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雲ノ平(富山)の登山ルートをチェック!初心者におすすめのコースも!

雲ノ平(富山)の登山ルートをチェック!初心者におすすめのコースも!
投稿日: 2020年3月11日最終更新日: 2020年10月8日

雲ノ平は飛騨山脈の黒部川源流にある日本一標高の高い溶岩台地で、雲ノ平山荘の周りにはお花畑が広がり、木道歩きを満喫することができます。雲ノ平は鷲羽岳や三俣蓮華岳など、北アルプスの山々に囲まれ、種々の登山ルートからの登山が楽しめます。

雲ノ平に登ろう!見出し

Photo by kikmoyoo

黒部川源流にある富山・雲ノ平は、日本一の標高の高さを誇る溶岩台地です。雲ノ平はへは、どの登山口から登っても1日以上時間がかかるため、「日本最後の秘境」とも言われています。

ここではそんな雲ノ平について、おすすめの登山ルートや初心者でも登れる人気のルートなどの情報を交えながら紹介します。

雲ノ平はどんな山?見出し

Photo by kikmoyoo

富山の雲ノ平は、北アルプスの最深部とも言える飛騨山脈の黒部川源流にあるスポットで、標高2500メートルから2700メートルという日本で最も標高の高い位置にある溶岩台地です。

雲ノ平では、高山植物を見ながら木道を散策したり、居心地の良い山小屋で北アルプスの山々を眺めながらのんびりしたり、近くに聳える名の知れた山への頂上を目指したりと、種々の過ごし方ができます。簡単には辿り着けない人気のスポットだけに、数日をかけて雲ノ平周辺の素晴らしさを堪能したいものです。

富山・雲ノ平には「アルプス庭園」や「アラスカ庭園」、「日本庭園」などの名称を持つ庭園があり、多くの鉱山植物が一面に咲き誇る、正に雲の上の楽園です。ただし、この楽園にアクセスするにはどの登山ルートから登っても長い時間をかける必要があります。

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雲ノ平の登山口見出し

Photo by kikmoyoo

富山・雲ノ平登山の起点となる登山口は折立です。マイカーの場合はこの折立の駐車場に車を停めて登山をスタートします。電車とバスで行く場合は、JR富山駅からバスで2時間ほどかけて折立にアクセスします。

人気の折立を起点として、新穂高温泉方面や高天原に抜けたり、逆のコースを辿ったり、周回したりという種々のコース設定ができます。雲ノ平へは初心者でも登れるコースがありますが、体力が無いとむずかしい登山となります。

雲ノ平のおすすめ登山ルート見出し

Photo by tsuda

富山・雲ノ平のおすすめルートはいくつもありますが、どのルートを利用しても雲ノ平へアクセスするには1日以上の時間が必要となります。そのため、初心者でもチャレンジできるルートはありますが、長時間歩ける体力があることと、登山靴など、基本的な装備が万全でないと挑戦することが難しい登山となります。

雲ノ平のおすすめ登山ルート1:折立・雲ノ平山荘ピストンルート見出し

Photo by tsuda

最初に紹介するおすすめのルートは折立・雲ノ平山荘ピストンルートです。このルートが、雲ノ平への最短ルートですが、往復するのに2泊3日を要します。

この人気のルートは途中に山小屋があるため、テントが無くても問題ありません。また、険しい岩山などをトラバースする箇所が無いため、初心者でも挑戦できますが、装備を整えてから登ることを心がけましょう。

折立登山口~太郎平小屋

Photo by kikmoyoo

1日目は、まず、折立の登山口から出発します。樹林帯の中を南東方面にどこまでも進み、森林限界を越えると五光岩ベンチに到着します。この間の所要時間は3時間半ほどを要します。五光岩から太郎平小屋までは、後2キロほどあります。

1時間半ほどかけて太郎平小屋に到着します。この人気の小屋は、雲ノ平以外にも、黒部五郎岳や薬師岳など、北アルプス奥部へ続く登山道の分岐点となります。この小屋にまず1泊します。登山初心者はこの行程だけでも十分登山の気分を味わえます。

