黒川キャンプ場は無料で使える！？人気キャンプ場で自然を満喫しよう！

静岡県の清水市で、密かに注目を集めるおすすめのキャンプ場が、黒川キャンプ場。竜爪山の麓にあり、キャンプ場の目の前には親水工事もされた黒川が流れ、小さな子連れのファミリーキャンパーも安心して楽しむことができると大人気。今記事では、一度はぜひ利用したい黒川キャンプ場の魅力や詳細についてご紹介いたします。

黒川キャンプ場は、静岡県の清水市西里にあるキャンプ場です。竜爪山の麓、黒川が流れる清水森林公園の中にあり、自然の中で思いっきり体を動かして遊びたい子供達にも、おすすめのキャンプ場です。キャンプ場内もいつもきれいに清掃されており、管理が行き届いているのも魅力の1つです。

しっかりと管理体制で安心してアウトドアライフを楽しむことのできる、この黒川キャンプ場はなんと利用料が無料というから驚き！忙しい喧騒の日々から離れ、大自然の中でゆっくりと過ごす時間は、心身ともに癒される至福の時間となることでしょう。

黒川キャンプ場は、近隣に住む地元の人のみならず、県外からも多くの利用者が訪れる人気のキャンプ場です。利用料も無料というだけあって、行楽シーズンともなれば多くの人で大賑わい。設備もしっかりと管理、清掃されているので、アウトドア初心者の方にもおすすめのキャンプ場となっています。

まだこの黒川キャンプ場を利用したことがない人にとっては、いったいどんなキャンプ場なのかもっと知りたいところではないでしょうか。まずは、黒川キャンプ場へ行く前に把握しておきたい施設の特徴や設備をご紹介いたします。

静岡県内、県外の人問わず、大人気の黒川キャンプ場。静岡県の市営のキャンプ場の中では唯一無料の施設だけあって、季節を問わず1年中多くの人が訪れる人気のキャンプ場です。無料と聞くと、設備が不十分なのでは？といった疑問や、施設や設備内の清掃が行き届いていないのでは？といったことが心配になるかと思いますが、ご安心ください。

黒川キャンプ場はキャンプ場内に管理センターもあり、日中は常に係りの方が常駐しています。水回りもお湯こそ出ないですが、水場が2か所あり清潔に管理されています。また肝心のトイレもペーパーなどは完備しており、最低限の設備が整っています。

黒川キャンプ場内には、お風呂に入れる入浴設備などがありません。ですが、黒川キャンプ場からすぐの場所に、ゆっくりと入れる温泉施設がありますので、入浴に困ることはありません。一番最寄りの温泉設備は、歩いて10分程の場所にある「やませみの湯」という天然温泉で、露天風呂があります。

このやませみの湯の露天風呂がまた最高と大人気。このお風呂に入りにだけやってくるファンもいるほどです。利用料金は大人が700円で、子供は300円とリーズナブルなのも魅力です。営業時間は9:30～18:00までとなっているのでご注意下さい。

黒川キャンプ場に来たらぜひ楽しみたいのが、キャンプ場周辺のハイキング。ハイキングコースもあり、黒川沿いから、杉尾展望台まで歩いて、約1時間20分ほどのコースとなっています。途中もっと景色を楽しみたい人には、遊歩道を通るコースがおすすめで、その場合の所要時間は1時間40分程度となっています。

杉尾展望台のある場所が頂上となっており、天気のいい日には伊豆半島や駿河湾、三保半島や富士山などを一望することが可能です。また、「杉尾はなのき」という休憩所もあり、そこでは地元のお母さん達が作った温かい食事を味わうことができるようになっています。

黒川キャンプ場のある清水森林公園内にある「ぬく森の家」で農村村体験をすることが可能です。普段自然にあまり触れられない環境に暮らしている方には、とっておきの体験となることでしょう。「ぬく森の家」では、そば打ち体験の他、こんにゃく作り、餅つき体験など、昔から農村で食べられていた食材を実際に作ってみたり、味わってみることが可能。

