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花園神社「酉の市」の見どころは?屋台や見世物などお楽しみがいっぱい!

花園神社「酉の市」の見どころは?屋台や見世物などお楽しみがいっぱい!
投稿日: 2018年1月17日最終更新日: 2020年10月8日

花園神社の酉の市とは毎年11月の酉の日に行われるお祭りで、遅い時間まで多くの人で賑わいます。本祭だけでなく、前夜祭から熊手屋や屋台が立ち並びます。現在では珍しく見世物小屋があることでも有名です。そんな花園神社の酉の市について、詳しくご紹介しています。

見所たくさん!花園神社の酉の市見出し

新宿にある花園神社の酉の市には、毎年多くの参拝者が集まります。商売繁盛の熊手を買い求める人々や、立ち並ぶ屋台を楽しむ人々など、深夜まで多くの人々で賑わいます。今となっては稀有の存在である見世物小屋があることでも有名です。そんな花園神社の酉の市について、詳しくご紹介します。

酉の市とは見出し

もともと「酉の市」というのは、江戸時代から続くお祭りです。関東を中心とした大鳥信仰の各神社で「酉の市」は行われます。鷲神社のご祭神とは、日本武尊(ヤマトタケル)です。そのご命日と言われる11月の酉の日に「酉の市」は行われるのです。「酉の日」というのは12日ごとに巡ってくるので、11月に「酉の日」が3回ある年もあります。

花園神社の酉の市とは見出し

いろいろな神社で行われる「酉の市」ですが、その中でも有名なのが、花園神社の酉の市です。花園神社の酉の市は、浅草の鷲神社と府中の大國魂神社とともに関東三大酉の市と言われています。花園神社の酉の市が始まったのは、明治時代からです。このお祭りには毎年60万人以上の人々が訪れます。本祭だけでなく、前日の前夜祭からかなり盛り上がります。

花園神社の酉の市では、開運熊手守、福財布、破魔矢(あたり矢)が授与されます。その中でも人気なのが商売繁盛として有名な開運熊手守りです。花園神社の酉の市の様子は、ニュースなどメディアでもよく取り上げられます。また花園神社の酉の市では、見世物小屋があることでも有名です。

花園神社・酉の市の魅力とは見出し

花園神社では、日本武尊(やまとたけるのみこと)の他、受持神(うけもちのかみ)と倉稲魂神(うかのみたまのかみ)の3神を祀っています。そのため、花園神社には商売繁盛や縁結び、出世や試験合格、さらに芸能上達など様々なご利益があるとされています。新宿にあってアクセスも良く、大都会にあるパワースポットとしても人気があります。

花園神社の酉の市といえば、商売繁盛を願って熊手を求めに多くの人々が訪れることで有名です。新宿という土地柄もあり、周辺で飲食店などお店を営む人たちも多く集まります。また、熊手屋や飲食の屋台が約300店も営業するという、店舗数の多さも魅力です。営業時間は深夜2時頃まで、またはそれ以降も空いているので、深夜1時頃になるとより一層賑わってきます。

芸能上達のご利益があることでも有名な花園神社の酉の市には、見世物小屋があることでも知られています。昔、お祭りの時にはよく見かけた見世物小屋ですが、最近ではなかなか見ることができなくなりました。この独特の雰囲気の見世物小屋やすごい数の屋台、そして多くの人が集まって深夜過ぎまで続く活気が花園神社の酉の市の魅力です。

花園神社・酉の市は熊手を買うには見出し

よくテレビのニュースなどで、花園神社の酉の市で熊手屋に集まる人々の映像を目にすることがあります。商売繁盛を願って、商売人や経営者が熊手を買うイメージが強いですが、最近ではそれ以外の一般の人々も熊手を買うことが増えています。熊手は福をかきこみ、縁起が良いと言われています。この熊手の粋な購入の仕方をご紹介します。

熊手の値段は1000円台から数十万円位まで、かなり値段に幅があります。熊手の大きさや飾りの豪華さによって異なります。一年ごとに購入していく熊手ですが、前年度より大きい熊手を買っていくのが良いとされています。年々購入する熊手が大きくなることによって、ご利益も増していくと考えられているのです。

初めて熊手を購入するなら小さめでよいかもしれません。まずは予算を決め、そして自分の目的にあった熊手を選びます。例えば、金運をあげたいなら小判、福を招きたいなら招き招き猫など、熊手についている縁起物で選ぶのも一つの方法です。お気に入りの熊手をしっかりと選びましょう。

また、値切ることも粋な買い方とされています。お店の人に値段を聞き、値切り交渉を始めます。そして決着したら、値切った分の金額はお店の人にご祝儀として渡します。双方とも気持ち良くやりとりすることができるのです。1万円以上の熊手をこの方法で購入すると、縁起良く手締めをしてもらえることがあります。

