【宮城】松島といえばのお土産21選！名物お菓子からおすすめの雑貨まで♪

宮城県の松島は京都府の天橋立、広島県の宮島とともに日本三景に数えられています。松島湾内外には大小260余りの島々が浮かび、昔から松尾芭蕉をはじめ多くの文人墨客を魅了してきました。

そんな松島には牡蠣や穴子、松島こうれんなどの名物も多く、お土産選びにも困りません。今回は松島のおすすめのお土産と、値段・口コミなどをご紹介します。なお本記事は2023年7月時点での情報をもとにしています。お土産を購入する際は最新情報をご確認ください。

まず最初に松島のお土産の中で名物のお菓子や銘菓をご紹介していきましょう。松島の銘菓といえば「松島こうれん」が有名ですが、その他にも「まつしま」やカステラなどバラエティに富んだお土産が購入できます。観光の途中にお土産屋に立ち寄ってみてください。

松島名物のお土産といえば、嘉暦2年（1327年）創業の老舗・紅蓮屋 心月庵の「松島こうれん」は外せません。

紅連尼がお供えのお米を使って煎餅を焼き、村の人に施したのが起源とされる伝統のお菓子で、宮城県産ササニシキを原料に、職人さんが一枚ずつ丁寧に焼き上げています。

昔ながらの上白糖入りの他に藻塩入りや黒糖入りなど5種類があり、お土産には5種類の詰め合わせがおすすめです。5枚入り1350円から販売しています。

勝新堂は明治37年（1904年）創業の老舗で、洋菓子や和菓子、季節のお菓子など様々なお菓子を作ってます。中でもお土産におすすめなのが、松島の名を冠した和洋折衷のお菓子「まつしま」です。

バター生地の中にこしあんとクリームチーズをサンドした新感覚のお菓子で、松島ブランド推進委員会によって松島の特産品にも認定されています。

松島名物として人気の「まつしま」の値段は1個220円で、お土産用として勝新堂の人気お菓子を詰めたギフトセットが用意されています。

松華堂菓子店は、松島海岸の観光名所「五大堂」の近くにある老舗和菓子店です。黒い壁のシックな外観で、1階は雑貨屋「松島雪竹屋」、2階に店舗がありカフェを併設しています。

お土産に人気なのが地元産のさくらたまごと盛岡・藤原養蜂場のアカシア蜂蜜を贅沢に使った「松華堂カステラ」です。きめの細かいふわふわとしたカステラで、濃厚でコクのある味わいとなっています。値段は1本1860円で、半分の食べきりやすいサイズは950円です。

さいとう製菓は盛岡市や釜石市などに直営店を持つお菓子メーカーです。看板商品の「かもめの玉子」は三陸地方の海原を悠々と飛ぶカモメをイメージしたお菓子で、三陸地方のお土産として人気です。

名物「かもめの玉子」は黄味餡をカステラ生地で包み、チョコレートでコーティングしたお菓子で、定番の他にもチョコレート味、リンゴ味、紅茶味など様々な種類が販売されています。

オリジナルは4個入り648円から、ミニは4個入り475円からで、お土産用に詰め合わせやギフトセットもあります。

Pensee（パンセ）は宮城県内に多くの店舗を展開している人気ベーカリーで、松島店は「松島離宮 海の駅」1階に店舗を構えています。

パンセといえば松島名物の牡蠣カレーパンが大人気ですが、宮城の特産品を使った牛タンカレーパンやずんだメロンパンもおすすめです。ずんだメロンパンは駿台駅・松島店限定で、生地の中に緑色のきれいなずんだ餡とお餅が入っています。値段は1個250円です。

甘いお菓子は苦手という方は、松島の笹かまぼこをお土産にしてはいかがでしょうか。松島蒲鉾本舗では、伝統の製法で昔ながらの笹かまぼこを作っています。

また笹かまぼこだけではなく、「お豆腐揚かまぼこ むう」など様々な練り製品を作っているので、お土産にすると喜ばれるでしょう。

松島蒲鉾本舗は創業80余年の老舗のかまぼこ店で、総本店は松島五大堂の近くにあります。総本店限定で笹かまぼこ手焼き体験ができ、焼き立ての熱々をいただくことができます。

松島笹かまぼこは肉厚のふっくらとしたかまぼこで、プルっとした食感が人気です。値段は5枚入り1053円からで、その他にも一口サイズの笹かまぼこ(真空)やクリームチーズ、牛タンなどのフレーバーもあります。