ぬく森の家で作った食材がその場で食べきれない場合には、持ち帰りすることもできるので、キャンプ場に持ち帰り、その日の夕飯の食材にしたり、翌朝の朝食にまた味わうのもおすすめ。それぞれの体験には参加費がかかりますので、その点のみご注意下さい。

静岡県にある黒川キャンプ場では、他にも楽しいアクティビティがあります。黒川キャンプ場のすぐ横を流れる黒川沿いに歩いていくと、まず見ることができるのが「西里の滝」という滝。さらに散策路となっている道の途中には、子供達が遊べる木製の遊具が揃った広場もあり、家族連れのキャンパー達からも人気の場所となっています。

散策をさらに進めていくと見えてくるのが「黒川自然園のボードウォーク」。ボードウォークとは、海岸や森林、湿地帯などに作られる板敷の道のことで、黒川自然園のボードウォークでは、夏季限定ですが、蛍の姿を見ることできます。

静岡県の清水市にあり都心部からもアクセスが良く、かつ無料で利用できるキャンプ場とあって、大人気の黒川キャンプ場。黒川キャンプ場内にはAサイトとBサイトと2つの区画サイトがあり、どちらにもメリットや魅力があります。予約時に好みのサイトを選ぶことができるので、事前にどんな特徴があるのか把握しておくと便利です。

黒川キャンプ場の中で人気のあるサイトはAサイト。Aサイトは炊事場やトイレといった設備が近くにあり、何かと使い勝手いいことから、予約時もAサイトから埋まっていくことが多いのだといいます。また、黒川キャンプ場のAサイトの大きさは区画によって大小様々ですが、基本的にはやや小さめなスペースとなっています。

もし広いスペースで気にせずキャンプを楽しみたい！という方はBサイトの方を予約するのがおすすめです。広めのサイトがいいけれど、炊事場やトイレといった設備が遠いのは苦手という方は、2スペース予約するという方法もあります。

静岡県の大自然に囲まれた黒川キャンプ場へせっかくいくなら、より自然を満喫できるサイトの方がいい！という方には、Bサイトの方を利用するのがおすすめです。Bサイトは全部で14区画ほどですが、川辺にとても近く、キャンプ中に川遊びを楽しんだり、川のせせらぎに癒されたりできる魅力があります。

また、区画の広さもBサイトのほうがやや広めに作られているので、隣の方を気にせずに持参したテントやタープのレイアウトを楽しみたいという方にもBサイトの予約がおすすめ。唯一の難点をいうならばやはり炊事場やトイレから距離があるということです。

静岡県の中にある市営のキャンプ場の中で唯一の無料キャンプ場ということもあり、大人気の黒川キャンプ場。無料といえど管理体制はしっかりとしているし、清掃も行き届いているとあって、1年中利用客で絶えない盛況ぶりですが、黒川キャンプ場を利用する際に知っておいたほうがいい、注意ポイントがあります。

特にキャンプにまだ不慣れなアウトドア初心者の方は、キャンプ場のメリットや魅力だけでなく、そのキャンプ場が持つ特性や注意点もあらかじめ把握しておくほうが、何かと事前に準備をしていくことができるので、事前チェックは肝心です。

静岡県にある黒川キャンプ場は、山に囲まれた立地にあるため、オープンな場所にあるキャンプ場よりも、日が出ている時間が短く、湿気もかなり多い場所です。夜になると湿気で髪の毛が濡れるほどというから要注意。夜露や湿気でテントやタープ類は濡れてしまうことが多いので、早めの時間から乾燥させておくことが重要です。

無料で利用できる便利でありがたい黒川キャンプ場。キャンプに行く際に、交通事情や不測の事態などで、チェックインの時間が遅くなってしまうことが多々あります。黒川キャンプ場のチェックイン時間は15:00となっているのですが、このチェックイン時間に間に合わない時は、必ず事前に遅れる旨を電話連絡したほうがいいという注意点があります。

と、いうのも、このチェックイン時間が遅れる連絡を怠ると、次回からは利用させてもらえないということが起きてしまうようです。何かを予約する際の最低限のマナーでもありますので、時間に遅れそうな時はあらかじめ連絡をするようにしましょう。

