お台場でプラネタリウムを見よう！日本科学未来館の週末は予約必須！

都心にいながら満天の星が楽しめるスポットはいつくもありますが、東京・お台場というアクセスのよい場所でもプラネタリウムを楽しむことができます。それは、宇宙飛行士の「毛利衛（モウリマモル）」さんが館長を務める「日本科学未来館」です。そこで、お台場で人気のおすすめプラネタリウムスポット・日本科学未来館の料金や混雑状況など詳しくご紹介します。

お台場にある日本科学未来館は、宇宙・生命・情報の3つのゾーンにわけて、最先端技術を展示し様々な科学技術を体験できる施設です。しかもすべて専門家が監修を行っていますので、本格的な施設なのです。"科学"といわれるとちょっとしり込みしてしまいそうですが、この日本科学未来館では、なんと2種類のプラネタリウムが共演しており、日本一の呼び声が高い素晴らしい星空を見ることができます。

日本科学未来館では、普段なかなか会うことのない美人のヒューマノイド（※人間型ロボットのこと）とASIMO（アシモ※日本で常に会えるところは3ヶ所のみ）君に1日数回出会えます。しかも、科学をとってもわかりやすく解説してくれたり体験出来たりしますので、子供だけでなく大人もわくわくするおもしろいところです。"科学はよくわからないから"と二の足を踏まず、子供のように純粋な好奇心をもって訪れてみませんか。

「ドームシアターガイア」は、日本科学未来館の6階に入口があり、360度全天球型のシアター（座席は112席）です。ドームシアターでは、上映時間約30分の2種類の作品が上映されており、上映作品は定期的に変更されています。入り口で3D眼鏡をもらい、3D眼鏡をかけて見る映像は、リアル過ぎて星を手でつかめそうなくらいです。しかも座席は全席リクライニングシートなので、無理のない姿勢でゆったりと見ることができます。

ドームシアターの上映時間は約30分ですが、入場は上映の10分前からできます。しかしながら途中入退場不可なので、ご注意ください。ちなみにトイレが心配な方は、ドームシアター入口近くにトイレがありますので、入場前に済ますと安心してプラネタリウム鑑賞ができます。また上映作品によっては、あまり星空が出てこない場合もあります。事前に内容を確認の上予約されることをおすすめします。

全天周・超高精細立体視映像システムAtmos（All sky Three-d Movies for Sentientsの略 ）は、2009（平成21）年1月に導入されたシステムです。Atmosが映し出すものは"映像というより空間そのもの"であり、空気感や気配までも感じられるような全く新しい映像体験です。さらに視界を妨げないゴーグルタイプの3D眼鏡なので、迫力満点の3D映像が楽しめて本当に宇宙空間に浮いていると錯覚してしまう程です。

プラネタリウム投影機「MEGASTAR-Ⅱcosmos（メガスターⅡコスモス）」は、プラネタリウムクリエイター大平貴之さんが制作したギネスワールドレコーズ認定された光学式プラネタリウムです。一般的なプラネタリウムでは約3万個の星を投影しますが、MEGASTAR-Ⅱcosmosはなんと2200万個の星を投影できます。しかも500万個の恒星を投影しますから、リアルで繊細な星空が楽しめます。特に、天の川は圧巻です。

日本科学未来館の営業時間は10時から17時迄ですが、美術館や博物館等に休館日があるように日本科学未来館にも休館日はあります。休館日は火曜日（火曜日が祝日の場合は開館）・11月15日・年末年始（12月28日から1月1日）です。また春・夏・冬休み期間等は火曜日に開館したり、施設保全のために臨時休館することがありますので、予約の際はHPなどよくご確認してください。

ドームシアターは、予約制の上休日は家族連れなどで混雑しますから、早めにチケット入手することをおすすめします。予約方法は2通りあり、事前に日本科学未来館のHPよりweb予約する方法と、座席は指定されていますが当日空席があれば屋外のチケットブース窓口にてチケット購入時に予約ができます。ただし当日の先着順で予約はできますが、10時頃には満席になってしまいますので、web予約がおすすめです。

ドームシアターのweb予約の受付時間は、上映日1週間前の午前0時から24時間予約可能ですが、上映前日の17時迄です。事前にweb予約できる人数は、1上映を最大4名迄ですので、お早めにweb予約されるとよいでしょう。ちなみに、同日複数回の上映予約も事前にweb予約は可能ですし、予定に合わせて予約してください。

