新宿の「inSPYre」でリアルなスパイ体験に大興奮！料金や待ち時間は？

inSPYreは、新宿歌舞伎町にあるスパイ体験型のアトラクション施設です。このアトラクションの設定は、inSPYreというニューヨークに本部を置く諜報機関が、世界制服を企む悪の組織BLACKMAXを壊滅させるために、参加者と一緒に敵のアジトへ乗り込むという設定です。それでは、そのアトラクションと体験内容を紹介していきましょう。

inSPYreは、西武新宿駅南口を出て徒歩3分のところにある新宿歌舞伎町ヒューマックスパビリオンビル6階にあります。エレベターで6階へ上がると、ドアが開いた瞬間、非現実の世界が広がります。入場口からして、うす暗く古ぼけた地下倉庫のアジトといった造りで、怪しげな入場券販売窓口の上に大きなinSPYreのロゴが掲げられています。

inSPYreの入場料金は、一人980円。土日祝23時まで限定の2PlayPackは、ドリンクバーかアルコール1杯分がついて1980円。他にも3PlayPack、5PlayPackと遊びたい回数に応じてメニューが分かれています。また、遊びつくしたい人には、週末3980円、その他の曜日が3480円の23時半から2時半限定のお得なミッドナイトパスがおすすめです。

初回のみ会員証となるIDカードの発行料金100円が別途かかります。このIDカードはミッションルームへ入る際にスキャナーに読み込ませるのに必要で、終了時にゲーム記録が登録されます。また公式アプリをダウンロードするとIDに登録された記録を確認でき、自身のスパイタイプやスパイランキング、感想などを見ることができます。

公式アプリで見ることの出来る自分のスパイタイプです。まずはスパイ見習いから始まって経験値を積み重ねていくと、ミッションクリアの回数などに応じてスパイランクが上がっていきます。これで知力、体力、スキル、運などを測れるので弱い部分を強化する対策にはなります。どうやって対策を取るかは、あなた次第です。

受付を済ませると、各自整理券をもらい待ち時間のためのセイフティエリアで待ち時間を過ごします。番号を呼ばれたら再び受付へ行き、そこで潜入に必要なアイテム、情報端末、腕章が与えられます。そこで係りから説明があり、各自腕章アルファベットのミッションルームへ入ります。1グループ最大5名まで、また単独体験も可能です。

情報端末には、ミッションをクリアしていくための大事な指令が届きます。その指令に基づいて館内を探しものを見つけたり、謎を解いたり、何かにトライしたりしてゲームを進行させていきます。端末に表示される画面は時には意味不明な横文字羅列の画面になったりしますが、これは雰囲気を盛り上げるための演出のひとつです。

inSPYreが制作したアトラクションの設定内容を詳しく伝えるストーリー仕立ての動画です。悪の組織ブラックマックスがどういったものか、それに立ち向かうinSPYreエージェントは、といったなかなかに本格的な内容になっています。これを見て予習していくと、この体験型スパイアトラクションの楽しさが倍増します。

ミッションルームでIDカードを読み込ませ、顔認証をモニターに向って済ませると、そのモニターにミッションの解説が流れます。ここでミッションの目標を確認します。説明が終わると前方の扉が開き、と同時に情報端末へエージェントからの指令内容が届きます。さあ、いよいよ潜入開始です。どんなスパイ体験になるのか楽しみです。

中へ入るといきなり迷彩服を着た人がいて、ドキッとしますがこのアトラクションを盛り上げてくれるスタッフです。謎解きの手助けとなる謎の女性がいたりもします。ミッションは複数あって毎回変わります。ミッションをクリアして次のステージへ進むと光線銃を使用したり、レーザー光線をくぐり抜けるなどのミッションも体験できます。

アジト内は意外や広いので、感想から言うと最初は中の様子を覚えるのが精一杯でクリアはかなりの難易度です。また、内部は携帯電話や電子機器の使用、写真撮影は禁止なので、グループで行動する場合は注意が必要です、ある程度の作戦を練ってから行動しないと、はぐれてしまったり、お互い同じことをして無駄な時間ロスになります。

アジトの中は敵がちらほらいますが、結構雑談していたり居眠りしていたりして、こちらの存在に気付かない様子です。というかそういう設定になっているんでしょうけど、そうした演出もなかなかのもので緊張感が盛り上がります。こうしたリアルな体験ができるのもinSPYreならではのリアル体験型アトラクションの魅力のひとつです。

ミッションをクリアしたものだけが通れる出口があり、ここで記念撮影をすることができます。ミッションは潜入捜査的なものから、囚われた要人を救い出せとか、武器の密輸を阻止せよ、といった難易度の高いものまでいろいろと分かれています。どんなミッションになるかは、その時になってみないと分からないのも人気のひとつです。

セフティエリアと呼ばれるウェイティングスペースには、ドリンク、アルコール類やカレー、パスタ、ピザなどのフード類が楽しめるコーナーがあります。ここで一息ついて、一緒になった仲間と終わった後の感想を語り合ったり、もう一度トライするための感想を語る作戦会議をやったりしてお互いの感想をぶつけ合いましょう。

inSPYreは、新宿歌舞伎町にあるだけあってフードメニューも遊び心満載。こちらのおすすめは、黒カレーですが、何とカレーの上に、うじ虫、と思いきやその形をしているだけのことです。食べた感想は、さてどんな味かは来てからのお楽しみ。他にもイナゴの油揚げ、試験管入りのイエーガーマイスターなどドッキリ感があります。

セフティエリアは作戦本部らしく壁の作りや置いてあるものも本格的です。ガスマスクやライフル銃、ポリ缶など、いまからすぐにでも戦闘が始まりそうな雰囲気です。ここであれやこれやと各自の感想を述べ合って、意見を交わして下さい。お互いの感想の中から謎解きのヒントが生まれるかも知れません。

inSPYreでは、赤外線銃を使ったサバイバルゲームが大人気です。赤外線だからBB弾のように痛くなく、室内だから天候の心配もありません。ゲームマスターが付いて銃の扱い方や細かいルールなどはきちんと説明してくれるから安心です。参加料金は、ドリンクバー、装備フルセット付きで税込4000円となっています。

2017年7月からは、新しいコンテンツ「レーザートラップ」も追加され進化しています。このレーザーをくぐり抜けて突破すると、次のステージへ進めたり、武器が手に入ったりします。RPGとシューティングを融合したような新しいタイプのアトラクションゲームです。日頃の身体の柔らかさが試されて中々楽しいゲームです。

新宿歌舞伎町は週末ともなれば多くの人で溢れます。ここinSPYreも週末金曜土曜になるとビルそのものがエレベーター共有のために1階エレベーターフロアにご覧のような待ち時間に対応する待機列の張り紙が出されます。待ち時間は早くて20分待ちから1時間以上の待ち時間になることもあります。早めの来場で待ち時間を回避しましょう。

inSPYreオリジナルのグッズは、タッチペン、メモ帳、ストラップが3点セットになったスパイメモセットやブラックマックス構成員バッジ、inSPYreエージェントバッジ、ブラ丸オリジナルチロルチョコ2個セットなどフードメニューと同様に遊び心満載のグッズが販売されています。グッズでパワーアップして再チャレンジしてはいかがでしょう。

新宿歌舞伎町のスパイアトラクション施設inSPYreは朝5時まで営業しています。リアルなスパイアトラクション施設としてリニューアル後も多くの若者で大人気です。新宿歌舞伎町という立地から終電に乗り遅れた際、酔い覚ましに知恵を絞って汗を流しに、この体験型スパイアトラクションにチャレンジするのもいいかも知れません。