新宿のロボットレストランは観光客に人気！料金や割引・予約方法まとめ！

2012年、新宿歌舞伎町の一角に鳴り物入りでオープンした観光名所のロボットレストラン。2012年といえば景気がちょっと沈滞ムードにあった頃。その沈滞ムードを吹き飛ばすバブル期を彷彿とさせるのがロボットレストランです。ここでは、今だ人気を維持している秘密と入場料金や予約、割引など最新情報をお届けしていきます。

人気のロボットレストランは、新宿歌舞伎町の新宿東宝ビルから東へ2ブロック進んだ通り中ほどにある観光名所で、そのド派手な3原色の太ゴシック文字で書かれた看板は、否が応でも目に止まります。近年、外国人ツアー団体客が訪れるようになり、ぞろぞろとこの界隈を歩く欧米人を見ていると、ここは一瞬日本なのかと疑ってしまいます。

ロボットレストランは、完全予約制となっています。入場料は一人8000円。お得な割引もできWEB予約の場合は、公式HPから予約をするとクレジット決済で7500円の割引価格になります。また、食べログなどから予約し割引クーポンを利用することも出来ます。金土以外の利用で千円割引、予約し提示すると1枚で全員に割引適用になります。

旅行サイトトリップアドバイザーを使ったクーポン券の1000円割引チケットの説明動画です。表がチケットの案内で裏がその割引チケットになっています。他にも外国人向けの割引チケットなどありますが、詳しくは新宿ロボットレストラン公式サイトにてご確認下さい。また16時の部予約に限りワンドリンクサービスなどの特典もあります。

食事が必要な場合、食事メニューは500mlのミネラルウォーターが付いた牛カルビ弁当1500円か寿司弁当1000円のいずれかを選ぶようになっています。またショーが始まる前には、ラウンジでアメリカンフードのフライドチキンやフライドポテト、枝豆、ミックスナッツなどのスナック類やアイスクリームなどを頼むことも出来ます。

地下2階にあるロボットレストランへ通じるエレベーターの前からしてこの極彩色と数々のキッチュなモニュメントです。この無国籍感とギラギラ感に入場前からテンションが上がってきます。外国人の方々も色々でしょうが、最近はツアー団体客が増え、その年齢層も次第に上がってきており、そうした人達から見るとインパクト大です。

オープン後から3年間くらい迄は、欧米の外国人旅行客が多かったのが、ここ数年東南アジアや西アジアからのメディア取材の影響もあり、アラブ系や東南アジア系の外国人観光客が増えてきています。いいずれにしても、入店するお客の9割以上は外国人旅行客であることには変わりはないようです。写真は地下へ行くエレベーター内の様子。

本番のナイトショーが始まるまでは、ウェイティングルームで待ちます。ここは座席の椅子、テーブルなど豪華絢爛そのものです。右奥にトイレの案内表示がありますが、このトイレがまた金ピカ仕様になっていて、主催者の弁によるとバブル最盛期を彷彿とさせ元気を取り戻して欲しい、との願いからこのような豪奢な内装にしてるそうです。

本番のナイトショーが始まるまでのしばしの合間、小ステージではロボットの衣裳を身にまとったアンドロイドによる演奏が行われます。これがなかなかの腕前。よく海外の5つ星ホテルのラウンジで何気に演奏している人がいますが、それもどうしてどうして大変な凄腕ですが、それと同じような雰囲気をかもし出していて期待が高まります。

いよいよ本番のナイトショーが始まる前に、場内アナウンスがあり、お客は待機ルームからナイトショーの観客席へと移動します。照明が暗くなり、いよいよショーの開始です。レーザービームと大音量のBGMの中をアンドロイド達が入場してきます。身体中を七色の閃光が走り、近未来のアナザーワールドに外国人観光客の興奮もMAXです。

