地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

フルーツ餅で人気の松竹堂をリサーチ!甘党イチオシの人気の和菓子も!

フルーツ餅で人気の松竹堂をリサーチ!甘党イチオシの人気の和菓子も!
投稿日: 2017年12月7日最終更新日: 2020年10月8日

大阪・吹田にあるフルーツ餅松竹堂の「フルーツ餅」は、美味しいだけでなく見た目もかわいい人気の和菓子です。関西では手土産としても定番で、その人気は全国に広がりつつあります。今回はフルーツ餅の魅力や、フルーツ餅松竹堂で販売している和菓子についてもご紹介します。

吹田の老舗・フルーツ餅松竹堂見出し

明治22年に大阪・吹田で創業した「松竹堂」は、長らく地域住民の方々に愛されてきた歴史を持つお店です。約30年前に発売した「フルーツ餅」の大ヒットで、現在では吹田市内だけでなく全国からお客さんが訪れる人気店となりました。今回は、美味しいと評判のフルーツ餅をはじめ、フルーツ餅と合わせて買いたい松竹堂の和菓子の魅力に迫ります。

フルーツ餅松竹堂はどんなお店?見出し

松竹堂は、現在の吹田市山田町が山田村として登録された明治22年に「松本商店松竹堂」として創業しました。開店当初は現在のような和菓子専門店ではなく、駄菓子・パン・缶詰などの食料品の販売を中心に、焼き菓子などの製作販売をするというスタイルでした。松竹堂は、吹田山田地域の住民の方々の生活を支える食料品店だったのです。

現在は、大人気商品であるフルーツ餅を中心に和菓子専門店として営業されています。代表的商品のフルーツ餅ばかりがピックアップされがちですが、現在も店頭での和菓子販売の他、紅白饅頭や赤飯などの製造で地元吹田に密着した和菓子づくりをされています。全国のフルーツ餅ファンだけでなく、地域住民の方々からも長く愛され続けているお店です。

フルーツ餅松竹堂の看板メニュー「フルーツ餅」とは見出し

フルーツ餅とは、旬のフルーツを白餡とお餅でくるんだお菓子です。味が美味しいのはもちろんのこと、見た目もかわいらしいことから、大阪を中心とした関西エリアでは定番の手土産としても人気です。現在はその人気が関西エリアから全国区まで広がり、遠方からわざわざ買い求めに訪れる方も多いそうです。

フルーツ餅の中には、カットされた果物がごろっと入っています。砂糖漬けやジャムに加工したものではなく、新鮮な生のフルーツがそのまま入っているのが特徴です。果物を包み込む白餡は、果汁が餅皮まで染み出さないように水分をギリギリまで減らしたという、松竹堂独自の工夫がこらされたものだそうです。

フルーツ餅誕生のきっかけ見出し

フルーツ餅が生まれたのは、約30年前のことです。現在の4代目ご当主のお子さん達がまだ幼かった頃、松竹堂の和菓子よりも他店で販売している洋菓子を好んだそうです。特にお子さん達が好きだったのが、イチゴのショートケーキです。ケーキが大好きなお子さん達の姿を見て、ご当主は「ケーキに負けない魅力的な和菓子を作ろう!」と奮起したそうです。

4代目ご当主は、ショートケーキ好きなお子さん達はイチゴ大福なら喜んで食べてくれるかもしれないと考えて、まずはイチゴ大福作りに取り掛かりました。ところが、なかなかお子さん達が喜んでくれる大福はできません。生地を変え餡を変えと試行錯誤の末、お子さんがようやく「美味しい」と認めてくれたのが、現在のフルーツ餅のイチゴだったのです。

こうして誕生したフルーツ餅は、モモ・パイナップル・メロンと次々と種類を増やしていき、徐々に口コミで評判が広がっていきました。そのうち、関西出身の芸能人が「美味しい!」とテレビで絶賛したり、雑誌などのメディアで取り上げられる機会も増え、フルーツ餅は今や地元吹田だけでなく全国的に大人気の和菓子として知られるようになりました。

フルーツ餅松竹堂のこだわり1:素材へのこだわり見出し

フルーツ餅には、その季節に1番美味しい旬の果物が厳選されて使われています。主に国産の果物が使用されていますが、餅生地や餡との相性が良ければ外国産の果物でも積極的に使用しているとのことです。松竹堂ではフルーツ餅の食べ頃を計算して、完熟の一歩手前の状態の果物を使っているそうです。

松竹堂の素材へのこだわりは、果物だけではありません。フルーツ餅には、小麦粉や動物性油脂が使われていません。これは、お子さんにも安心して食べてもらいたいという、4代目ご当主の思いが反映されているとのことです。もともとはご当主がご自身のお子さん達のために作ったフルーツ餅は、小さなお子さんがいるご家庭への手土産としてもおすすめです。

