ひたちなか海浜公園でコキア鑑賞！ライトアップが綺麗！紅葉の見頃はいつ？

茨城県の海沿いに広がる自然公園「ひたちなか海浜公園」に在る「みはらしの丘」では、季節ごとに美しい花々が咲き誇ります。遊園地やバーベキュースポットも有り、家族みなで楽しめる広大な公園です。特に秋には「みはらしの丘」のコキアの紅葉が見頃を迎えます。そんな「ひたちなか海浜公園」から、コキアの魅力や紅葉の見頃等についてご紹介したいと思います。

「ひたちなか海浜公園」への行き方は、JR常磐線の「勝田駅」からバスで約20分「海浜公園西口」等で下車、電車ひたちなか海浜鉄道「阿字ヶ浦駅」迄30分そこからはスマイルあおぞらバスで向かいます。お車で東京方面からは、北関東自動車道から常陸那珂有料道路に乗り「ひたち海浜公園IC」からすぐです。仙台方面からは、常磐自動車道「日立南太田IC」より約15キロです。

「ひたちなか海浜公園」の営業時間は、季節によって少し変化します。3月1日から7月20日は9時30分から17時、7月21日から8月31日は9時30分から18時、9月1日から10月31日は9時30分から17時、11月1日から2月末日は9時30分から16時30分となります。定休日は毎週月曜日、月曜日が祝日に当たる場合は翌日が休みになります。大みそかと元旦もお休みです。

「ひたちなか海浜公園」の入場料金は、大人（15歳以上）410円、小人（小・中学生）210円、シルバー（65歳以上）210円となっています。障害をお持ちの方の入園は無料となります。年間パスポートの料金は、大人（15歳以上）4100円、シルバー（65歳以上）2100円、小人(小・中学生)800円となります。駐車券付きのパスポートもあります。

住所:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605‐4 電話番号:029－265-9001

「ひたちなか海浜公園」の見所の一つにコキアが有ります。コキアとは和名をホウキ草と言い、昔は乾燥させてホウキとして使っていました。「ひたちなか海浜公園」に植えられている品種は園芸用で、夏から秋にかけてとても美しい景観を醸し出しています。見頃は夏から10月下旬、緑から赤へのグラデーション、真っ赤に燃える紅葉から黄金色に変わる迄です。

7月から9月は爽やかな緑色、緑と赤のグラデーションが楽しめるのは10月上旬、真っ赤に燃え立つ色に丘全体を染め上げる紅葉時期は10月中旬、黄金色に輝くのが10月下旬頃になります。どの景観もそれぞれの美しさが有りますが、紅葉を観たい方は10月中旬頃に訪れるのがおすすめです。息を呑む様な絶景が目の前に広がります。

「ひたちなか海浜公園」のイベントの一つで、コキアのライトアップが有ります。夏にコキアが美しい緑色でふさふさと茂る頃、コキアにライトアップが施されます。「みはらしの丘」一面に緑のキャンバスが広がる頃、色とりどりのライトアップによってコキアがカラフルな色に染まります。点灯時間は18時から21時30分、2017年の夏はコキアのイルミネーションで盛り上がりました。

2017年のコキアライトアップは、8月18日から27日まで行われました。「ひたちなか海浜公園」夏の風物詩となったライトアップは、みはらしの丘の3万2千本のコキアが美しい光に浮び上がります。期間中「ひょうたんランプ展示」のイベントも行われて大好評でした。とても可愛いひょうたんランプの優しい光が、辺りに優しい光を放っていました。

コキアの紅葉で有名な「ひたちなか海浜公園」ですが、初夏の「ネモフィラ」も同様に綺麗な景観を作ります。毎年多くの観光客が、ネモフィラが作り出す青空の様な風景を鑑賞しにやって来ます。青空の様な青い海の様な、メルヘン風景に感嘆の声があちこちから漏れます。青空とネモフィラの青が溶け合って、見事な絶景を鑑賞する事が出来ます。

美しいコキアやネモフィラを「みはらしの丘」で鑑賞出来る「ひたちなか海浜公園」ですが、その他のエリアでも四季の花々を沢山鑑賞する事が出来ます。春は水仙（水仙の丘）やチューリップ（たまごの森フラワーガーデン）、ポピー（大草原フラワーガーデン）等が鑑賞出来ます。特に春から初夏は、綺麗な花で溢れていますからお勧めです。

