鞆の浦のおすすめ駐車場徹底ガイド！料金が安い＆無料の場所や混雑状況は？

日本でもっとも風光明媚な港町といわれている鞆の浦は、坂本龍馬ゆかりの名所や「崖の上のポニョ」など名作映画の舞台やロケ地にもなったスポットがあることでも知られています。

絵に描いたような美しい景色も魅力的で、車やバイクなどドライブで訪れる方も多いことでしょう。今回の記事では、鞆の浦で利用できるおすすめの駐車場をピックアップしてご紹介します。

無料や安い駐車場、混雑時におすすめの駐車場などもありますので、目的にあった駐車場をセレクトしてみてください。

鞆の浦の中心部周辺に4ヶ所の駐車場があります。いずれも有料ですが、フェリー乗り場に近い場所にあり、料金も比較的リーズナブルで観光の拠点としても便利な駐車場ばかりです。

中にはゴールデンウィークやお盆などは混雑して満車となる駐車場もありますが、200台以上停められる大規模な駐車場もあるので、うまく使い分けるとよいでしょう。

「鞆の浦第1駐車場」はフェリー乗り場にもっとも近く、観光に大変便利な駐車場です。30分ごとに100円で、夜間であれば1時間ごとに100円とコストパフォーマンスに優れています。

24時間利用できる便利な駐車場ではありますが、収容台数があまり多くないので普段から混雑することが多いです。特に週末や観光シーズンなどの繁忙期はかなり混雑するため、早めの時間帯の利用をおすすめします。

鞆の浦第1駐車場の利用料金は、8時から17時まで30分ごと100円、17時から翌8時まで1時間ごと100円です。

とても便利な立地にありながら夜間の最大料金が1000円と安いので、長時間停めていても安心でしょう。収容台数は35台となっています。

「鞆の浦第2駐車場」は、先ほどご紹介した鞆の浦第1駐車場からほど近くにあるので、第1駐車場が混雑して満車だった場合におすすめの駐車場です。

こちらも30分ごとに100円、夜間は1時間ごとに100円と同じく安い料金体系になっています。フェリー乗り場や鞆の浦観光情報センターまでは歩いて3分ほどなので、観光の際にも便利です。

鞆の浦第2駐車場は20台収容することができ、24時間営業なのでいつでも入出庫可能です。利用料金は、8時から17時まで30分ごと100円、17時から翌8時まで1時間ごと100円で、夜間であれば最大料金1000円で利用できます。

混雑を避けて利用できる駐車場なら、鞆の浦歴史民俗資料館と鞆城跡の目の前にある「鞆の浦駐車場」がおすすめです。フェリー乗り場からは徒歩5分の場所に位置し、収容台数は25台となっています。

中心部からやや離れた場所にありますが、徒歩で移動できる距離です。そのため、週末や観光シーズンの時期にはまずこの駐車場を狙っていくのもいいでしょう。

24時間営業でいつでも利用できるため、入出庫の心配もありません。利用料金は8時から22時までなら30分ごとに100円と安い料金設定で、22時から翌8時までの夜間なら2時間ごとに100円と大変リーズナブルです。

2017年に新しくリニューアルされ、2フロア構造で230台収容できる大規模駐車場が「広島県営鞆町鍛冶駐車場」です。他の駐車場が混雑していても、ここならたいてい空きがあって停められます。

昼間は4時間までなら1時間ごと150円で利用でき、1日利用できる最大料金の設定もあるので長時間の利用でも高額になる心配はありません。

また海岸に近いので景色がとてもよく、駐車場は立体式なので雨の日や暑い日でも利用しやすいのが魅力となっています。

24時間利用することができ、利用料金は8時から22時の間は4時間までなら1時間ごと150円、4時間を超えて7時間までなら1時間ごと100円、7時間を超える場合は最大料金1000円となります。

夜間の場合は、22時から翌8時までなら1時間ごと100円と安いので利用しやすい料金設定です。フェリー乗り場までは徒歩8分、鞆の浦観光情報センターまでは徒歩4分とアクセスも比較的よいといえます。

