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盧溝橋の観光!美しい姿はマルコポーロも絶賛!行き方・危険性情報も!

盧溝橋の観光!美しい姿はマルコポーロも絶賛!行き方・危険性情報も!
投稿日: 2017年6月21日最終更新日: 2020年10月7日

中国と日本の歴史を語る上で外せない盧溝橋という橋をご存知ですか?盧溝橋は歴史上重要というわけでなく景観が美しい場所としてマルコポーロの東方見聞録にも載っていました。今回は盧溝橋のアクセスの仕方や気を付けてほしいことをお伝えしながら盧溝橋の魅力を徹底解説します!

マルコポーロも大絶賛の盧溝橋にいこう見出し

マルコポーロの東方見聞録にも載っていた盧溝橋。そこでは世界で最も美しい橋として紹介されています。現代では中国と日本の辛い歴史の発端となった場所としての方が有名かもしれません。美しさと悲しい歴史を持つ盧溝橋ですが今は多くの人たちが橋を見ようと観光に訪れています。今回はその盧溝橋の魅力と注意点についてご紹介します。

盧溝橋は世界で唯一無二の美しさ見出し

現代に残る歴史的遺物

盧溝橋は全長266.5mの橋ですが様々な歴史の証人として今も保存されています。マルコポーロが東方見聞録で紹介した以外にも日中戦争の発端となった場所として知られており、付近には博物館や宛平城などの施設があります。事件から80年経った現在もたくさんの人に日常的に使われている橋ですが様々な国から観光客も多く訪れています。

夕焼けと橋のコントラストが綺麗

特に人気な時間帯が明け方と夕暮れの太陽の光が差し込んでいる時間帯です。橋に架かった朝日や夕方月が登ってきた時間帯は人気ですが盧溝橋自体の開橋時間が6時から19時と決まっているのでタイミングが合わないと見れないことも。注意しましょう。月と盧溝橋の風景は絶景と有名ですが、現地の人でないと時間帯的に見るのが難しいです。

復元された石畳が歴史の証人

また当時の石畳も一部ですが復元されています。作られてから800年以上たっている橋ですが一時期来馬も通っていた時期があったため痛みがありました。現在では修復舗装され、車の進入は禁止されています。そして一部ではありますが当時の石畳が復元されており上を歩くことも可能で当時の美しい盧溝橋を味わうことができます。

盧溝橋はどんな橋なのか見出し

実存する北京最古の石造りのアーチ橋

盧溝橋は1192年に完成した橋で、11個のアーチが連なった橋です。全長266.5mの橋で幅は9.3mです。アーチ1つは11mあります。下を流れる川は過去盧溝河と言われた河で現在は永定河と名前を変えています。盧溝橋は補修が施されたとはいえ800年を超える歴史を持ち北京最古の石造りのアーチ橋とされていて、橋だけでも重要な施設です。

マルコポーロの東方見聞録で紹介された

盧溝橋が人気の理由としてマルコポーロの東方見聞録を読んで来る人も多いです。ヨーロッパでは盧溝橋はマルコポーロの橋として有名です。著書内で「世界中どこを探しても匹敵するものがないほど見事」と絶賛しているためヨーロッパの観光客からも人気の観光スポットとなっています。では盧溝橋の絶賛ポイントとはどこなんでしょうか?

盧溝橋が美しいと言われるポイントは見出し

盧溝橋の石獅子は一つ一つ違う

まず絶賛されているのが全部で501基にもなる獅子の彫り物です。一つ一つ表情が違うため写真に撮る観光客も多く、その味深さから歴史を感じることができる彫像です。中国では数えられないものの例えに盧溝橋の獅子と言ったり、その有名さを物語っています。獅子の表情それぞれを手が触れられる距離で楽しめるのも観光客に人気です。

橋から見た暁の景色「盧溝暁月」

盧溝橋から見る月は美しいとされており、橋を超えた先には宛平県城が見え、ぼんやりと沈む日が城を照らして明るく見えます。そのため城が浮き上がってきたような光景が目の前に広がります。橋から望む宛平県城は観光客が喜ぶフォトスポットで特に美しいとシャッターチャンスを狙っている人もたくさんいます。ただ閉橋時間には注意!

乾隆帝も見た北京の月見ポイント

また月見のポイントとしても有名で彼の乾隆帝が盧溝橋の上から見た月は美しいと絶賛しています。今でも中秋の名月には月見にたくさんの市民が訪れるため夜でも賑やかになります。宛平県城の脇にある石碑には乾隆帝の掻いたとされる『盧溝暁月』と描かれた石碑が残されており、過去も今も月見の名所であったことがわかります。

「燕京八景」盧溝橋への行き方は見出し

豊台区を流れる永定河に架かる橋

盧溝橋は豊台区を流れる永定河に架かる橋で市街からは少し離れた場所にあります。北京市中心部から南西へ15キロの距離なので徒歩の行き方でも2時間以上かかり、電車では1時間以上かかります。一番早く着くのは車での移動で30分ほどで着きます。朝日や夕焼けを見に行く際は橋に入れる時間帯が決まっているので注意して移動しましょう。

地下鉄や車を利用していこう

電車での行き方は、北京市中心部からは王府井駅から公主墳まで地下鉄1号線で向かい、乗り換え地下鉄10号で西局駅まで向かいます。地下鉄14号線に乗り換え七里荘まで向かい徒歩で盧溝橋に向かう行き方があります。他にも地下鉄2号線の長椿街駅から、662番のバスに乗車、「抗戦彫刻園」バス停で下車して徒歩で向かう行き方もあります。

歴史的に重要な意味を持つ盧溝橋見出し

日清戦争の発端となった場所

盧溝橋はマルコポーロが絶賛した橋として有名ですが歴史の遺産としても有名です。日中戦争が起こる発端となった盧溝橋事件が勃発した場所でもあります。1937年に盧溝橋を挟んで対峙していた中国軍と日本軍が謎の銃声を発端に軍が前面衝突しました。当時の白黒写真に橋の彫像が映っていて現場が盧溝橋であったことを示しています。

重要拠点であった宛平県城もすぐそこに

修復が行われ、当時の姿が復元されている宛平県城もすぐ近くにあります。いわば宛平県を守るための城で城壁内に町が広がっています。日本の城下町とは違った作りで中国の街づくりを感じることができる建造物です。中華風の町の作りが城門内では広がっており、ちょっとしたテーマパークのような外観で写真を撮る観光客が多くいます。

近くには抗日戦争記念館も

城壁内には抗日記念館があり、日中戦争時徹底抗戦した当時の史料などの展示物があります。入館料は無料で中の展示物はあまり多くありません。さらっと見て回れる程度なので中国側から見た日中戦争とはどのようなものだったのかを感じるため立ち寄ってみてはいかがでしょうか。現在の日中関係は友好であるとの展示もありますよ。

盧溝橋に行く際に注意しなくてはいけないこと見出し

盧溝橋など中国の観光施設に行く場合には注意しなくてはいけないことがいくつかあります。海外旅行には危険が隣り合わせですのでなるべくリスクを避けて旅行に向かうようにしましょう。日程や交通機関など中国旅行に行く際の注意点などをまとめました。盧溝橋は人の集まる観光地なので行き方や日取りなど注意して旅行を楽しみましょう。

北京でタクシーに乗るときは注意見出し

北京で流しのタクシーを捕まえる時は注意

北京では近年タクシーなどの交通機関も発達しています。市内で現地の人のほとんどはタクシーを利用するためにアプリを使用しています。そのため道でタクシーを捕まえることが難しく、走っていてもぼったくりタクシーである場合があります。個人タクシーを利用するとぼったくりのリスクも上がるため危険を避け、利用には注意しましょう。

タクシーの種類など注意しよう

タクシーを利用するときにはホテルなど信頼できる場所で現地の人に読んでもらうのが一番安全です。呼び出しの時はベット予約料も必要ですがチップの必要がないので必要経費として安全なタクシーを呼んでもらいましょう。また白タクと呼ばれる営業認可を受けていないタクシーには注意しましょう。

旅行の日取りは注意して選ぼう見出し

中国渡航には危険な日がある

中国と日本は過去戦争をしていた歴史を持っています。現在では国交があり、観光客も問題なく渡航することができますが渡航自体には注意しなくてはいけない日がいくつかあります。それらの日は反日感情が特に高まり、日本人が危険にさらされる場合があります。安全を確保して旅行を楽しむため日どりは注意して決めなくてはなりません。

盧溝橋事件の日は避けよう

特に反日感情が過激になる日として8月15日の終戦記念日や9月3日の抗日戦争料理記念日、9月18日の満州事変発生日は毎年危険とされています。さらに盧溝橋を訪れる際に必ず注意しなくてはならないのが盧溝橋事件勃発の日である7月7日や南京事件が起こったとされる12月13日には注意が必要です。特に日本人は避けたい日取りです。

一挙一動に注意すること

盧溝橋付近では特に日本人は目立ちます。日本語を大きな声で話していると白い目で見られることも…。旅行中は日本人であることを自覚し、なるべく目立たないようにしましょう。盧溝橋以外でも国の重要施設付近で立ち止まったり、何かしようとすると注意されることもあります。旅行中には一挙一動に注意して観光するようにしましょう。

日取りに注意して盧溝橋に行こう見出し

いかがでしたか?世界で最も美しいとマルコポーロが絶賛した盧溝橋ですがその美しさが少しでも伝わりましたでしょうか。行き方だけでなく、行く際の危険ポイントなども合わせてご紹介しました。日程や交通機関など危険回避できる点は回避して、マルコポーロ絶賛の盧溝橋を見に行ってはいかがでしょうか。お月見に盧溝橋も風流ですよ。

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投稿日: 2017年6月21日最終更新日: 2020年10月7日

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