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近江神宮はおすすめ観光スポット!御朱印を頂きにアクセスは?

近江神宮はおすすめ観光スポット!御朱印を頂きにアクセスは?
投稿日: 2017年5月4日最終更新日: 2020年9月6日

百人一首大会が開催されることで知られる滋賀県の近江神宮は、今や滋賀を代表する観光名所の一つ。今回はそんな近江神宮について、おすすめの観光スポットやアクセス方法、御朱印についてなどをご紹介します。近江神宮に観光に行かれる際は、ぜひ参考にしてくださいね。

滋賀県大津市の近江神宮!大鳥居と御朱印!見出し

滋賀県大津市の近江神宮は、朱塗りの楼閣や雰囲気のいい境内が美しい、滋賀県のおすすめ観光スポットです。近江神宮といえばこの長い参道と赤い楼閣ですが、こちらのほかにもまだまだたくさんの魅力があるんですよ。そこで今回は、滋賀県の近江神宮について、見どころやアクセス方法、参拝時間に御朱印やお守り、周辺の観光情報などもご紹介します。

近江神宮ってどんな神社?見出し

近江神宮は、1940年に皇紀2600年を記念して滋賀県大津市に作られた神社です。立派な神社ですが、どちらかといえば新し目な神社なんですね。主神は「天智天皇」。飛鳥時代に活躍した、初代から数えて38代目の天皇で、近江神宮のある大津に都を築いた人でもあります。実在の人物ですが、今は産業や文化を司り、時間を守る神様として祀られているんですね。

また、近江神宮は毎年百人一首かるたの大会が行われることでも知られています。有名なのは1月と7月に行われる全国大会ですが、この大会以外も一年を通して数々の大会が開催されます。

近江神宮の主神天智天皇ってどんな人?

近江神宮を語る上で、主神である天智天皇を外すことはできません。天智天皇は先ほども述べたように、現在の滋賀県大津市に都を築いた天皇ですが、それに加え、日本で最初に時計を導入した天皇でもあります。天智天皇が時の守護神とされるのは、このためです。

また、天智天皇は古典の時間でおなじみの「小倉百人一首」のトップバッターを務める歌人でもあります。そんなわけで、近江神宮で毎年百人一首大会が開催されるというわけなんですね。

近江神宮へのアクセス方法見出し

ではまず、滋賀県大津市の近江神宮へのアクセス方法からご紹介しましょう。アクセス方法は、電車を使う方法と車でアクセスする方法の2種類があります。ただし、滋賀屈指の有名な神社ですので、お正月前後やイベントのある日は大変混雑します。そういった日にアクセスするのなら、車ではなく電車を利用することをおすすめします。

電車を使う場合

電車を使ってアクセスする場合、最寄り駅は京阪電鉄「近江神宮前」駅となります。また、JR「大津京」駅からでもアクセスすることができます。駅からの所要時間は、近江神宮前駅からだと10分、大津京駅からだと20分ほどです。京阪は、JR琵琶湖線「膳所」駅や「石山」駅、湖西線「皇子山」駅などから乗り換えることができます。

近江神宮前駅および大津京駅からは、まっすぐ北へ参拝道が伸びています。参拝道を登り、神社までアクセスしましょう。京阪電鉄の踏切の奥に「一の鳥居」が、さらに奥に「二の鳥居」が見えてくるはずです。

車を使うときは?

車を使ってアクセスする場合は、「西大津」バイパスをまず目指します。バイバスを出ると案内板が見えてくるので、それに従って進みましょう。5分ほどで神宮の周辺にたどり着くことができます。

近江神宮のおすすめ駐車場見出し

車でアクセスするとき、気になるのが駐車場情報ですよね。近江神宮には200台ほど収容できる大型駐車場があるので、イベント時などでもなければ神宮の駐車場を利用するのが確実です。こちらの駐車場は年末年始(12月31日~1月5日)以外は無料で利用できるので、かなり使いやすいといえます。

近江神宮の拝観時間は?祈祷は何時から?見出し

近江神宮は1年を通して6時から18時まで開門しています。開門時間内ならば、だれでも無料で境内に入り、お参りしたり観光したりすることができます。ただ、作務所の営業は9時から16時30分まで、ご祈祷の受付時間は9時30分から16時までとやや短めです。これらを希望される方は注意してくださいね。

近江神宮の見どころ1.楼門見出し

さて、アクセス方法や開門時間についてわかったところで、さっそく近江神宮のおすすめ観光スポットをご紹介していきましょう。まずは近江神宮のランドマークともいえる、朱塗りの立派な楼門です。急な階段を登ると出現する迫力のある楼門をしっかりと鑑賞しましょう。楼門は境内の真ん中、手水舎の奥にあります。事前に手水舎で手を清めてから楼門を観光しましょう。

