倉敷のおすすめ観光スポット特集！美観地区など見どころ満載！

岡山県にある観光地「倉敷」。ここには、白壁や瓦屋根、蔵などがあり、江戸時代の景観をそのまま残したような美観地区や、ジーンズの聖地であるジーンズストリート、博物館や美術館があります。また、倉敷川で舟に乗り、風景を楽しむこともできます。人気の観光スポットがたくさんあるので、どこを観光するか迷ってしまうくらいです。おすすめ観光スポットと、おすすめモデルコースをご紹介します。

岡山県と香川県がつながっている瀬戸大橋の岡山県側に位置する「鷲羽山(わしゅうざん)」。この鷲羽山には、第二展望台があり、車で第二展望台まで行く事が出来るので、人気の山です。この山からの展望からは、瀬戸大橋を眺める事が出来、とても美しい景色を見る事が出来ます。また、晴れた日は、瀬戸内海に浮かぶ島々も見え、素敵な瀬戸内海を見る事が出来ます。

展望台まで行き展望して帰るのも良いのですが、もし時間があって、靴が歩ける靴なら、第二展望台から山頂まで登ってみてはいかがでしょうか。時間的には約40分くらいで山頂に到着します。鷲羽山の登山道や緩やかで歩きやすく、瀬戸内海を眺めながら、瀬戸大橋に近づくようなルートで、素人でも登山できます。そして、山頂から少し下る道もあり、その先は瀬戸大橋の真上のような景色になり、どちらもおすすめです。

住所:岡山県倉敷市下津井田之浦 電話番号:086-473-1115

国産ジーンズ発祥の地である倉敷市児島。ここには、「ベティスミスジーンズミュージアム」があります。このミュージアムは、ジーンズをまるごと楽しむ事が出来る観光スポットで人気です。ノーマルのジーンズに自分でボタンやリベットなどを付けてマイジーンズを作る体験が出来、1時間ほどで歓声です。少人数の場合、予約なしで体験できますので、おすすめです。

また、ジーンズミュージアムから車で15分ほど行った場所には、ジーンズの聖地、約400メートルも続くジーンズストリートがあり、ジーンズショップが軒を連ねています。年中無休の店舗もあり、必ずどこかのお店が開いている為、自分に合ったジーンズを探す事が出来ます。もしお目当てのブランドがあるなら、きちんと定休日を調べて行くのはおすすめです。

住所:岡山県倉敷市児島下の町5丁目2-70 電話番号:086-473-4460

岡山県にある本格アウトレットモールです。中国地方で一番大きなアウトレットモールで、国内外の有名メーカーやブランドがアウトレット価格で販売されています。施設によっては、日本初出店のお店もあり、わざわざ遠くからくる人もいるほど人気のアウトレットモールです。セールなども行われていて、アウトレット価格よりも更にお安くなるので、公式サイトをチェックし、セールの時期に訪れましょう。

この三井アウトレットパーク倉敷には、高級チョコレートで有名な「GODIVA」の店舗が入っています。このGODIVA、店舗内で売られているチョコレートなどは、アウトレット価格で購入できます。そんなGODIVAのアウトレット店舗では、濃厚なチョコレートソフトクリームやショコリキサーが通常価格で販売されていて、美味しいと人気です。

住所:岡山県倉敷市寿町12-3 電話番号:086-423-6500

岡山県の倉敷市の倉敷川の畔から南にのびるエリアは、白壁やなまこ壁の屋敷や蔵が並び、国の重要伝統的建築物群保存地区として選ばれていて、倉敷美観地区と呼ばれています。江戸幕府の天領時代の街並みがきれいに残されていて、川沿いに桜や柳の木が植えられ、情緒あふれる景観を見る事が出来ます。素晴らしい町並みで、タイムスリップしたような感覚に陥る人気の観光スポットです。

住所:岡山県倉敷市中央1-4-8 電話番号:086-422-0542

「倉敷民藝館」は、江戸時代後期に建てられた米倉を再生して、1948年(昭和23年)に民藝館として開館した店舗です。倉敷美観地区内で、古民家再生をした第1号です。また日本で第2号の民藝館でもあります。ちなみに1番は、東京都の駒場の日本民芸館です。1936年(昭和11年)に開館しています。倉敷民藝館の建物は素晴らしく、建物自体が民芸品で、倉敷観光スポットとして人気を集めています。

