御前崎港の釣りポイントを紹介！周辺の施設情報や注意事項など！

静岡県御前崎市に位置する「御前崎港」は、駿河湾に面し突き出した岬。風通しの良さから豊富な魚が釣れ、外洋に面した港で、水深が深く、大きな魚から小さな魚までが釣れるという釣りポイントです。ファミリーから本格派までお楽しみいただけます。行って見ませんか。

「御前崎港」は、西埠頭をめぐる埋立地・高堤・お座敷を主としている港です。その他には、鉄くず前、貯木場前、市場、砂利埠頭、新堤防等があり、釣りの環境に恵まれています。色々な魚を釣る事ができ、釣り人達には大変人気を呼んでいる釣り場の宝庫です。

住所:静岡県御前崎市港6129-1 電話番号:0548-63-3213

「御前崎港沖」は、漁船に乗り、釣り初心者からベテランまで幅広くお楽しみいただける釣りポイントが沢山あります。又、御前崎港周辺には船宿があり、宿泊して釣りがお楽しみいただけます。船に乗って自分で釣り、釣った魚を食べる体験をする事ができます。

駿河湾と遠州灘の中間に位置する「御前崎港沖」は、沿岸線が長く続いており、このような港は、全国でも余りありません。御前崎沖ほど漁礁の多いポイントは無いと言われています。釣った魚を、直ぐさばいて食べられる醍醐味は格別です。たまにはご家族で如何でしょう。

駿河湾御前崎には、船宿があります。その船宿で持っている釣船をご紹介します。15トン以上の大きな船「博栄丸」「茂吉丸」。8トン以下の「光福丸」「海栄丸」「増福丸」などがあります。ネット上で検索されて、予約して漁船に乗って釣りを楽しんでは如何でしょう。

御前崎港「砂利埠頭」近辺に位置する「海鮮ならぶ市場」には、船から獲れたての水揚げされた魚が販売されています。お土産用に、沢山の種類の海産物も販売されております。駐車場も広く、ランチ等の食事には、新鮮魚の刺身定食、お刺身丼のご用意もあります。

御前崎港の西埠頭左側のポイントが「お座敷」と言われている場所です。春には、アオリイカが目的で多勢の釣り人で賑わいます。アオリイカを釣りたい人にはこちらがおすすめです。その他に、カンパチ、ワカナゴ、タコ等が良く釣れるポイント。家族連れにおすすめです。

「お座敷」ポイントでは、春になるとアオリイカを釣りに来られる人が多い場所。お座敷は夜中から場所取りが始まる激戦区です。御前崎港で釣れる時間帯は、まだ夜が明けない時間から朝日の上る時間まで。夕陽が沈み始める時間から沈むまでの時間帯です。

「西埠頭」の南側は、御前崎市環境改善の為、工事中になっており、立ち入り禁止。タイ・カンパチ・タコは、西埠頭の北側の埋立地東側で良く釣れますが、車が途中までしか入れませんので徒歩で行く事になります。埋立地へお出かけの際には事前に調べてお出掛け下さい。

「埋立地」周辺では、良くアオリイカが釣れます。駿河湾の一番奥まった場所で、時折、沖釣り船が近寄って来る以外は、静かなポイント。埋立地の西側に、木材チップを燃料とした「バイオマス発電所」を建設する計画があります。釣り人への影響は無いのでしょうか?

「御前崎港」の西埠頭西側の「鉄くず前」は、自家用車を横付けにして釣りを楽しむ事ができます。ポイントの足場も良く、ご家族連れで釣りを楽しみたいファミリーにおすすめです。サビキ釣りやチョイ投げ釣りでタコ、イワシ、サバ、アジ等、釣る事ができます。

御前崎港の西埠頭西側の「鉄くず前」は、大漁可能なポイントとして有名です。特に、夕マズメ(日の入り前後の時間)にかけての時間帯は、魚達がエサを求めて活発になり良く釣れると言われています。朝マズメ(明け方から日が昇る時間)も同様によく連れるポイントです。

