兵庫県が誇る姫路城の見どころ&魅力をピックアップ◎
兵庫県の観光名所でありシンボルである「姫路城」。姫路城は歴史を感じる美しい外観はもちろん、城内も見どころがたくさん点在しており、自分の好きな見学ルートで観光を楽しめます。
今回はそんな姫路城でおすすめの見どころをまとめてご紹介します。見どころを巡れる見学ルートも合わせてお伝えしていくので、姫路城へ初めて訪れる方は目を通しておきましょう。
まずは姫路城の基本情報をチェック!
日本100名城にも登録されている兵庫県の「姫路城」。姫路城へ初めて訪れる方は、まず姫路城とはどんなお城なのか、見どころを巡るための予想時間など基本情報をチェックしておきましょう。
姫路城の美しい姿は歴史価値がとても高く、海外からも多くの観光客が訪れています。姫路城の基本情報を知って観光するだけで、より楽しい時間を過ごせます。
現存する中で日本最大級の規模を誇るお城
姫路城は兵庫県の姫山と呼ばれる高台の上に立っており、現在残っている城の中でも日本最大級の規模を誇るお城として有名です。広い敷地内には、さまざまな見どころが点在しています。
姫路城は別名を「白鷺城」とも呼ばれており、シラサギが羽を広げたような優美な姿は多くの人々を魅了しています。姫路城に初めて訪れる方はその規模の大きさに圧倒され、遠くからでもその姿を見られます。
「連立式天守」と純白の城壁が特徴
姫路城最大の見どころといえば、木造建築の最高傑作とも呼ばれるその美しい姿。よく見ると四つの天守が連なって建設されており、城としては珍しい「連立式天守」の手法で作られています。
真ん中にある大きい大天守をはじめ、西小天守・乾小天守・東小天守があり、それぞれ国宝に登録されています。連立式天守に加えて姫路城の特徴として有名なのが輝くほど真っ白な城壁です。
姫路城が建造された当初は武器として火縄銃が普及。そのため、火縄銃で攻撃されても延焼しないように城壁には漆喰が塗られています。白漆喰総塗籠め造りと呼ばれ、純白の城壁は存在感を放っています。
大体の所要時間
姫路城周辺や城内にも見どころの多い姫路城は、だいたいの見学する時間が1時間から2時間と言われています。2時間あればじっくりと姫路城を見学することができ、歴史に触れることが可能です。
予め決めておく見学ルートによっても時間が左右されていきますが、スムーズにいけば全体を見学しても2時間弱で行くことができます。
混雑状況により前後する可能性も
姫路城は土日・祝日や、大天守内の一般公開後はかなりの混雑が予想されています。混雑している場合の見学時間は待ち時間も発生して3時間から4時間ほどと言われています。
姫路城で行っているイベント状況を確認しながらだいたいの所要時間を計算しておくのがおすすめです。待ち時間はその時にならないとわからないので、時間に余裕をもって行動しましょう。
姫路城をもっともっと楽しめるおすすめアプリ
兵庫県では、姫路城をもっと楽しんでもらうために姫路城に関するアプリを開発しています。アプリは「姫路城大発見アプリ」になり、ARやCGを使用して姫路城にある展示物の解説を見ることが可能です。
城内にはいくつかアプリマークが設置され、そこでアプリを開くと限定のアニメーションを見られます。また、あまり知らない豆知識も教えてくれるので、姫路城に初めて訪れる方はダウンロードしてみてください。
施設情報
姫路城の営業時間は9時から17時まで、休城は基本的に12月29日・30日の2日間になります。姫路城入城の料金は大人1,000円、姫路城・好古園の入城の料金は大人1,050円です。
姫路城へはJR姫新線・山陽新幹線「姫路駅」から徒歩5分でアクセスできます。車の場合は山陽自動車道「山陽姫路東」もしくは播但道「花田」を利用しましょう。専用の駐車場も設置されています。
住所 | 兵庫県姫路市本町68 |
電話番号 | 079-285-1146 |
知っておくともっと楽しい!姫路城の歴史&伝説
兵庫県のシンボルである姫路城は、古くから伝わる伝説や歴史が残されています。歴史・伝説を予め知っておくことで、より姫路城の見学が楽しくなります。
日本の歴史を垣間見れる場所がたくさんあるので、歴史好きにはたまらない観光スポットです。姫路城の歴史は400年以上にわたり、姫路の町を守り続けているお城になります。
原型が誕生したのは今から680年以上前
姫路城の歴史は1300年代まで遡ります。1561年には姫山に城もしくは屋形があったことが判明しており、黒田重隆・職隆が1555年から1561年の間に姫路城を築いたのが始まりと言われています。
姫路城は天下統一を果たした豊臣秀吉が城主を果たしたことから、出世城としても有名です。今見られるような5重7階の天守になったのは1609年、池田輝政が城主を務めていた時だと記されています。