倉敷民藝館は、ただ昔懐かしい物を飾っているわけでなく、今の普段の生活に少しでも昔からの手仕事の美を取り入れてほしいという思いを込めて開館しています。所蔵品は、日本の陶磁器や装飾品、木工品や編組品、石工品、また東洋のものから西洋のものまで、全世界の暮らしに役立つ民芸品を所蔵しています。素敵な物ばかり集められていますので、ぜひおすすめの観光スポットです。

住所:岡山県倉敷市中央1-4-11 電話番号:086-422-1637

倉敷美観地区にある「大原美術館」は、この倉敷で活躍した大原孫三郎が、死去した画家「児島虎次郎」を記念して、1930年(昭和5年)に設立した日本最初の私立美術館です。日本ではまだ西洋画に触れる機会が少なかった時代、西洋画を目にした大原孫三郎と児島虎次郎は、素晴らしさに衝撃を受け、優れた作品を集める為に私財を投じたと言います。

この大原美術館は、倉敷の和の空間の中に、ギリシャの建築物が突然現れたかのような、建物で、西洋美術館という存在感を出しています。大原美術館の中には、レオン・フレデリックの代表作品やクロード・モネなどの作品もあり、もちろん児島虎次郎の作品も展示してあり人気です。撮影禁止なので、展示作品を見たい人は、実際にぜひ訪れてみて下さい

住所:岡山県倉敷市中央1-1-15 電話番号:086-422-0005

赤煉瓦の壁に囲まれた「倉敷アイビースクエア」は、明治22年に建設された紡績工場を再生し、1973年(昭和48年)にホテルやレストランなどの施設に生まれ変わりました。紡績工場の外観を保存しつつ新しい建物も加わり、とにかく、アイビースクエア内の空間が素敵で、ぜひ泊まりたいと人気のホテルとなっています。イベントも行われていますので、公式サイトをチェックしてみてください。

倉紡資料館や工房、オルゴールショップなども敷地内にあり、観光スポットしても人気です。特に愛美工房では、陶芸教室なども行なわれていて、陶芸を気軽に楽しんでもらえるように1日体験教室なども実施されています。備前焼体験、手びねり体験、かき落とし体験、絵付け体験など色々な体験をする事が出来、人気でおすすめです。

住所:岡山県倉敷市本町7-2 電話番号:086-422-0011

倉敷美観地区にある「倉敷日本郷土玩具館」は、白壁の素敵な建物で、日本全国の郷土玩具を約5000点ほど展示している博物館で人気の観光スポットです。この日本郷土玩具館の建物も、米蔵を再生して開館しています。昔懐かしい玩具から、今でも現役で活躍する玩具までそろっています。個展なども開かれていますので、公式サイトでチェックしてみて下さい。

住所:岡山県倉敷市中央1-4-16 電話番号:086-422-8058

その昔、川舟の往来で賑わっていた倉敷川です。今でも、その風景を残そうと、観光川舟が運行されています。ゆったりと倉敷川に浮かび、倉敷美観地区を眺めるのは、散策するのとはまた違う姿を見る事が出来ます。チケットは、昔は町役場だった建物を利用している「倉敷館観光案内所」で買う事が出来ます。予約は出来ず、当日実際に行ってからチケットを買う事になります。

春は、桜、夏は新緑、秋は、黄色の紅葉を見る事が出来、更に情緒あふれる景色となりおすすめです。冬は、少し木々が寂しくなりますが、またそれも情緒。1年中、約20分のクルーズを楽しむ事が出来ます。舟は最大6名で、運行は30分置きです。チケットは、朝から観光客の希望時間のチケットがどんどんチケットが売れていきますので、最終的に売り切れる場合があります。

朝一番で並べばすぐに乗れるかもしれませんが、すぐに乗れない場合、観光を先にして、時間になったら舟出発所まで行く事が出来ます。時間を過ぎても払い戻しされませんのでご注意ください。また、12月から2月までの間は、土日祝日限定運行、年末年始はお休みとなりますので、ご注意ください。3月から11月は、第2月曜日が定休日です。

住所:岡山県倉敷市中央1-4-8 電話番号:086-422-0542

倉敷観光と言えば、倉敷美観地区は外せない観光名所です。倉敷美観地区周辺を徒歩で楽しむのはおすすめです。倉敷美観地区は、そのまま「和」です。和を楽しむ事が出来るモデルコースを楽しむのはおすすめです。倉敷駅南口から出て、まっすぐ大通りを通り、「美観地区入口」の信号から美観地区へと入っていきます。信号からはもう普段とは違う、江戸時代にタイムスリップしたような景観を楽しむ事が出来ます。

