兵庫・芦屋花火大会の日程は？よく見える穴場やアクセス方法もご紹介！

兵庫県芦屋市で開催される花火大会、正式名称「芦屋サマーカーニバル」は日中から縁日やイベントで盛り上がりみせ、海上から打ちあがる花火と音楽や和太鼓などとのコラボレーションでクライマックスを迎えます。今回はその芦屋花火大会の見どころ、また、日程や穴場スポット、アクセス方法等についてご紹介します。

芦屋花火大会は花火に合わせた音楽にこだわっているのが特徴で、「和」のテイストを毎年盛り込んでいます。2016年は津軽三味線の生演奏がありましたが、2017年は和太鼓でした。毎年、著名なアーティスト、チームが花火打ち上げ前などに演奏し、会場を盛り上げます。

そして花火ですが、至近距離のビーチから打ち上げられる6,000発もの花火と、それに合わせた様々なBGMとのコラボレーションが最大の魅力です。ビーチから打ち上げられるので、海面に映る花火がとても幻想的です。運営側は「恋する花火」、「3D花火」などと言っているようです。

毎年恒例のイベント「プロポーズ花火」も見どころです。事前に申し込んだ一般の方がお相手にプロポーズした後、花火が打ち上がるというもので、会場は大いに盛り上がります。他にメッセージを読み上げてもらえるバージョンのものもありますので、勇気のある方は開催日程の数ヶ月前に事務局に問い合わせてみては？

毎年7月後半の土曜に日程が組まれますが、2017年は7月22日（土）に開催されました。例年、芦屋サマーカーニバルとしての日程としては、お昼から始まる市民ステージや屋台の出店と、夜から始まる花火大会で構成されています。まずは13時から市民参加型のステージイベントが始まり、大会終了の21時30分頃まで盛り上がります。

同じ時間帯でたくさんの屋台も出ます。例年、150店以上が出店しますので、単純に屋台目当てで行ったとしても十分楽しめるレベルです。ただし、屋台の出店は、市民ステージと同じくビーチより山側にになるため、ビーチ側の有料観覧席で花火を見る予定の方は早目に行って楽しんでおくのがオススメです。

そして、19時45分から待ちに待った花火大会の開催となります。この時間の少し前になると、全員がソワソワし始め、最初に花火が打ちあがった時は歓声が響きます。打ち上げ時間は20時30分頃までの約45分間ですが、ビーチから打ちあがる約6,000発もの花火と音楽は、打ち上げ場所付近にいるととんでもない迫力です。

芦屋花火大会の会場は、芦屋市の最南端にある「潮芦屋（しおあしや）ビーチ」という人工浜になります。普段はのんびり散歩する人がいたり、ビーチバレーをやってる人がいたりと、地元民の憩いの場となっていますが、大会当日は芦屋市の人口、10万人と同じくらいの人手で賑わいます。

毎年、10万人もの人出があり、会場周辺は花火大会前の早い時間帯のうちにかなりの混雑になります。観覧席の前売りチケットを持っていないのであれば、早目に出掛けて場所を確保してから屋台やイベントをゆっくり楽しむのがオススメです。次のアクセス方法やチケット情報等を確認して、余裕を持って見やすい席を確保してくださいね。

会場へのアクセスですが、「潮芦屋（しおあしや）ビーチ」に一番近い駅は阪神「芦屋駅」になります。少し北にJR神戸線「芦屋駅」と阪急神戸線「芦屋川駅」がありますが、遠方の方であればまず大阪に到着することがほとんどだと思いますので、できれば阪神電車に乗って一番最寄りの阪神「芦屋駅」まで行くことをオススメします。

一番最寄りの阪神「芦屋駅」から会場まで歩いて30分くらいです。芦屋駅に着いたら案内板もありますし、人の流れに合わせて歩けば普通に会場に着きます。バスやタクシーもありますが、この日ばかりは例年、長蛇の列になりますので、待っている時間を考えると、歩けるならば歩いた方がいいと思います。

阪神「芦屋駅」から阪急バスに乗ります。71系統または41系統のバスで「芦屋市総合公園前」で降りると、会場はすぐそばです。通常は20分程度で着きますが、当日は交通規制等もあったり、夕方18時以降は迂回運行になったりしますので、バス利用の場合は早目に行くことをオススメします。