近江神宮の見どころ2.近江造の立派な本殿見出し

楼門の奥にはお守りを売ってくれる売店があります。その正面を進むと見えてくるのが、近江神宮の外拝殿、そして本殿です。朱色の鳥居とは打って変わって、拝殿は黒く、重厚な印象。長い回廊が、外拝殿に始まり最奥の本殿まで続いています。

これは「近江造」と呼ばれる昭和期に登場した建築様式なんです。特に拝殿は国の文化財にも指定された立派なもの。参拝の後はすぐに立ち去らず、いろんな角度から鑑賞するのもおすすめです。外拝殿の奥には内拝殿があります。ここは主に神事などに使われる場所です。また、内拝殿の後ろに本殿が見えますが、残念ながら一般の観光客は立ち入ることができません。

近江神宮の見どころ3.時計館宝物館見出し

本殿にあいさつをしたら、境内の散策に移りましょう。まずは道を引き返し、楼門の手前で南へ折れます。しばらく歩くと見えてくる、白い壁が特徴的な建物が、近江神宮の見どころの一つ「時計館宝物館」です。

近江神宮にお祀りされている天智天皇は、日本で最初に時計を導入した天皇であると、最初のほうで述べました。そんな天智天皇の偉業にちなんで、この時計館宝物館が作られたというわけなんです。

館内には様々な形式の時計がたくさん展示されています。人間が時を計るのに、これほどまで多くの方法が生み出されたことに驚くほどです。日本初の振り子時計や、皇族が使っていた懐中時計など、ユニークな時計を数多く見ることができます。

時計館宝物館基本情報

時計館宝物館の営業は、毎日9時30分から16時30分までです。また、平日の月曜日はお休みです。入館料は、高校生以上300円、小学生以上150円です。また、25名以上で団体料金が適用されます。

近江神宮の見どころ4.時計がいっぱい!見出し

時間の守護者・天智天皇がいらっしゃる滋賀県近江神宮には、時計館宝物館の外にも時計がいっぱい。神社と時計という組み合わせはなんとなく意外性があってすてきですよね。時計館宝物館で時計の世界に触れた後は、境内を散策がてら時計を探しに行きましょう。

時計館宝物館の正面に日時計が!

時計館宝物館の正面にも、さっそく時計が置かれています。大きなお盆のような石に、不思議な形の石が載せられているもので、一見時計に見えないかもしれません。これは太陽の動きを利用して時間を計る「日時計」なんです。名前はよく聞きますが、実物は見たことがないという人も多いのではないでしょうか。実は世界で初めて作られた時計は日時計だったといわれています。まさに時計館宝物館の前に置くにふさわしい時計ですね。

天智天皇が導入した「漏刻」って何?

日時計を見終わったら、今度は天智天皇が導入した「漏刻(ろうこく)」を見に行きましょう。近江神宮の境内には、オメガ社が奉納した「漏刻」があるんですよ。「漏刻」という言葉を、初めて聞くという方も多いのではないでしょうか。実はこれは「日本書紀」に登場する呼び名で、今でいう「水時計」なんです。

漏刻の仕組みはとてもシンプル。メモリを刻んだ容器に矢を入れ、水があふれている場所に置くだけです。容器の中に入っている水が矢を浮かしますので、その矢が示す場所のメモリを読むことで、時計を設置してからどれほど時間がたったか知ることができるというわけなんです。

楼門の前の火時計もチェック!

最初に触れた赤い楼門の正面にも、古い時計があります。やはり一見時計に見えない、竜の置物のようなものです。これは、大昔に中国で使われていた火時計です。竜のおなかの下にある鉢の中では火が燃やされ、竜のおなかからぶら下がっている紐を焼き切ります。

紐の長さは、一つ焼き切るのにおよそ2時間が必要であるように微妙に調節されているんです。何本紐が焼かれたかで、火をつけてからの時間がわかるというわけでなんです。ちなみにこの火時計、なんと「ロレックス」から奉納されたもの。このように近江神宮は、有名時計ブランドにも縁がある神社なんです。

近江神宮の見どころ5.有名人の句碑見出し

百人一首大会が開催される近江神宮には、様々な人たちの句碑もおかれています。天智天皇の和歌はもちろん、近江神宮歴代の宮司さんたちの和歌や、大友皇子、柿本人麻呂、松尾芭蕉といった歴史上の人物の作品も見ることができます。境内を散策し、数々の歌に触れてくださいね。

近江神宮はかるたの聖地!

