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慕田峪長城!行き方は?プライベートツアーにも人気穴場!世界遺産をじっくり堪能

慕田峪長城!行き方は?プライベートツアーにも人気穴場!世界遺産をじっくり堪能
投稿日: 2017年6月30日最終更新日: 2020年10月7日

慕田峪長城は、万里の長城の観光スポットの一つであり、世界遺産にも登録されています。人が比較的少ない穴場であり、じっくり堪能できるのが慕田峪長城の魅力です。慕田峪長城を満喫するために、慕田峪長城への行き方や入場料、リフト・スライダーなどの見どころをまとめました。

万里の長城観光なら慕田峪長城!見出し

中国・北京の慕田峪長城(ぼでんよくちょうじょう・ムーティエンユーチャンチェン)は万里の長城の観光スポットの一つです!穴場の長城として、最近注目されています。そこで本記事では、慕田峪長城の概要や穴場と言われる理由、市内・空港からの行き方やツアーなどの情報をまとめました。また、人気のスライダーなど、慕田峪長城のみどころもご紹介します!

慕田峪長城とは?見出し

万里の長城の一つ

慕田峪長城は、中国北京市の北東部に位置する万里の長城のひとつです。万里の長城といえば、中国を代表する遺跡として有名ですよね。万里の長城は、中国の歴代の王朝が北方の異民族との戦いのために、長い時間をかけて築いてきた城壁です。「万里」と称されるほど長くつらなる城壁で、ユネスコの世界遺産に登録されているほか、「新・世界七不思議」の一つにも選ばれています。

万里の長城は巨大なので、当然ながら一度にその全貌を見ることは不可能です。実際の万里の長城は、いくつかの観光スポットに分かれていて、それぞれ違った特徴があります。慕田峪長城はその一つです。北京の郊外には、慕田峪長城のほかに八達嶺長城、司馬台長城、居庸関長城、水関長城など、いくつかの長城観光スポットがあります。

保存状態が良く整備されている

慕田峪長城は、八達嶺長城に比べると有名ではありませんが、万里の長城の中で保存状態が良いものの一つであり、世界遺産にも登録されています。また、ロープウェイやリフト、スライダーなど設備も整えられており、観光しやすい万里の長城です。北京市北東部という立地上、北京市内から見ると首都空港と同じ方向なので、空港からタクシーでアクセスできるのも魅力の一つです。

慕田峪長城は穴場スポット?!見出し

慕田峪長城は穴場スポットだとよく言われます!実際、中国の連休中でも、慕田峪長城は八達嶺長城に比べると空いています。ですので、ストレスなくじっくり観光できる穴場と言えるでしょう。さらに、ロープウェイやリフト、スライダーもあり、上りと下りで時間や体力のロスが少ない点も、穴場と言われる理由の一つでしょう。

慕田峪長城の行き方見出し

市内からバスを利用する行き方

まずは、市内からバスを使った行き方をご紹介します。慕田峪長城には、東直門駅から936路または916路で行くことができます。936路は長城まで直接行くことができますが、本数が少ないのがデメリットです。916路は本数が多いので、916路で懐柔区の明珠広場に行き、そこからタクシーで長城に行くこともできます。全行程を合わせると、だいたい片道2時間半から3時間位かかりますが、料金は片道約70元ですみます。

空港からタクシーを使う行き方

次に、空港からの行き方をご紹介します。空港からも、空港8路、h53路、h24路を乗り継いで行けばバスで慕田峪長城へ行けますが、片道3時間半位かかり、現実的ではありません。ですので、空港からなら後述のツアーか、タクシーを利用するのが良いでしょう。タクシーなら片道200元、1時間位で慕田峪長城に到着します。

プライベートツアーを使う行き方

慕田峪長城は北京市郊外の山の中にあるため、バス利用だと時間がかかります。時間を節約したければ、専用車で行くプライベートツアーを利用しましょう!ツアーは、日本の旅行会社を通じて申し込めますし、ネット上の「VELTRA」や「中国旅行達人」といったツアーサイトで申し込むことができます。ネット上のツアーサイトで申し込むと、ツアー料金が少し安いのが魅力です。

一台の専用車で行くプライベートツアーは、送迎場所や時間に融通がきくのも利点の一つです。例えば空港で出迎えてもらって、そのまま長城に行ったり、長城から空港に送ってもらったりすることができます。そのため、空港から長城に行く場合も、できれば事前にツアーに申し込んでおくと良いでしょう。

料金は、たとえば日本語ができるドライバーの専用車で1台850元、日本円だと約14,120円程度です。バスよりは高いですが、時間のロスが少なく、迷う心配もありません。3、4人で一緒に行けば割り勘できるので、さらにオトクになりますよね。また、タクシーのドライバーさんがチケットを購入するのを手伝ってくれたり、おすすめのレストランを教えてくれたりすることもありますよ。

慕田峪長城の営業時間は?見出し

慕田峪長城の営業時間は、4月から10月は7時から17時30分、11月から3月は8時から17時です。意外と朝早くからやっていますよね。慕田峪長城は、もともと比較的空いている長城ですが、朝一番だとさらに空いていて、ロープウェイやリフトにも並ばずに乗ることができます。頑張って早起きして、長城の絶景をじっくり楽しみましょう!