名前の由来
兵庫県「姫路」の名前は、播磨国風土記に登場する「日女道丘」が由来と言われています。姫路は江戸時代初期には城下町を整備した文献に記されており、歴史の深い地名であることが分かります。
そのまま姫路の地名から姫路城が名づけられ、今でも歴史のあるお城として親しまれています。さまざまな伝説も残っており、兵庫県でも有名なパワースポットです。
あの伝説や怪談の発祥の地
姫路城にはお菊井戸・宮本武蔵の妖怪退治の伝説が残されています。姫路城の見どころともされており、歴史と合わせて確認しておくのがおすすめです。
恋愛悲劇「播州皿屋敷」に深く関係している井戸「お菊井戸」は姫路城の城内にあります。お菊は身に覚えのない罪を着せられ、最後には攻め殺して井戸に放り込んだと言われています。今でもお菊の怨念が聞こえるとも。
木下家定が城主の際に伝説化した「宮本武蔵の妖怪退治」。当時宮本武蔵は足軽奉公として活動していましたが、名高い武芸者であるとばれ妖怪退治を命令されます。見事退治した宮本武蔵は名刀を授けられたとも言われています。
姫路城の見どころ《屋内》
多くの歴史や伝説の残る姫路城は、城内にもさまざまな見どころが点在しています。城内には歴史を感じる見学スペースもあり、観光客にも人気があります。
姫路城の城内を見学する際は別途料金が発生するので、事前に確認しておきましょう。小さい子供から歴史を学べるのでおすすめです。
数多の仕掛け
姫路城の城内には、敵から攻撃を受けた際に発動する防御の仕掛けがたくさん設置されています。例えば姫路城の櫓や土塀には攻撃するための穴「狭間」があり、全部で6種類の形があることで知られています。
姫路城の城内は入るとわかる通り、まるで迷路のような作りになっています。初めて城内にきた敵にはわかりづらい秘密の道があったり、人1人がやっと通れる「るの門」があることでも有名です。
見どころポイント
姫路城の城内の見どころは、散策しているだけで感じる当時の仕掛けの多さです。階段を迷路のように配置していったり、攻撃するための隠し部屋や階段を隠してしまう蓋まで設置されていました。
また、城内からも外へ攻撃できるような仕掛けもありました。石垣はどんどん急こう配になっているので容易に登ることができません。さらには石垣の上に「石落とし」の仕掛けを設置し、下に迫る敵を退けていたそうです。
城内にそびえ立つ2本の大黒柱
姫路城の城内には大天守の地下から5階部分までを貫いている大黒柱が2本設置されています。大天守は構造上横揺れに弱い作りになっているので、この大黒柱が支えています。
姫路城が立っているのに欠かせない柱になっているので、太く歴史を感じる作りになっています。現在では補修された柱を見学することができます。
見どころポイント
姫路城には東大柱・西大柱の2種類設置されています。その中でも東大柱の1階から5階部分に関しては築城当時のまま残されているので、歴史を感じることが可能です。
西大柱には2分割の巨木が利用されているので、大天守の3階で上下に継ぎ合わされています。どちらも姫路城に欠かせない柱なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
天守の中も魅力的
平成22年に大天守保存修理工事を終えて、平成27年から一般公開されている「天守」。天守の中はさまざまな展示物が設置されており、混雑時は整理券が発生するほど人気があります。
天守の中は見学の案内板に従って、順番通りに見学するようにしてください。姫路城にまつわる展示物が中心となっており、大天守からは姫路の街並みを一望できます。
見どころポイント
大天守最上階へと登る階段が設置されており、最上階からはお城の守り神「しゃちほこ」の後ろに見える姫路の街並みを一望。兵庫県内でも絶景スポットとして人気があります。
姫路城についてさらに詳しく学びたいという方は、城内ガイドを予約するのがおすすめです。地元のお城愛好家の方によるガイドになり、豆知識や面白さを交えて解説してくれるので子供連れの方にも人気。
化粧櫓 ※不定期公開
姫路城の城内では不定期で公開している「化粧櫓」がおすすめ。化粧櫓は別名「化粧の間」とも呼ばれており、千姫の休憩所として設置されています。
二重二階の造りになっており、西の丸長局より男山を拝んだ後にこの場所にいたと言われています。畳敷きの座敷が3室で、当時の様子がわかる人形があるので分かりやすいです。
見どころポイント
不定期に特別開放されている化粧櫓は、当時の千姫の面影を感じられる貴重なスペースでもあります。当時使用されていた化粧品も展示され、女性におすすめの場所です。
日常生活で使用していたわけではありませんが、千姫の心安らぐ場所として欠かせないスペースでした。決して広くはないですが、日本の歴史を垣間見れるおすすめの見どころになります。