それから、毎年同じお店で熊手を購入することも大切です。熊手には名前を入れてもらうこともできます。リピートして購入し続けることで名前と顔をお店の人に覚えてもらい、個人で購入する場合もお得意様として扱ってもらうのが粋とされています。お得意様として覚えてもらうことで、手締めをしてもらえるようにもなります。

花園神社・酉の市の名物「見世物小屋」とは見出し

かつて昭和の時代の縁日やお祭りの時などに、よく見世物小屋がありましたが、今ではほとんど見かけることはなくなりました。現在では日本で見世物小屋を興行している団体は1つのみと言われています。その日本最後の見世物小屋が観れるのが、花園神社の酉の市なのです。昔のまま、時間が止まったような独特の雰囲気は、若い人たちにも人気があります。

酉の市が行われる日に、花園神社の一角に見世物小屋が現れます。見世物小屋の中に入れば、「へび女」「人間ポンプ」など独特な怪しい雰囲気満載の演目が次々に行われます。一通り見てまわり、小屋から出るときに料金を支払います。料金は、大人800円、小人500円、幼児300円ほど。興行時間は人が集まる夕方6時頃から深夜まで行われます。

見世物小屋には、チープさとグロテスクさといかがわしさなど、いろんなものが混じり合ってます。見世物小屋の非日常の空間には、なんとも言えない魅力があります。現在では場所を確保するのが難しい点や時代の流れに逆行するような演目内容などによって、見世物小屋の興行は減少しています。そんな貴重な見世物小屋を体験できるのが、花園神社の酉の市の魅力でもあるのです。

花園神社・酉の市は屋台も楽しい!見出し

花園神社の酉の市では、屋台の多さも魅力です。前夜祭の日からすでに、花園神社を取り囲むように約200店以上もの屋台が立ち並びます。靖国通り沿いの歩道にはお祭り定番の屋台からB級グルメまで、様々な屋台があります。そして靖国通りからと明治通りからの両参道には、屋台の他に茶屋も並んでいます。

毎年同じ場所に出店している屋台も多く、花園神社の屋台は美味しいと評判です。花園神社の酉の市には、お祭り気分でこの屋台を楽しみにくる人も多くいます。活気があってなんとなく江戸っ子の粋を感じるこの異空間の中で、屋台の料理をつまみながらわいわいとお酒を飲むのも最高です。

花園神社へのアクセス方法見出し

新宿にある花園神社へのアクセス方法は、JR線や小田急線や京王線、または都営新宿線や東京メトロやバスなど、複数の公共交通機関を利用できます。新宿という場所柄にプラスして、酉の市の頃はかなり道路が混み合います。酉の市へは車ではなく、公共交通機関を利用するのがおすすめです。

花園神社の最寄り駅は、東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線の「新宿三丁目駅」で、E2出口から徒歩0分です。JR・小田急線・京王線の「新宿駅」東口からも徒歩約7分という素晴らしい立地です。都営バスの最寄りバス停は、「新宿三丁目」と「新宿伊勢丹前」で、花園神社まで徒歩3分です。

花園神社・酉の市の日程と時間見出し

酉の市では、酉の日に本祭、前日には前夜祭が各酉の日ごとに行われます。毎年11月酉の日に行われる酉の市ですが、2018年の場合は、三の酉まであります。日程は、「一の酉」の前夜祭10月31日(水)で本祭11月1日(木)、「二の酉」の前夜祭11月12日(月)で本祭11月13日(火)、「三の酉」の前夜祭11月24日(土)で本祭11月25日(日)となります。前夜祭の日から本祭同様盛り上がります。

花園神社の酉の市が開催される時間は、本祭はお昼から深夜2時頃まで、前夜祭は夕方から深夜2時頃までです。見世物小屋の興行が始まる時間は、夕方6時頃からです。また人気の熊手は深夜3時頃まで営業しているところがあり、朝方までやっている茶屋もあります。アクセスの良い新宿で深夜まで行われているので、毎回大勢の参拝者が訪れ、熱気に包まれるのです。

花園神社の酉の市に行ってみよう!見出し

花園神社は新宿にあるのでアクセスがよく、酉の市は遅い時間までやっているので仕事の後でも十分間に合います。江戸っ子を気取って、粋に熊手を購入してみるのもおすすめです。屋台や見世物小屋など独特のお祭りの雰囲気に浸るだけでも楽しめます。ぜひ見所たくさんでご利益も多い、花園神社の酉の市を楽しんでみてください。

追分だんご本舗は新宿の老舗甘味処!種類豊富のメニューに夏はかき氷も! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
追分だんご本舗は新宿の老舗甘味処!種類豊富のメニューに夏はかき氷も! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
老舗のだんご屋の「追分だんご本舗」は、観光客も訪れるほどの人気店です。定番のみたらし団子だけでなく、オリジナルの変り種の団子など種類も多く選ぶのが楽しいと評判になっています。追分だんご本舗は夏季限定のかき氷は何度でも食べたい!と人気のメニューです。
投稿日: 2018年1月17日最終更新日: 2020年10月8日

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