豪華客船で楽しむ日本の旅！気になる値段やクルーズの内容は？

空の旅もいいですが、憧れの豪華客船に乗って海の旅も素敵な旅になること間違いなしです。豪華客船といってもその魅力は様々です。綺麗な船内やホテルのような客室に豪華ディナー、さらにはラウンジや映画館にスパまで豪華な旅を彩る、ありとあらゆる施設が最高級のサービスで受けることができます。日本の旅を楽しくする豪華客船についてご紹介します。

「飛鳥Ⅱ」は三菱重工業長崎造船所が建造した日本が世界に誇る大型の豪華客船です。1990年に就航されて以来日本を代表する豪華客船として運航されています。その大きさは総排水量は5万142トンで全長241m、全幅29.6mとかなり迫力のあるサイズなっています。速力21ノット、旅客定員は872人、乗組員はおよそ470人で航行しています。

豪華客船「飛鳥Ⅱ」では船内で豪華な食事を楽しむことができます。1流シェフが手掛けるレストランやビュッフェスタイルで楽しめるランチ、なんと本格的な江戸前寿司のお店までありとあらゆる美味しい食事が用意されています。他にもピアノバーやシガーバーなど大人の雰囲気を演出してくれるバーもあります。

「飛鳥Ⅱ」で最高級のディナーを楽しみたい方には「プレミアダイニングプレゴ」がおすすめです。ここはSロイヤルスイートかAアスカスイートをご利用のお客様のみの専用ダイニングとなっています。もちろんドレスコードも設定されていますので品格が保たれ、高級感あふれる落ち着いた雰囲気で食事を楽しむことができます。

「飛鳥Ⅱ」には日本食のメニューも用意されており、「洋食ばかりはちょっと不安」というお客様にも安心です。お蕎麦」やおうどんの他にも船内にはなんとお寿司屋さんまであり、日本食の定番「お寿司」を心行くまで楽しんでいただけることができます。値段もお手頃価格なので洋食が苦手な方や飽きてしまった方にもおすすめです。

船内には大人の落ち着いた雰囲気を醸し出す「シガーバー」があります(13歳未満は入場不可)。お酒を片手に軽い食事でゆったりとお気に入りのシガーをふかせば豪華客船の旅の魅力がさらに深まります。葉巻やパイプは手ごろなお値段で楽しむことができます。また喫煙スペースとして24時間気軽に利用することができます。

続いてご紹介するのが、「飛鳥Ⅱ」の船内の各施設です。「飛鳥Ⅱ」にはクルージング中も飽きることなく過ごせるための魅力的な施設が目白押しです。プールやカジノ、スパにシアタールーム、ダンスと食事が楽しめるダンスホールラウンジまでありとあらゆる施設がお客様を待ち受け、まさにエンターテイメントクルーズが楽しめます。

豪華客船「飛鳥Ⅱ」の名にふさわしい船内は豪華なロビーや高級感溢れる調度品などまさに超1流ホテルのような雰囲気です。船内には、時間帯や利用施設によって「カジュアル」「インフォーマル」「フォーマル」と3種類のドレスコードが設けられているので、品格が保たれ、楽しくも清潔感のある優雅な船の旅を楽しむことができます。

豪華客船の旅で1度は楽しみたいのが「船内プール」です。クルージングをしながら青い空を眺めながら泳ぐプールは最高の一言です。デッキには1人掛けのチェアやテーブルが用意されているので泳ぐのに疲れたら太陽の光を浴びながらお昼寝することもできます。シーズンによって利用は変わりますが夏シーズンに旅をされる方にはおすすめです。

豪華客船と聞くとそのお値段も気になるところです。航行する日程や泊まる客室のグレードなどでお値段は大きく違ってきますが、日本を1周する「グランドクルーズ33日間」の場合で1714000円（1泊53562円）などのハイグレードなプランや1泊あたり20000円程度のリーズナブルな値段設定のものも用意されています。ご自身のプランニングに合った値段のクルージングが楽しめます。

