メタセコイア並木の紅葉情報をお届け！見頃の時期やアクセスなどまとめ！

滋賀県高島市マキノ町にあるメタセコイア並木は、メタセコイアによって形成された並木道です。マキノ町は、観光果樹園やスキー場があり、農業と観光の街で知られています。スキー場へと続いている道路に約500本も植林されて、全長約2.5キロにも及びます。秋の紅葉は素晴らしく観光にもおすすめです。メタセコイア並木の紅葉の見頃やアクセス方法などをご紹介します。

メタセコイアというのは、中国原産の針葉樹です。杉の一種で、高く伸びるところが「セコイア」という木に似ているので、メタ(変形)セコイアという名前が付けられました。成長すると、すっと伸びてその姿がとても美しく、街路樹として人気があります。一度絶滅したと思われていましたが、1946年に中国で発見され、その後また苗木が日本に持ち込まれました。

メタセコイアは伸びると、30から35メートルくらいの高さになります。メタセコイア並木が有名になったのは、冬のソナタが流行して、そこに登場してくるシーンに似ていたからです。冬のソナタに浸りたい時には、真冬の積雪の頃に行かれるのがおすすめです。秋の紅葉もいいですが、冬の積雪の頃も美しいです。

滋賀のメタセコイア並木は、毎年10月下旬頃から色づきはじめます。11月に入ると、完全に紅葉となって、11月の中旬くらいには見頃のピークを迎えます。12月に入ると、葉っぱが落ちてしまいますが、運がいいと、雪景色とメタセコイアを一緒に見ることが出来て素晴らしい景色を眺めることができます。紅葉の見頃は11月上旬から11月下旬頃です。

2017年についての紅葉情報は、気温は例年並みにやや高いので、例年どおりの紅葉となるだろうと予想されています。見頃の時期が近くなってきたら、天候情報や紅葉情報をチェックすることをおすすめします。滋賀のメタセコイア並木は、紅葉の見頃の時期はもちろん、春の芽吹き、新緑の季節、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹、雪花と姿を変えていきます。

滋賀のメタセコイヤ並木の紅葉の見どころというと、一直線に伸びている道路に寄り添った並木です。まるで映画のワンシーンのような風景に感激されること間違いなしです。2キロ以上も並木道が続きますので、写真をとると、映画のワンシーンを切り取ったように感じます。特に夕日を浴びた並木道は絶景で、紅葉の赤色と、夕日の赤が重なり、素晴らしい景色が広がります。

滋賀のメタセコイア並木と周囲の山々、高原の紅葉とのコラボレーションは圧巻です。綺麗な景色を眺めながらのドライブやツーリングが秋になると大人気です。メタセコイア並木はいつ訪れても美しいのですが、紅葉の時期はメタセコイア並木が真っ赤になり、特に美しさを発揮しますので、紅葉の時期に訪れるのがおすすめです。秋のドライブにぴったりのスポットです。

滋賀のメタセコイア並木の紅葉はとても美しくおすすめですが、この並木道には、マキノピックランドという農業体験公園があります。フルーツ狩りやグランドゴルフを体験することができるところで、レストランも併設されていますので、何も持ってこなくても手ぶらで楽しめるスポットです。メタセコイア並木の紅葉を楽しんだ後は秋の味覚狩りがおすすめです。

紅葉の時期には、りんご狩りを楽しむことが出来ます。60分食べ放題で、さらに、大人はりんごを6個、子供はりんごを4個お土産でもらえます。獲れたてのフレッシュなりんごをお腹いっぱいになるまで楽しむことが出来ますので、親子連れには特におすすめです。その時期に合った果物狩りを楽しむことが出来ますので、メタセコイア並木に行った時には是非立ち寄りましょう。

メタセコイヤ並木の場所と、マキノピックランドの基本情報をご紹介します。まず、メタセコイア並木の住所は、滋賀県高島市マキノ町蛭口から牧野です。一般道路なので、基本的に24時間見学は可能ですが、周辺住民の迷惑にならないように注意しましょう。問い合わせ先はびわ湖高島観光協会になります。