太郎平小屋~雲ノ平山荘

Photo by tsuda

2日目は太郎平小屋から雲ノ平山荘を目指します。まず、太郎平小屋を出発すると、木道が薬師沢方面と黒部五郎岳方面に分岐するため、左の薬師沢方面に進みます。途中で何度か橋やつり橋を渡って進んでいきます。

太郎平小屋からから2時間15分ほどかけて薬師沢小屋に到着します。少し休憩してから、大きな岩を2時間ほどかけて急登すると木道が現われ、人気の高いアラスカ庭園に到着します。

アルプス庭園、ギリシャ庭園の木道を抜けると雲ノ平山荘に到着します。この人気の山小屋で更に1泊します。

3日目は登ってきた道をひたすら戻ります。初心者には難しいでしょうが、時間と心に余裕があれば、山荘周辺の庭園を散策するのもおすすめです。

雲ノ平のおすすめ登山ルート2:折立・雲ノ平・新穂高温泉ルート見出し

Photo by kikmoyoo

富山・雲ノ平登山の2番目のおすすめルートは、折立・雲ノ平・新穂高温泉ルートです。このルートは折立から雲ノ平までは、最初に紹介したピストンルートと同じ道を辿りますが、雲ノ平山荘に宿泊した次の日は、新穂高温泉を目指すルートとなります。初心者でも体力に自信があれば大丈夫です。

雲ノ平山荘~祖父岳

Photo by tsuda

早朝5時過ぎに雲ノ平山荘を出発し、南へ進み、まずは鷲羽岳を目指します。水晶岳を眼前に見ながら祖父岳(じいだけ)とワリモ岳を縦走して登ります。

祖父岳への道にはハイマツ帯があり、そこを抜けると雲ノ平山荘とその背後に薬師岳の景色が望めます。出発後1時間45分ほどで祖父岳の頂上に到着します。

祖父岳の山頂に着くと、そのなだらかな山頂からは、頂上直下がえぐれた黒部五郎岳と薬師岳のの大きな姿が目に入ります。これから登るワリモ岳と鷲羽岳も眼前に見えます。また、左奥には槍ヶ岳や穂高連峰、右には三俣蓮華岳、その右奥には笠ヶ岳の雄姿を仰ぎ見ることができます。

祖父岳~ワリモ岳

Photo by prelude2000

祖父岳で小休止してからワリモ岳に向かいます。途中、尾根からは水晶岳の向こうに赤牛岳や立山連峰も遠望できます。

やがて岩苔乗越(のっこし)と呼ばれるワリモ分岐の真下に到着します。そこからは、ワリモ岳山頂を目指してジグザグの道を登ります。出発から約3時間後の午前8時頃、標高2800メートルを超えるワリモ北分岐に到着します。この場所からは晴れていれば燕岳の稜線がきれいに見えます。

ワリモ岳~三保山荘

Photo by prelude2000

ワリモ分岐から稜線を歩いて人気の鷲羽岳に向かいます。後ろを見ると、左には水晶岳に伸びる稜線、右には野口五郎岳へ伸びる裏銀座コースがあります。分岐から30分ほどでごつごつした岩肌を持つワリモ岳の山頂に到着です。

ワリモ岳を出発して隣の鷲羽岳に向かいます。鷲羽岳直下の谷は黒部川の源流域です。尾根道を気持ちよく歩けば50分ほどで鷲羽岳の頂上に到着します。山頂から真下に美しい鷲羽湖の姿が見えます。この地点の標高は2924メートルです。

鷲羽岳の頂上で20分ほど休憩を取った後、三俣山荘に向け急坂を下って下山を開始します。途中、人気の北釜尾根と槍ヶ岳をかすかに望むことができます。10時40分頃三俣山荘に到着します。

三保山荘~双六山荘

三俣山荘で昼食を取った後、三俣蓮華岳と双六岳を縦走して双六山荘に向かいます。人気の高い三俣蓮華岳への登り道には、シナノキンバイなどの高山植物が一面に咲いている素敵なお花畑があります。分岐からはすぐ山頂に到着します。次に向かうのは双六岳です。