無料で利用できる便利な黒川キャンプ場ですが、利用するには事前に予約をして区画を抑えておかなければなりません。サイトを予約するということに関しては、他のキャンプ場と同じですが、黒川キャンプ場にいたっては、この予約方法がやや特殊なので、少し面倒に感じる人もいます。

黒川キャンプ場を利用するにあたって最初のステップにあたる、サイトの予約方法や注予約時の注意点について以下のまとめましたので、ご一読していただき、利用前に把握しておくのをおすすめします。

黒川キャンプ場を予約するには、事前に電話での予約が必要となっています。予約は、チェックインを希望する日の1か月前から可能です。電話で予約を申し込んだ時点では、まだ「仮予約」の状態です。電話口で、「整理番号」を告げられますので、忘れないように何かにメモしておきましょう。

その後、黒川キャンプ場のサイトから「申請書」をダウンロードし、必要事項を記入します。記入したら返信用封筒を同封し、黒川キャンプ場の管理センターへ郵送します。受理されてから1週間ほどでキャンプ場の利用許可書が送られてきます。

当日はこの「利用許可書」を忘れずにキャンプ場に必ず持参するようにしましょう。やや面倒な予約方法ですが、無料で利用できると思えばあっという間の作業です。

黒川キャンプ場の予約をするにあたって、把握しておいたほうがいい注意点がいくつかあります。まずは、1回予約したらその予約分の利用が終わるまでは、次の予約をすることができないことになっていること。そして、一度に予約できるサイト数は、2つまでですが、これにはルールがあり、1家族で1サイトまでという条件です。

なので、2サイト予約したい場合には、お友達家族や親族などもう1家族として、隣の区画の予約を希望する必要があります。また、連泊できる最大日数は3泊までとなっているので、あわせてご注意下さい。

静岡県でおすすめなキャンプ場を探しているならば、ぜひ利用してみて欲しいのが、竜爪山の麓にある黒川キャンプ場。黒川キャンプ場は緑豊かな山々に囲まれた場所であるため、マイカーなどの車でのアクセスが一番便利ですが、気軽に最小限の荷物でキャンプを楽しむならば、公共の交通機関を利用してのアクセスも可能です。

公共の交通機関を利用して黒川キャンプ場に行く場合には、JR東海道本線の島田行き各駅停車に乗車。三島駅から11駅目にある興津駅を下車します。興津駅の駅前にあるバスロータリーから、しずてつジャストライン250の三保山の手線のバスに乗車し、但沼車庫前の停留所でまたバスの乗り換えがあります。

但沼車庫前の停留所から、両河内線の自主運行バス、両河内線に乗り、和田島車庫で下車。さらに乗り換えが続き、同じく両河内線の自主運行バス、大平系統の太平行きに乗車します。15分ほど乗車し8つ目、西里温泉前で下車となります。

バス停を下車した後は、約10分程山道を歩きますので、あらかじめ地図などを持参しておくのがおすすめです。

マイカーなどの自動車で黒川キャンプ場にアクセスする場合には、東名高速道路の清水インターが便利です。清水インターからは45分程度の所要時間となっています。新東名高速道路からは、新清水インターチェンジが最寄りのインターです。いずれもインターを下車後国道52号線に乗り、途中県道75号線に乗り換え、そのまま道なりに北上するように進みます。

県道75号線を黒川を沿うように進み、新東名高速を渡った後辺りから、県道196号線へ直進。道なりに黒川沿いをさらに進んでいくと、キャンピ場から一番近い温浴施設「やませみの湯」が見えてきます。山道ですので看板を見落とさずにご注意下さい。

「やませみの湯」からは、一本道ですので、さほど迷わずに10分程度で黒川キャンプ場までたどり着くことができるでしょう。

静岡県の清水市にあり都心部からもアクセスがいいのにも関わらず、無料で大自然を満喫できるとあって大人気の黒川キャンプ場。無料とはいえ、設備も管理体制もしっかりと整っているので、小さな子供を連れてのキャンプも安心して楽しむことができます。予約方法はやや手間がかかりますが、ぜひチャンスあらば黒川キャンプ場まで足を運んでみて下さい。