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倉敷「大原美術館」の作品や入館料を調査!観光に外せないおすすめスポット!

世界屈指の有名画家たちの作品に出会える「大原美術館」は、岡山県倉敷市にある美術館です。美術を志す日本人のために集められた名作がずらりと並ぶこの美術館は、数ある美術館の中でも珍しい私営美術館です。今回は、倉敷にある「大原美術館」の作品や入館料などをご紹介します。

倉敷にある大原美術館は名作の宝庫見出し

倉敷市にある観光スポット「美観地区」には、大きな美術館があります。岡山県を代表する美術館「大原美術館」は、倉敷観光で外すことはできない超重要スポットです。風格漂う建物の中には、誰もが知る世界の巨匠の作品が展示されています。今回は「大原美術館」にある作品や、営業時間や入館料などを一挙にご紹介いたします。

大原美術館は倉敷の美観地区にある美術館見出し

倉敷の人気観光スポット「美観地区」は、白壁など江戸時代の風情を残す町並保存地区・観光地区です。総面積21ヘクタールの敷地内には、「伝統的建造物群保存地区」と「伝統美観保存地区」があり、どちらも1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

敷地内を流れる倉敷川沿い一帯には、白壁なまこ壁を凝らした屋敷や蔵が立ち並び、江戸時代の街並みを今日まで保ち続けています。江戸時代の風情が感じられる美観地区の中には、近代産業遺産である旧倉敷紡績工場「アイビースクエア」など時代を感じさせる建造物も、美観地区内のおすすめスポットです。

住所:岡山県倉敷市中央1-1-15 電話番号:086-422-0005

2人の男から始まった!倉敷の大原美術館の歴史見出し

大原美術館は、西洋美術を展示する国内初の私設美術館として1930年に設立されました。倉敷を中心に活躍した事業家・大原孫三郎が、死去した岡山県出身の画家・児島虎次郎を記念して建てたのが大原美術館の始まりです。本格的な西洋画が数えるしかなかった時代、絵画を学ぶ人のために大原氏は優れた西洋画を集め続けたのです。

美術にかける二人の男の熱いドラマ

1908年、児島虎次郎は、を学ぶため大原氏の援助を受けてヨーロッパへ留学します。旅先で虎次郎は本物の西洋画を見て衝撃を受けます。素晴らしい洋画を、芸術家を志す日本人に見せたいという願いから虎次郎は作品収集を始めます。その思いを受け、惜しみなく私財を投じたのは他ならぬ大原孫三郎なのです。

孫三郎と虎次郎は、画家と出資者という関係でありながら、「優れた世界の作品を日本へ持ち帰りたい」という同じ思いを胸に抱く無二の親友でもありました。やがて児島虎次郎は47歳という若さで亡くなります。残された孫三郎は、虎次郎の意志をつぎ、虎次郎の作品とコレクションを展示する「大原美術館」を建てたのです。

倉敷の大原美術館の4つの建物見出し

大原美術館の建物は、本館・分館・工芸東洋館・児島虎次郎記念館の4つの建物に分かれています。4つの建物は、それぞれに異なる建築様式が施されています。中でも、ギリシャ・ローマ風の本館は、開館当初そのままの建物です。営業時間をフルに使っても味わい切れないため、リピートでくる人が多いのも頷けます。

見どころ1:名作に出会える大原美術館本館見出し

4つある大原美術館の建物の中で、もっとも歴史が長いのが本館です。ギリシャ風の建物の前には、ロダン像が2体置かれています。本館で見られる作品は、大原美術館の創立当初から展示されている歴史深いものばかりです。ヨーロッパの現代美術やフランスの印象派の作品など、「大作」をここで観ることができます。

本館には横幅11.5メートルもある大きな絵、レオン・フレデリックの「万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん」が展示されています。超大作と言えるこの作品のために、本館の展示場のレイアウトが決められたエピソードが残っています。この他、ピカソやモネなどメディアでしかお目にかかれない巨匠の名作にも出会えます。

見どころ2:じっくり観たい大原美術館分館見出し

1961年に、大原美術館の敷地内に「分館」が設立されました。日本画家の描く日本洋画や彫刻が展示されています。明治から現代までの近代美術作品が展示され、ジャンルは洋画や日本画から水墨画、さらに彫刻や陶芸など多岐に渡ります。印象派の画家・ルノワールの作品にも出会える、施設内おすすめのスポットです。