「新堤防」では、メバル・クロダイ・ヒラメ・アジなどの魚が釣れます。魚にも釣り方があり、釣り方によって釣れる魚が違いますすが、時として意外な魚が釣れる事もあります。人生と同じように、他人の影響を受け、良くもなり、悪くもなる事があります。時の運です。

工事終了後の「新堤防」は、フカセ釣りでクロダイが釣れます。新堤防では、相当遠投しないと釣る事が難しい。潮が動き出すと釣れるのですが、新堤防の先の場所が、中ほどより良く釣れますので、新堤防でクロダイを釣りたい人は、新堤防の先端で挑戦してみて下さい。

「砂利埠頭」で冬釣れる魚の中にカサゴがあります。11月になると良く釣れます。その他、コウイカ・コハダ・クロダイ・スズキ・ボラ等。御前崎港のポイントからは、様々な魚が釣れますが、特におすすめなのがアオリイカです。初夏から秋にかけておすすめです。

「砂利埠頭」で、季節ごとに釣れる魚は、サワラ・カマス等、夏に、メインで良く釣れるポイントです。サビキ釣りでアジ・イワシが良く釣れ、やはり、車横付けで釣れます。周辺には釣具屋もありますので、ファミリー向けのポイントとしておすすめです。

「貯木場前」は、西埠頭の奥にあるポイントです。メバル・カサゴ・アオリイカを釣る事ができますが、特にクロダイが姿を現し、釣り人が狙って挑戦しています。現在は立ち入り禁止区域になっていますが、管理事務所へお問合せの上、行って見ましょう。

西埠頭の奥にある市場の中は、立ち入り禁止区域ですが、市場から沖に向かって伸びる堤防を進むと「貯木場前」という釣りポイントがあります。夜になるとメバル・カサゴ・イワシなどがルアーで釣れます。車で近くまで行く事ができ、お楽しみいただけるポイントです。

駐車スペースもあり、夜釣りの穴場と言われる鍵型に曲がった堤防が「中電埠頭」。低い場所でも、堤防でもクロダイ・伊勢海老にも挑戦した釣り人が多勢いましたが、御前崎港はこれからどうなるのでしょう。最近では釣り禁止区域になっています。

「中電埠頭」も釣りポイントの一つです。春には、アオリイカ・サバ・クロダイ・特にアジが良く釣れます。夏には、イワシ・カサゴ等。秋には、カンパチ・クロダイ・スズキ・ボラ等。冬には、コウイカを始め、コハダ・クロダイ・スズキ等。楽しんでみませんか。

御前崎港の「オイルフェンス」の釣りポイントでは、釣り人が多く、早く現地入りする必要があります。また、投げ釣りは不可能となります。夜が明けない暗い中を場所取りするほど、人気のポイントです。港の出入り口の為、風も強く船の往来も激しい中の釣りですが遣り甲斐があるものです。

中電埠頭の西側の「オイルフェンス」のポイントで釣れる魚には、タイ・真ん中の魚はワニゴチ。キスなど。マダイは、近年一年中釣れるようになりました。工事中ですが、現在でも大変人気のある「御前崎港」で、釣りに挑戦してみませんか?事前に情報を!

御前崎港は、現在、立入禁止区域がありますので、漁業関係者に御迷惑にならないよう釣りをお楽しみ下さい。現在では、「西埠頭」「砂利埠頭」が港湾整備計画の為、改提されており工事中です。西埠頭は約3倍に拡張され、地頭方港の沖合まで伸びるとされています。

禁止区域は、高堤前、赤灯台、西埠頭前、沖堤など。釣り禁止・進入禁止の標識やフェンスが建てられていたら、マナーを守りましょう。御前崎港の各ポイントからは、季節を問わず魚を釣る事ができ人気。漁業関係者に呉々もご迷惑かけないようにご注意下さい。

最後までご覧いただき有難うございました。趣味が釣りの人達にとって都心から近い「御前崎港」は、大切な場所です。全国を釣り歩いた評論家が絶賛する程、釣り場の多い御前崎港です。漁業関係者のご迷惑にならないようにルールを守り釣りを楽しみましょう。