石巻で温泉を楽しもう！日帰りOKやおすすめ旅館のランキング

石巻は宮城県内で人口が第二位と「宮城第二の都市」と言っても過言では無い場所です。世界的にも有名な漁場「金華山沖」からとれる新鮮な魚介は、地元の人だけでなく石巻に訪れる全ての人に舌鼓を打たせます。そんな石巻の観光をする時、疲れを癒す温泉や旅館は欠かせない存在です。今回は石巻周辺に存在するおすすめの温泉や旅館をご紹介します。

石巻周辺に存在するおすすめの温泉や旅館を7つ、ランキング形式でご紹介します。温泉や食事だけでなく、接客や施設の雰囲気など様々な観点から判断していますので、ぜひ最後までご覧下さい。

7位は歴史ある老舗旅館「菊池旅館」です。創業当時から「温もり」「癒し」を大切にしており、旅先なのに自宅にいるような安心感と安らぎを得られる場所です。宿泊プランによっては石巻の家庭料理を楽しむ事ができます。

24時間利用可能なお風呂で女性には嬉しい女性専用の個室風呂もあります。食事も素朴な家庭料理ですが慣れ親しんだ味に勝るものはありません。従業員の接客態度も良好で、訪れる人は皆そのおもてなしの接客に魅了され「素朴ながらも素晴らしい」と口にしています。

電車の場合は「JR仙石線・石巻駅」から徒歩13分程、タクシーなら6分程で到着します。無料駐車スペースが14台分あるため車でのアクセスも可能です。14台と聞くと少なく感じるかもしれませんが、部屋数と同じ分だけ駐車スペースがあるため問題ありません。

住所：宮城県石巻市中央1-10-22
電話番号：0225-22-1942

6位は海越しに金華山が見える「ホテルニューさか井」です。少々離れた所にあるこのホテルですが「全客室から海を見られる」のがウリの一つで金華山も見る事ができます。忙しい日常を忘れのんびりと過ごす事の出来る場所となっています。

鉄分やマグネシウム等のミネラル分を含んでおり、湯冷めしにくく疲労回復、肩こり、腰痛などに効果があります。露天風呂からは広い海が望め、金華山を拝むことができます。イカ漁がおこなわれている時期には、夕方に漁船の灯を見ることができるかもしれません。

以前はホテルのシャトルバスが運行していましたが現在は運休しているため、電車でのアクセスは厳しいため、車でのアクセスがおすすめです。車の場合は「石巻河南インターチェンジ」から40分程で到着できます。

住所：宮城県石巻市鮎川浜万治下1-7
電話番号：0225-45-2515

5位はJR石巻線の終着駅である女川駅の舎内にある日帰り温泉「女川温泉ゆぽっぽ」です。駅舎内にある日帰り温泉ではありますが、平成27年3月に装いを新たにしたこの温泉は非常に落ち着いた明るい雰囲気があり他の温泉宿に引けをとりません。

震災を乗り越えた女川の温泉は低張性アルカリ性温泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効果があります。また至る所にタイル画が描かれており「霊峰富士」や「水辺で語らう鹿」などどれも素晴らしい作品ばかりです。温泉に浸かりながら芸術性溢れるタイル画を存分に鑑賞してください。

車の場合、三陸自動車道・石巻河南インターチェンジから30分程で到着します。駐車場は女川駅との共有駐車場ですが、30台駐車可能です。電車の場合、JR石巻線・姫川駅から徒歩1分で到着です。

住所：宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原1-10
電話番号：0225-50-2683

4位は地元の方からも愛される日帰り温泉「元気の湯」です。震災後わずか半年でリニューアルオープンした小綺麗な日帰り温泉で、地元の人に愛用されている場所です。お風呂の種類が豊富で、何回来ても飽きない点が地元の方からも愛されるポイントの一つなのでしょう。

ここでは様々なお風呂が用意されています。露天風呂をはじめジェットバスや壷湯、薬湯、替わり湯など様々なお風呂に入る事ができ、初めての人はもちろん、地元の方々にも飽きを感じさせない内容となっています。お風呂の後も食事やエステ、マッサージもできますので、ゆっくりとした一日を過ごせることでしょう。

元気の湯は駐車場完備で150台程駐車する事ができます。また駅から近い場所に存在するため電車でもアクセスしやすいです。電車の場合は「JR仙石線・陸前山下駅」で下車し、徒歩11分程で到着です。