城下町を再現したミニチュア
姫路城の城内には、当時の姫路城の様子がわかるミニチュアを設置しています。城下町のミニチュアは再現度が高く、細部までしっかりと作られています。
ガラス張りで見られるので、小さい子供連れの方は叩かないように注意しながら見学するようにしてください。当時の暮らしぶりが分かるので、初めて訪れる方におすすめです。
見どころポイント
姫路城の城下町のミニチュアを見れば、現在の姫路城がどれだけ重要な役割を果たしていたかが分かります。敵から攻めにくい構造も、ミニチュアで一目瞭然。
姫路城は今でも姫路の町を見守るような位置に設置され、城下町と呼ばれているエリアを一望することができます。展望台へ行く前にミニチュアで場所を確認しておくのがおすすめです。
西の丸長局(百間廊下)
姫路城で人気のある見どころ「西の丸長局」。西の丸長局は真っすぐな廊下が続いているエリアになり、姫路城の美しさを実感することができます。
西の丸長局は別名「百間廊下」とも呼ばれており、当時のまま残されています。千姫に仕えた侍女たちが居た場所でもあり、約240mもの廊下を散策することが可能です。
見どころポイント
長い廊下には姫路城に関する展示物が設置されています。歴代藩主の略歴説明をはじめ、所縁の品、侍女たちが実際に生活していた部屋まで見学することが可能です。
展示物の中には千姫が実際に作った「6枚の羽子板」の複製を展示しています。6枚の羽子板は亡くなった夫の鎮魂を願って作られており、千姫の人柄を垣間見れます。
姫路城の見どころ《屋外》
姫路城には野外にも見どころがたくさんあります。城内と違って野外は建物自体の魅力を感じられるスポットが多く、昔の人の知恵を学ぶことができます。
姫路城は兵庫県の四季を楽しめる景色が広がっており、花見スポットとしても人気です。季節に合わせたイベントも開催されているので、公式HPで確認しておきましょう。
連立式天守
姫路城最大の見どころといえば「連立式天守」。純白の鮮やかな大天守をはじめ、連なっている連立式天守は見た目の美しさを実現しています。
その美しい見た目からは想像できないほど武骨で機能重視の造りになっており、かつてのお城としては丈夫に作られています。姫路城大天守は敵から攻められた時の対処が施されていることでも人気です。
見どころポイント
一見美しく並んでいるように見える連立式天守ですが、微妙にずれて並んでいるのが特徴的です。微妙にずれているからこそ、見た目の美しさを出しています。
連立式天守で作られている姫路城は、お城の正面がどこなのかわからない作りをしています。歴史上、その正解は出されていないので自分の思う向きを正面として見られます。
内曲輪・中曲輪
姫路城の美しさを実現している「内曲輪・中曲輪」。内曲輪・中曲輪はそれぞれ城の内部に築かれた土や石の囲いのことを言い、それぞれ特徴が変わります。
三の丸のことが中曲輪と呼ばれていることも多く、いくつかの曲輪を作ることで姫路城の安全を守っていました。昔の人の知恵を見られる場所でもあります。
見どころポイント
姫路城の内曲輪・中曲輪は整備されているので、今でもきれいな外観を見ることが可能です。整備されていても特別史跡が残されているので、歴史を感じることができます。
内曲輪・中曲輪ともにエリアが異なるので、最初に公式HPで地図を確認しておくのがおすすめです。石垣を間近で見ることができ、姫路城のたくましさを体感。
城門
姫路城には代表する菱の門・るの門をはじめ、全部で10以上もの門を設置しています。入城口から見える菱の門は観光客の利用する門なので、最も親しまれています。
姫路城を散策していると、いろんな門を見つけられるので探検気分で門を探すことができます。それぞれの門が歴史を辿っているので、時間の許す限り見つけてみてください。
見どころポイント
観光客が最も利用する「菱の門」は、姫路城でも1番大きな城門です。安土桃山時代の様式で作られており、柱には菱の紋があります。とても大きいので、混雑時でも問題なく通れます。
姫路城のるの門は、1番小さい城門になります。人が1人通れるほどの城門で、敵を退けるために作られたと言われています。一般公開されているので、ぜひ通ってみてください。
備前丸
姫路城の景色を目の前に、広大な敷地が広がっている「備前丸」。備前丸は大天守の目の前に広がっている広場になり、もともとは姫路城を築城した池田輝政の家族が住む居館が建てられていました。
ですが、残念ながらこの居館は明治中期の火災で焼失。今はその姿を見ることができません。何もない広場になっていますが、景色が良いので姫路城で人気のある見どころです。
見どころポイント
