赤坂「珉珉(みんみん)」餃子には酢と胡椒が常識！路地裏の名店を徹底リサーチ！

連日ランチやディナーで混み合う赤坂の「珉珉」（みんみん）は、一日100食以上出るという焼き餃子が看板の老舗中華料理店。お客さんの方が、コスパを心配してしまうほどボリュームたっぷりの美味しい餃子は、一度食べたら忘れられない味です！今回は、餃子だけでなく、ランチにもおすすめの「みんみん」メニューをお伝えします！

赤坂で働くサラリーマンが、絶対リピートしたいお店にも選ばれた老舗中華料理店「みんみん」。看板メニューの餃子は、その昔、渋谷恋文横丁にあった伝説の餃子店「珉珉羊肉館」の味を受け継ぐ、昔ながらの素朴な味。「みんみん」と名のつく餃子店は、宇都宮や大阪にもチェーン店がありますが、渋谷直系のみんみんは赤坂だけ。

1965年創業の赤坂「みんみん」は、戦後の混乱の中から生まれた「珉珉羊肉館」こだわりの味を、今に伝える名店です。秘伝のレシピもさることながら、お店の外観も昭和レトロで、ノスタルジック。最寄り駅から徒歩10分以上かかる不便な立地にあるにも関わらず、ランチタイムは、連日ひっきり無しにお客さんが訪れます。

みんみんでは、看板メニューの餃子以外にも、ピータンや麻婆豆腐、そして春巻きや点心等、中華料理の定番メニューがお手頃なお値段で食べられます。また、7種類もあるチャーハンの中には、故・岸田今日子さんをとりこにしたスタミナチャーハンもあります！おすすめのメニューについては、後ほど詳しくご紹介いたします！

みんみんの餃子を一躍有名にしたのは、餃子自体の味も去ることながら、店主こだわりの餃子の食べ方です！一般的に餃子といえば、酢醤油で味わうものですが、みんみん流餃子の食べ方は「酢とコショウ」のみ。醤油は厳禁です！初めて赤坂みんみんを訪れるお客さんの中には、このみんみん餃子の流儀を知らない方もいらっしゃいます。

そういうお客さんが来店されると登場するのが、みんみんの名物女将和子さん。「うちの餃子は、こうやって食べるのよ」と手際よく小皿を取ってお酢を入れ、コショウを20回ぐらいどばーっと豪快に振って下さいます。半信半疑でこのタレに餃子をつけて食べると、下味のしっかりついた餃子に、さっぱり味の酢とコショウがベストマッチ！

ヘルシーなお酢が肉の油っこさを取り、中につまった肉汁たっぷりの餡の旨味を引き立ててくれるんです！お店の代名詞ともなっている「酢コショウ」のシンプルなタレは、女将さんが事前に作ってくださる時もあるそうです。騙されたと思って、ぜひ一度、酢とコショウだけのタレで、赤坂みんみんの餃子を味わってみて下さい。

赤坂みんみんといえば、絶対外せないのが「焼き餃子」！6個入りのお値段は、このボリュームで540円。大きくてもっちりした皮に包まれたジューシーな餃子は「もしかして小籠包？」と錯覚してしまうレベルの肉汁が飛び出します！しっかりと下味のついた餡とパリもちっの皮が絶妙な一品は、そのまま食べても十分美味しい餃子です。

赤坂みんみんの美味しい焼き餃子は、ランチでもディナーでも大人気。しっかりと焼き目のついた焼き餃子は、ビールにもご飯にもよく合います。そして、酢コショウダレをつけると、さらに美味しさが引き立ちます！インスタ等のSNSでは「ヤバい！どんだけ食べた？何皿目？」という声も見受けられますので、食べすぎにご注意下さい。

続いてご紹介するメニューは、味噌餃子！赤坂みんみんに来店するお客さんのほとんどが、先ほどの焼き餃子を注文しますが、4種類ある餃子の中で、密かに人気を集めているのが、この味噌餃子。あんかけ状の味噌だけで、白いご飯が美味しくいただける一品は、ランチにもおすすめです。味噌餃子のお値段は、一皿920円と少々高めです。

