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北上展勝地の桜情報まとめ!さくらまつりも開催!お花見の見頃はいつ?

北上展勝地の桜情報まとめ!さくらまつりも開催!お花見の見頃はいつ?
投稿日: 2017年3月14日最終更新日: 2020年10月7日

北上展勝地は岩手県北上市にあり、北上川に沿った桜の名所です。「みちのく三大桜の名所」と呼ばれており、毎年たくさんの観光客でにぎわいます。今回は北上展勝地の桜の楽しみ方、見頃などのほか、周辺の観光地についても調べて見ました。

北上展勝地はみちのく三大桜名所の一つ見出し

ゴールデンウィークの前後に桜前線がやってくることで、毎年たくさんの観光客が集まる東北地方の桜スポット。その中でも「みちのく三大桜名所」と呼ばれているところをご存知でしょうか?青森県弘前市の弘前公園・秋田県仙北市の角館武家屋敷、そしてもう一つが今回紹介させていただく岩手県北上市の北上展勝地です。

この北上展勝地の桜ですが、「日本の桜の名所100選」にも選ばれており、その美しさで毎年多くの観光客が訪れます。今回はこの北上展勝地の桜について、見頃などのいろいろな情報をまとめてみました。

北上展勝地のアクセス見出し

北上展勝地ですが、岩手県北上市にあり、北上川の河畔の地域になります。正式には「北上市立公園展勝地」という名前の都市公園で、陣ヶ丘からの美しい眺めにあやかって展勝地という名前になりました。アクセス方法はJR・飛行機・車の3つの方法があります。

JRの場合

JRの場合、最寄駅は北上駅になります。東北新幹線・在来線どちらも北上駅に到着します。そこから徒歩で約20分で桜並木の入口まで行くことができます。北上川に沿って歩き、珊瑚橋を渡ります。

もう一つ、おすすめルートとしてお花見期間中のみ使える渡し船があります。北上駅の東口を出て7分程度歩くと、北上川のほとりに渡し船の乗り場があります。この渡し船を使って川を渡ると、対岸の会場に到着します。時間は5分ほど。道路の渋滞を避けて桜見物ができます。

飛行機の場合

飛行機の場合、最寄空港はいわて花巻空港になります。札幌・名古屋・大阪(伊丹)・福岡の便があります。空港からJR北上駅まではバスで約50分かかります。北上駅からのルートはJRの場合と同じです。

車の場合

車の場合、北上江釣子ICが最寄りになります。そこから約15分見るといいでしょう。会場にも駐車場はあるので、車で来ることも可能ではあります。ただ、北上江釣子ICから来る場合、駐車場に行くためには珊瑚橋を通ることになるのですが、ここがさくらまつり期間中は非常に混雑するようです。ルート情報などを事前に確認し、迂回ルートの情報も仕入れておくことをおすすめします。

北上展勝地の桜の特徴見出し

北上展勝地は北上川の河畔にある、珊瑚橋から2キロにわたる桜並木がございます、約150種のさまざまな桜が、約293haの公園内に約1万本あると言われています。4月中旬ごろから開花が始めるソメイヨシノを皮切りに、5月上旬に咲くカスミザクラまで長い期間にわたり桜が楽しめます。

この美しい桜は、1920年の桜の植栽に始まるということになります。したがって樹齢は約90年ということになり、古木の部類に入ります。特にソメイヨシノは寿命60年説があるくらいで、90年経ってもきれいに花を咲かせ続けるのはなかなか難しいとされています。

北上展勝地の桜の見頃は?見出し

そんな北上展勝地の桜の見頃なのですが、年によりずれがあるものの、ソメイヨシノで4月中旬から4月下旬ごろというのが一つの目安となります。また前述したように、カスミザクラなどはソメイヨシノよりも遅いので、GW後半になるとこちらが見頃を迎えます。

東京あたりなどから見ると半月から一ヶ月ほど遅くなります。これからの気温などによっても見頃の時期が変わる可能性もありますので、お花見を予定しているのであれば、開花情報をこまめに確認することをおすすめします。

北上展勝地の桜の見どころは?見出し

北上展勝地ですが、一番の見どころはなんといっても美しい桜のトンネルです。北上川に沿った桜大路に、2kmにおよぶ桜並木が続いており、その桜のトンネルの下をのんびり歩くのはまさにお花見の醍醐味と言えるでしょう。しかし、北上展勝地の桜は乗り物に乗っても楽しめる、というのも重要な見どころ、楽しみどころです。

北上展勝地の桜まつり見出し

さて、北上展勝地では、さくらまつりがおこなわれます。2017年の予定は4月10日から5月7日まで。桜の種類が多いこともあり、期間も長く設定されています。それでは、お花見に行くならおすすめのポイントを紹介します。

