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烏鎮(ウーヂェン)は人気観光地!行き方・魅力・おすすめスポットなどご紹介!

烏鎮(ウーヂェン)は人気観光地!行き方・魅力・おすすめスポットなどご紹介!
投稿日: 2017年10月7日最終更新日: 2020年10月8日

中国で最も美しい水上村とも言われる烏鎮は国内外からの観光客で人気の場所となっています。烏鎮は実際にはどのような場所で、どうやって行くことができるのでしょうか?烏鎮の魅力やおすすめスポット、烏鎮への行き方などをご紹介します。

烏鎮の観光情報をご紹介!見出し

長江沿いにあり1300年の歴史を持つ烏鎮(ウーヂェン)。中国で最も美しい水上村とも言われ、国内外からの観光客で人気の場所となっています。烏鎮は実際にはどのような場所で、どうやって行くことができるのでしょうか?烏鎮の魅力やおすすめスポット、烏鎮への行き方などをご紹介します。

烏鎮はどんな場所?見出し

烏鎮(ウーヂェン)は中国浙江省北部の桐郷に位置する水の都です。桐郷は漢方薬にも使う菊花が有名で、ここでとれる菊は俗に「杭白菊」と呼ばれ、その中でも花が完全に開花する前に摘み取られたものは最高級品として「胎菊」の名で区別されています。長江の川沿いにある烏鎮は1300年の歴史があり古くからの江南の街並みが残っています。その美しい水辺の景色から「アジアのヴェネツィア」「アジアのベネス」とも呼ばれています。

この土地は春秋時代に呉、越、疆の三国の境に位置していたため争いが絶えず、呉が兵をこの地に駐屯させ、越との防衛線に利用したところから烏鎮という地名がついたと言われています。町として正式に開かれたのは唐の時代からで、街中にその時代から伝わるという巨大な銀杏の木が残っています。ここに住む人々は「水を枕にする人々」といわれています。

烏鎮は杭州から80km、上海からは130km離れていますが杭州、上海、蘇州を結ぶ三角形の真ん中あたりの交通が便利なところにあり、また台湾出身の芸能人「劉若英」がCMで紹介したため一躍脚光を浴び人気になり、国内外の観光客が多く訪れています。烏鎮はかつては稲や絹織が盛んな地域でしたが、現在は観光業が大きな収入源になっています。

烏鎮は政府の取り組みで現在の美しい姿に見出し

1999年に中国政府は烏鎮を歴史遺産に登録するために「東山プロジェクト」というものを実施しました。このプロジェクトでは主に烏鎮に住む人たちの引っ越しや施設の強化、観光客向けのサービスを展開するという取り組みが行われました。

そのプロジェクトが進み、2001年までのわずか2年間で烏鎮は中国で本格的なもっとも美しい水上村となりました。烏鎮では1200メートルもある中国の最大水路の一部が烏鎮を迷路のように細かく分かれながら湾曲して流れる姿を見ることができます。

烏鎮の魅力はノスタルジックな雰囲気見出し

烏鎮の魅力はのどかで穏やかな景色です。運河の片側は現代的な建物と車が走っている道ですがもう一方側は古い木材の建物と石の橋のある穏やかな風景が広がっています。観光地らしい華やかさはありませんが、それが逆に魅力となっており、観光客はまるで過去にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。

烏鎮ホテルの中には屋上から玄関の提灯など細かい部分も古い状態のままで保管されたようなホテルも残っています。また、スタッフも全員、昔の服装を着ているため、ホテルの中でもタイムスリップしたような雰囲気を味わうことがでいます。せっかくなので烏鎮の魅力を味わうために歴史深いの家のようなホテルに泊まることをおすすめします。

おすすめスポットは運河見出し

また烏鎮には纒足博物館や民族芸術博物館、影絵芝居、同済橋と蓮司橋の美しい景色など観光スポットとして人気の場所が多数あります。子どものいる家族やカップル、一人の旅行でも楽しめる場所も多くあり、また中国スタイルのサウナは女子旅にも人気のスポットです。

中でもおすすめはやはり運河沿いの景色です。運河をゆったりと楽しむことのできる船からは新たな視点から烏鎮を味わうことができます。ゆっくり動く船に乗って、足をのばし、夕焼けで光っている水面を見ながら、両側を歩いている人たちの笑ったり話したりする声を聴いたとき、烏鎮ならではの時間の流れを感じることができるでしょう。

烏鎮は二つのエリアに分かれている見出し

烏鎮は運河を挟んで両岸に街が形成されていて、それぞれ東柵と西柵という二つのブロックに分かれています。西柵のほうが規模が大きく、敷地の中には客桟と呼ばれる民宿が数多くあります。一方、東柵はこじんまりした水郷の雰囲気ですが、あまり時間がないけれど烏鎮の街の雰囲気を味わいたいという方は東柵を歩くのがおすすめです。

