滋賀県の紅葉おすすめスポットのご紹介！ライトアップにメタセコイアは黄金色

メタセコイア並木など有名な紅葉名所から隠れた紅葉名所まで滋賀県には魅力な紅葉の観光スポットがたくさんあります。自然を感じられる色鮮やかな滋賀県の紅葉の観光スポットをご紹介していきます。滋賀県へ紅葉を見に行く際には、ぜひとも参考にしてみてください。

愛知川の右岸に迫る山腹に位置する臨済宗の由緒ある古いお寺で、モミジの里とも親しまれている寺院です。約650年前に開山され古い歴史と紅葉の名所として有名です。参道、山門、開山堂などを包む紅葉は、近江随一の美しさと言われています。枯山水の庭と赤く染まったモミジのコントラストが美しいです。見ごろは11月中旬～12月上旬頃です。

11月上旬～11月下旬頃にかけてライトアップも行われます。昼間の雰囲気とはまた一味違った幽玄な雰囲気の永源寺の雰囲気も味わうことが出来ます。またライトアップの期間中にミニライブなどさまざまなイベントも催されるので紅葉とともに楽しむことができます。

日吉大社は滋賀県屈指の紅葉名所として知られています。全国に3800社ある日吉・日枝・山王神社の総本宮です。2100年の歴史を有すると伝えられ、延暦寺の守護神として栄えた由緒ある神社です。境内には3000本のモミジやカエデの木があり、一斉に色づく様はまさに「錦秋」の言葉がふさわしい鮮やかな光景になります。見ごろは11月中旬～11月下旬頃です。

大宮橋～山王鳥居のモミジのトンネルが見どころです。アーチ状にかかるモミジ並木は写真を撮る方々にも人気のスポットになっています。見ごろの11月中旬～11月下旬頃にかけてライトアップも行われます。社殿と美しく調和する趣ある景色を楽しんでみてはいかがですか？

高雄山の中腹に位置し湖東山の1つで国宝や重要文化財が数多くある、あまり知られていない隠れた観光スポットです。西明寺の境内には1000本ものモミジの木が植えられていて、紅葉の時期になると境内が燃えているかのような景色を見ることができます。見ごろは11月中旬頃です。

境内には天然木根別に指定される不断桜があり、紅葉とともに桜も楽しむことができます。不断桜は秋から冬にかけて咲く珍しい品種の桜です。不断桜の見ごろは11月頃です。紅葉と桜の他の紅葉スポットでは見ることができない景色を見ることができます。

金剛輪寺は、湖東三山の1つとなっている由緒あるお寺です。秋はヤマモミジやトウカエデの鮮烈な色合いの紅葉から「血染めの紅葉」として有名な観光スポットです。境内に国宝の本堂、国指定の重要文化財の二天門と三重塔があります。見ごろは11中旬～11月下旬頃です。

「血染めの紅葉」と呼ばれていますが、単純に紅葉が真っ赤だからというわけではありません。ご本尊は「生身の本尊」と呼ばれており、真っ赤な紅葉はご本尊の生血、慈悲の御心の現れとされており、ご本尊の縁起に関係しています。他の紅葉とはまた違った紅い紅葉を見てはいかがでしょう。

百済寺は湖東三山の1つで、聖徳太子により創建された重厚な石垣に覆われた「山城」の趣が漂う天台宗の寺院です。日本の紅葉百選にも選ばれている有名な観光スポットです。「石垣参道」はルイス・フロイスが「地上の天国一千坊」と絶賛した光景を見ることが出来ます。見ごろは11月上旬～11月下旬頃です。

国史跡指定にもされている百済寺境内の広大な境内内地には、数万本の緑の樹木で覆われ四季を通して美しいですが、秋の「天下遠望の名園」の紅葉と景色は見事です。見ごろの11月中旬～11月下旬頃にかけて日没からライトアップも行われるので昼間とはまた違った光景を見ることができます。

石山寺は東寺真言宗の大本山で、紫式部ゆかりの花の寺として有名です。広い境内には国宝や重要文化財の建築物が多く点在しており、寺名の由来ともなった天然記念物の硅灰岩があります。天然記念物と紅葉が美しく彩る圧巻の景色を見ることができます。見ごろは11月中旬～11月下旬頃です。