「ぱしふぃっくびいなす」は日本クルーズ客船が運航する豪華客船です。株式会社IHI東京第1工場で建造され、船舶のサイズは総排水量は26518トン、全長182.9m、全幅25mとなっており、先鋭形の船首が特徴的なデザインをしています。乗組員は204名、旅客定員は696名で238室ある客室はどれもオーシャンビュー仕様となっています。

「ぱしふぃっくびいなす」では高級フレンチのフルコースや日本食、さらには和洋折衷の創作料理までありとあらゆるジャンルの食事がお客様の心を躍らせてくれます。さらに嬉しいのが、そのほとんどが乗船時の値段に含まれているのでお財布の心配をせずに心行くまで大好きなメニューに舌鼓を打つことができます。

「ぱしふぃっくびいなす」の船内にある「トップラウンジサテライト」ではルーレットやブラックジャック、スロットマシーンなどのカジノ気分を味わうことができます(日本籍の船舶のためチップを現金や景品と交換することはできません)。ゲームコーナーで優雅なひと時を過ごすのもクルーズ旅ならではの楽しみ方です。

「ぱしふぃっくびいなす」に乗船する場合、航行するプランや宿泊される客室のグレードによってそのお値段は変わります。35000円程度のリーズナブルな値段から1800000円のハイグレードなプランまで様々なプランが用意されています。航海の期間や旅行のご予定などで計画的なプランニングをおすすめします。

「にっぽん丸」は商船三井が運航する三菱重工業神戸造船所が建造した豪華客船です。現在は「3代目にっぽん丸」が航行中で、そのサイズは総排水量22472トン、全長166.65m、全幅24mとなっています。旅客定員は524名で客室は202室完備されています。乗船するための値段も40000円からと比較的リーズナブルな値段設定がされているので初めてのクルージングでも安心です。

「にっぽん丸」は別名「美味なる船」と呼ばれるくらい食事に自信をもっている船です。クルージング中、魅力的なディナーやランチが食べられること間違いなしです。また別途、お値段はかかりますが寿司バーもあり職人さんが握る本格的な握り寿司をいただくことができます。

食事に定評のある豪華客船として有名な「にっぽん丸」のメインディナーに選ばれることが多いのが「オーシャンダイニング春日」です。オーシャンダイニングの名の通り大海原を眺めながら食事を楽しむことができ、さらに世界的ソムリエ田崎信也氏監修のワインセラーも備えています。

「にっぽん丸」の船内には豪華客船にふさわしい設備が盛りだくさんあります。カジノゲームやリラクゼーションサロン、フィットネスジムにエンターテイメントショーなど、おもてなしの空間がお客様を待ち受けています。1つのところでじっくり楽しむもよし、色々な施設をはしごして回るもよし、どちらにせよ素敵な時間になることは間違いありません。

「にっぽん丸」には「ドルフィンホール」と名付けられたラウンジ型のステージがあります。ステージでは歌やダンスなどお客様をもてなす魅力的なエンターテイメントショーが繰り広げられています。出演者と観客とが一体となって盛り上がれるステージは「ドルフィンホール」ならでは、「にっぽん丸」で楽しい夜を過ごすためには1度は行きたい施設です。

クルージングの魅力がギュッとつまった「にっぽん丸」ですが、そのお値段も気になるところです。1泊2日の37000円のお手頃価格のクルーズから1000000円を超える本格的なクルーズまでありとあらゆるプランが用意されています。ご自身の計画に見合った航海プランや客室のグレードなどをチョイスすることをおすすめします。

「ダイヤモンドプリンセス」は三菱重工業長崎造船所が建造した豪華客船です。乗組員1238名、旅客定員は2674名、客室1337室、その70％以上を占める960室がオーシャンビューとなっています。船舶の規模は総排水量115875トン、全長290m、全幅41.50mと日本の豪華客船の中でも最大級の船舶になっています。