東柵と西柵の両方の街の間は歩いても15分の距離ですが、無料の往復バスが運行されています。入場料は東柵が100元、西柵が120元となっていて、共通券も150元で発売されています。ただし共通券は西柵の窓口では7時半から12時にしか買うことができないので注意が必要です。西柵には夜間専用の80元の入場券もあります。

宿泊をするなら西柵エリアへ見出し

西柵は入場ゲートをくぐると、すぐに大型の渡し船に乗ることになっています。原則としてこの船に乗らないと街中に入れないつくりになっていて、水運の街の演出がここから始まっています。船を降り、メインルートに着くとをひたすら西へ向かうことになりますが、両側には数多くの客桟やホテルが並んでいます。

この烏鎮が他の上海近郊の水郷と違うのあ通り沿いの壁が木造で出来ているというところです。漆喰の壁や石でできた家屋の壁もありますが、圧倒的に木で作られた壁が多く、ノスタルジックな印象を強めています。烏鎮ならではの街並みはフォトスポットとしても人気です。

短い時間で味わうなら東柵エリアへ見出し

東柵の入り口にあるゲートをくぐると正面は竹林になっていますが、そこから左に行くと賑やかな商店が立ち並んでいます。お土産物の店のよう見えますが、藍染の商品や筆などが店頭に並べられており、かつて生活用品を売っていた通りの雰囲気が残っています。

運河に並行する北側の路地には中国の近代文学の巨匠・茅盾の住居など各種旧家や学校の公開、展示が行われています。また藍染の実演や、風俗の紹介など各種展示が古い家屋をそのまま利用して行われているので、歩くだけで烏鎮の歴史や雰囲気を味わうことができます。

烏鎮には宿泊するのがおすすめ見出し

烏鎮は日帰りでも十分楽しむことができますが、夕焼けや夜のライトアップなど美しい水郷の姿を見たいならば1泊2日のほうがおすすめです。烏鎮のホテルのランクは様々です。国内観光客にも人気のある場所のため、できればインターネットなどを使って事前予約しておくようにしましょう。烏鎮の入場券販売カウンターでホテルの予約もすることができますが、当日になると高い部屋しか残ってない可能性が高いです。

三ツ星ホテルで有名な「子夜酒店」「两府客栈」などは通常は一人約5000円で泊まることができます。四つ星ホテルでは「錦堂会所」「盛庭会所」などが有名で、中華古代風のお部屋にバルーコニ、もしくは庭が付いています。烏鎮の奥にあるホテルが多いため穏やかな雰囲気です。値段は一人約10000円です。

宿泊費を抑えたい方はドミトリーになりますがユースホステルがおすすめです。ユースホステルは鳥鎮の観光地の中心部にあるものが多く、値段は一人約3500円程度になります。

烏鎮への行き方は?見出し

烏鎮へは近隣の大きな都市から様々な行き方があります。観光地として訪れる人の多い上海からの行き方はからバスに乗ることになります。郊外行きのバスが発着するターミナル「上海旅遊集散中心」から乗車時間は片道2時間半です。

烏鎮行きのバスは土日祝日は事前予約が必要です。土日祝日以外でも旅行シーズンは当日券がないことがあるためご注意ください。バスの予約には中国語力が必要です。また、当日の乗務員が説明するトイレ休憩の時間や復路の出発地点などの重要注意事項の説明も中国語のみとなります。

行き方はやや複雑になりますが、高速鉄道を使う行き方もあります。この行き方の場合、上海から桐郷駅まで高速鉄道を使い、桐郷駅から烏鎮行きのバス「K282」に乗ることになります。このバスの最終は夜20時台のため、烏鎮の夜景を見たい方にはこちらがおすすめです。烏鎮バスターミナルから西柵のゲートまでは公共バスで5分ほど、東柵区ゲートまでは歩いて15分程で行くことができます。

また、上海市内の上海旅遊集散中心からも観光バスで直接ゲート前に乗り入れ日帰り観光をするツアーも人気です。このツアーは満席になることが多いため、あらかじめ予約をするようにしましょう。日本語ガイド付きのツアーもあるので安心です。

烏鎮へ行ってみよう!見出し

烏鎮の魅力やおすすめスポット、烏鎮への行き方などをご紹介してきましがたいかがでしたか?ノスタルジックでゆったりとした雰囲気を味わうことのできる烏鎮。中国観光の際はぜひ烏鎮まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

上海観光のおすすめスポットTOP21!人気の名所から穴場まで! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
上海観光のおすすめスポットTOP21!人気の名所から穴場まで! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
日本から3時間で行ける中国でも一番活気のあふれる町、上海。そんな上海には古い歴史や美しい夜景など数々の人気観光スポットがあります。今回はそんな上海の人気の名所はもちろん、まだあまり知られていない穴場の観光スポットまでどんどん紹介していきます。
投稿日: 2017年10月7日最終更新日: 2020年10月8日

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