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赤福本店のメニュー紹介!限定の出来立ては伊勢神宮だけの味!

赤福本店のメニュー紹介!限定の出来立ては伊勢神宮だけの味!
投稿日: 2017年10月3日最終更新日: 2020年10月8日

三重県の伊勢市の名物「赤福」といえば、知らない人はいないくらい有名なこし餡に包まれたお餅です。その名物の赤福餅の作り立てを味わえる唯一のお店が伊勢の「おかげ横丁」にある赤福本店です。そんな赤福本店の作り立ての赤福餅と、ここでしか味わえないメニューを紹介します。

三重県伊勢市のおかげ横丁にある「赤福本店」とは?見出し

伊勢神宮の参道「おかげ横丁」にある赤福本店は、伊勢の名物でおなじみの赤福餅を中心にした和菓子が味わえるお店です。赤福餅の他にもかき氷やぜんざい、朔日餅など、ここでしか味わうことができない限定メニューがあり、伊勢神宮の参拝客以外にも立ち寄る人が多いお店です。ここでは、季節限定メニューや毎月1日のみ販売される朔日餅など、赤福本店の限定メニューをいろいろと紹介していきます。

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赤福本店で作り立ての赤福餅を食べよう!見出し

赤福と言ったら赤福餅です。お土産でも有名なので、食べたことがあるという人は多いでしょう。でも作り立ての赤福餅を食べたことがあるという人は、そんなに多くないかもしれません。おかげ横丁の赤福本店は、作り立ての赤福餅を食べることができる唯一のお店です。作り立ての風味と柔らかさは格別です。こしあんにくるまれた小さなお餅は、子どもからお年寄りまで誰にでも好まれる味です。

持ち帰ることもできますが、赤福本店に行ったなら、時間があればぜひ作り立てを食べていくことをおすすめします。何度も食べられるものではないということと、おかげ横丁のお店の雰囲気、お店からの五十鈴川の風景が素晴らしいということで、同じ味でも、よりおいしく感じることができます。赤福餅と一緒に出てくるお茶もおいしいという評判です。作っている様子を見ることもできるのは楽しいです。

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赤福のお店でしか食べられない限定メニュー「赤福氷」見出し

夏のスイーツと言えばかき氷ははずせませんが、赤福にもかき氷があるのを知っている人は多くないかもしれません。赤福本店をはじめとする赤福の店舗で食べることができるかき氷「赤福氷」は行列ができるほどの人気メニューです。一見すると抹茶のかき氷ですが、中に赤福餅のあんことお餅が別々に入っています。お餅は冷たくなっても固くならないように作られています。

赤福氷の元祖は、昭和36年に二見浦の海水浴客のために考案したかき氷です。以降、何度も改良を重ねて登場したのが赤福氷です。いつからいつまで販売されるのかは、その年によって少しずつ変わりますが、大体6月~9月頃には確実に食べることができます。夏の伊勢神宮参拝の折には、赤福本店は赤福氷を食べる人で大変混雑しますので、少し注意が必要です。

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赤福氷はいつまで食べられる?おかげ横丁で絶対食べたい夏限定スイーツ | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
赤福氷はいつまで食べられる?おかげ横丁で絶対食べたい夏限定スイーツです。期間限定!伊勢神宮へのお参りはじっくりと時間をかけてお越しの際には赤福氷をおかげ横丁で絶対食べてほしい逸品です。本店・支店・団五郎茶屋・おかげ横丁の情報もたくさんご紹介いたします。

赤福のお店でしか食べられない限定メニュー「赤福ぜんざい」見出し

赤福本店の夏の限定メニューがかき氷なら、冬の限定メニューはぜんざいです。赤福本店で食べるぜんざいは、その名も「赤福ぜんざい」です。昭和41年に販売が開始された赤福ぜんざいは「赤福しるこ」という名称でした。昭和62年に改良を加えて「赤福ぜんざい」と名称を変更されました。大納言あずきとお餅が香ばしくて甘すぎない赤福ぜんざいは、寒くて疲れた時期にちょうど良いおいしさです。

ぜんざいに入れるお餅は注文が入ってから焼き上げますので、焼きたての風味を楽しむことができます。口直しのために「かり梅」と「塩昆布」が添えられているのも嬉しいです。ぜんざいやお汁粉はどこでも食べられるものですが、伊勢神宮に行ったなら、おかげ横丁の赤福本店に立ち寄って、ここでしか食べることができない赤福ぜんざいをぜひ味わいたいです。

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赤福本店の朔日餅「立春大吉餅」「よもぎ餅」見出し

伊勢には毎月一日に伊勢神宮にお参りする「朔日参り」という風習があります。その朔日参りの日に赤福本店では元旦を除いた毎月一日に、月ごとに違う種類の「朔日餅」を販売します。2月は「立春大吉餅」。黒大豆とこし餡をお餅で包んだ白い豆大福と、大豆とこし餡をお餅で包んできな粉をまぶした豆大福がワンセットになっています。

3月の朔日餅はよもぎ餅です。魔除け草とも呼ばれるよもぎを使ったお餅で、中には粒あんが入っています。桃の節句にちなんだお餅で、女児の健やかな成長を祈るとともに、無病息災・子孫繁栄の願いが込められています。よもぎの色と香りがそのまま生かされていて、香ばしくて緑が目にも鮮やかなお餅です。

