石巻魚市場に行こう！食べておきたい海鮮丼やアクセス・駐車場情報もご紹介

石巻魚市場は宮城県にあります。正式名称は石巻市水産物地方卸売市場といいます。近くに金華山沖があり漁場として、豊富な魚の種類を誇ります。平成23年3月11日の東日本大震災の津波により、壊滅的な被害を受けました。4年半の間は仮設の魚市場で営業していましたが、平成27年9月1日新しい魚市場になりました!今回はそんな石巻魚市場をご紹介します。

石巻魚市場は最新式の設備を備えています。海鳥や排気ガスなど侵入を防ぐため、荷さばき施設は全面壁で覆われています。徹底した衛生管理体制が取られた石巻魚市場は、市場のイメージからかけ離れた施設です。震災前より約1.4倍、建物が長くなり東西に880m、世界最大規模の施設になりました。

個人は見学が自由です。早朝6時から12時まで、1階エントランスホール、2階の見学エリアより、セリの見学ができます。衛生管理上、卸売場内などに近づくことはできず、ガラス越しの見学です。

震災以前は、全国3位の水揚げ高を誇っていた、石巻漁港です。現在でも、スルメイカ、ビンチョウ、クロマグロ、ブドウエビなど、多種多様な魚介類が水揚げされます。その種類は約200種にもなります。年間を通して魚が取れます。牡蠣などの養殖も盛んに行われています。

斎太郎食堂は石巻魚市場の2階にあります。魚市場と同じ、早朝6時半から午後2時までの営業です。地元の漁師さんも利用する斎太郎食堂は、新鮮な魚をボリュームたっぷりに盛った海鮮丼が楽しめます。

寶来（ほうらい）寿司は80年続く老舗のすし店です。現在の店主は3代目。石ノ森章太郎萬画館より約300mの所にあります。震災後、石巻駅から近い現在の場所に移転しました。海鮮丼が評判です。定休日は日曜、駐車場完備です。

味彩しん家は、石巻で何を注文してもおいしい、と評判の人気の居酒屋です。石巻駅から近い場所にあります。新鮮な魚介類を使った、刺身盛り合わせやクジラも頂けます。開店と同時に満席になるので、予約をおススメします。

竹の浦 飛翔閣 は寿司や海鮮料理がいただけます。金華山沖の新鮮な魚介類のメニューがとても豊富です。ランチメニューも好評です。建物はブライダルホールと繋がっているせいか、座席数が250席と店舗の規模としては大きいです。定休日は特に設けていません。テイクアウトも可能です。

創業60年の老舗です。新鮮な海鮮料理や海鮮丼がいただけます。震災の影響で、現在は石巻バイパス沿いのトレーラーハウスで営業しています。アクセスは石巻駅からタクシーで2分、約800mの距離になります。毎週月曜日が定休日です。名物は甘くてとろけると評判の「生ウニぶっかけめし」です。

女川の「おかせい」は新鮮な魚介類がボリュームたっぷりの海鮮丼です。女川丼と呼ばれて、人気のメニューです。開店前から行列ができるほどの人気店です。駅からのアクセスは、JR女川駅より徒歩約15分の場所にあります。毎週水曜日が定休日です。

女川の「おかせい」は新鮮な魚介類がボリュームたっぷりの海鮮丼です。女川丼と呼ばれて、人気のメニューです。開店前から行列ができるほどの人気店です。駅からのアクセスは、JR女川駅より徒歩約15分の場所にあります。毎週水曜日が定休日です。

東京からJRをご利用の場合は、東北新幹線仙台駅で乗り換えです。JR仙石線の快速で約55分です。東京から高速道路をご利用の場合は、東北自動車道で約5時間30分、仙台南ICより、仙台南部道路・三陸自動車道に入ります。約60分石巻河南ICにて一般道へ降りてください。

立体駐車場があります。魚市場と駐車場が、ペデストリアンデッキで連結されています。普通車50台が駐車可能です。道路を渡らず、魚市場の管理棟2階と立体駐車場が直接往復できます。