観光馬車

桜のトンネルを散策する、というのは他の場所のさくらまつりなどでもよく見られますが、北上展勝地の場合、観光馬車に乗るという方法があります。さくらまつり期間中、桜のトンネルの下を観光馬車で20分程のんびりと散策するというのは、とても人気があります。乗車の場所は珊瑚橋を抜けた児童公園前と、臨時案内書近くのSL前の2ヶ所になります。満開の桜並木を進む観光馬車はノスタルジックな雰囲気たっぷりです。

観光遊覧船

北上駅から北上展勝地へのアクセスで、渡し船を紹介しましたが、そのほかに観光遊覧船もあります。渡し船が北上川を横切るのに対し、こちらは北上川の流れに沿って進みます。乗り場は展勝地レストハウスの入り江のところで、そこから珊瑚橋の上流まで行って戻ってきます。時間は往復で約20分。川からのんびりと桜並木を見るのも、お花見の楽しみですよね。

鯉のぼり

鯉のぼりというと端午の節句、5月5日のものだという感じがしますが、ここではさくらまつり期間中ずっと、鯉のぼりを楽しむことができます。珊瑚橋の下流の北上川の上に300匹の鯉のぼりが、子どもたちの健やかな健康を願って泳ぎます。さくらまつりの期間中に端午の節句を迎える、北東北のさくらまつりならではの光景といえるでしょう。ぜひお花見と共に楽しんでください。

北上展勝地の桜のライトアップ見出し

夜桜も楽しみたい、という方のためには、ライトアップがおすすめです。昼間の桜も美しいですが、夜桜の美しさはまさに幽玄という言葉がぴったり。時間は18時から21時となっています。

ただし、注意してほしいのは、ライトアップに関しては桜が開花している時期だけだということ。そのため、年によってライトアップが行われる時期にずれが生じます。ライトアップに行く予定なのであれば、なおのこと開花情報をきちんと確認することをおすすめします。

北上展勝地周辺の桜スポット見出し

北上展勝地周辺ですが、桜に関するスポットとしては陣ヶ丘があげられます。展勝地から少し上ったところにある陣ヶ岡は、ヤマトタケル・坂上田村麻呂・源頼義・源義家・源頼朝などの多くの武将が陣取ったことからこの名前がつきました。この場所にはヤマザクラやさまざまな珍しい桜が植えられている上、北上川沿いの桜並木を上から望むことができます。

また、盛岡市の石割桜や奥州市の水沢公園の桜なども、岩手県の桜としては有名で、比較的北上展勝地から行きやすいところにあります。もし時間が取れれば、これらの桜も一緒に楽しむこともできますね。

北上展勝地周辺の観光スポット見出し

サトウハチロー記念館

「うれしいひなまつり」「小さい秋みつけた」などの童謡で有名なサトウハチローですが、妻の出身地がここ北上市でした。夫婦が亡くなった後、資料の散逸を防止し、保存をするための場所を探しており、諸般の事情でここに決まりました。そこで貴重な展示する場所として、サトウハチロー記念館が作られました。

場所は北上展勝地のSLの近くなので、さくらまつりのときに寄って見学するのも可能。月曜日は休館、金曜日は予約客限定なので、その日以外に予定を組むといいですね。

利根山光人記念美術館

第3駐車場の向かい側にあるのが利根山光人記念美術館です。「太陽の画家」と言われ、メキシコを題材とした情熱的な作品を数多く残す利根山光人は、北上を訪ねた際、鬼剣舞や鹿踊などの民俗芸能の造形的美しさに衝撃を受け、ライフワークの一つと決め、それをテーマにした作品を多く作りました。美術館はもともとアトリエがあったところで、作品の展示が行われています。

北上夜曲の碑

展勝地レストハウスの横には「北上夜曲の碑」があります。「北上夜曲」は1940年、当時水沢農学校の生徒だった菊池規が作詞を、翌年、その友人だった安藤睦夫が作曲を担当しました。後に歌声喫茶などで流行し、多くの歌手によりレコード化され、その後映画化がされて大ブームになりました。

作詞者の自筆による歌詞に、作曲者自筆の楽譜がついている珍しい碑で、ボタンを押すと曲が流れる仕掛けになっています。

ひらた舟

ひらた舟とは、江戸時代に宮城県の石巻から黒沢尻(現在の北上)まで北上川を運行した最大の川舟のことを言います。ここ展勝地の対岸には、当時北上川最大の河港があって、米などの積荷の詰め替えなどを行っていた場所です。現在のこちらにはひらた舟が復元され、入り江に係留がされています。

美しい桜を楽しもう見出し

北上展勝地の桜について、見どころの情報や観光スポットなどを紹介してきました。なんといっても桜は自然のものなので、見頃がいつになるのかは、年によってずれが生じます。開花情報などをきちんと確認して、見頃の桜を楽しみたいものですね。満開の桜の下でお花見を楽しむことができるように、この情報がお役に立てば幸いです。

投稿日: 2017年3月14日最終更新日: 2020年10月7日

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