世界一周旅行！費用やルートは？距離や日数で変わる準備の仕方！

世界一周旅行といっても、基本的には個人旅行になのですが、行先やルートの決め方はいくつかのパターンに分けられます。費用がかあっても体力的には楽な旅行や、バックパッカーのような陸路で移動することに重点をおいた旅行、テーマ旅行など、様々な世界一周旅行ができます。今回は、おすすめのルートと費用などもご紹介します。

ここでは、おすすめの世界一周旅行の航空券のルールや、そのデメリット、手配方法について調査しました。様々な方法があり、情報が溢れていますが、世界一周旅行航空券を使うというのも手配を便利あにするための1つの方法です。費用も考慮されて、ぜひ、楽しい旅行にしていただければと思います。

世界一周旅行のルートは、自由なようでありながら、航空券の種類によってはルールが厳しく設けられていて、デメリットもあります。世界一周旅行で人気の「世界一周航空券」は、英語で「Round-the-world ticket」、通称「RTW」と呼ばれ、様々な制限はありますが、ルートによっては非常に費用がお得な航空券です。

こちらのRTWを持って周遊すれば、バックパッカーでもかなりお得に世界一周旅行ができるんです。手配もすぐで、オンラインで航空券の購入や旅程のカスタマイズ、予約ができます。まず、RTWがどのようなものかご紹介します。デメリットはありますが、便利ですので参考にしていただければと思います。

まず、その運賃は、訪れる大陸ゾーン数と搭乗クラスによって異なります。たとえていうならば、JRの切符のように、出発地から目的地までの乗車券と特急券のようにセットで購入し、束のまま車掌さんに渡して改札を通っていきますが、あのイメージです。今回は、ワンワールド アライアンス「6つの大陸ゾーン」を例にご紹介します。

まず、基本的には、訪問大陸数が3つの場合、ファーストクラスは955,500円、ビジネスクラスは656,300円、エコノミークラスは335,000円となっています。4大陸では、それぞれ、1,126,100円、780,400円、369,600円となります。5大陸、6大陸と同じくらいの値段の差で高くなっていきます。

また、2～11歳の子どもは大人運賃の75％、2歳未満は膝の上やキャリーコットの手配を頼むのみで専用座席はありませんが、10％に割引されますので、夢の世界一周家族旅行も簡単に手配できます。。続いて、運賃をご紹介いたします。費用の面でお得な航空券の決め方は、RTWの場合、大陸数かマイル数かによります。

RTWの場合、出発地日本からとアジアかアメリカ方面どちらか一方向で進み、日本で旅行を終わるといったルートになります。さらに、RTWの旅行の有効期間は、ワンワールドは最低10日間から約1年間となりますが、航空券を発券する航空団体や会社の規定によっては短くなっています。

ルールとしては、マイル数世界一周旅行航空券では最大マイル数が、大陸数世界一周旅行航空券では最大フライト回数がきまっています。そして、同じ空港に戻ってくることもできますが、回数制限があります。満席の場合、追加料金を支払えば、他のクラスにすることもできます。これは、通常の席が満席の場合に手配することをおすすめいたします。

ワンワールド アライアンスという航空団体のRTWの場合、運賃ルールは「搭乗クラスと目的地」ではなく、「搭乗クラスと訪れる大陸数」により決まります。6つの大陸ゾーン区分が設定してあり、日本出発の場合、アジアに滞在せず豪州と欧州間をRTWを使わない別料金で移動したとしても、アジア大陸を訪問したとみなされます。

日本を出発し、ヨーロッパもアメリカ大陸も合わせて移動する贅沢ともいえる世界一周旅行も、RTWを使えば簡単です。ワンワールドでは、費用は、大陸をいくつ(大陸ゾーン）を周るかで決まります。大陸数は3～6つで選べ、大陸数と搭乗クラスで金額が変わります。滞在しなくてもアジアはカウントされます。

そこで、マイル数世界一周航空券は、長距離フライトに制限がかかることになりますので、マイル数ではなく大陸数で選べるRTWがおすすめです。なお、航空団体や航空会社によって、ルールが変わりますが、世界一周旅行航空券は1セットなので、紛失に気を付ければ携帯や書類の確認は簡単でしょう。