住所：宮城県石巻市大街道北1-6-29
電話番号：0225-92-5226

3位は海がすぐ傍にある宿泊施設、女川温泉「華夕美」です。新鮮な海の幸を楽しめる料理はもちろんの事、泊まった部屋からは水平線を眺める事ができ非常にリラックスできます。バリアフリーの特別室も用意されているため、足腰に不安のある方も安心して宿泊できるおすすめの宿です。

華夕美の泉質はナトリウム・カルシウム塩化物が主で、外傷や皮膚病、火傷に効果があります。そして注目はなんといっても露天風呂です。露天風呂からは海が一望でき、時間によっては美しい夕焼けを楽しめます。露天風呂で火照った体を海風で冷まし、また露天風呂に浸かるのは贅沢この上ない事でしょう。

車の場合、最寄りのインターチェンジは「三陸自動車道・石巻河南インターチェンジ」になります。電車の場合は最寄り駅は「JR石巻線・裏宿駅」になります。事前に予約しておけば無料送迎バスも運行するとの事です。

ランキング2位には道の駅にある温泉がランクインしました。道の駅「上品（じょうぼん）の郷」に存在する日帰り温泉「ふたごの湯」は地元の人以外にも「気軽に立ち寄ってもらう」事を考えており、入浴に必要な物は全て揃っているため気軽に日帰り入浴ができます。

ふたごの湯の温泉は塩分と鉄分が多く、お風呂からあがってもしばらくは体がポカポカし続けます。切り傷や火傷、皮膚病、婦人病等に効能があるお湯ですので、子供からお年寄りまで沢山の人に入ってもらいたい温泉になっています。「さくら」「かしわ」と銘打つ2種類の大浴場は露天風呂サウナ室付で毎週月曜日に男女入れ替えが行われます。足湯も存在するのでサッとでも、じっくりとでも楽しめる温泉となっています。

道の駅にはレストランや売店が立ち並んでいますが、その中でもおすすめなのが「フルーツジュース」です。市場から仕入れた新鮮で旬な果物を利用したフルーツジュースは、火照った体には格別の一品となります。勿論アイスクリームも売られていますのでお好みでチョイスしましょう。

ふたごの湯へは車でのアクセスがメインです。三陸自動車道河北インターチェンジから500メートル程で到着します。9時～21時まで営業していますが、20時30分に受付終了ですので気を付けましょう。

住所：宮城県石巻市小船越二子北下1-1
電話番号：0225-62-3670

ランキング1位に輝いたのは「追分（おいわけ）温泉」です。追分温泉は峠の中腹にある温泉旅館で、立地や外観の雰囲気から「秘湯」といった感じのする所です。床は主に木でできており、黒い鉄でできたダルマストーブやオルガンなど、昔懐かしい木造校舎にタイムスリップしたかのような気持ちにさせられます。

今時の温泉の浴場はほとんどがタイル張りですがこの旅館は違います。なんと樹齢500年程のカヤの木、アシの木を使った浴場で、入った瞬間から普段とは違う自然の雰囲気を楽しめます。温泉に浸かりながら窓の外に立ち並ぶ緑の木々を堪能できる非常に贅沢な浴場と言えるでしょう。日帰り入浴もできますので気軽に楽しめるのも嬉しい所です。

峠の中腹にあると旅館ですが海岸はすぐ傍にありますので、新鮮な海の幸を堪能できます。既製品を利用せず素材を重視した料理は絶品です。予約をすれば炭火焼や刺身の盛り合わせもいただけるとの事ですので、予算に余裕があればぜひ味わってみてください。

自動車の場合、三陸自動車道河北インターチェンジから車で45分です。電車の場合「JR石巻線・前谷地駅」で乗り換え「JR気仙沼線・柳津駅」で下車し、そこからタクシーで30分程で旅館に到着です。

住所：宮城県石巻市北上町女川字大峯1
電話番号：0225-67-3209

石巻周辺に存在するおすすめの温泉をランキング形式でご紹介しました。石巻は沖が近い事もあり東日本大震災では甚大な被害を受けてしまいました。しかし地元をはじめボランティアの方々が努力した甲斐もあり、現在では美味しい料理から心身温まる温泉まで全て楽しむ事ができます。奇跡の復活を成し遂げた石巻へ足を運んでみてはいかがでしょうか。