そのまま進むと、左側に倉敷川が見えてきます。川沿いになって少し進むと、右側に「大原美術館」がありますので、美術を楽しみましょう。その後、その通りを散策していると、右側に観光案内所があります。迷った時は観光案内所ですが、そこでパンフレットなどをもらい、更に先へ進むと、右側に「倉敷民藝館」があります。日本で2番目に開館した民藝館を楽しみましょう。

民藝館を後にし、しばらく進むと、「日本郷土玩具館」があります。昔懐かしのおもちゃが沢山展示してありますので、興味があれば入ってみましょう。そして、さらに進むと、突然景観が現代に戻されます。戻される一歩手前の橋を渡り、少し進むと、「割烹料理あぶと倉敷館天領」がありますので、そこでランチを頂くのはおすすめです。

美味しい和食を食べた後は、戻らずにそのまま進む方角を見るとすぐに左折できますので、左折しましょう。すると、江戸時代の裏通りのような雰囲気が漂う空間があります。その空間を進むと、右側に赤煉瓦の壁が見え、「倉敷アイビースクエア」の入口があります。人気のアイビースクエアは、美観地区側から中に入ると、愛美工房など観光スポットが沢山あります。

アイビースクエアを楽しんだ後は、倉敷美観地区へ戻りますが、アイビースクエア出入口を背に、右の方へ進むと、手焼きせんべいやたこコロッケ、お団子屋などが美味しい和菓子屋も沢山ありますので、食べ歩きしたりし、買い物をしたりして楽しみましょう。夕方から夜にかけての倉敷美観地区は、また昼間と違った雰囲気を見る事が出来ます。このような「和」満載のモデルコースはおすすめです。

倉敷にはアウトレットパークもあるので、買い物をするモデルコースもおすすめです。まず、倉敷駅より、倉敷美観地区へ行き、倉敷のお土産がそろっている「備中倉敷 瀬戸内庵」へと足を運びましょう。瀬戸内庵名物の牡蠣煎餅は絶品です。また、一般的にはなりますが、出汁も美味しいです。この出汁を使った料理は、人気があります。また「日本郷土玩具館」でもショップが入っていてお買い物を楽しめます。

倉敷美観地区での散策&買い物が終わったら、徒歩で倉敷駅へ戻り、ランチにしましょう。倉敷駅近く「千成(せんなり)」というお店は、予約が出来ないランチの海鮮丼が人気です。ランチの後は、倉敷駅を挟んで反対側の「三井アウトレットパーク倉敷」へと向かいます。倉敷駅から「アリオ倉敷」を通り、徒歩6分で到着します。アウトレット価格で嬉しい買い物が出来ます。買い物満載のモデルコースもおすすめです。

倉敷には、沢山モノづくりできるお店もあります。予約が必要な店舗がありますので、旅する前に予約をおすすめします。このモデルコースは、車で観光するモデルコースです。まず「鷲羽山(わしゅうざん)」から始まります。鷲羽山で瀬戸大橋や島群を見て、自然を感じて観光を始める事が出来ます。車で20分、ジーンズミュージアムに到着です。

「ベティスミスジーンズミュージアム」では、世界に一つだけのマイジーンズを作る事が出来ます。ノーマルなジーンズに自分で選んだリベットやボタン、皮ラベルを自分で付けていき、マイジーンズとなります。作り終わったら、せっかくジーンズの聖地に来ているので、さっそく児島ジーンズストリートへ行きましょう。ジーンズストリートのお店の中に、ジーンズストラップに名前を書けるお店があります。

そのお店の名前は「MuuSAN63(むーさん)」。このお店では、ミニチュアジーンズ、ミニチュアジーンズスカートのキーホルダーやストラップが売られています。要予約で、このストラップに名入れ体験が出来ます。絵の具のようなペンのようなもので名前を入れます。ジーンズストリートには、名産の蛸塩焼きそばが食べられる「お好美屋」がありますので、ランチはおすすめです。

児島ジーンズストリートから北西にある「グラステンスタジオ」へ足を延ばしましょう。グラステンスタジオでは、要予約で、吹きガラスでコップを作る事が出来ます。もし、時間が無いようなら、作られているガラスの作品に文字や模様を入れるリューター体験も出来ますし、ここでガラスのハンコを作ることも出来ます。ガラスのハンコは、置物としてもかわいいので、おすすめです。