石巻市の観光スポットとしてNo.1の人気スポットです。石巻魚市場から約3㎞のところに、仮面ライダーの生みの親「石ノ森章太郎萬画館」は石ノ森章太郎氏の作品を紹介しています。石ノ森章太郎氏のデザインでちょっと変わった建物の形をしています。震災で津波の影響を受けましたが、2012年11月に再オープンしました。無料の駐車場があります。近くにはマンガロードと名付けられた道があります。

無料の駐車場が満車になる場合があります。その際は、近くの有料駐車場の利用をお願い致します。入場料をお支払いの時に、駐車券の提示をすると、1時間の無料駐車券が受け取れます。

田代（たしろ）島は、石巻から約15㎞南東にある島です。島の中央に猫神社があります。猫を大事にする島で、別名「猫島」と呼ばれます。現在、島に住む住人よりも猫の数が多いと島へのアクセスはフェリーを利用します。石巻港から網地島ラインに乗ります。通常は1日3便、約40分で田代島へ到着します。夏場は、1日4便から5便と増便されます。ひょっこりひょうたん島のモデルの島といわれています。

網地島（あじしま）も、田代島と同じで猫が多く住んでいます。白浜海水浴場は、コバルトブルーの海で東北の海の中でも有数な透明度です。交通アクセスは、石巻市鮎川港より網地島ラインで約20分です。

3年続けてお参りすると、お金に一生困らないと、いわれる金華山黄金山（きんかさんこがねやま）神社もぜひ訪ねてみてください。島の名前が金華山といいます。奥州3大霊島として有名です。東日本大震災の際は、震源地が近くにあったため甚大な被害を受けました。鹿を神の使いとして大切にしています。周辺の区域の海でで採れる魚が魚市場へと運ばれます。

金華山へアクセスは、定期船です。女川港から乗船し約35分で金華山に到着するルートと、鮎川港より定期船で約30分のルートの2つがあります。港の近くに駐車場があります。

2017年7月29日、30日の2日間、金華山龍神まつり・龍（蛇）踊りが開催されます。10人の龍衆と呼ばれる人達に担がれた全長20m、重さ100㎏の龍が、銅鑼や太鼓などの鳴り物に合わせて踊ります。当日は、女川港、鮎川港より臨時便が出ます。踊りの披露は両日とも、午前11時と午後1時の2回です。

今から約400年前、伊達政宗公が支倉常長をスペインとローマ教皇の元へ派遣しました。その時、建造されたのが洋式帆船「サン・ファン・バウティスタ」です。宮城県慶長使節船ミュージアムでは、その「サン・ファン・バウティスタ」号の復元船を展示しています。以前は、船内部も見学できましたが、震災の影響で現在は見学を中止しています。

東日本大震災でも「落ちない」巨石です。約170段の階段の先にあります。落ちそうで落ちないのが受験生に人気です。石巻のはずれにあります。「釣石」は「つるいし」と以前はよんでいましたが、「つりいし」と今は言います。ご祭神は「学業・知恵の神」である天児屋根命(あめのこやねのみこと)です。

石巻市の北部、気仙沼市にある魚市場です。古くから漁業が盛んな地域で、マグロやカツオ、サンマが水揚げされます。2階のデッキから、セリの様子が見学できます。屋上に有料駐車場があります。公開時間は午前7時から午後12時までです。

石巻魚市場より、約85km宮城県を北上します。国道346号線を走行、途中、三陸自動車道の無料区間を走行します。時間にして、約2時間かかります。東北自動車道の一関ICからは約70分です。

新鮮な魚介類を使った地元では有名な居酒屋です。一番のおススメは焼き魚です。囲炉裏で焼くので、とてもふっくらしていると評判です。刺身盛り合わせもおススメです。人気店なので予約をしてからのほうがいいです。

道の駅「上品の郷」（じょうぼんのさと）は、レストランや日帰り温泉を併設しています。釣石神社への途中にあります。温泉の泉質は含鉄塩化物泉で、宮城県内では珍しい泉質です。地元野菜や海産物も購入できます。駐車台数は211台と、少し小さめです。

宮城県の沿岸部である、石巻市は東日本大震災で甚大な被害を受けました。魚市場のように新たな施設で稼働を始めたところもありますが、多くは仮設店舗での営業となっております。再建のめどが立たない場合もあります。復興の道はまだまだ半ばです。一人でも多くの方が訪れることが最大の支援へとなります。