フルーツ餅松竹堂のこだわり2:アナログへのこだわり見出し

フルーツ餅は、すべて手作りで作られている商品です。果物によっては仕上がりが水っぽくならないように面取りの作業が必要になるのですが、そういった細かい作業も含めて、機械の力は一切借りていないそうです。これは、たとえ非効率的でコストや時間がかかったとしても、機械では作り出せない繊細で上質な商品づくりにこだわっているからだそうです。

現在フルーツ餅は、吹田山田本店の奥と向かいの工房で、店主の方と2人の息子さんに加え、職人さんやパートのスタッフさんなど約25人程度の方達が交代制で作っているそうです。美味しい上に見目麗しいフルーツ餅は、製作に携わる方々の繊細な手作業によって作られているのです。本店以外の場所で販売される商品も、すべて同じ場所で作られています。

フルーツ餅松竹堂のこだわり3:見た目へのこだわり見出し

フルーツ餅のデザインは、思わず「素敵!」「かわいい!」という言葉が口をついて出てくる、フォトジェニックなものが多いです。松竹堂では、食べる美味しさと目で見る楽しみ、どちらも満たす和菓子づくりをモットーにしているそうです。そのためデザインにもこだわりを持ち、フルーツ餅の中身の種類や季節によってデザインを変えているのです。

フルーツ餅の販売当初は、見ればすぐに中身がわかるデザインのものが中心だったそうです。次第にフルーツ餅を手に取った人が視覚でも感動してくれるようにと、デザインにも注力するようになったのです。たとえば中身の果物から連想されるイメージをデザインしてみたり、それぞれの季節に合わせた色で表現してみたりと、細かい工夫がこらされています。

ところがこの美しいデザインを考案するのが、ご当主にとっては楽しくもあり、非常に頭を悩ませる工程でもあるそうです。何年も構想を温めているものもあれば、瞬時にパッとデザインが思い浮かぶ時もあるそうです。美しい和菓子づくりのため、日頃から美術館めぐりをするなど、インプットにも時間を割いているそうです。

フルーツ餅松竹堂のこだわり4:季節のフルーツ餅見出し

旬の果物にこだわり、美しいデザインを追求する松竹堂は、季節限定デザインのフルーツ餅も販売しています。ひな祭り・ハロウィン・クリスマスなど、年間を通して様々な限定フルーツ餅が店頭に登場していますので、気になる方はこまめに足を運ばれることをおすすめします。かわいいデザインの季節限定フルーツ餅は、手土産としても非常に人気です。

季節限定のフルーツ餅の販売時期については、松竹堂のオフィシャルTwitterやInstagramでも告知されています。限定商品の情報をこまめにチェックされたい方は、松竹堂のSNSをフォローされることをおすすめします。フルーツ餅以外の和菓子の販売告知や、お休みなどの店舗情報についても随時更新されています。

フルーツ餅だけじゃない・松竹堂の美味しい和菓子見出し

フルーツ餅が有名な松竹堂ですが、和菓子専門店だけあってフルーツ餅以外の和菓子にも美味しい商品が揃っています。いずれもフルーツ餅同様に素材や季節感にこだわったものばかりです。和菓子は、デリケートなフルーツ餅に比べると長時間の持ち歩きがしやすいというメリットがありますので、遠方への手土産にもおすすめです。

萬里丘(最中)

老舗である松竹堂は、フルーツ餅以前から販売している和菓子にも美味しい商品が取り揃えられています。特にロングセラーなのが、たけのこ型の最中「萬里丘」です。これは、先代のご主人が大阪万博が開催される際に、万博会場一帯にあった竹林が伐採されてしまうことを憂えて創ったというエピソードがあるという、歴史を感じさせられる和菓子です。

「萬里丘」は誕生から40年以上経った現在でも、先代が考案した昔ながらの製法で作り続けられています。ご家庭で頂く際には、食べる前にオーブントースターで少し焼くと、最中の皮がパリッとしてより一層美味しい食感になるそうです。甘さが控えめなので、甘いものが苦手な方でも食べやすい風味の和菓子です。

追手橋(どら焼き)

松竹堂のどら焼きは、「栗」「抹茶」「黒糖」の3種類があります。「栗」はフルーツ餅さながらに栗が丸ごと1個入っており、ボリューミーで贅沢な食べ応えです。「抹茶」には、ふんだんに抹茶が使用されており、上品な味わいに仕上がっています。「黒糖」は国産の波照間産黒糖を使用しており、黒糖ならではの甘味を楽しむことができます。

ずんだ大福

ずんだというと仙台土産として有名ですが、松竹堂でもずんだ大福を販売しています。仙台では枝豆をすりつぶすのが一般的なのに対して、松竹堂では細かく砕いた枝豆を白餡と混ぜて練り合わせています。そのため、枝豆の食感がしっかり残った美味しいずんだ大福に仕上がっています。松竹堂のスタッフさんの間でも人気が高い、おすすめ商品だそうです。

