姫路城の混雑状況は？空いてる時間帯を狙って快適に見学しよう！

兵庫県姫路市にある日本100名城の1つであり国宝の「姫路城」は、日本の城では唯一木造城郭建築の最高峰として平成5年に世界遺産に登録されました。その美しさも相まって「姫路城」は観光に大人気で常に混雑が予想されています。ここで姫路城の混雑状況を把握して快適に見学しましょう。

世界遺産になったこともあり、平成21年（2009年）には平成の大改修が始まりました。なんと5年以上の歳月をかけ平成27年3月に改修が完了されたばかりなのです。姫路城は改修前別名「白鷺城」とも呼ばれるくらい白さが際立つ名城だったわけですが、改修後の姫路城はどうなったのでしょうか？

画像でもお分かりの通り、一段と白さが強調された姫路城の姿に観光客も目白押しの状況です。改修後1年以上たった今でも土日はもちろん平日でも姫路城は混雑することがある状況ですから、快適に見学するには混雑状況の情報とちょっとしたコツが必要になってくるのです。

平成の大改修が終わった2015年の姫路城の入場者数は約286万人を記録していて、国内の城の来場者数の記録更新をした程混雑しました。輝くような白さの姫路城の白さは永遠に続くと思っているアナタにちょっと残念な情報を教えましょう。

姫路城の輝くような白さは3年がいのちなのです。これは外壁の白漆喰の耐久性の問題で、輝くような白さが続くのは約3年間だと言われているからなのです。つまりいまが別名白鷺城という輝くような白い姫路城を観るチャンスなのです。新城を観光する絶好の機会を見逃さないでください。

姫路城の観光ツアーで行かれる場合は別ですが、個人で姫路城を見学する場合は混雑状況を前もって知っておきたいものですね。基本は土日が混雑していて平日がそれほど混雑はしていないということなのですが、やはり土日に見学したいですよね。

姫路城管理事務所の公式ホームページで混雑予想やライブカメラによる混雑状況が分かるようなので事前に知りたい方はアクセスしてみてください。緑色が混雑していない日で赤色が混雑が予想される日です。やはりほとんど土日が赤色のようです。連休ともなればかなりな混雑状況のようですよ。ちなみに赤色の日には整理券が発行されるそうです。

住所：兵庫県姫路市本町68番地 電話番号：079-285-1146

先ほども述べましたが、姫路城を快適に見学したいのなら、混雑する土日を避けて平日に見学するのがベストなのですが、通常のお休みの土日に観光がてら見学出来たらと思うのが普通でしょう。そこで見学する時間帯というものを考えてみましょう。

混雑しそうな土日であっても、実は比較的空いている時間帯があるのです。それは、まず9時の開園に合わせるように朝の早い時間帯に見学しましょう。団体の観光客の影響でお昼前後が混雑のピークとなる傾向がありますからその前を狙うのです。11時頃までに見学してしまえば混雑に合わずに済みますよ。

次に混雑が空きそうな時間帯は15時以降です。8月中は18時まで見学できますからゆっくり快適に見学できますよ。天気が良ければ夕日に輝く姫路城が見ることが出来るというおまけが付きます。ちなみに9月から4月までは開場時間は9時から17時（入場は16時まで）までです。

土日より平日の方が混雑が少ないとはいえ、時期を間違えると平日でも混雑に合ってなかなか入場できないことがあります。特に10月から11月にかけての修学旅行のピーク時には全国から姫路城に押し寄せそうですから出来ればその時期は避けた方が無難なようです。

それでも10月から11月にかけて姫路城を見学したい方は、車より電車・バスを利用しましょう。駐車場のこともありますが、姫路駅から歩いて20分程ですしバスでも2つ目の停留所で100円という安さです。それに姫路駅には入場時間の目安が表示されていますからとても便利なのです。入場時間が長い場合には周辺を観光して楽しみ、それから見学したらいかがでしょう。

