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茨城の名物ご当地グルメをランキングで紹介
茨城県は東京と千葉県の北部に位置し、首都圏への野菜を中心とした近郊農業が発達しています。果物やソバの生産が多く、茨城名物としては、水戸の納豆、常陸の秋そば等があります。また霞ヶ浦ではウナギ料理が、太平洋側の漁港ではアンコウがよく知られています。b級グルメでは街起こしで開発された食べ物がかなり多くあります。
第10位:行方バーガー(茨城県行方市)<b級グルメ>
ランキングの最初は霞ヶ浦のご当地バーガー。霞ヶ浦で養殖しているアメリカナマズをパティに使った「なめパックン」と、豚を使った「ぶたパックン」の二種類がはじめに販売されましたが、その後霞ヶ浦で養殖されている鯉を使った「こいパックン」や鴨肉を使った「かもパックン」も発売され、メニューが増えてきました。b級グルメです。
第9位:笠間のいなり寿司(茨城県笠間市)<b級グルメ>
笠間のいなり寿司は、酢飯にクルミや胡麻、笠間の名産である舞茸を入れたものなど、多くの種類があります。酢飯の代わりに蕎麦を詰めた蕎麦いなり寿司という一風変わったいなり寿司もあります。笠間稲荷神社の付近には、参道を中心にいなり寿司を取り扱う店が多く軒を連ねています。b級グルメです。
第8位:水戸藩ラーメン(茨城県水戸市)<名物郷土料理>
日本で最初にラーメンを食べたのは水戸黄門こと徳川光圀公と言われています。300年前の話ですが、当時のレシピを再現して生まれたのがこの「水戸藩ラーメン」です。レンコン粉を練りこんだ麺と、豚や鶏でだしをとったスープに「五辛」(ニラ、ラッキョウ、ネギ、ニンニク、ショウガ)と言われる薬味を添えるのが特徴です。
第7位:けんちんそば(茨城県)<名物郷土料理>
秘密のケンミンSHOWでも取り上げられた茨城の郷土料理です。野菜たっぷりの温かいけんちん汁をつけ汁にして、冷たいおそばを入れて食べます。そばは、茨城が誇る常陸秋そばを使っています。観光名所「袋田の滝」の麓の商店街には、けんちんそばを出す多数のお店が軒を連ねています。
第6位:生しらす丼(茨城県大洗町)<郷土料理>
「しらす」は、茨城沿岸漁業の代表的漁獲物です。その「しらす」を生のまま載せたどんぶりがこの「しらす丼」です。生しらすはいたみが早いので、漁協直営ならではの逸品です。大洗魚市場の横にある大洗町漁協の経営する「かあちゃんの店」が、しらす丼で有名です。
第5位:スタミナラーメン(茨城県ひたちなか市)<b級グルメ>
名物b級グルメのスタミナラーメン。水戸、ひたちなかを中心に、根強い人気を誇るご当地ラーメンです。カボチャやレバーなど多種の食材を油通しし、炒めてから甘辛の餡を作り、太麺の上にかける独特のラーメンです。醤油ベースのスープにあんがかけられた「ホット」と、めんにそのままあんをかけた「冷やし」があります。
第4位:龍ヶ崎コロッケ(茨城県龍ヶ崎市)<名物b級グルメ>
名物b級グルメの龍ヶ崎コロッケは、龍ヶ崎の街起こしで誕生しました。肉屋、中華料理店、蕎麦屋、レストランなどの店が協力し合って、コロッケを開発し販売したのです。そして「ご当地メシ決定戦2014」では、なんとこの龍ヶ崎コロッケが優勝してしましました。今では「コロッケの街 龍ヶ崎」といわれるほど龍ヶ崎のコロッケは有名になりました。
龍ヶ崎まいんコロッケとは?