春が過ぎ初夏がやって来ると、バラ（常陸ローズガーデン）から始まりラベンダー(香りの谷、常陸野サークル)、ジニア(みはらしの里)、ひまわり(みはらしの里、泉の広場)等が暑さに負けずに元気に咲き誇ります。暑くて疲れ気味でも、元気なひまわりの様な花を鑑賞すると元気が貰える様な気がします。

暑い夏が過ぎ秋の気配を感じる頃になると、黄花コスモス（大草原フラワーガーデン）やコスモス(大草原フラワーガーデン、みはらしの丘麓)、ばら(ローズガーデン)を鑑賞する事が出来ます。爽やかな秋風を感じながら、綺麗な花を是非お楽しみ下さい。勿論秋はコキアの紅葉でみはらしの丘は真っ赤に染まって見頃を迎えています。

広大な園内ではあちらこちらで四季の花を観賞する事が出来るので、特にガーデニングやお花好きの方にとっては大いに楽しめる公園だと思います。「ひたちなか海浜公園」ではお弁当の持ち込みも自由ですので、お気に入りの場所を見つけてお弁当を広げるのもお勧めです。

「ひたちなか海浜公園」では、四季を通して趣向を凝らしたイベントが目白押しです。コキアが秋の見頃を迎える頃、「コキア・カーニバル」としてイベントが行われます。9月下旬から10月の中旬コキアが紅葉する頃、「きて、みて、さわって」と言うキャッチコピーで観光客をお待ちしています。期間中は文化、食欲、スポーツなどのイベントも開催します。

「ひたちなか海浜公園」の秋のイベントの一つとして、10月28日から11月5日まで「青いバラ・アプローズ」の展示が開催されます。場所は中央芝生広場、開催時間は9時30分から17時迄です。青いバラはとても珍しく、造り出すのは不可能と言われて来ました。そんな珍しいバラを観る事が出来るので、是非この機会にご覧になると良いと思います。

秋を代表する日本風景、「稲刈りとおだ掛け」の体験イベント等も行われました。「ひたちなか海浜公園」では、これらの他にも物作りなどの体験型イベントやコンサート等多彩なイベントが開催されます。綺麗な景色を堪能して、楽しいイベントに参加して大いに「ひたちなか海浜公園」を楽しんで頂きたいと思います。

「ひたちなか海浜公園」を堪能する手段として、園内を走る「シーサイド・トレイン」を利用する方法が有ります。おとぎの絵本に出て来そうな可愛い外観のトレインに乗って、園内を観て回るのも楽しいと思います。特に子供さんは大喜びしそうですね。見頃の四季の花々を眺めながら園内を1周、約40分かけてゆっくりと楽しむ事が出来ます。

「シーサイド・トレイン」は、一日周遊券500円で購入出来ます。2歳までは無料で乗る事が出来ます。ネモフィラやコキアの見頃には、「みはらしの丘」までの直行便などの臨時ルートで運行しているそうです。夢の様なお花の丘を眺めながら、可愛いトレインに揺られて楽しいひと時を過ごされて下さい。

シーサイド・トレインで園内を巡るのもお勧めですが、もう一つの楽しみ方が有ります。それは、「レンタサイクル」で園内を楽しむ方法です。トレインで回れない様な細部にも、自転車で楽しむ事が出来ます。自分の自転車を持ち込んで、サイクリング・コースを楽しむ事も出来ます。レンタルに費用は掛かりますが、サイクリング・コースはフリーで楽しめます。

「ひたちなか海浜公園」には、沢山のレストランや売店が在って食べるのに困る事はありません。中央口近くの「ガーデンレストラン」では、「ひたちなか海浜公園」の目玉でもあるコキアに因んだ「コキアカレー」や「ネモフィラカレー」があって人気です。かなりインパクトのある見た目なので、どんなお味なのか気になる所です。

園内ではコキアの赤をイメージした、バニラとクランベリーのソフトクリームが有ります。真っ赤なコキアに比べたら優しい色ですが、コキアを思い浮かべながら食べると楽しいかも知れません。この他にも迷ってしまう位沢山のグルメが揃っていますので、景色も美味しい物も堪能出来ます。心もお腹も満足の「ひたちなか海浜公園」をぜひ堪能して下さい。

茨城県「ひたちなか海浜公園」のみはらしの丘から、コキアのライトアップや綺麗なネモフィラの絶景をご紹介して来ました。四季の綺麗な花の紹介や、「ひたちなか海浜公園」の楽しみ方やイベントも併せてご紹介しました。自転車を持ち込んでサイクリングを楽しむ事も出来ますので、是非一度訪れてみて下さい。