実は、ここまで混雑すると述べてきたのは姫路城大天守閣入場のことであるのです。天守閣に登っていくにしたがって狭くなり渋滞の状況になりえるのです。天守閣の展望は確かに素晴らしいのですが、姫路城の外観を見るだけでも世界遺産で国宝の姫路城の価値はあります。混雑するようであれば天守閣に登らずに途中から引き返すのも一案です。

春は桜が開花している3月から4月頃が混雑が予想されます。輝くような白さの姫路城と桜の花がマッチして実に美しい景観が望めるのです。この季節混雑が予想される姫路城内に入場しなくても、姫路城の周囲から輝く白さに桜が映える様をじっくり快適に鑑賞することの方が姫路城の美しさが強調されてオススメです。

この3月から4月の桜の開花時期は外からが美しいのです。姫路城の周りには結構公園が隣接するようにありますから、ライトアップされた姫路城を背景に夜桜の花見が情緒があって人気なのですよ。夜の姫路城周辺にもぜひお出かけください。

秋もまた白い姫路城に紅葉が映えて実に美しいものです。ただし紅葉のピークの11月頃には修学旅行も盛んなことですから、この時期も混雑する城内を避け姫路城の外観に映える紅葉の鑑賞に専念するのがオススメというところです。

春や秋と並んで姫路城が混雑するのは夏休み中ということです。そこでオススメしたいのがレンタルサイクルの利用です。姫路駅で混雑状況の予想を確認してから、姫路城に向かうのもよし、混雑予想が出ていたら姫路城周辺の観光をしてから空いていそうな時間帯に姫路城に行くことも出来ますから、自由が利いてとても便利ですよ。

天守が白いカバーで覆われていた「平成の大改修」の工事期間でさえ年間約90万人もの来城者を数えた姫路城は、世界遺産としての天守閣以外の石垣や櫓なども観光としての魅力を持っています。輝くような白さの外壁がまぶしい今が姫路城を観るねらい目であるのですが今後の予想はどうでしょうか？

先ほども述べましたが、平成の大改修を経て輝く白さの姫路城はその白さが続くのは来年（2018年）までというところになります。それ以降は観光客は減っていくという予想があります。しかしながら、世界遺産になったこともあり2020年東京オリンピックもありますから世界中から観光客はこれからも押し寄せて混雑状況は続くと思われるのです。

お堀から眺める姫路城はいかがですか？今の時期（5月中旬から11月）は平日はやっていなく土日祝日のみの運航となりますが、観光和船による30分のお堀巡りは堀から城を見上げる体験ができます。残念ながら予約は出来なくて当日受付です。

ちなみに3月から5月中旬頃までは毎日観光和船は運航していて平日でも乗船できるようです。桜が咲いている頃に乗ったら姫路城と桜にウットリすることでしょう。乗場は大手門と好古園の間にあります。

夜の姫路城も格別です。お城の城内は18時で閉められますが、お城のライトアップは23時までやっています。姫路市内の至る所から幻想的な姫路城が見ることが出来ますから夜の散歩もオススメなのです。

姫路城見学でお腹が空いたら姫路名物も堪能しましょう。「姫路おでん」やB級グルメの「明石焼」、美味しい「あなご飯」、関西味の「えきそば」などいろいろあってお腹も満腹となることでしょう。

姫路城に隣接している「好古園」からの姫路城も美しいですよ。「好古園」自体は美しい日本庭園で結婚式の前撮りのカップルをよく見かけるほどです。その他には動物園や美術館などが姫路城に隣接していて、姫路城周辺は見所がいっぱいなのです。

子ども連れの方は動物園内の遊園地も欠かせない施設でしょう。ここからの姫路城の眺めも意外と美しいものです。何より子どもたちはお城より乗り物のほうが思い出に残るのかもしれませんよ。

いかがでしたか？大人気の姫路城の混雑を避けて快適に見学してみてください。なにせ今が輝くような白さの姫路城が見られるねらい目のところなのですから、ぜひ姫路城に行って観光して頂きたいところです。季節によっても景観が変わって美しい姫路城を1回といわず何回も訪れてください。姫路城周辺も観光スポットがいっぱいです。