赤福本店の朔日餅「さくら餅」「かしわ餅」見出し

4月の朔日餅はさくら餅です。桜の時期の和菓子てしては最も人気があります。和菓子を扱うお店であれば、どこでも食べられるものですが、赤福の朔日餅は簡単に手に入るものではないだけに、また格別です。桜色に染められたもち米でこし餡を包み、桜の葉で包んでいます。桜の葉ももちろん食べられますので、一緒にいただきましょう。

5月の朔日餅はかしわ餅です。子供の成長を祝う端午の節句の和菓子として、子供も大好きなお餅です。こし餡が入ったお餅を柏の葉で包んでいます。柏の葉は形が神参りの時に打つ柏手に似ているので、子々孫々の繁栄を祈る縁起物とされています。お餅とこし餡の組み合わせは赤福餅と同じでも、かしわ餅の味わいは柏の葉の香りもあって独特なものがあります。

赤福本店の朔日餅「麦手餅」「竹流し」見出し

6月の朔日餅は麦手餅です。6月は麦を刈る季節でもありますので、麦刈りと田植えを終えた農家の人たちが豊作を感謝するために作ったのが始まりと言われています。もち麦粉が入った餅に黒糖味の餡が入っています。その上から小麦粉がまぶされていますので、麦の香りが香ばしい素朴な味になっています。麦茶ともよく合います。

7月の朔日餅は、お餅ではなく、暑い時期にも食べやすい水ようかんです。水ようかんは赤福のこし餡で作られたものです。その水ようかんを青竹に流し込み、笹の葉でふたをしているので「竹流し」という名前がつけられています。よく冷やして、冷たい緑茶と一緒にいただくのがおすすめです。

赤福本店の朔日餅「八朔粟餅」「萩の餅」見出し

8月の朔日餅は八朔粟餅です。八朔とは8月1日のことを言います。毎月1日は伊勢神宮に朔日参りに行く人が多いのですが、特に8月1日は「八朔参宮」と言い、粟餅を食べるのが習わしになっていました。このことから赤福の八朔餅は、粒を残した粟餅に黒糖味の餡を乗せたお餅になっています。昔懐かしい感じがする黒糖味の粟餅は冷たいほうじ茶と一緒にいただくのがおすすめです。

9月の朔日餅は萩の餅です。いわゆる「おはぎ」ですが、赤福餅と似ているようで、全く別の味わいがある赤福のおはぎは、ぜひ一度味わいたいです。粒あんの色や形が、萩の花に見立てられたのが、おはぎの名前の由来です。その昔は収穫のお祝いのために作られたおはぎは、今もお彼岸の食べることが多い和菓子として親しまれています。温かいお茶とよく合います。

赤福本店の朔日餅「栗餅」「ゑびす餅」見出し

10月の朔日餅は栗餅です。旧暦のこの時期は「重陽の節句」と言い、五節句の中でも一番大切なものとされ、栗飯屋栗菓子を食べて不老長寿を祈りました。その風習にならって作られた栗餅は、もち米の食感を残した餅生地の中に栗餡が入っていて、上に栗ようかんが乗っています。秋らしい味の栗餅は温かい緑茶がよく合います。

11月の朔日餅はゑびす餅です。商売繁盛を祝うお祭り「ゑびす講」が11月に行われることから、商いの神ゑびす様にちなんだお餅になっています。餡も生地も黒糖風味の打ち出の小槌に見立てたお餅、黄金色の小判に見立てられた柚子風味のお餅がワンセットになっています。商売繁盛や海運招福を祈りたい時は、昆布茶と一緒にいただくのがおすすめです。

赤福本店の朔日餅「雪餅」見出し

12月の朔日餅は雪餅です。暦の上では「大雪」となり寒さが厳しくなってくる時期なので、雪になぞらえたお餅になっています。もろこし入りの餅生地の中にはこし餡が入っていて、上には小麦粉がまぶしてあるので、まるで雪が積もっているように見えます。温かいお茶といっしょに一年最後の朔日餅を味わいたいです。

このように朔日餅は全部で11種あり、全て1日のみの販売で賞味期限は当日のみですので注意が必要です。購入の場合は、早朝4時45分から販売を開始していますが、商品がなくなり次第販売終了になります。販売当日の3時30分から整理券が配布されますので、かなりの早起きをしていかないといけません。前月15日から予約も受け付けられますので、上手に利用して貴重な朔日餅を購入しましょう。

伊勢神宮参拝の休憩はおかげ横丁の赤福本店へ!見出し

伊勢神宮の参道であるおかげ横丁にはたくさんのお店があります。お土産屋さんや食事処も良いですが、伊勢と言ったらやはり赤福です。赤福本店ではここにしかない限定メニューがたくさんあります。作り立ての赤福餅、暑い時期のかき氷「赤福氷」、寒い時期においしい「赤福ぜんざい」、それに「朔日餅」とはずせないものが多いです。伊勢神宮に参拝の折には、ぜひとも寄っていきたいお店です。

投稿日: 2017年10月3日最終更新日: 2020年10月8日

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