備前丸は焼失の前に取り壊されていた可能性があります。1617年にはすでに居館を三の丸に建設しており、備前丸の部材を新しい居館に使っていたとも言われています。
備前丸の真ん中に立って見渡すことで、姫路城の景色を一望することができます。季節に合わせて鮮やかな花の景色も楽しめるので、幅広い世代から人気があります。
西の丸
菱の門を抜けた先に広がっている姫路城の庭園「西の丸」。西の丸には「武者だまり」があり、戦国時代には戦いの前に兵士が集結していた場所として知られています。
姫路城の中でも西の丸は歴史に関する見どころが多く点在しているので、見学ルートに入れておくのがおすすめです。自然も広がっており、昔ながらの景色が広がっています。
見どころポイント
西の丸には先ほど紹介した化粧櫓もあり、千姫に関する展示物が多くあります。千姫は当時、美男として噂されていた「本多忠刻」に嫁いだことでも有名な女性です。
千姫のために建てられた休憩所があり、千姫に関する歴史を学ぶことができます。あまり表舞台にはいませんでしたが、姫路城に千姫は欠かせない人物なのでチェックしておきましょう。
石垣も要チェック
姫路城は美しい城はもちろん、見事な石垣にも注目して散策してみましょう。姫路城には異なる時代の石垣が設置されており、積み上げ方の違う石垣は見事な景色を生み出しています。
姫路城の石垣は間近まで行って見学できるので、積み方をしっかりと確認することができます。時代とともに拡張を繰り返してきた姫路城ならではの見どころです。
見どころポイント
姫路城の石垣で注目してほしいのは、網でしっかりと保護されている「姥ヶ石」。姥ヶ石とは当時、石垣の石集めに苦戦していた秀吉の時代に餅売りのおばあさんが石臼を献上したこと言われています。
そんな人の心が生み出した石垣も詰まっているので、歴史ロマンを感じると人気があります。石垣はお城をぐるりと散策する際に注目してみてください。
姫路城の見どころをぐるっと回る!おすすめ見学ルート
広大な敷地を誇る姫路城は、さまざまな見学ルートでいろんな歴史を垣間見ることができます。見学ルートはいくつかあるので、時間帯や自分の行きたいスポットに合わせて選びましょう。
姫路城は混雑時、城内を散策する場合は待ち時間が発生してしまうことも。事前に混雑状況を確認しながらルートを決めていくのがおすすめです。
おすすめ見学ルート①大天守見学ルート
姫路城で人気のある大天守に直接行く初心者におすすめの見学ルートです。姫路城の玄関口である入城口から菱の門を通っていき、いの門、ろの門、はの門、にの門を通過していきます。
その後、ほの門、水の一門から六門を通っていき、大天守へ到達します。大天守を見学した後は近くにある小天守、備前丸、備前門へ行き、最後にはるの門、二の丸へと進んでいきます。
ポイント
大天守見学ルートは城内にある大天守を通過していくので、姫路城から絶景を楽しむことができます。ですが、大天守が混雑していると待ち時間が発生するので時間に注意が必要です。
城内の階段はあまり幅が広くないので、混んでいるときはスムーズに進まないことも。土日・祝日やイベントの際は1時間から1時間30分ほどかかるルートになります。
おすすめ見学ルート②お菊井戸ルート
姫路城で有名な伝説の残るお菊井戸を通っていくルートです。お菊井戸ルートへは城内に入ってからはもちろん、直接備前丸まで行く最短ルートも人気があります。
備前丸は姫路城の水四門近くに位置しており、帯の櫓、りの門、太鼓櫓を巡っていくルートになります。石垣を見ながら巡れるので、歴史好きな方におすすめです。
ポイント
お菊井戸は石の柵で囲まれていますが、当初のまま残されています。姫路城を道なりに進んでいけば到着するルートなので、わかりやすいのも魅力の1つ。
お菊井戸ルートは城内が混雑している場合は、外から行く最短ルートへと変更することが可能です。そのため、あまり時間のない方にもおすすめの見学ルートになります。
おすすめ見学ルート③西ノ丸見学ルート
姫路城に何度も訪れている方、のんびりと姫路城の歴史に触れたい方は西ノ丸見学ルートがおすすめです。西の丸は姫路城の歴史が詰まっており、庭園になっているので癒しのひと時を過ごせます。
西の丸櫓群や長局、菱の門に向かっていくルートになります。他のルートのように天守には行かない道のりなので、混雑時でも比較的のんびりと散策可能です。
ポイント
姫路城の西ノ丸見学ルートは、直接城内には行かずにさまざまな角度で姫路城を楽しめるのがポイントの1つです。そのため、西ノ丸見学ルートにはカメラ片手に訪れている方がたくさんいます。
ただ、ルートとしては1番短い距離になるので、のんびりと散策しないとあっという間に出口についてしまいます。途中で立ち止まりながらいろんな景色を楽しみましょう。
姫路城の見どころを満喫したら【好古園】へ!