鞆の浦には県などが管理する公営以外に、民間が運営する私営駐車場もあります。公営駐車場と比べると割高になることもありますが、条件によっては公営よりもリーズナブルに利用できる場合もあります。

また、施設を利用すれば無料になる駐車場もありますので、お土産を購入したり、観光したい場所を確認したりする場合におすすめです。

鞆の浦にある駐車場の中で数少ない私営の駐車場の1つが「TSパーキング鞆の浦」です。鞆の浦の駐車場は狭いところが多いのですが、こちらの駐車場は広々としていて停めやすく、海もよく見えるので眺めもよいです。

リーズナブルな最大料金が設定されていますが夜間のみ適用なので、昼間を中心に駐車場を利用しようとする方で安い料金で利用したい場合にはあまり適していないかもしれません。

特に、土日祝日の昼間は他の駐車場よりも少し割高となっています。ですが、駐車場のスペースはゆとりがあり、狭い場所での駐車が困難な方でも安心して利用することができます。

平日の利用料金は8時から17時まで最初の1時間200円、以降30分ごと100円で、土日祝日の利用料金は8時から17時まで最初の40分200円、以降20分ごと100円となっています。

夜間は17時から翌8時まで1時間100円となっており、最大料金は300円と鞆の浦の駐車場の中でもかなり安い価格設定となっています。収容台数は31台で、24時間営業なので入出庫の時間も心配ありません。

鞆の浦の玄関口・ともてつバスセンター内にある「鞆の浦観光情報センター駐車場」は、観光の拠点として利用しやすい駐車場です。

こちらの駐車場は時間単位ではなく1日単位で料金がかかる体系となっており、平日は500円、土日祝日でも1000円と、非常にリーズナブルに利用できるのが魅力です。

また、鞆の浦の駐車場の中では唯一の無料駐車場でもあり、観光情報センターを利用する方であれば誰でも無料で停めることができます。

ただし収容台数が20台までのため、長時間停めたい場合は他の有料駐車場の利用をおすすめします。施設内では観光に役立つパンフレットなどを配布しているので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

鞆の浦は、江戸時代の風情が残る観光地として人気で、周辺には美味しい郷土料理が味わえるグルメスポットや風情のあるカフェ、温泉が楽しめる宿泊施設も点在しています。

どこを歩いてもSNS映えする美しい風景に出会えるので、一日中楽しめる観光スポットとして若い女性を中心に人気を集めています。

「崖の上のポニョ」は、日本が世界に誇るジブリのアニメーションの中でも、特に高い評価を受けている作品ですが、鞆の浦はこの崖の上のポニョのロケ地にもなっていることで有名です。

町のあちこちには可愛いポニョ石などフォトジェニックなスポットが点在しており、ポニョの世界に迷い込んだような気分を楽しむことができます。

巨匠・宮崎駿氏も鞆の浦に滞在していた間は、鞆の浦のあちこちを散策したりカフェに立ち寄ったりなどのんびりとした時間を過ごしていたそうなので、気になるスポットを探してみるのもおすすめです。

鞆の浦の観光スポットを巡るには、徒歩やバスなどさまざまな方法がありますが、その中でもおすすめなのがバイクでの観光です。

坂の多い鞆の浦を楽しく快適に巡るには、目的地までスムーズに移動できるバイクが最適で、鞆の浦の自然を全身で感じながら観光することができます。

またバイクだと入り組んだ道でも楽に走ることができ、無料でバイクを停められる場所も点在しているので駐車スペースを迷う必要もありません。バイクなら自由に行動ができ、好きな場所に止めて観光が楽しめるので、鞆の浦を隅々まで満喫したいと思っている方にぴったりです。

今回は、鞆の浦で観光に便利なおすすめの駐車場をピックアップしてご紹介しました。瀬戸内海の美しい絶景が望める鞆の浦は、車やバイクなどでのドライブや日帰り旅行スポットとして大人気の場所です。

リーズナブルな料金で利用できる駐車場やフェリー乗り場にアクセスしやすい便利な駐車場までさまざまあるので、混雑状況などを見ながら上手に鞆の浦の駐車場を利用しましょう。