大原美術館の入館料は、大人の場合1300円です。ここに展示されている有名な作品を観ると、1300円という入館料はかなりリーズナブルな価格です。入館料がもっと高くてもいいのでは、とアートファンならずとも思ってしまうほどの作品が、これでもかというほど展示されています。ここ分館には、そんな作品が勢ぞろいしています。

見どころ3:モネから譲り受けた睡蓮の花見出し

大原美術館の中庭に、水面に美しい花を咲かせる「睡蓮の池」があります。実はこの睡蓮は、フランスの画家・モネの庭園から株分けされたものだそうです。モネは睡蓮をモチーフにした作品を描いたことで広く知られている画家です。モネの作品のモデルとなった睡蓮の子孫が、倉敷市の大原美術館で現在も花を咲かせているのです。

見どころ4:日本作家の作品多数!工芸・東洋館見出し

児島虎次郎は、ヨーロッパだけではなく中国美術もコレクションしていました。ここ工芸・東洋館では、第2次世界大戦後に収集したものを加え、1970年にもともとは米蔵であった「工芸館」を改造して出来たのが「東洋館」です。唐代に至る中国・東アジアの古美術が展示されています。

工芸・東洋館には、中国芸術だけではなく棟方志功の木版画や河井寛次郎の陶芸作品も展示されています。また、この建物自体にも芸術作品の一環となっており、倉敷ガラスで有名な小谷真三氏が手がけた「ステンドグラスの壁」も見どころです。各部屋に展示してある作家の個性に合わせた部屋のデザインにも、ぜひ注目してみてください。

見どころ5:エジプト芸術の山!児島虎次郎記念館見出し

岡山出身の画家・児島虎次郎が集めた数々の美術品が展示されています。この記念館は「児島虎次郎室」と「オリエント室」に分かれ、それぞれ古代エジプト美術と中世イスラム美術を特化して展示しています。日本の芸術家を育てるために、世界の芸術を集め続けた児島虎次郎と大原孫三郎の強い意志を感じる施設です。

この「児島虎次郎記念館」は2017年いっぱいで閉館されます。ここにある多くの所蔵品は、2020年開館予定の「古代エジプト・西アジア館」に移される予定です。現在は本館から250メートル離れた場所にある記念館ですが、リニューアル後は本館にもっと近づきます。「アイビースクエア」にある現在の記念館はまもなく見納めになります。

必見!倉敷の大原美術館で観られる名作たち見出し

大原美術館には、アートファンならずとも興奮を覚える名作が数多く展示されています。私設美術館なので「常設展示」であり、全国を巡回する「企画展示」とは一線を画します。昭和の時代、2人の男たちが情熱をかけて集めた作品も素晴らしいですが、児島虎次郎の先見の明や美術的センスの高さにも驚かされるばかりです。

大原美術館を訪れた人たちが口を揃えていうのが「教科書で見るような名画を直接この目で見られた」という驚きと感動の言葉です。誰もが1度は目にしたことがあるエル・グレコの「受胎告知」も大原美術館で観ることができます。ピカソやゴーギャンなどの西洋画家の作品や、誰の記憶にも鮮明な岸田劉生の作品もおすすめです。

倉敷の大原美術館で世界の作品を堪能しよう!見出し

倉敷の大原美術館には、ここが日本であることが信じられないほどの、世界の名作たちが展示されています。美術に関してあまり詳しくない人であっても、巨匠たちの名前を見れば思わず「知ってる!」と言ってしまうでしょう。ここからは、大原美術館に展示されている名作の中でも必ず観ておきたいおすすめの作品をご紹介いたします。

ゴーギャン「かぐわしき大地」

ゴーギャンは 1848年に生まれのフランスのポスト印象派の画家です。逗留先のタヒチで出会った女性を描いた「タヒチの女」は誰もが1度は目にしたことがある有名な作品です。「かぐわしき大地」はタヒチで生活をともにた女性を旧約聖書のイブになぞらえて描いた作品です。ゴーギャンはこの後パリに帰りますが、再びタヒチに訪れています。

レオン・フレデリック「万有は死に帰すされど神の愛は万有をして蘇らしめん」

レオン・フレデリックは、ベルギーのブリュッセルで1856年に生まれました。大原美術館に展示されているこの作品は、創作期間25年におよぶ彼の代表作です。死と再生を描く7枚の絵で構成されています。神の怒りをかった人類の死にゆく姿と、そこへ訪れた神の白鳩、神の愛のもとに復活する人類、というキリスト教の教えが元になっています。