デニムやストラップ、ガラス製品としっかりとモノづくり体験した後は、観光を含めながら、更にモノづくり体験しましょう。次に進むのは、倉敷美観地区です。駐車場はアイビースクエア裏あたりがおすすめです。アイビースクエアから北東にある「如竹堂(にょちくどう)」へと訪れます。ここは、マスキングテープ発祥のお店で、500種類以上のマスキングテープがあります。

「如竹堂」の会計コーナー付近には、無料体験コーナーがあり、自分で好きなように無料で紙袋を作る事が出来ます。しかしながら、この無料体験コーナーを続ける為にも、ぜひ使いすぎにはご注意ください。紙袋以外にも貼ったりして無駄遣いをしている人もいるようです。楽しい旅にするために、マナーは守りましょう。

お気に入りの紙袋を作った後は、倉敷美観地区への徒歩で移動します。お昼のおやつも手作りしてみませんか?美観地区の美観地区入口の信号近くにある「橘香堂（きっこうどう）」では、倉敷銘菓むら倉敷美観地区で「むらすゞめ」を手作りする事が出来ます。自分で作った銘菓は絶品です。おやつタイムの後は、せっかく美観地区に来たので、大原美術館でアート鑑賞もしましょう。モノづくり満載のモデルコースもおすすめです。

タクシーや電車を使いながら、旅するモデルコースもおすすめです。倉敷市玉島にある要予約の「庭園旅館備後屋(びんごや)」のランチから始まります。1914年(大正3年)から玉島港に訪れる人をもてなしてきた「備後屋」、予約は必要ですが、自然がいっぱいの庭園、そしてランチをいただけるお部屋は、和室で、素敵なお料理をいただく事が出来ます。

お料理をいただいた後は、徒歩8分ほどで到着する「菊地酒造」では、要予約で、酒造見学を楽しむ事が出来ます。2名から見学実施してくれるので、3日前までに予約を入れましょう。この菊地酒造では、見学に加えて試飲も出来るので、試飲も希望と伝えておきましょう。美味しいお酒を楽しんだ後は、徒歩5分の所にあるバス停から新倉敷駅へと向かいます。

新倉敷駅から、倉敷駅へと向かい、倉敷美観地区へと移動します。倉敷美観地区入口を入り、少しすると「大原美術館」がありますので、アートを観賞し、倉敷美観地区を食べ歩きしながら散策するのはおすすめです。倉敷美観地区には、「むらすゞめ」やお団子、手焼きせんべいなど、食べ歩きできるスイーツが沢山あります。この食べ歩きは少しにしておきましょう。美観地区には果物の美味しいカフェがあります。

おすすめは「町家喫茶 三宅商店」です。古民家カフェで、美味しいケーキやパフェをいただけます。人気のカフェで、名前を書いて待つかもしれませんが、待っている間は、少し散策もおすすめです。三宅商店の近くには、アイビースクエアや桃太郎からくり博物館もあります。美観地区を散策し、夜は「大正亭」で、倉敷名物ままかり寿司はいかがでしょうか?食を楽しむモデルコースも楽しいでしょう。

倉敷美観地区には、倉敷川があり、観光舟が運行されていますので、ゆったり船に揺られ、倉敷美観地区を観賞するのは、人気です。午前中、倉敷美観地区へ着いたら、すぐに「くらしき川舟」の予約に行きましょう。この予約は当日のみで、その場に行く必要があります。くらしき川舟流しで、ゆっったり倉敷美観地区を川から眺めるのはおすすめです。このクルーズは、所要時間20分です。

もし、舟に乗るまでに時間があるなら、先に美観地区の観光もいいでしょう。舟に乗った後、川沿いを散策するのも素敵です。2018年から国の重要文化財に指定されている「旧大原家住宅」も一般公開されます。また、美観地区より東の方の「本町」なども白壁の店があり、素敵な空間となっています。ゆったりクルージングと倉敷美観地区を散策するコースも有意義な時間を過ごせそうです。

おすすめ観光スポットや、モデルコースはいかがだったでしょうか?倉敷とひとことで言っても広く、ここに載せる事が出来なかった観光スポット、カフェやレストランなど沢山あります。全てが素敵な場所です。観光スポットを絞り、モデルコースを考えて楽しむのは有意義な時間を過ごす事が出来、おすすめです。情緒あふれる素敵な倉敷を観光しましょう。