マキノピックランドへのアクセスもご紹介します。住所は、滋賀県高島市マキノ町寺久保835の1です。営業時間は朝9時から18時までですが、11月から3月は17時までです。冬場の時期は早く閉まるので注意しましょう。休園日は毎週水曜日です。問い合わせ先はマキノ町果樹生産組合です。入園料は中学生以上は1500円、小学生は1000円、3歳以上は500円です。

車でのアクセスは、関西方面からの場合には、名神高速道路経由が便利です。京都東ICから国道161号線に進み、約90分かかります。東京・名古屋方面からの場合には、名神高速道路を経由して、北陸自動車へ進み、木之本ICから国道8号線に進みます。国道303号線、161号線を経由して、約30分かかります。車の場合には、路駐すると迷惑になるので、マキノピックセンターの駐車場に止めて、歩きましょう。

メタセコイア並木をドライブで駆け抜けるのはとても爽快感があります。まるでドライブゲームの世界に迷いこんでしまったような感覚になることでしょう。窓を開けて自然の空気を感じながら走りたくなります。この道は真っすぐなので、スピードを出しがちなのですが、風景を楽しむために、アクセルを緩めて走りましょう。

メタセコイア並木へ行くための電車でのアクセス方法は、JRを利用する場合には、計画的にいかないといけません。というのは、電車の本数が、1時間に1本くらいしかないからです。まず、JRの京都駅から湖西線に乗り、1時間半くらいでマキノ駅に到着します。マキノ駅からは、マキノタウンバスに乗り、マキノ高原線に乗りましょう。マキノピックランドで下車して徒歩5分で到着します。

車だけでなく、ライダーにも人気のスポットで、ツーリングのルートになっている方も多いです。紅葉のシーズンは特にバイクで訪れる人が多く、たくさんのバイクが停まっています。バイクを降りて散歩すると映画のワンシーンに迷い込んだように感じることでしょう。写真を撮ると、どこを切っても絵になる写真が撮れます。

メタセコイア並木の紅葉を見た後は、身体が冷えていますので、温泉がおすすめです。近くにはゆったりと楽しめる温泉があります。「マキノ白谷温泉八王子荘」というところは、日帰りの利用も可能な温泉宿です。紅葉を見学した後に、のんびりと温泉を楽しみましょう。小さい温泉ですが、露天風呂もあり、穴場スポットです。

白谷温泉は、古くから関西でも有数の病気治療療養のための湯治場として親しまれてきました。温泉には、天然ラドンを含み、疲労回復とともに、体だけでなく心まで優しく解きほぐしてくれる効果があります。日帰り入浴の料金は、大人600円、小学生350円、貸切家族風呂は、1時間1000円で予約制になっています。営業時間は朝10時から夜21時までで、受付終了は20時半までです。

メタセコイア並木の紅葉の見頃は秋で、一番美しい季節ですが、実は、他の季節もとても魅力的で、是非オールシーズン楽しんで欲しいスポットです。春には緑の力強さを感じさせてくれて、夏には高原の爽やかさが体験できます。冬には韓流ドラマのワンシーンのような風景が広がります。いずれの季節にもその良さがあって、紅葉を楽しんだら、きっと、他の季節の情報も気になることでしょう。

プチ情報として、12月頃になると直径2センチほどの松ぼっくりのようなメタセコイアの実が拾え、この実はとても可愛いので、是非、拾って帰られることをおすすめします。メタセコイアの実は販売されているほど人気で、クリスマスリースの飾りや、アクセサリーに使用されています。この実にカラースプレーをかけて使うのもおすすめです。金色や銀色にすると、クリスマスにも使えます。

いかがでしたでしょうか。メタセコイア並木はとても素晴らしい風景で、ロマンチックなところだと分かっていただけたと思います。出かける際には、紅葉情報を確認されて行かれることをおすすめします。周辺にも楽しいスポットがありますので、事前に計画を立てて楽しんで下さい。