松島笹かまぼこで人気の松島蒲鉾本舗ですが、その他にも様々なお土産を販売しています。その中の一つ「むう」は、低温で仕上げたお豆腐のようにふわふわとしたかまぼこです。笹かまぼこよりも柔らかく、食べやすくなっています。

松島の総本店では、実演コーナーで揚げ立ての「むう」を販売しているので、食べ歩きにもおすすめです。値段は5個入り765円からで、お土産用のボックス入りのものもあります。また満月の日限定で、松島の月をイメージした黄色い「月夜のむう」も人気です。

松島名物といえば牡蠣ですが、松島では牡蠣を使った加工品も多くお土産としても人気があります。ここからは牡蠣煎餅や牡蠣カレーパンなどの名物をご紹介します。また焼き海苔や海苔のドレッシングなどもご紹介しましょう。

M Pantry（エム パントリー）は松島海岸にあるセレクトショップで、松島エリアを中心に宮城県内の美味しいモノを集めて販売しています。

中でもお土産に人気があるのが宮城県産の牡蠣を使った煎餅「カキとコメと」です。宮城県産ひとめぼれの米粉をだんご状にし、牡蠣を丸ごと一粒入れて高温プレス機で焼き上げた煎餅です。

値段は6枚入り2050円で、その他にも食材を入れた季節限定の「カキとコメと」や、「小さなカキとコメと」などがあります。

先ほど「ずんだメロンパン」をご紹介したパンセ 松島店ですが、パンセ 松島店といえば名物の牡蠣カレーパンは外せません。仙台駅店と松島店の限定品で、多い時は1日1000個も売れる人気商品です。

スパイシーなカレーパンに牡蠣が丸ごと2～3個入っているもので、日本カレーパン協会「カレーパングランプリ」で最高金賞も受賞しています。揚げ立てが美味しいので、できたらお店でテイクアウトして食べるといいでしょう。値段は1個300円です。

宮城県東松島市（旧矢本町）の大曲浜は海苔の養殖が盛んで、良質の海苔は数々の賞を受賞しています。のり工房矢本の店はそんな大曲浜で2010年に創業したお店で、海苔の他、海苔を原料にした様々な商品を販売しています。

お土産に人気なのが塩のりシリーズ6種類を詰めた「潮匠 バラエティセット」です。プレーン・オリーブ・黒こしょう・梅塩・わさび・めんたいの6種類が入っていて、値段は3148円です。

のり工房矢本の店では焼き海苔の他にも、海苔を使った商品も多く販売しています。中でもお土産に人気なのが、珍しい海苔のドレッシングです。海苔がたっぷりと入ったポン酢風味のドレッシングで、値段は160ml入り600円です。

本店の他にも東松山市や仙台市、石巻市など多くのお店でのり工房矢本の店の商品を扱っています。詳細は公式HPで確認してください。

ジュリアンはJR矢本駅より徒歩5分、1996年に東松島で創業したパティスリーです。地元メディアで取り上げられることが多い人気店で、地元の素材にこだわった数々のスイーツを作っています。

中でも松島ならではのお土産として人気があるのが「のりパイ」です。地元産の良質な海苔をたっぷりと練り込んだ焼き菓子で、サクサクとした食感が楽しめます。

その他にも、米粉を使った「う米マドレーヌ」や「ひがしまつしまロール」「ずんだ大福」などもお土産に人気です。

杉原功商店は松島海岸にある海産物直売店です。漁師さんが運営するお店で、夏は生牡蠣、冬は穴子を中心にフレッシュな海産物を販売しています。お土産の販売の他、店内で牡蠣やホタテなどを焼いていて、その場で海鮮焼きが味わえます。

海鮮のお土産が人気のお店ですが、海藻あかもくを練り込んだ「あかもくそば」もお土産におすすめです。あかもくは食物繊維やポリフェノールが豊富で、ヘルシーなお土産として人気があります。値段は335円からです。

松島を訪れたら、宮城県産のお酒をお土産にしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。ここからは、松島や宮城県内の地酒やビールが買えるお店をご紹介していきます。

またお酒だけではなく、地元のブランドいちごで作るサイダーもご紹介しますので、ぜひお土産屋に立ち寄ってみてください。

特別純米酒いやすこは、松島町産の減農薬栽培の「ひとめぼれ」から作られる純米酒です。町内の農家、酒屋、旅館8軒が力を合わせ、田植えから稲刈り、仕込みまで行っているまさに「地元の酒」で、松島の町内の旅館、ホテルで食事をする方のみの限定販売となっています。