漫画とインターネットが無料で利用できる公立のまんが図書館「市街地活力センターまいん」に来る子ども達に、“大人になっても懐かしく思い出に残るようなものを食べてもらいたい”との願いから作られたのが「まいんコロッケ」です。定番コロッケ、アップルパイのようなりんごコロッケ、黒豆たっぷりの黒豆コロッケなど11種類のコロッケがあります。
第3位:あんこう鍋(茨城県北茨城市など)<名物郷土料理>
ランキング3位のあんこう鍋は、冬の味覚の王様です。冬になると茨城県のほとんどの旅館で提供されます。料亭では醤油味のスープが、旅館では味噌味のスープが主流です。茨城県沖ではあんこう漁が盛んで、あんこう鍋の他にあん肝、どぶ汁、唐揚げ、共酢和えなど様々な形の料理があります。久慈漁港や平潟漁港で水揚げされるものは「常磐物」と呼ばれています。
第2位:常陸秋そば(茨城県常陸太田市)<名物郷土料理>
ランキング2位は名物郷土料理の常陸秋そば。常陸秋そばは、香りの高さと甘みに優れているのが特長で、全国の有名そば職人からも味や風味がよいと高い評価を受け、玄そばの最高峰と評されています。茨城県が全国に誇るブランド品種です。今では県内で栽培されるほぼ全てを「常陸秋そば」が占めるまでになっています。
第1位:納豆(茨城県水戸市)<名物郷土料理・b級グルメ>
ランキング1位は、茨城を代表する水戸の納豆です。水戸の黄門様が有事の備蓄食糧として製造を勧めたといわれています。本場水戸のわらに包まれた納豆は、わらの香りが一層風味を引き立てます。料理店では、納豆の美味しさをより一層引き出す食べ方が研究され、趣向を凝らした一品が味わえる店もあります。以下納豆を使ったグルメを紹介します。
納豆のてんぷら
納豆とネギを揚げたものです。粘りが抑えられて、納豆のネバネバが苦手な方にも食べやすいと思います。その他いろんな納豆の天ぷら料理があり、納豆を青のりでくるんで揚げたもの、大葉といっしょに揚げたもの、ちくわの穴に納豆をつめて揚げたもの等の天ぷら料理もあります。
納豆唐揚げ
簡単な作り方は、まず納豆をボールに入れて付属のたれといっしょにかき混ぜます。次に小麦粉を加えて混ぜます。そして油の中に一口サイズにすくって落とします。きつね色になったらあげます。塩をふりかけたりポン酢などにつけて食べます。
そぼろ納豆(茨城県水戸市)<郷土料理>
切り干し大根入りの納豆は知らない方が多いのではないでしょうか。この「そぼろ納豆」は、納豆に切り干し大根を混ぜ、しょうゆなどに漬け込んでつくったものです。その味付けは食欲をそそります。ご飯のお供として、お茶漬けの具に、お酒の肴としてなどいろいろな方法で食べられています。水戸の伝統的な郷土料理です。
茨城のその他の名物・特産・郷土料理
鹿島灘ハマグリ<茨城名物>
鹿島灘はハマグリの漁獲量が全国一位です。鹿島灘は遠浅の海で、ここで獲れるハマグリはコハク酸などのうまみ成分がたっぷり入っています。輸入はまぐりと区別するため、正式には「鹿島灘はまぐり」と命名されています。茨城県の「春のさかな」として、県を代表する魚介類にも選定されています。
レンコン<茨城名物>
茨城県全体でのレンコンの生産量は、全国一位です。土壌が肥え、水温が高いという自然条件が、おいしいレンコンを育てます。霞ヶ浦周辺はまさにレンコン作りに適した土地ということができます。先が見える、見通しがきくと縁起のよい食べ物とされています。
干し芋<茨城県特産>
干し芋は、全国の9割以上が茨城県で生産されており、茨城県の特産です。干し芋は、一週間ほど天日干しで作られます。天日干しによって糖度が増し、旨みが凝縮されるのです。蒸したサツマイモをスライス状にした「切干し」やスティック状にカットしたものがあります。希少な「丸干し」タイプもあります。
自然薯<茨城県特産>
北茨城の特産です。自然薯を野性と同じように栽培できないかと農家で研究が行なわれ、人工栽培によって生産されるようになりました。天然ものと比較しても同様のコクと粘りがあります。北茨城が東北地方の気候に似ているところからの特産品です。
みそピーナッツ<田舎料理>
落花生を使った昔から伝わる素朴な田舎料理です。味噌のやさしい甘さと、炒った落花生のカリカリとした食感が多くの人に愛されてきました。ピーナッツは、ポリフェノールを多く含み、タンパク質やミネラルをバランスよく摂取でき、美味しいだけではなく体にもうれしい一品です。
水戸ちゃあしゅうバーガー(茨城県水戸市)<b級グルメ>
茨城県の銘柄豚「ローズポーク」を使った、とろとろのチャーシューをパテに採用し、これにフレッシュトマトとシャキシャキのレタスと一緒にイングリッシュマフィンではさんだバーガーです。チャーシューが蒸し焼きにされ、余分な脂が取り除かれたヘルシーなバーガーとなっています。b級グルメです。
北条米スクリーム(茨城県つくば市)<b級グルメ>
北条商店街でしか買うことが出来ない人気の地元特産スイーツです。食通にも親しまれるブランド米の北条米が30%も練り込まれています。もっちりとしたお餅のような食感で、少し溶かしてから食べます。抹茶やきなこをかけて食べると一層おいしくなります。味度の高い北条米本来の味を活かすために砂糖は控えめに作られています。名物b級グルメです。
茨城の名物ご当地グルメランキングのまとめ
茨城には有名な郷土料理がたくさんありますが、県内各地の人々の創意と工夫で新しく開発されたユニークなグルメも多いです。茨城のb級グルメは、地元の人が研究を続けてきた結果としてのハイレベルな味のグルメが多いように思います。地元でしか食べられないb級グルメもあるので、ぜひ機会を見つけてその美味しさを味わってみてください。
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