豪華客船に乗船したのなら美味しい食事を味わいたいお客様も少なくないと思います。「ダイヤモンドプリンセス」にはメインダイニングが5か所あり、豪華客船にふさわしいディナータイムを味わうことができます。またこの他にもステーキハウスや本格イタリアンレストラン、お寿司屋さんまでバラエティー豊かな料理店がお客様をお待ちしています。

「ダイヤモンドプリンセス」には洋食だけでなく日本の伝統料理お寿司を楽しめる専門店「海寿司」があります。豊富な海産物を中心に新鮮な海の幸を心行くまで味わうことができます。寿司職人が握る本格的なお寿司はまさに絶品の一言です。日本人だけでなく外国人観光客にも人気のお寿司屋さんです。

「ダイヤモンドプリンセス」にはクルージング中のお客様のために様々な船内施設が用意されています。オーシャンビューの屋外プールはもちろん、グランドカジノやシアタールーム、ダンスや歌のエンターテイメントショーにスパにビューティーサロンと1度のクルージングでは回りきれないほどの楽しい施設が盛りだくさんです。

「ムービーアンダーザスターズ」はなんと屋外に設置されたシアターです。星を見ながらの映画鑑賞はまさに海上でしか実現不可能な最高の空間です。さながら屋外ラウンジのようなプールサイドに並べられたデッキベンチでも観賞することもでき、最高のロケーションで映画鑑賞することができます。

「スカイウォーカーズナイトクラブ」ではその名の通り大人の夜の時間を演出してくれます。ワインやウイスキーなどの各種のアルコール類を取りそろえており、1人で過ごすもよし、ご夫婦や仲間と連れ立って過ごすもよし、船上でのロマンチックでムーディーなひと時を時間を忘れて楽しめます。

「ダイヤモンドプリンセス」に乗船したい方もやはりそのお値段が気になるところです。4泊5日のショートクルーズの場合で92000円から11泊12日のロングクルーズでグランドスイート利用の場合で1066000円などプランによっては10倍以上の差額が発生します。計画にそったプランを探されることをおすすめします。

「サファイアプリンセス」は前述の「ダイヤモンドプリンセス」の姉妹船として三菱重工業長崎造船所にて建造されました。総排水量116000トン、全長290mは日本で建造された豪華客船の中でも最大級の大型船で、乗組員1100名で運航されています。旅客定員は2670名となっておりこれも船体同様最大級の収容定員数となっています。

「サファイアプリンセス」では気軽に楽しめるカジュアルなダイニングから本格的なフォーマルレストランまでお客様の好みや気分に合わせた食事をチョイスできるよう様々な種類のダイニングが用意されています。味の方はどれも自信を持っておすすめできる1級品ばかりなので、お店選びから楽しむことができます。

「サファイアプリンセス」には豪華なフレンチディナーやお寿司など各国の料理を楽しむことができますが、こちらの「サバティーニ」では本格的なイタリアンを食すことができます。トスカーナ風のイタリアンはカジュアルなものから高級感溢れるディナーなど、色とりどりの食材でお客様をもてなしてくれます。もちろん美味しいワインもあります。

「サファイアプリンセス」にはプールだけでも4か所、その他シアタールームやカジノコーナー、スパなどのリラクゼーションサロンなど回りきれないほどの魅力的な施設がたくさんあります。別途料金が発生する施設もありますが基本的には乗船料金に含まれていますので気軽に利用することができます。

「サファイアプリンセス」に乗船するときは、計画されたプランや客室のグレードなどをしっかりとチェックしてから予約することをおすすめします。ショートクルーズで100000円前後のものから、ロングクルーズ場合ですと1000000円を超えるプランまであります。旅のプランニングをする際にしっかりと検討しましょう。

いかがでしたでしょうか。日本の豪華客船は海外で建造された豪華客船に負けないくらいの魅力が満載です。海外旅行などと比べても充分その予算内で収まるプランもあり、決して手が届かない贅沢ではありません。旅行好きなら誰もが憧れる豪華客船で優雅な船の旅をお過ごしください。