阪神「芦屋駅」周辺のコインパーキング等に駐車することが考えられますが、当日は早い時間から満車になります。当然ながら運営側は公共交通機関の利用を推奨していますので、相当早い時間に行くか、あきらめて電車で行った方がいいと思います。決して路上駐車などはしないようにしましょう！

最前列の「潮芦屋（しおあしや）ビーチ」エリアは有料観覧席になっていて、打ち上げ地点に一番近い砂浜観覧席が１席1,000円です。（保護者同伴であれば、小学生以下は無料）砂浜エリアに直接座ることになりますので、ここで見ようと思うのであれば、レジャーシートを持って行った方がいいと思います。

砂浜エリアの少し後ろの一般観覧席は１席3,000円（前売2,500円）です。（同じく小学生以下は無料）クッションシートをもらえて、それを持ってスタンドエリアに入場できます。他にも高額な特別席もあるようですが、個人的にはここが一番ごちゃついてなくてオススメです。その他の席については事務局にお問い合わせください。

事務局の公式無料観覧場所は、「芦屋市総合公園」、「潮芦屋（しおあしや）緑地」の２つになります。ともに屋台があったり、市民ステージがあったりする場所で、打ち上げ場所である「潮芦屋（しおあしや）ビーチ」よりも少し山側になります。ここからでも花火は十分見えますが、人の移動が激しいです。

無料観覧場所も屋台が近くていいですが、有料観覧席とは仕切りがあったりして、一部の花火が見えづらいこともあります。ビーチから打ちあがる花火や生演奏などをできるだけ間近に体感するためにも有料観覧席がオススメです。そのためには事前に前売券をゲットしておきましょう！

住所:芦屋市呉川町16-14-11号 電話番号:0797-35-0871（芦屋サマーカーニバル実行委員会）

チケットは、事務局に事前に申し込むか、当日、会場で購入するほかに、コンビニでもに入手できます。ローソンであれば全店購入可能ですし、セブンイレブンではJR芦屋駅店だけになりますが、当日券を店舗で買えたりして便利です。当日券を会場で並んで買う時間を考えれば、事前に用意していた方が安心です。

会場の混雑ぶりが苦手だったり、そこに行くまでが億劫な人のために穴場スポットをご紹介していきます。まずは会場の対岸にある工場地帯の穴場スポットです。上の画像ではかなり離れているように見えますが、かなり近くに見えます。アクセスは阪神電車「深江駅」から徒歩で20分ほどです。車では自己責任で。（以下同様）

住所:兵庫県神戸市東灘区深江浜町近辺

住所:兵庫県神戸市東灘区青木1丁目2-34 電話番号:078-414-1516

鳴尾浜臨海公園の南地区にある健康増進施設ですが、その中に芝生スペースがありそこから花火を見ることができます。花火会場からはそこそこ距離がありますが、間に視界を遮る建物がないので全体がよく見えます。アクセスは阪神電車「甲子園駅」からシャトルバスで20分ほどです。

六甲山の夜景スポットの中でも知名度が高い展望施設＆レストランです。夜景スポットとしては穴場というよりも定番になりますが、ここから芦屋の花火もゆったりと見ることができます。こちらへのアクセスは歩いて行こうと思えば、バスに乗ったり、六甲ケーブルに乗ったりと、そこそこ面倒なので車で行くのがオススメです。

住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町五介山1877-9 電話番号: 078-894-2281

保久良山にある保久良神社とその背後にそびえる金鳥山ですが、どちらからでも見られますし、そこそこスペースもあります。打ち上げ会場から3㎞ほどの穴場スポットです。アクセスは阪急電車神戸線「岡本駅」から東北へ約1㎞ですが、細い坂道が多いので、車で行く場合には「岡本駅」周辺に駐車してから行くことをオススメします。

住所:神戸市東灘区本山町北畑680

いかがでしたでしょうか？芦屋花火大会「芦屋サマーカーニバル」は、兵庫県内でも一二を争う人気の夏イベントです。毎年大混雑ですが、みんなで一緒に楽しみましょう！また、芦屋にはオシャレなスポットもたくさんあります。事前に日程を調整して、いろいろと回ってみてもいいかもしれませんね。