「いやすこ」とは、松島の方言で「食いしん坊」という方言に「癒し」をかけたものです。酒造好適米ではなく食用米を使ったお酒で、まろやかでコクがあり、宮城のお酒らしいキレがあります。お土産にしたい場合は町内の旅館、ホテルでお問い合わせください。

大和蔵酒造は、豊かな自然に囲まれた宮城県大和町で、平成8年（1996年）に創業した新しい酒蔵です。東北屈指の最新テクノロジーを備え、伝統の酒造りを継承しつつ新しい酒造りに挑戦しています。

代表銘柄の「雪の松島 大吟醸」は芳醇な果実の香りと深みのあるコク、きれのよさが特徴で、日本酒が好きな方へのお土産にぴったりです。値段は720ml入り3500円前後となっています。

また「雪の松島 超辛+20」という日本一辛いお酒や女性に人気の「雪の松島 すっきり甘い純米酒」などもおすすめです。

松島ビールは、宮城県黒川郡の松島ブリューイングカンパニーが作る地ビールです。宮城県第1号の地ビールとして1997年に4種類の地ビールが誕生しました。

本場ドイツから設備や原料を取り寄せ、ドイツ人ブルーマイスターの指導のもとに生まれたドイツ仕込みの本格ビールです。

宮城県大郷町にある日帰り温泉施設「夢実の国」で販売していて、館内のブルワリーレストランでは地元の名物とともに地ビールが楽しめます。

松島ビールはヘレス・ヴァイツェン・デュンケル・ボックの4種類があります。値段は直接お店にお問い合わせください。

むとう屋は宮城県の日本酒を中心に扱う酒屋で、松島海岸の松島観光物産館に隣接しています。店内にはむとう屋限定のお酒や季節限定酒、東北のワインやサイダーなど様々な商品が並んでいます。

松島サイダー 苺太郎はアルコール不使用のむとう屋オリジナルのドリンクです。宮城県山元町のブランドイチゴ「もういっこ」で作った甘味のあるサイダーで、天然の味が楽しめます。値段は340mlの瓶入り238円です。

最後に松島で買えるお土産のうち、雑貨や工芸品をご紹介します。雑貨のお土産はいろいろありますが、松島オリジナルの手ぬぐいやこけしなどが人気です。また円通院ではオリジナルの数珠作り体験ができ、雑貨のお土産を探している人に人気があります。

雪竹屋は松島湾に面した道路沿いにあるお土産屋で、煎餅を中心に地元や宮城県の食品や雑貨などを販売しています。中でも雑貨は「日本の文化を伝える」をコンセプトに店主が自らセレクトした手作り品を中心に販売しています。

雪竹屋でしか買えない雑貨も多く、松島のお土産にぴったりです。そんな雪竹屋でおすすめのお土産は手ぬぐいです。松島の風景をデザインした雪竹屋オリジナルの他、様々な手ぬぐいが販売されています。

「松島直秀こけし」は松島の伝統工芸の一つで、二八屋物産店では宮城県や松島産の木材を使ったこけしを作っています。店舗は松島海岸にあり、観光の途中に立ち寄ってお土産を買うのに便利です。

また二八屋物産店では「こけしの絵付け体験」も行っていて、松島観光の思い出作りにおすすめです。こけしは大小様々なものがあり、デザインによって値段が異なります。ぜひお店でお気に入りを選んでください。

こけしのしまぬきは宮城県仙台市にある老舗の工芸品店で、東北の民芸品や雑貨などを多数揃えています。

松川だるまは仙台で人気のお土産で、仙台張子で作られたころっとした青いボディが特徴です。初めから両眼が入っていて、これは伊達政宗公の独眼に配慮したとも伝えられています。無病息災・家内安全のご利益があるとされ、雑貨のお土産が欲しい人にもおすすめです。

円通院は松島の瑞巌寺の西隣にある寺院で、伊達政宗公の孫の光宗公の菩提寺です。 縁結びの寺として知られ、多くの観光客が訪れます。

円通院では数珠作り体験を行っていて、天然⽯またはプラスチックの数珠⽟でオリジナルの数珠が作れます。予約不要なので、手軽に参加できるでしょう。値段は数珠の材質によって異なりますが、1000円からとなっています。

松島の銘菓やお酒、雑貨などおすすめのお土産をご紹介しましたが、いかがでしたか。松島銘菓やカステラなどのお菓子、こけしや手ぬぐいなどの雑貨など松島にはバラエティに富んだお土産があります。

松島観光の際にはこちらでご紹介したお土産屋や雑貨店に立ち寄って、お気に入りのお土産を見つけてください。