ピカソ「頭蓋骨のある静物」

この作品は、第2次世界大戦中に描かれた作品です。ピカソは牛をモチーフにした作品を数点描いていますが、ピカソにとっての「牛」は暴力の象徴でした。つまりこの作品は戦争への抗議の意味を含んでいると考えられます。牛の頭蓋骨のとなりには、戦争について考えさせるような可憐な白い花が描かれています。

クロード・モネ「睡蓮」

生前虎次郎はモネのアトリエを訪れ、モネ自身も気に入っていた作品を倉敷に持ち帰りました。モネのお孫さんが「祖父のもっともお気に入りの作品は、日本の倉敷にあります」と言っているほどの作品を、虎次郎は手に入れたのです。私たちに真似することのできない高い表現力を持つモネも、虎次郎の熱意に負けてしまったのです。

エル・グレコ「受胎告知」

この絵の前に立った人々が息を飲むのがこの作品、エル・グレコの描いた「受胎告知」です。この絵を手にした当時は、すでにエル・グレコはこの世を去っていました。同じ時代を生きる作家の作品を集めることにこだわった虎次郎ですが、売りに出されていたこの作品のもつエネルギーに、そのこだわりも掻き消されてしまったようです。

岸田劉生「童女舞姿」

岸田劉生は1891年東京で生まれた日本の画家です。多くの作品を残していますが、愛娘・麗子を描いた「麗子微笑」は教科書に載るほど著明な作品です。15歳で劉生と死に別れるまで、50点以上の作品のモデルを務めた麗子は、自らも画家の道を歩み、さらには役者としても活躍します。

棟方志功「華狩頌板画柵」

棟方志功は1青森県出身の版画家です。棟方志功描く阿弥陀如来の姿は、現在でも多く観ることができます。少年時代、ゴッホに強い影響を受けたきっかけから画家の道を歩んだ棟方志功は、自らの眠る墓もゴッホの墓を模したといわれています。棟方志功の作品に「仏」が多いのは、戦争中に疎開した先で浄土真宗に触れたことも関係しています。

大原美術館で行われた「OHARAグランプリ」で来館者による投票で13位にランクインしたのが棟方の「華狩頌板画柵」という作品です。版画というモノクロの世界でありながらも、画面いっぱいに描かれた花や生き生きとした動物たちの姿は、画面から飛び出さんばかりの勢いがあります。

倉敷の大原美術館のミュージアムショップ見出し

美術館での楽しみは、館内に併設されている「ミュージアムショップ」にもあります。お気に入りの作品をモチーフにしたポストカードやクリアファイルなど、美術館で得た感動を持ち帰ることができます。倉敷の大原美術館のミュージアムショップは、スタッフの方が選んだハイセンスな商品がたくさん販売されています。

倉敷の大原美術館はアートイベントも!見出し

倉敷の大原美術館は美術品の展示に留まらず、体験型イベントを定期的に開催しています。学芸員の方の解説を楽しむツアーや、子どものためのイベント「チルドレンズアートミュージアム」など、入館料はそのままで多彩なイベントが催されます。営業時間を繰り上げて開催される作品の解説つきの「モーニングツアー」もおすすめです。

倉敷の大原美術館の入館料見出し

大原美術館の入館料は、すべての施設の観覧を含めて一般1300円、大学生800円、小学生から高校生までは一律500円となっています。本館、分館、工芸・東洋館、児島虎次郎記念館それぞれに入館スタンプが押されます。時間の都合などで入館できなかった館については、購入当日に限らず別の日でも入館することができます。

大原美術館の入館料には、さまざまな割引制度があります、JAF会員であれば会員証を提示すると通常の入館料から100円の割引を受けられます。また、半年以内に再来館された場合は、前回購入したチケットを提示すると、入館料から100円割引されます。1口1万円を納めて大原美術館後援会員になると、入館料は無料になります。

倉敷の大原美術館の営業時間見出し

大原美術館の営業時間は9時から17時までです。展示されているものの全てが「見どころ」のため、営業時間ギリギリに入館するのは、かなりもったいなく、おすすめしません。アートに詳しくない人でも思わず立ち止まってしまうため、混雑時には順路を変えて観覧するのもおすすめです。