季節菓子

和菓子は、日本古来からの行事と深く結びついています。もちろん松竹堂でも、季節がめぐるたびに行事菓子が店頭に並びます。フルーツ餅でおなじみの優れたデザイン性は和菓子でも健在で、春には鯉のぼりをかたどった柏餅が登場します。お子さんも喜ぶかわいらしい柏餅で、にぎやかな端午の節句を過ごしてみてはいかがでしょうか。

フルーツ餅松竹堂へのアクセス見出し

電車でのアクセス

フルーツ餅松竹堂の吹田山田本店は閑静な住宅街にあり、近くには山田伊射奈岐神社があります。電車でのアクセスは、モノレールの「万博記念公園駅」から徒歩16分、阪急「山田駅」からは徒歩20分ほどです。駅からは少々遠いのですが、松竹堂の近くを走っている路線バスもありますので、駅からバスを利用されるのもおすすめです。

バスでのアクセス

松竹堂の最寄りバス停は阪急バス「山田宮ノ前」です。万博記念公園駅からは、21系統のバスでアクセス可能です。また、バス利用であれば千里中央駅・阪急山田駅・JR茨木駅(いずれも57系統)からもアクセスできます。「山田宮ノ前」のバス停から松竹堂までは徒歩5分程度です。バスの本数は少なめなので、事前に時刻表を確認されることをおすすめします。

車でのアクセス

松竹堂吹田山田本店には駐車場もありますので、車でのアクセスも可能です。場所は、店舗の50mほど手前の左側です。駐車場の収容台数は4台と少なめです。また、松竹堂前の道路は細い一方通行なので、混雑しやすい傾向があります。フルーツ餅は要冷蔵のデリケートな商品ですので、クーラーバッグなど保冷グッズを持参するのがおすすめです。

吹田山田本店を訪れる際の注意点

フルーツ餅松竹堂の吹田山田本店は、フルーツ餅を買い求めに来た人達で開店前から行列ができるほどの大盛況です。そのため、早い時には午前中でフルーツ餅が完売してしまうこともあるそうです。フルーツ餅を確実に購入したい方は、午前中の早い時間に行くことをおすすめします。

フルーツ餅松竹堂は神戸店もあります見出し

2015年にオープンしたフルーツ餅松竹堂の神戸店は、JR摂津本山駅南口から徒歩1分というアクセスの良さが魅力です。神戸近郊にお住まいの方や、吹田山田本店は駅から遠くて行きづらいと感じている方は、神戸店がおすすめです。吹田山田本店に比べると混雑していないのが人気で、ゆっくりお買い物を楽しむことができます。

フルーツ餅松竹堂はデパート催事にも出店見出し

フルーツ餅松竹堂は、デパート催事への出店も積極的に行っています。特に関西エリアを中心に出店しているので、直営店に行くのが不便という方は、お近くのデパート催事を狙ってみるのがおすすめです。催事スケジュールは松竹堂のSNSで随時お知らせされています。近年は関東のデパート催事にも出店されているので、関東在住の方も要チェックです。

フルーツ餅松竹堂はエキスポシティでも購入可能見出し

エキスポシティ1Fの観覧車横ショップ「マルミエプラザ」にも、フルーツ餅の販売コーナーがあります。こちらで販売されているフルーツ餅も、吹田山田本店で販売されているものと同様に本店で作られた商品で、店主の方が自ら毎日車で運んでいるそうです。エキスポシティにお出かけしたついでにフルーツ餅が購入できるのは、嬉しいポイントです。

フルーツ餅松竹堂はお取り寄せもOK見出し

フルーツ餅松竹堂では公式オンラインショップでの通販を行っており、お取り寄せをすることができます。通販にありがちな冷凍品ではなく、店舗で購入するのと同様に生の状態で届きます。なかなか店舗に行けない方や、関西以外のエリアに在住の方には非常に便利なサービスです。遠方に住む方へ送るギフトとしても人気で、おすすめのシステムです。

フルーツ餅松竹堂で極上のフルーツ餅を味わおう見出し

いかがでしたか。1人の父親がお子さん達を喜ばせるために試行錯誤して作り出したフルーツ餅は、現在もひとつひとつ心を込めて手作りしたものが店頭に並んでいます。ちなみに、洋菓子大好きだった息子さん達は、現在は和菓子職人としてフルーツ餅の製作に携わっているそうです。温かい心が込められた松竹堂のフルーツ餅、ぜひ召し上がってみてください。

大阪限定のお土産まとめ!人気のスイーツやグルメ情報も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
大阪限定のお土産まとめ!人気のスイーツやグルメ情報も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
大阪限定のお土産を特集します。大阪には色々なグルメがありますが、特に大阪でしか手に入らないお菓子やグルメなどをピックアップしていきます。お菓子やおつまみなどジャンルは色々なので、ぜひ大阪限定のお土産を自分や友人・ご家族などに選んでみてください。

関連キーワード

投稿日: 2017年12月7日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

ライター

この記事を書いた人

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote