【珍しいものが沢山】水沢の人気パワースポット「駒形神社」へ！御朱印情報も！

岩手県奥州市にある駒形神社は、奥州市でも最強のパワースポットとして知られており、そのご利益を願い訪れる方が多く見られます。奥州市の駒形神社の見どころやご利益、そして御朱印に関する情報についても合わせて紹介します。

岩手県奥州市水沢にある駒形神社は、陸中一宮としても多くの崇敬を集める神社で、水沢にある本社と、胆沢郡金ヶ崎町の駒ケ岳山頂にある奥宮、さらに同じく金ヶ崎町にある里宮があります。

そこでまずは、駒形神社はどのような歴史を持ち、どのようなご利益があるとされている神社なのかなどについて紹介します。

駒形神社の創建ははっきりしていませんが、雄略天皇21年に京都の籠神社から宇賀御魂大神を勧請し、山頂に祀ったことに始まるとする説があります。また日本武尊の東征の際、蝦夷平定のために勧請、創建されたとするものもあります。

御祭神は天照大神など6柱であり、まとめて「駒形大神」と言われます。駒形神社のある水沢周辺はもともと軍馬の産地として知られているため、駒形神も馬の守護神とも言われます。

そのため、勝負運や運命を切り開くご利益があると言われており、坂上田村麻呂や平泉の藤原氏など、有名な武将からも篤い崇敬を集めました。

特に駒形神社は陸中国の一宮であり、陸中国の中で最も格の高い神社に位置付けられています。陸中国というのは現在の岩手県と秋田県の一部なので、岩手県一帯の一宮とも言えるわけです。

そのため、岩手県を代表するパワースポットとされており、そのパワーやご利益を求めて多くの方が訪れます。

今述べたように、駒形神社は馬の守護神ということで特に武士からの崇敬を集めました。江戸時代にはこの場所は仙台藩と盛岡藩の境界にあたり、両藩に一つずつ里宮があり、奥宮の建て替えは交代で行っていたと言われます。

次に、水沢の駒形神社の見どころについて紹介していきましょう。今述べたように駒形神社は岩手県一帯の格の高い神社であり、パワースポットとして近年でも篤い崇敬を集めています。

そこで、駒形神社に参拝に訪れる際にぜひ行っておきたい見どころについて、それぞれの場所の特徴などを含めて紹介していきます。

最初に、駒形神社には駒ケ岳山頂にある奥宮と、仙台藩、盛岡藩領内にある里宮があると述べました。しかし1871年、近代の社格制度になった際、参拝に不便と言うことで、当時の水沢県庁近くのこの地が仮遥拝所となりました。

この仮遥拝所はそれ以前からあった鹽竈神社の本殿であり、その後1903年、山頂の神霊が遷され、鹽竈神社は駒形神社の境内社となったのです。

学問や武芸、芸事、そして海上安全にご利益があるとされており、例大祭では習字や絵画、武芸などの奉納が行われます。

駒形神社の境内にある「山神社」には、安産枕というものがあります。これは安産のお守りの一つなのですが、面白いことに性別により違いがあります。

男の子が欲しい方は白い枕、女の子が欲しい方は赤い枕を持ち帰り、神棚に祀り祈願をします。無事に子供が生まれたら神社に返しにいきましょう。

先ほど駒形神社はパワースポットとして知られていると述べましたが、そのパワーが感じられる場所と言われるのが「夫婦杉」です。

駒形神社のご神木でもあるこの杉の木は、天に向かいまっすぐに伸びており、縁結びのご利益があるということでパワーを願う方が多く訪れています。

ひょうたんは中が空洞でくびれているため、一度入ったら出られないと言われます。そこで玄関や窓辺などに置くと、通り過ぎるよい気を吸い込んで出さないという意味でご利益があるとされます。

特に家の財産を蓄えてくれたり、家の持つエネルギーを守ってくれたりするご利益が期待できるとされています。ぜひ家に飾ってパワーをキープしてはいかがでしょうか。

神社仏閣などに参拝した時にいただくことができるものが御朱印です。近年では神社仏閣巡りを趣味として、御朱印を授与していただくことを楽しみにしている方が増えています。

水沢の駒形神社でも御朱印をいただくことができます。次に駒形神社でいただくことができる御朱印やオリジナル御朱印帳の情報を紹介します。

駒形神社では、駒形神社のものと鹽竈神社のもの、2種類の御朱印をいただくことができます。駒形神社のものは「陸中一宮」の御朱印が捺されたもので、時期によっては馬があしらわれたスタンプも捺されます。

また、鹽竈神社のものは「駒形神社別宮」という御朱印が捺されます。こちらもご利益が期待できますから、ぜひ一緒に参拝をし、御朱印を授与していただきましょう。

駒形神社にはオリジナルの御朱印帳もあります。こちらのデザインは春の桜の時期に行われる子供騎馬武者行列をデザインしたもので、全体は抑えめな色合いながら桜がとても華やかなものです。

また、駒形神社は一宮ということで、全国の一宮を巡るときに使う御朱印帳もあります。一宮巡りをしてみたい方はこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

次に、駒形神社へのアクセス方法について紹介します。最初に述べたように駒形神社は岩手県奥州市水沢にあり、公共交通機関でも比較的アクセスしやすい場所にあります。

そこで公共交通機関でのアクセス方法と、車でのアクセス方法の両方、加えて車の場合の駐車場情報についても紹介しましょう。

駒形神社に公共交通機関を利用してアクセスする場合、おすすめなのはJRです。駒形神社は水沢公園の中にあり、「水沢」駅から徒歩で10分ほどのところにあるからです。

新幹線を利用してアクセスする場合は、「水沢江刺」駅が最寄りです。こちらの駅からは少し距離があり、車で15分ほどかかります。

車で駒形神社にアクセスする場合は、東北自動車道の「水沢」IC、もしくは「奥州スマートインター」が最寄りとなります。いずれからも車で10分前後でアクセスできます。

駐車場に関しては、無料で利用できる境内駐車場があります。そのほか水沢公園内の駐車場や、近くのZプラザアテルイの駐車場なども利用できます。

水沢の駒形神社は古い歴史を持つ陸中国の一宮であり、パワースポットとしてさまざまなご利益が期待できるということで、多くの方が参拝に訪れます。御朱印などもいただくことができるので、ぜひ参拝に行ってみてください。