アップダウンはあるものの比較的緩やかな登山道を辿って三俣蓮華岳から1時間半ほどで標高2860メートルの双六岳山頂に到着です。

双六だけから双六山荘までの尾根は幅が広く草原を歩いているような気分が味わえます。雲ノ平山荘出発後10時間強で、大きくて賑わっている人気の双六山荘に到着します。初心者にとっては、ほっと一息つける場所です。

双六山荘~鏡平山荘

双六山荘に1晩泊った後、最終日となる4日目に人気の高い新穂高温泉を目指して出発します。双六山荘を早朝5時に出発し、まずは弓折岳に向けて登ります。途中、槍ヶ岳や穂高連峰が眼前に望めます。

1時間15分ほどで弓折乗越に到着です。更に45分ほどで鏡平山荘に着きます。山荘前の鏡池は槍ヶ岳が逆さに映る「逆さ槍」で有名な人気の池です。

鏡平山荘~新穂高温泉

山荘からは小池新道をひたすら南へ下り、熊の踊り場という谷を過ぎ、8時前にシシウドヶ原に到着します。この草原は雪渓になっており、初心者が楽しめる涼しいスポットです。途中、秩父沢で足を休めた後、再び小池新道をひたすら下ります。双六山荘から約5時間後の10時頃、木の温もりが感じられるワサビ平小屋に到着します。

舗装道路の林道を1時間ほど歩くとやがて新穂高ロープウエイに到着します。この辺りには露天風呂もあるため、ちょっと休憩がてら温泉に入ることもおすすめです。双六山荘から6時間ほどで、初心者待望の新穂高温泉に到着です。

雲ノ平のおすすめ登山ルート3:折立・高天原ルート見出し

Photo by tsuda

富山・雲ノ平の3番目のおすすめルートとしては折立・高天原ルートがあります。このルートは、折立から太郎平小屋までは、上記ルートと同様に登りますが、太郎平小屋から薬師沢小屋と高天原峠を越えて高天原高原山荘を目指すルートです。

初心者でも登れるルートですので、粘り強く登りましょう。高天原付近にある高天原温泉は、「日本で最も遠い温泉」と言われる人気の秘湯温泉です。

折立~太郎平小屋~薬師沢小屋

Photo by tsuda

折立・高天原ルートでは、1日目に折立から太郎平小屋まで登りこの山小屋で1泊します。そして2日目の早朝に太郎平小屋を出発し薬師沢出合を左に進み、薬師沢小屋まで2時間15分ほどで登ります。

薬師沢小屋で休憩後、ピストンルートの北側に位置する高天原方面に東進し、4時間ほどかけて登ると高天原峠に到着します。高天原峠分岐から60分ほどかけて高天原山荘に進みます。高天原山荘は赤い屋根が特徴の小さな山荘で秘境感に溢れています。この山荘で1泊します。

Photo by cyesuta

3日目は、高天原高原山荘を出発し、20分ほど歩けば高天原温泉に着きます。男女別の露天風呂は秘湯感がたっぷりです。温泉に浸かった後、山荘に戻り、50分ほど登って水晶池に到着します。人気の水晶池から2時間半ほどかけて岩苔峠に到着します。

岩苔峠からは40分ほどで祖父岳に着きます。祖父岳から15分ほど行った場所に祖父庭園があり、その先30分ほどの場所にスイス庭園があります。美しい庭園を見ながら25分ほど歩けば雲の平山荘に到着します。特に初心者にとってはホッとできる瞬間となります。

雲ノ平山荘に1泊した後、下山に向かいます。下山の場合は、ピストンルートと同様のルートで山を下り折立の登山口へと向かいます。

雲ノ平のおすすめ登山ルート4:黒部五郎岳ルート見出し

Photo by prelude2000

黒部五郎岳ルートは折立登山口から太郎平小屋を経由した後、黒部五郎岳に登頂して雲ノ平に向かうルートです。

「ダイヤモンドコース」という名前がつけられいるこのルートは、北アルプスの表銀座や裏銀座と同様、美しい景色が連続するコースで、初心者でも体力さえあれば登頂可能なルートです。

折立~太郎小屋~黒部五郎岳~雲ノ平

Photo by stanchow

折立から太郎平小屋までは、既に紹介したルートを辿りますが、太郎平小屋で1泊した後は、2時間強かけてまず北ノ俣岳を目指します。北ノ俣岳手前にはハクサンイチグやチングルマの群落があり、登山者や登山初心者の心を癒してくれます。

北ノ俣岳に到着すると、雲ノ平や水晶岳などの美しい山々が一望できます。北の俣岳から人気の黒部五郎岳までは5時間ほど登ります。

Photo by stanchow

黒部五郎岳が近づく西の斜面が最も厳しくい行程で、100メートルほどをジグザグに登ると肩の分岐に着きます。肩の分岐からは黒部五郎岳のカール全体を見渡すことができます。そしてその場所から5分ほど登れば山頂に到着します。山頂からは360度のパノラマの展望を満喫することができます。

黒部五郎小舎に1泊すれば、ゆっくりカール内を散策することができます。翌朝は、黒部五郎小舎から3時間ほどかけて三俣蓮華を超え、更に6時間半ほどかけて黒部源流を渡り雲ノ平山荘に到着します。

山荘でもう1泊して帰路につき、折立登山口に向かいます。全体的にかなり厳しい行程ですが、初心者でもトライできるルートです。

雲ノ平の山小屋1:雲ノ平山荘見出し

雲ノ平山荘は、水晶岳や薬師岳、黒部五郎岳、笠岳など、北アルプス深部の山々に囲まれ、大平原の中に建つ佇まいが印象的な山荘で、2010年に建て替えらえています。夏場の高山植物が咲き乱れる時期には、美しいお花畑が満開となります。

この標高2650メートルの位置にポツンと建つ山荘は、どの登山口からもかなり離れているため、メジャーではないものの、収容人数のキャパシティーがあまり大きくないため、週末は混雑することが多々あります。

夕食には名物の石狩鍋が食べられます。中には、この石狩鍋を目当てにこの山荘を目指す登山者もいるそうです。その他にもジャワ風ビーフカレーやトマトソースパスタなど、種々のメニューが楽しめます。疲れ果てた初心者にとっては至福の時間となります。

雲ノ平山荘の営業期間は7月10日から10月中旬までで、宿泊可能な人数は70名です。個人利用の場合は完全予約制ではありませんが、前もって予約をしてから行くことをおすすめします。15名以上の団体客は完全予約制となっています。

また、人気の山荘から25分ほど歩いた場所にテントの張れるスポットがあり、1張り1200円で50張り分張る余地があります。この場所には水場やトイレも備わっています。

住所 富山県富山市有峰黒部谷割
電話番号 090-4672-8108

雲ノ平の山小屋2:薬師沢小屋見出し

薬師沢小屋は黒部川本流と薬師沢の出合いにある山小屋で、標高1920メートルの位置にあります。薬師沢小屋は雲ノ平や太郎平から歩いて2時間強の場所にあり、疲れた体を癒してくれるオアシス的な存在の山小屋です。

食事は山菜料理中心ですが、すぐそばの渓流での岩魚釣りが有名なため、岩魚の料理が用意されることも多いようでうす。また、岩魚の釣り客も多数宿泊します。

薬師沢小屋の営業期間は7月初旬から10月初旬までで、収容人数は60名、1泊2食付きで9700円、素泊まりで6000円となっています。問い合わせ先は下記宛てとなります。

住所 富山県中新川郡立山町千寿ヶ原 五十嶋博
電話番号 076-482-1917

雲ノ平の山小屋3:太郎平小屋見出し

太郎平小屋は折立登山口から4時間ほど登った場所にあり、北アルプス深部へと続く稜線上に建っている山小屋です。小屋の周囲がお花畑に彩られている太郎平小屋は、雲ノ平、黒部五郎岳、薬師岳の分岐点にあるため、週末はかなり混み合います。

営業はゴールデンウイーク前後と6月初旬から10月下旬までとなっており、収容人数は150名、宿泊費は1泊2食付きが9500円、素泊まりが6000円です。また、水場のあるテント場には100張りのテントが可能で、1張り1000円で宿泊できます。問い合わせ先は以下の通りです。

住所 富山県中新川郡立山町千寿ケ原
電話番号 076-482-1917

雲ノ平へのアクセス見出し

Photo by inunami

富山・雲ノ平の登山口となる折立へアクセスするには、公共の交通機関を利用する場合とマイカーで行く場合があります。。

電車とバスで行く場合は、JR富山駅から富山地方電鉄の直通バスに2時間ほど乗れば折立バス停にアクセスできます。また、JR富山駅から富山地方鉄道立山線に乗り、有峰口駅下車後、路線バスで折立バス停にアクセスする方法もあります。

Photo by fish0835

富山方面からマイカーで行く場合は、北陸自動車道・立山インターから有峰林道・小見線を走れば70分ほどで折立駐車場にアクセスできます。

松本方面から車で行く場合は、国道471号線から林道高山大山線、有峰林道・東谷線を経由して2時間ほどで折立駐車場にアクセスできます。ただし、マイカー規制があるため注意が必要です。

折立バス停前には駐車場がありますが、収容台数が100台と限りがあるため、満杯の場合は近くのキャンプ場の駐車場も利用できます。

雲ノ平登山の注意事項見出し

Photo by kikmoyoo

雲ノ平登山は最短でも2泊3日程度の行程となるため、まず体調をしっかり整えてから挑戦する必要があります。用意するものとしては、通常の装備に加え、トレッキングポール、日焼け止め、懐中電灯、帽子、雪道もあるためアイゼンもあった方が良いでしょう。

連泊とは言え、食料を多く持ち歩くと大変なため、山小屋の活用をおすすめします。ちなみに、太郎平小屋、雲ノ平山荘、三俣山荘、双六小屋では昼食を食べることができます。水場は種々の場所にあるため、ペットボトルはそんなに多く持ち歩かなくても大丈夫です。いざという時のために、チョコレートなどを携行しておくことをおすすめします。

雲ノ平周辺の温泉見出し

Photo by Travel-Picture

雲ノ平登山は長時間の登山となるため、体力の消耗が激しくなります。そんな時に疲れを癒してくれるのが温泉です。

ここでは、雲ノ平から2時間強の場所にある秘湯・高天原温泉や、折立・雲ノ平・新穂高温泉ルートの最終地点・新穂高温泉について紹介します。

雲ノ平周辺の温泉1:高天原温泉

高天原温泉は、「日本一遠い」と言われる秘境の温泉で、折立登山口から14時間ほど登らないと辿り着けない場所にあります。高天原山荘からは30分ほど歩けば行くことができるため、山荘に宿泊してこの温泉を利用するのがおすすめです。

高天原温泉には3つの露天風呂が沢沿いにあり野趣に溢れています。1つ目は混浴、2つ目は囲いのある女性専用の岩風呂で、橋を渡ったところにあります。もう1つの岩風呂は橋の手前にあります。滅多に入れない岩風呂ですので、雲ノ平登山をする場合には是非チャレンジしてみて下さい。

雲ノ平周辺の温泉2:新穂高温泉

新穂高温泉は折立・雲ノ平・新穂高温泉ルートの最終地点にある温泉で、奥飛騨温泉郷の最奥に位置し、北アルプス登山への玄関口としても知られています。

新穂高温泉には、無料で入れる公共の混浴露天風呂「新穂高の湯」や中尾高原にある無料の足湯「足洗いの湯」など、気軽に利用できる温泉がある他、槍ヶ岳を望みながらゆったりと露天風呂に浸かれる「槍見の湯・槍見館」などがあります。新穂高温泉には、高山や松本方面からマイカーでもアクセスできます。

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雲ノ平登山を満喫しよう!見出し

Photo by kikmoyoo

富山市の雲ノ平は黒部川源流にある溶岩台地で、どの登山口からアクセスしても1日以上かかるという秘境の場所にあります。雲ノ平では、木道を散策しながらお花畑を眺めたり、山荘から北アルプスの山々を見ながらのんびり過ごすことができます。また、雲ノ平へはいくつもの登山ルートがあります。

ここではそんな雲ノ平について、おすすめの登山ルートや初心者でも登れる人気ルートなどの情報を取り入れながら説明してみました。体力に自身のある方は是非、雲ノ平登山にチャレンジしてみて下さい。

投稿日: 2020年3月11日最終更新日: 2020年10月8日

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