さらに、ヨーロッパは物価が高めで、交通費や宿泊費、食費など費用がかかるため、陸路は利用せず、また格安航空券を購入することで安く移動できます。RTWは、出発後に行先や周る方向を変更するには手続きをしなければなりません。こういった細かいルールがデメリットです。

バックパッカーの世界一周旅行では、陸路が好まれます。そのうえ、お金を節約することは非常に重視されます。できる限りお金をかけず、効率的に多くの国を周る、これはバックパッカーの願いだといいます。そこで、近年人気のバックパッカーのゴールデンルートこと、御用達ルートをご紹介します。

それは、アジアを通る西回りルートです。なぜなら、東南アジアなどにはアンコールワットなど見るべき場所が多いですが、格安航空券などを使って細かく安く回れます。その上、いきなり地球の反対側に行ったりするよりも時差ぼけがほとんどなくて済みます。

そして、同じアジアなのでカルチャーショックや違和感が少なくて慣れ親しみやすく、親日家も多いです。さらに、東南アジアは小さめの国が多いので、距離的には、各国へ移動しやすくなっています。そのためか日本人に多く出会えて情報交換がしやすい場となっています。ベテランのバックパッカーから様々なおすすめ情報を入手できます。

なお、東南アジアのタイの後に、主にインドへ飛行機で移動する人が多くなっていますが、その理由は、タイ、ミャンマー、バングラディシュの陸路ルートではインドに行くのが難しいからだそうです。また、インドへ行かず、オーストラリアやシンガポール、フィリピン、モルディブやバリ島といった国も、リゾートやビーチがあっておすすめです。

さらに、インドでも、日本人のバックパッカーをよく見かけるでしょう。インドは周る場所も多いうえに移動時間もかかります。そのため、2、3か月もかけてインドを周る人も多いようです。インドを簡単に済ませて、次はヨーロッパへ行きましょう。インドからは、ヨーロッパまで格安の2万円ほどでフライトできるそうです。

インドからヨーロッパ各地にに直接訪れても良いですし、トルコに寄ってイランビザを取得してイラン旅行するのもおすすめです。トルコもイランも美しいモスクなど世界遺産が日本人に大人気で、比較的治安も安定しています。ぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。イランの後は、季節的な事や気候も考慮しながら行先を考慮してみてください。

バックパッカー達は、エジプトやモロッコなどの観光地に立ち寄るのみで、アフリカ大陸を周遊することは治安上避ける傾向があるそうです。そして、南アフリカも観光地がありますが、バックパッカーは非常に難しいので初心者はやめておくのがおすすめです。さらに、アジアやアフリカでは感染症などの心配もあります。

航空券やルートの決め方として、世界一周旅行航空券にするのか格安航空券にするのかというのもあります。ヨーロッパに重点を置いて回る場合、大陸数で金額が変わるタイプのRTW(世界一周旅行航空券)はヨーロッパ大陸ゾーンではマイルの制限ができてしまう事が多いので、マイル数の世界一周航空券を使った旅がおすすめです。

なお、日本を出発地にすると、アジアを飛び越えてヨーロッパに飛んだとしても、大陸数ではアジアがカウントされます。いいかえれば、アジアには滞在しなくても、大陸数にアジアが入る計算になるものもあります。世界一周航空券のルールや利用制限ご注意ください。

アメリカ旅行への強い希望がある場合、アメリカ中心の旅行はいかがですか。ただ、体力的には大変だといわれています。たしかに、日本を出発して最初から太平洋を横断する長距離フライトとなると、時差もあり、体力的にきついでしょう。また、アメリカ大陸内でも移動に時間がかかり、貴重な旅行時間を大きく移動に費やすことになります。

しかし、それでも行って、各地を巡りたい場合、旅行で利用する移動手段の決め方は、人数や時間との兼ね合いになります。もし、時間もあってグループ旅行ならば旅費を割安にできるレンタカーで、バックパッカーや少人数での旅ならLCCや世界一周航空券も活用しやすいです。