慕田峪長城はロープウェイとリフトが便利見出し

慕田峪長城は山の上にあるので、歩いて登ることもできますが、急な坂道や階段が続き、ちょっとした登山のようになってしまいます。ですので、お金はかかってしまいますが、ロープウェイかリフトで登るのがおすすめです。リフトはスキー場などにある、座るタイプのもので、開放感があって気分が盛り上がります。

リフトはちょっと怖いという人は、ロープウェイを利用しましょう。ロープウェイは壁と床があるので安心です。また、意外と窓が大きいので、窓から景色を見たり、写真を撮ったりして楽しむこともできます。ただし、ロープウェイとリフトの終点はだいぶ離れているので、グループでの旅行の場合は、どちらかに合わせた方が良いでしょう。

慕田峪長城の見どころ見出し

城壁

慕田峪長城の見どころは、まず城壁そのものです。ロープウェイの終点である東側は、少し小高くなっているので、全長約2250メートルにも及ぶ長城を一望することができます。城壁の両側には、戦闘の際使用する射撃孔が等間隔に空いているのも特徴の一つです。

長城すべてを踏破するのは難しいですが、せっかくなので自分の体力の許す範囲で、城壁の上を歩いてみるのはいかがでしょうか。曲がりくねった城壁や見張り台など、場所によって異なった風景を楽しむことができ、楽しいですよ。見張り台の中は涼しいですし、石造りの美しい構造に目を奪われてしまいます。

自然環境

慕田峪長城は険しい山の上にあるので、周辺は豊かな自然環境にも恵まれており、見晴らしも抜群です!春は花、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪と、四季ごとに異なった美しい風景を見ることができます。

冬の雪の日は非常に寒さが厳しく、交通機関やロープウェイが止まってしまうこともあるのでなかなか行けないと思いますが、もし行ければ白く染まった雪景色の長城を見られますよ。元々観光客が比較的少ない慕田峪長城ですし、日々の喧噪を忘れて、壮大な景色をじっくり堪能したいですね。

下りは大人気のスライダー!見出し

下りは、ぜひ大人気のスライダーを利用しましょう!スライダーは、長城の上から麓まで一気に滑り下りることができ、時間の節約にもなりますし、スリル満点で爽快感抜群です。スライダーで滑っている途中に見える景色も最高です。

観光の所要時間はどのくらいかかる?見出し

慕田峪長城の観光にどれくらい時間がかかるのかは気になりますよね。通常であれば、ロープウェイ・リフト・スライダーのいずれかを往復で利用した場合、1時間半から2時間程度あれば十分です。プライベートツアーで来た場合は、専用車の運転手さんと大体の待ち合わせ時間を相談して決めておきましょう。徒歩で登る場合や、じっくり観光したい場合は、3時間以上見積もっておく必要があります。

慕田峪長城の入場料は?見出し

慕田峪長城の入場料は45元です。さらに、麓からロープウェイ乗り場までのシャトルバスが往復20元、ロープウェイ往復を利用する場合は120元、リフトとスライダーを利用する場合も120元がかかります。何かとお金がかかってしまいますが、旅行会社などで割り引きになるセットのチケットがある場合もあります。大衆点評などの旅行サイトでも割引チケットがあるので、中国語がわかる方は利用してみて下さい。

天候に注意見出し

慕田峪長城は山の上にあり、天気が変わりやすいので注意しましょう。風が強いとロープウェイやリフト、スライダーが営業中止になることがあります。お出かけ前に、念のため天気予報をチェックしておきましょう。また、長城の上は風が強く肌寒いこともあるので、調節のしやすい服装の方が良いかもしれません。

慕田峪長城をじっくり堪能しよう!見出し

慕田峪長城は穴場と言われるだけあって、人が少ないわりに設備が整っており、リフトやスライダーなども楽しめる、魅力がたっぷりつまった長城です!中国へお出かけの際には、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

投稿日: 2017年6月30日最終更新日: 2020年10月7日

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