日本科学未来館のドームシアターでプラネタリウムを観賞する場合、入場料金が大人620円・18歳以下210円（ただし毎週土曜日は18歳以下無料）と、プラネタリウムの鑑賞料金が大人300円・18歳以下100円と、別途必要になります。支払方法は、常設展入場料金620円（来館時払い）、または企画展入場料金1200円（来館時払い）とセットでの料金支払いとなります。

webにて事前にドームシアターを予約される場合、プラネタリウムの鑑賞料金大人300円・18歳以下100円（未就学児は膝の上に同席の場合は0円・別席の場合は100円）は、クレジットカード決済になります。また、常設展及び企画展の入場料金は、予約された上映日当日に屋外のチケットブース窓口でお支払いとなりますので、ご注意ください。

日本科学未来館では、常設展のみですが入場料金が無料になる"無料開放日"があります。その日は7月9日の「開館記念日」、18歳以下なら毎週土曜日と「児童福祉週間」期間の5月5日、65歳以上の方は「敬老の日」、「科学技術週間」期間の金曜と土曜日、「教育文化週間」期間の土曜日です。特別な日ですから混雑する日もありますが、プラネタリウム鑑賞料金のみで済みますから、ちょっとお得です。

日本科学未来館にある様々な科学技術を体験できる施設の中でも、特にプラネタリウムは人気が高いです。そのため、土・日曜日は非常に混雑します。さらに、GWや夏休みのような長期の休みの日は、事前にweb予約しないと当日券は満席のため買えないことが多いです。ちなみに、企画展が行われているとさらに混雑しているようです。

もし事前にweb予約をせずにプラネタリウムを見に行くのなら、朝一番で日本科学未来館を訪れて並びましょう。その際確実に空席があるという保証はありませんので、なるべくweb予約をおすすめします。参考までに土・日曜日訪れるのなら、お昼前後の時間から来場者が増えるようなので、プラネタリウム以外は比較的午前中の方が空いていることが多いようです。

日本科学未来館の5Fには、疲れた時のお休みどころとしてカフェが併設されています。「Miraikan Cafe」には、「地球ソーダ水」や「ドーナツアイス」などとってもユニークな"日本科学未来館ならではのオリジナルメニュー"があります。ここには座席が72席あり、ゆったりくつろいでドリンクや軽食・ケーキなどが楽しめます。甘くて美味しいものが揃っていますので、美味しく食べて疲れた頭をリフレッシュしませんか。

お腹が空いたら7F展望ラウンジ内の「Miraikan Kitchen」で、素晴らし景色を眺めながらランチをしませんか。ここでは定食や麺類・デザートなど工夫を凝らしたメニューが並んでいます。中でも人気なのが、バニラ・抹茶・ミックスの3種類の味がある「地球もなかソフトクリーム」と、生姜が入っていないため子供でも安心して頂ける「地球肉まん」です。インパクト抜群なのに美味しいので、時間があれば食べてみてください。

日本科学未来館へのアクセス方法は、電車・バス・車と様々な方法があります。まず電車を利用されるなら新交通ゆりかもめ線と東京臨海高速鉄道りんかい線が便利です。最寄り駅は、ゆりかもめ線「テレコムセンター駅」下車して北口より徒歩約４分、または「船の科学館駅」を下車して東口より徒歩約5分ですが、わずか1駅で運賃が上がるようです。またりんかい線では、「東京テレポート駅」下車して徒歩約15分です。

バスを利用される場合、臨海副都心内を走っている無料巡回バスと路線バス（都バス）があります。最寄りのバス停は、無料巡回バスの東京ベイシャトルと都営バスともに「日本科学未来館」下車してすぐです。ただ無料巡回バスは、11時35分から19時15分迄の間で20分間隔で運行しています。さらに都バスは、運行本数が少なく土日祝日のみ運行されるものもありますので、よくご確認ください。

車を利用されるなら地下駐車場に駐車すると便利です。こちらの営業時間は、7時から23時迄で175台（車高2.1m以下）駐車ができ、利用料金は1時間400円、当日1日最大1500円です。ただし土日祝日や企画展の会期末などは混雑し、早い時間で満車になる場合もありますから、ご注意ください。ちなみに、こちらにはバイク・駐輪場も完備されています。ご不明な点は、日本科学未来館のHPまたはお問い合わせください。

住所:東京都江東区青海2-3-6 電話番号:03-3570-9151

家族連れやカップルなどに大人気のプラネタリウムですが、もちろん1人でも十分楽しめます。ただ館内は意外と涼しいですから、心配な方は上着を1枚多く持っていき、壮大な宇宙空間に身体が浮いた気分を味わってください。なるべく混雑する時間を避けてプラネタリウム鑑賞予約を取り、お土産に人気の「本物の宇宙食」を買って帰れば、より一層思い出深い1日になりますので、お台場でプラネタリウムを鑑賞してみませんか。