大原美術館の営業時間は、午前9時から午後17時までとなっています。ただし、入館受付は閉館時間の30分前の16時30分で締め切られます。ゴールデンウィークなどの大型連休時には、営業時間が延長される場合もあります。どの作品もじっくり時間をかけたいものばかりなので、営業時間中、余裕をもって入館することをおすすめします。

大原美術館の定休日

大原美術館の定休日は、毎週月曜日です。定休日が祝日と重なった場合は開館となります。7月下旬から8月、10月は無休期間となります。2017年は、元旦の1月1日に本館のみ開館され、2日以降から全館通常通り開館されました。休日を利用して観光で訪れる場合でも、休館日と重なる可能性はほとんどない、と言えるでしょう。

大原美術館の作品を全て観て回るための所要時間は平均で2時間といわれています。しかし、アートに詳しい人なら何時間費やしても時間が足りません。大原美術館では、いったん外に出たあとの再入館は原則としてできません。ゆっくりと休憩を入れながら、営業時間を有効に活用しましょう。

倉敷の大原美術館へのアクセス見出し

大原美術館へのアクセスは、公共交通機関を利用する場合は「JR山陽本線・倉敷駅」が便利です。駅から美術館までは徒歩約15分です。マイカー利用の場合は、山陽自動車道・倉敷インターチェンジまたは瀬戸中央自動車道・早島インターチェンジから約20分です。美観地区共通の駐車場がありますが、いつも混雑しています。

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倉敷美観地区の駐車場事情?市営駐車場は安い?無料もある? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
倉敷美観地区は岡山県で有名な観光スポット。倉敷のこのあたりの古い町並みは地幅も狭く一方通や時間によっては進入禁止も多いので、駐車場を利用して歩いて回るのが一般的です。美観地区周辺有料駐車場や市営駐車場など、料金を比較して安い駐車場をご案内します!

倉敷の大原美術館周辺のおすすめスポット見出し

倉敷きっての観光地「倉敷美観地区」の見どころは大原美術館だけに留まりません。古きよき時代の息吹を残した建物や、ロマンを感じさせてくれるカフェなどが軒を連ねています。今回は、大原美術館と合わせて行きたい、アートな周辺スポットを2つご紹介します。

大原美術館の周辺スポット1:エル・グレコ

大原美術館の隣には、アートファンなら無視できないカフェ「エル・グレコ」があります。緑のツタの間から顔を覗かせる、真っ赤な雨除けが目印です。このお店は創業から半世紀以上という老舗カフェ店です。大正時代、事務所だった場所を喫茶店にリニューアルしています。営業時間は午前10時から午後17時までです。

大原美術館の周辺スポット2:いがらしゆみこ美術館

大原美術館と合わせていきたいアートスポットでは、「いがらしゆみこ美術館」がおすすめです。かの有名な少女漫画「キャンディキャンディ」を生んだ、いがらしゆみこ氏の美術館です。いきいきとしたキャンディの姿が間近で観られるギャラリーや、女性ならつい手にとりたくなるオリジナルグッズも販売されています。

いがらしゆみこ美術館は、観るだけではなく「体験」できるのも特徴です。いがらしゆみこが描きだす「お姫様の世界」の衣装を着て、写真撮影をすることができます。男性用のタキシードも用意されていますので、カップルで記念撮影をしてみてはいかがでしょうか。営業時間は午前10時から17時まで年中無休で営業されています。

住所:岡山県倉敷市本町9-30 電話番号:086-426-1919

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倉敷美観地区カフェおすすめグルメスポット21!アクセスも紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
江戸時代の街並みが残る倉敷のおすすめ観光スポット美観地区。グルメなレストランやお洒落なカフェなどが並んでいます。倉敷川両岸に広がる美観地区を散策しながら楽しめるおすすめ地元グルメや岡山フルーツが楽しめるカフェなどをご紹介します!

倉敷の大原美術館で世界の名作を観よう!見出し

大原美術館は、倉敷美観地区の中にある美術館です。この美術館には、いつも穏やかで温かい空気が流れています。「美術を愛する日本の人に世界の名作を見せたい」という孫三郎と虎次郎の願いが、今でも生きているからです。2人の男性が日本国民のために設立した大原美術館をぜひ訪ねてみてください。

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投稿日: 2017年11月23日最終更新日: 2020年10月8日

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