寒い季節のランチにおすすめなのが、続いてご紹介する水餃子。濃い茶色のラーメンのようなスープに、6個餃子が入った赤坂みんみんの水餃子は、お値段540円。焼き餃子と同じお値段で、もっちりふっくらの自慢の餃子がいただけます！スタミナたっぷりの水餃子は、スープと一緒に食べると、体の中からぽかぽかと温かくなってきます。

また、4種類ある餃子メニューの中で、ちょっと違った食感が美味しいのが、揚げ餃子（540円)。ランチに揚げ物はちょっと重いと感じる方は、おやつやお持ち帰りにして、お友達や家族とつまむのもおすすめ。赤坂みんみんの餃子は、どれも美味しいですが、ニンニクがかなり効いているので、大事な会議やデートの前に食べるのはNGです！

個性派大女優として知られた故・岸田今日子さんをとりこにしたのが、赤坂みんみんのドラゴンチャーハン。マニアの間では「ドラチャー」の愛称で親しまれる、パラパラとしたチャーハンは、ランチにもおすすめのメニューです。スタミナがつくからという理由で、ドラゴンチャーハンと命名されたそうですが、そのボリュームもドラゴン級！

一人前でも、大盛りかと思うほどたっぷり盛り付けられたドラゴンチャーハンも、餃子に負けない美味しいメニューです。ドラゴンチャーハンのお値段は、一人前で810円です。赤坂みんみんには、名物ドラゴンチャーハンも合わせて、なんと7種類もチャーハンがあります。中には「辛いチャーハン」と書かれた気になるメニューもあります。

赤坂みんみんは、アクセスしづらい不便な立地にあるにも関わらず、美味しい餃子を求める人たちでいつも満席のお店ですが、そんなみんみんをさらに激混みにさせてしまう原因となったのが「茄子カレー丼」です。「マツコ&有吉の怒り新党」という番組の「中華屋さんのカレー」で紹介され、みんみんの茄子カレー丼を求める視聴者が殺到！

中華料理屋なのに、カレーって？確かに筆者も「それはないでしょ？」と思います。ですが、赤坂みんみんのカレーは、コクのあるスパイシーなカレールーに、ナスと鶏のささみが豪快に載った絶品カレーのようです！餃子のこだわりもさることながら、カレー丼へのこだわりも半端ないようで、ささ身は、衣をつけて一度揚げてあるようです。

パサつき感のないジューシーなささ身と、とろける茄子が美味しいカレーは、ランチで訪れるサラリーマンにも人気のメニュー。赤坂みんみんのカレーが美味しいのは、隠し味に牛乳と特製の中華スープが入っているからなのだそうです。「餃子とカレーってどうなの？」思いますが、人気国民食の組み合わせは、意外と合うのかもしれません。

ここからは、ランチでもディナーでも美味しい餃子が味わえる赤坂みんみんへのアクセスです。地下鉄を御陵の場合は、東京メトロ千代田線ご利用の場合は、赤坂駅から徒歩15分、乃木坂駅からなら徒歩8分です。東京メトロ銀座線･半蔵門線をご利用の場合は、青山一丁目駅より徒歩10分。都営大江戸線 青山一丁目駅から徒歩10分です。

営業時間は、ランチが11:30から14:00で、ラストオーダーは、13:55。ディナーは、17:30から22:30までで、ラストオーダーが21:30です。定休日は、日曜・祝日の他、お盆に当たる8月11日から17日のようです。どの最寄り駅からも、かなり歩きますので、お腹をしっかり空かせて、美味しい餃子をガッツリ食べて下さい！

赤坂の老舗中華料理店「珉珉」（みんみん）の情報はいかがでしたか？有名女優をとりこにしたチャーハンや、テレビ番組にも取り上げられたカレー丼等、おすすめメニューが目白押しです！この記事を読んだあなたは、絶対に餃子が食べたくなっているはず？ぜひ、赤坂のみんみんへ行って、肉汁したたる美味しい餃子を堪能してください！