姫路城と合わせて訪れたい兵庫県の観光名所「好古園」。好古園は姫路城の園内に位置しており、西部にあります。武家屋敷の跡地に作られた日本庭園で、姫路城を見られることでも人気です。
好古園には散策できる庭園をはじめ、茶屋やレストランなど身も心も満たされる空間が広がっています。入場料は別途発生するので、合わせて確認しておきましょう。
姫路城を一望できる日本庭園
姫路城の好古園は、緑豊かな自然が広がっている日本庭園が最大の見どころです。日本庭園には江戸時代の建築を再現した門や塀も建設され、渡り廊下からは日本ならではの絶景が広がっています。
好古園は映画「るろうに剣心」をはじめ、日本で有名な水戸黄門、大奥、暴れん坊将軍のロケ地としても有名なスポットです。好古園から見る姫路城は、昔にタイムスリップしたかのような景色になっています。
9つのテーマに分けられた庭が魅力
好古園の見事な庭園は、全部で9つのテーマにわかれています。錦鯉が優雅に泳いでいるお屋敷の庭をはじめ、茶室のある茶の庭は休憩がてら立ち寄るのがおすすめです。
また、好古園は兵庫県でも有名な紅葉狩りスポット。夏木の庭は見事な紅葉が色づいて、多くの人々の心を魅了しています。庭によって特徴や景色が変わるので、ゆったりと散策してみましょう。
おしゃれなレストランで一息♡
ランチタイムに好古園へ訪れる方は、敷地内にあるレストラン「活水軒」を利用するのがおすすめです。活水軒はお屋敷の庭を眺めながら絶品の料理を味わうことができます。
季節によって料理の内容が少しずつ変わり、お酒やデザートの種類も豊富。小さい子供からお年寄りまで美味しい料理を堪能できるので、ぜひ足を運んでみてください。
おすすめメニュー①姫御膳
好古園・活水軒で大人気のメニューが「姫御膳」。姫御膳は数量限定で提供されているメニューになり、天ぷらやお蕎麦、お刺身や丼ものなどボリュームのあるセットになっています。
姫御膳の価格は2,680円で、季節ごとに使用する食材が少しずつ変わるので何度でも味わうことができます。見た目も華やかで、男性でもお腹いっぱい味わえます。
おすすめメニュー②いろどり活水官兵衛弁当
好古園では先ほどの姫御膳同様に、数量限定で提供されているメニュー「いろどり活水官兵衛弁当」。同じく天ぷらや蕎麦、お刺身をはじめ、胡麻豆腐や山芋がセットになっています。
どれもボリュームがあり、栄養満点なので女性から人気のあるメニューです。11時からのランチタイムですが、平日でも混みあうので早めに行くようにしましょう。
施設情報
好古園は季節によって営業時間が決まっており、9月から4月までが9時から17時、4月から8月までは9時から18時までになっています。休園日は12月29日と30日の2日間です。
好古園の入園料は18歳以上の大人310円、小学生から高校生までが150円。好古園と姫路城とのセットで行きたい場合は、セット料金で大人1,050円になります。
住所 | 兵庫県姫路市本町68 |
電話番号 | 079-289-4120 |
見どころ満載の姫路城を120%楽しもう♡
兵庫県にある日本でも有名なお城「姫路城」。姫路城は城内をはじめ、いろんな場所に見どころが点在していることで人気があります。
姫路城は日本の歴史を学ぶことができ、人の組み立ててきた技術の高さに圧倒されます。ぜひ、姫路城へ初めて訪れる方はこの記事を参考にしてみてください。
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