句碑以外にも、近江神宮がかるたの聖地であることを示すものがたくさんあります。たとえば絵馬。絵馬は馬の絵が描かれていることが多いですが、近江神宮の絵馬はなんとかるた大会が書かれているんです。毎年1月に行われる、「かるた開きの儀」をモチーフにしたものでしょうか。みやびやかなことですよね。

また、境内には小倉百人一首に登場する歌人と和歌が展示されています。百人一首を国語の時間で暗記させられた方も多い野ではないでしょうか。いくつ覚えているのか、確認してみるのも楽しそうですね。

近江神宮の見どころ6.御朱印や御朱印帳見出し

神社仏閣巡りでは、御朱印をいただくのも醍醐味の一つですよね。近江神宮でももちろん御朱印をいただけるので、ぜひ書いていただきましょう。御朱印は、楼門の近くにある「神符授与初」で書いていただけます。

お守りや御朱印帳も売られているので、忘れずにチェックしておきましょう。ちなみに近江神宮の御朱印帳はこんな感じ。シンプルですが、とても上品なデザインの御朱印帳です。近江神宮から御朱印集めを始めるのもいいかもしれませんよ。

近江神宮から謎の都・大津宮へ見出し

近江神宮は、天智天皇の都「大津宮(おおつのみや)」があったといわれる場所に作られました。この大津宮は、たった5年という短い歳月で役目を終えたため、記録や跡がほとんど残っておらず、長い間「謎の都」とされていたんです。

しかし、戦後の調査で大津宮の遺構の一部が発見されたことで、大津宮が本当にあったという可能性が強まりました。大津宮も近江神宮と同じく天智天皇に大変ゆかりの深い場所。幸い近江神宮と離れていないので、歴史が好きなのであればついでに観光されることをおすすめします。

大津宮の遺構は、京阪「近江神宮前」駅から近江神宮に至る、参拝道の途中にあります。一見普通の広場ですが、中には柱が立っていたと思われる穴などが複数残されています。1300年前、ここはいったいどのような建物が建っていたのでしょうか。想像は尽きませんね。

近江神宮周辺おすすめランチ見出し

滋賀県の近江神宮をしっかり観光したら、近くでランチも済ませちゃいましょう。ここからは、近江神宮観光のついでに立ち寄りたい、近江神宮近くのおすすめのお食事処をご紹介します。

近江神宮「善庵」

なんと近江神宮の境内にあるお蕎麦屋さん。二の鳥居の奥、楼閣への道の反対側にある、趣のある建物の内部にあります。ここの名物はなんといっても十割そば。そば粉のみで作った麺からあふれるのは新鮮なそばの香り。

そば湯やそばせんべいなど、そばのフルコースを楽しめます。ただし月曜日は不定休ですので、月曜日にアクセスするのなら事前に問い合わせておいたほうがよさそう。月曜日以外も、そばの量は限りがありますので、前日までに予約をしておいたほうが無難です。ちなみに予約必須のメニューや、おそば以外のメニューも用意されています。特別な日のランチに使ってもよさそうですね。

イタリアンレストラン「L’AMANTE」

続いてご紹介するのは、JR「大津京」駅のすぐそばにあるイタリアンレストラン「L’AMANTE(ラマンテ)」です。L’AMANTEの魅力は何と言っても、日本では珍しい生パスタ。有機野菜や近江八幡産のバームクーヘン豚など、素材にもしっかりとこだわります。

一つ一つのお皿はとてもシンプルですが、その分素材のおいしさをしっかりと味わうことができるでしょう。本格的なイタリアンにもかかわらず、比較的手ごろなお値段も魅力的。近江神宮の近くでイタリアンを食べたいのなら、おすすめできるお店です。

近江神宮でおみやげ探しもおすすめです見出し

観光の後はおみやげ探しも忘れずに。近江神宮や滋賀県らしいおみやげを用意したいものですよね。近江神宮の周りにはたくさんおみやげ物屋さんがあり、様々なグッズが売られています。そんななかで、おすすめはこちらです。

近江神宮のお守り

天智天皇は時間の守護神。そんなわけで近江神宮には、「時間」に関係する様々なお守りが売られています。もちろん普通のお守りもありますが、どうせなら近江神宮らしいものをチェックしましょう。

例えばこのお守りは「ときしめす守」。決断すべき「とき」、選択すべき「とき」を「しめして」くれるのだとか。受験や就職活動など、人生の決断の時期に当たっている人に贈りたいですね。

近江名物「三井寺力餅」

続いてご紹介するのは、滋賀県名物の「力餅」です。力餅はお餅と「力持ち」を引っかけたネーミングで、昔弁慶が三井寺の鐘を引っ張って持って行ってしまったという故事に基づいています。明治2年の創業から変わらない素朴な味は、誰もを引き付けるはず。迷ったのならおみやげはこれに決まりですね。

近江神宮で和歌と時間の世界に浸ろう見出し

天智天皇が都を築いた場所に作られた近江神宮は、天智天皇にゆかりが深いものばかり。境内はそれほど広くないですが、歩けば歩くほど新しい発見があるはずです。和歌と時計があふれる境内を散策し、古の時代に思いをはせてみましょう。

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投稿日: 2017年5月4日最終更新日: 2020年9月6日

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