤ。ここのレストランは花火を見ることができる穴場スポットです。おいしいご飯を食べながら混雑を避けて花火を見ることができるなんて、贅沢ですよね。また屋上にはビアガーデンが開催されているので、そこなら屋外で楽しめます。ただし予約は激戦が予想されるので、早めに行動しましょう。

高崎駅から歩いて15分ほどの距離にあり、アクセスも良い高崎公園。池や噴水もあるほど広く、トイレもあるので小さなお子様連れでも安心でしょう。ただ、他の穴場スポットの中で一番打ち上げ場所に近く便利なのでそれなりに混み合うのを覚悟してください。

高崎駅から徒歩5分の場所にある高崎市役所は、地上90mの場所に展望ロビーがあるんです。花火大会当日は抽選で当たった人だけここで観覧できるほか、レストランの予約をするとここから花火を見ることができます。涼しくておいしいご飯を食べながらの穴場スポット、最高ですよ！

高崎駅から歩いて25分とちょっと遠くなりますが、野球場ということで周囲が開けており、花火がきれいに見えると人気の穴場スポットです。トイレもあるので安心。無料観覧エリアほどは混んでいないのでゆとりを持って花火を見たいという人にはおすすめです。

群馬の観光スポットとしても有名な「高崎観音山丘陵」は、高崎駅から徒歩40分という一番の穴場スポット。駅から遠い上に坂道もありますが、ここからの花火は絶景です！丘の上なので邪魔するものが何もない上に、高崎市の夜景を一望できるのでとてもロマンティック。体力に自信のあるカップルはぜひチャレンジしてみてください。

時間を気にせずゆっくり見るなら有料販売席がおすすめ。大人一人2,500円、高校生以下一人1,000円とそこまで高くないのが嬉しいですね。例年6月中旬から前売り券を発売（多い場合は抽選）しているほか、当日券もあります。当日券は13時から和田橋下の大会本部前で発売しており、なくなり次第終了となります。

高崎市は群馬の中でも花火大会が多い市。高崎まつり大花火大会以外にも、7〜8月にさまざまな花火大会が開催されますので、いくつかご紹介します。市内の人しかこない穴場花火大会もあるので、混雑を避けたい人はこちらに行ってみるのもいいかも。ぜひチェックしてくださいね。

群馬で有名な榛名湖にて開催されるお祭りの一環として開催されます。ボートから投げ込まれた水中花火とスターマインが3000発あがり、水の半球上を鮮やかに彩ります。珍しい水上花火大会だけあって、群馬の中でも人気の花火大会です。毎年8月の第一金曜日に開催されるので、2017年は8月4日（金）の予定。

箕郷地区の夏の風物詩として地元市民に愛されているお祭りです。全国の花火技師による創作花火が2000発、30分に渡って打ち上げられます。規模は大きくないものの、日中は神輿や山車のパレード、フリーマーケットなども行われ、人気のイベントとなっています。ふれあい公園で寝そべってみるのがおすすめ！例年7月最終週の日曜開催。

JP新町駅から徒歩15分ほど歩いたところにある新町烏川グラウンドにて打ち上げられる地元民の花火大会。毎年8月中旬の平日に開催されることが多いので地元以外の人はいきづらいかもしれませんが、祖先の御霊に追悼の誠を捧げることを目的とされた由緒ある花火大会です。メッセージ花火大会もあるのでとてもアットホームな雰囲気ですよ。

毎年8月中旬に行われるくらぶちのお祭りでは、最後に花火大会が行われます。10号玉や大スターマインなどは必見です！高崎駅からバスで1時間という、まわりに何もない場所で行われますのでちょっと行くのが大変かもしれませんが、その分花火はきれいに見えますので一見の価値ありです。

高崎まつり大花火大会、そしてそのほかの花火大会情報はここまでです。いかがでしたか？インターネットで簡単に情報収集ができるようになった今、早めの行動をしたもの勝ちです！自分に合ったスタイルを見つけて、大切な人と高崎の花火大会で夏の思い出を作りましょう。