暗闇の閃光の中から突然の逆光が場内を光線の渦に巻き込みます。さあロボットダンスの始まりです。このアンドロイド達は、映画ロボコップやターミネーターなどに登場していた型によく似ています。顔といっていいんでしょうか、いわゆる顔の部分はまさしくハリウッド映画に登場するあのロボットそのものの登場で観客も大喜びです。

総工費100億円をかけたという触れ込みでオープン当初はかなり話題になりましたが、売りにしているこのロボットはモノにもよりますが、1体が数百万円から高いものだと数千万円だそうです。特にこのロボットレストランに出てくるロボット達は、どれも大型ばかりで、ついついロボットだけで一体いくらかけているのか知りたくなります。

ロボットパレードに登場するのは、どれも絢爛豪華なものばかり。リオのカーニバルのような煌びやかなロボット達が次から次に登場します。写真にあるのは「ロボ子」と呼ばれる上半身が人間の姿をして下が移動式車の型をしたロボットです。レールの上を軌道式で移動していきます。記念撮影用に店の表にも置いてあり人気です。

その後もパレードは次から次にいろんなロボット達が登場してきます。ラビットや不思議な型のロボットが煌びやかな様相で観客席を巡ります。実際には、コントロールルームで操作してますが、動きを見ているとスムーズで中には、人間が中に入っているのではと思わせるものもあります。が、そのあたりの詮索は置いといて純粋に楽しめます。

ロボットが一通り出てくると、今度は、どこかで見たようなアニメキャラクターや巨大なティラノザウルスが人を咥えたまま出てきます。着ぐるみを着たゆるキャラのようなものも登場します。見ている観客も想像だにしなかった数のオンパレードにパレードそのものも段々と佳境に入ってきます。会場の熱気と興奮も盛り上がっています。

更には、馬に乗ったオウムの登場です。この辺になると一個一個を、ああこれはアレだなとか考えていたのが、それぞれを理解するのがバカらしくなるぐらいにカオスの世界に入っていくかのような錯覚さえ覚えます。まさに国境を越えた不思議な世界と音と光の一大ページェントの数々です。さほど期待していなかった人達もまさかの事態です。

会場の中を広角レンズで撮った写真が上の一枚です。向い合わせの観客席があり、その間を取り巻くレールが走っており、ロボットはその上を通り抜けていきます。観客席とショーとの間がわずかしかないので、真近に見れてライブの臨場感が直接観客席に伝わってきます。お客さんもダンサーとの距離が少なく一体感が生まれます。

ナイトショーのレパートリーも近年は色々とバージョンアップしたりして、さらにショーアップが進化しています。和テイストの衣裳と和太鼓を取り入れた女戦ダンサーズが踊る「千本桜」やロボット衣裳に身を固めたアンドロイド同士が戦う「ロボットボクシング」など、会場がヒートアップするエンターテイメントショーの数々です。

80分間の豪華絢爛ショーが終了すると、それぞれお気に入りのパフォーマーとの記念撮影をすることが出来ます。申込み方とは、特別な決まりはありませんので、その場の勢いでパフォーマーを捕まえてお願いしてみましょう。全員気持ちよく記念撮影に応じてくれます。特に外国人には、着物衣裳の般若面のパフォーマーが人気です。

場内では、いろんな記念グッズの販売もしています。ミニタオルやキーリング、ステッカーなどの小物からバッグ、オリジナルの扇、貯金箱やマグカップなどの定番のお土産品がずらりと揃っています。ショーの合間に観客席をアテンダントクルーが回りながら注文を受け付けます。このへんの仕方は、昔のナイトクラブ形式と一緒です。

外国人観光客に人気の新宿ロボットレストランはいかがでしたでしょうか。オープンからすでに5年以上になりますが、未だにその人気は衰えていません。むしろ外国人観光客にとっては、定番の東京観光の名所となっており、すでに近年はツアー客中心となっています。勿論、日本人でも大丈夫、未体験の方はぜひ一度お試し下さい。