11月中旬～11月下旬頃にかけてライトアップが行われます。境内2000本以上の紅葉がライトアップされます。また紅葉だけでなく本堂、多宝塔などの建築物も美しくライトアップされます。その美しさから日本夜景遺産にも認定されました。闇夜に浮かび上がる紅葉は毎年多くの人を魅了しています。

丘陵に囲まれたところに位置しており、大池寺周辺には4つの大きな池（心字の池）があります。境内に100本以上のモミジの木があります。モミジの種類が豊富で色づく時期や色合いが異なるので長く紅葉を楽しめるのが魅力な観光スポットです。見ごろは10月上旬～12月上旬頃です。

書院東側に小堀遠州の作と言われている蓬菜庭園があります。サツキの大刈込みによる観賞式枯山水の庭園で、海の大波小波や宝船の浮かんだ情景を表現しており刈込みを駆使しながら七福神が乗っている雰囲気を象徴しています。年中景色を楽しめますが、秋の紅葉も格段の美しさです。

玄宮園は彦根城の北東にある池泉回遊式の庭園です。国の名勝に指定されています。江戸時代初期の庭を現代い伝える歴史を感じられる名園です。「蓬菜山」「武蔵野」「魚躍沼」など園内各所に名前が付けられています。天守の城壁や、他の木の緑を背景に鮮やかな紅葉が引き立っています。

秋にはイロハモミジが紅く染まり、池に映った紅葉も楽しめ「逆さモミジ」も見られるかもしれません。11月下旬頃には、ライトアップもされ幻想的な光景もみることができます。見ごろは11月下旬～12月上旬頃です。

滋賀県の中でも穴場なのが清龍寺徳源院です。清龍寺徳源院は京極氏の菩提寺で1286年に創建され、国の史跡に指定されています。庭園は「青龍の庭」とも称され滋賀県指定の名勝ともなっています。見ごろは11月中旬～12月上旬頃です。

庭園は約3300平方メートルの広さを誇り、池泉回遊式庭園として建造された日本庭園です。庭園にはモミジが紅く染まっており絵画のような美しさがあります。庭園の拝観する場合には、事前に予約が必要なためお問い合わせをしてみるのがよいのでお気を付けください。

滋賀県内でも特に人気の紅葉の観光スポットなのが鶏足寺です。長浜市にあり行基によって創建され、最澄が天台宗の寺院として再興しました。山岳仏教の聖地として名をとどろかせた由緒あるお寺です。参道の石段や両側の石垣、塔頭あとのたたずまいも見ものです。見ごろは11月下旬頃です。

特に見ておきたいのが、「大門跡」と呼ばれる鶏足寺までの入り口です。200本ものモミジの木があり、秋には一気に色づき赤色と黄色のキレイなコントラストが魅力です。落ちたモミジの葉が作つ紅い絨毯のような光景は見ものです。日常とは切り離された風情ある光景を目にできます。

滋賀県内外で年々人気になっているのがメタセコイア並木です。紅葉といったらモミジというイメージが強いですが、メタセコイアの紅葉もとても美しいです。メタセコイアは杉の一種でセコイアに似ているから「メタ（変形）セコイア」と名付けられました。

メタセコイア並木は観光果樹園やスキー場がある農業と観光の町、滋賀県高島市マキノ町にあります。マキノピックランドからマキノ高原へと続く2.4kmにも及ぶ道路の両側に植えられています。その数約500本です。新・日本街路樹百景にも選ばれています。見ごろは11月下旬～12月上旬です。

メタセコイアは年間を通して四季折々さまざまな顔を見せてくれます。特に秋は、円錐型のメタセコイヤ並木とまっすぐの道路が対称形で圧巻の景観です。並木道が続くため写真に収めると映画やドラマのワンシーンのようなドラマチックな写真を撮ることができます。夕方には紅葉の赤い色と夕日の赤い色が重なって秋らしい鮮やかな光景になります。

滋賀県の紅葉スポットはいかがでしたでしょうか。関西で紅葉と言ったら京都のイメージが強いですが、滋賀県の紅葉も負けず劣らず鮮やかで美しい紅葉を見ることができる有名な名所や隠れた名所がたくさんあります。ぜひとも滋賀県へ紅葉を見に行く際には参考にしてみてくださいね。