アメリカ大陸でのルートとしては、北米大陸から南米大陸に移動するのがおすすめです。その理由は、旅がより深く味わえるからなんです。アメリカの英語圏から、南米のスペイン語圏に入り、言語の違いなどを楽しみつつ、さらに南下するとアルゼンチンでは変わったスペイン語が話されています。

近年日本でも大人気のボリビアのウユニ塩湖やブラジルは治安は悪いですが、素晴らしい世界遺産やリオのカーニバルが人気です。それらを見に行く場合、シーズンが重要ですが、特に見る予定がなければ北から順番に南下して行くのがおすすめです。南下するにつれてどのように南米の環境が変化するか学べます。

ペルーのリマからは、マチュピチュ遺跡や、ナスカの地上絵、ボリビアのウユニ塩湖へも陸路で行けます。主要航空連合の「ワンワールド アライアンス」の世界一周旅行航空券(RTW)を使うと、イースター島へも行け、行き方は、ペルーの首都リマか、チリの首都サンチアゴからのフライトになります。

ペルーの首都リマやチリの首都サンチアゴからのフライト代は、往復3〜4万円代です。RTWの行先に入っている航空券ならば、こちらの代金は含まれています。もし、日本からイースター島にわざわざツアーで行くとなると、何十万円もかかりますので、南米に来た機会に訪れるのがおすすめです。

南米のスペイン語圏では、主要ホテルなど以外では英語ではなく、主にスペイン語しか話されていません。それ以外は現地語になります。そのため、ツアーではなくバックパッカーとしていく場合、スペイン語は頼りになるツールですので、現地の語学学校で学んでみてはいかがでしょうか。

短期間の入学もできます。他の国でも、現地のスクールなどで体験したり、通常の旅行でできない時間のかかる体験などができるのも世界一周旅行の楽しみです。その他、カルチャースクールなどで講座を受講したり、じっくりと自由に過ごすのもおすすめです。

世界一周旅行を何かの目的でしようとしていますか?できれば、目的や目標を持つのがおすすめです。通常の生活では、いくらでも長い期間ずっと旅に出ることはありえません。そのため、しっかりとした意識で旅行しなければ、まるで別世界の人になりかねないのです。一般的には1年間となると、社会の目が厳しくなりかねないのです。

ボリビアのウユニ塩湖は鏡張りの湖面が発生する雨期が一番の見頃ですが、12～4月になります。また、アルゼンチンとチリの南部のパタゴニア地方は冬がありますが、日本と反対で8月ごろになり、フィッツロイという山岳へ行く場合は飛行機でしか行けず費用がかかります。

世界一周旅行はまさに夢の旅です。非現実そのものといっても過言ではありません。そのため、世界一周旅行終了後や帰国後にもとの生活に戻れるかといった不安が生じるのが普通だそうです。また、周囲の人の目としては、非日常にどっぷりはまりすぎて社会復帰できないのではないかと不安に思われるのもよくあることです。

そのため、世界一周旅行に出るときは、帰国後にどういった状態になっているのか、あらかじめ想像して、心の準備をしておくことが大切です。もちろん、職場復帰をするならばそれ相応の努力の継続は必要でしょう。また、通常、休職をしていた人は、どんな理由にせよ、フィルターをかけられてしまう事は否めません。

そういったお互いの違和感が大きくなると、再び旅に出てしまうようになります。違和感を大きくしないで、社会復帰をスムーズにするためにも、世界一周旅行は学生のうちにしてしまうのもおすすめです。また、どういった世界一周旅行にするかという旅の決め方や、目標や目的はどうやって決めるのか、「決め方」が大切なようです。

旅の間に、コミュニケーション能力や問題解決能力が身について就職に有利に働くといったことも考えられます。また、旅の間でも途切れることなくそれまでの人間関係を大切にする行動をとりましょう。例えば、メールやSNSで近況などを知らせたりすることも1つの世界一周旅行です。むやみに世界一周旅行してしまうのではなく「決め方」なんです。

旅行といっても、世界一周旅行は通常の旅といって期間が長くなります。要は、費用だけではなく期間など決め方も大事です。浮世離れした旅をだらだらと続けるのではなく、目的に合った期間の旅にするべく、決め方としては、周囲と違和感のない旅にすることを考えてみてくださいね。