うどん「慎」は新宿の名店！気になるメニューなどおすすめ情報を紹介

新宿の南口にひっそりと営業している美味しいうどん店、慎は、開店時間の11時から深夜まで、常に行列ができている今大人気のうどん屋さんなんです。今回は慎のうどんのこだわりから気になるメニュー、ベストな時間帯やアクセス方法まで、徹底調査しました。つるつるで弾力のある慎のうどんの魅力に迫っていきたいと思います!

慎の店主が目指しているのは究極のうどんなんです。お客様に最高の美味しいうどんを提供したいという気持ちから、なんと茹でおきや切りおきをしていないというこだわりよう。手間がかかるにも関わらず、慎のうどんは常に打ち立て、切り立て、茹で立てを提供しているのです。一晩寝かせて生地を熟成させ、その日に使う分だけ打つそうです。

慎のうどんはうどんだけでなく、そのツユにもこだわっています。関西風の出汁は関東のツユに慣れた人には薄味に感じますが、ムロアジ等の厳選された材料と昆布を合わせた出汁はとても上品な味わいで、香川産のお醤油等を加えたツユは、全部飲み干せるほどの美味しい仕上がりになっています。また、水にもこだわっていて、安全で柔らかいエレン水を使用しているそうです。

そしてなんといってもうどん好きをも唸らせるのが、慎のうどんの結び方と長さなんです。お箸で持ち上げても終わりの見えない長いうどんがくるくるとした形で登場します。慎のうどんはその見た目から、まるでうどん界における中尾彬だと評されるほど。初めての人にはかなり食べずらいのですが、お願いするとハサミを貸してくれるので安心です。

ターコイズブルーのタイルが目印のうどんの慎の外観は、一見するとまるでオシャレな和カフェのようです。店内はオシャレな小料理屋のような雰囲気になっていて、清潔感があります。奥に細長い店内には、3人用と2人用のテーブルが一つづつと、カウンターに5席あり、一度に約10名ほどが入れるキャパになっています。

カウンターの奥には日本酒専用の冷蔵庫があり、飛露喜や田酒を始めとする、酒好きには嬉しい日本酒が並んでいます。もちろん生ビールや焼酎、ソフトドリンクも用意されています。いつも並んでいるので気が急いてしまい、ゆっくりと天ぷらをつまみに日本酒を飲み、〆にうどんをという気持ちになれないのが残念ですが、そうしたいと思えるようなしっぽりとした雰囲気になっています。

うどんの名店、慎での注文の仕方です。慎ではお店に入る前に必ずといってもいいほど並ぶので、その間にお店の人がメニューを渡してくれます。入店前に注文することで、入店してからすぐに食べることが可能になるのです。メニューは日本語以外にも英語や韓国語で書かれているので、外国人客に人気の理由がわかります。お会計は食後になります。

普通のメニュー以外にも、本日限定の天ぷら等、メニューに書かれていないものもあるので、事前にお店の人に聞いてみましょう。また、慎のうどんはとても長いので、初めての人には食べにくいことでも有名です。恥ずかしがらずにお店の人に上手な食べ方を聞いてみましょう。また、お願いするとハサミも用意してくれるようです。

うどんの名店慎のおすすめメニューをご紹介します。なんといっても一番人気メニューは1000円のかしわ天ざる。揚げたてふわふわの4個のかしわ天ぷらが、つるつるの冷たいうどんの隣に乗って出てきます。こちらは宗教上豚や牛等が食べられない外国人観光客にも好評なんだとか。大盛は無料で、倍盛りだとプラス100円、特盛りだとプラス200円になります。

他にも定番人気メニューは、揚げたての天ぷらが数種類乗った天ざるです。冷えてよくしまったつるつるのうどんの横に、かぼちゃ、ししとう、人参、茄子に、海老天が2個ついてきます。値段は1300円で、温かい天かけも同じ内容になります。他には釜玉めんたいこ磯のりも人気メニューです。ピリ辛の明太子と、海の香のする磯のりがベストマッチで食がすすみます。

変わりどころとしては、カルボナーラ風のうどんも人気です。温かい極上の釜玉うどんに、十勝産のパルメザンチーズ、バターとブラックペッパー、そしてなんとベーコンの天ぷらが乗ってきます。混ぜて食べると、口の中はカルボナーラそのもの。味はその辺のイタリアンのカルボナーラより美味しいという噂で、この味を求めて通うリピート客も多いんだそう。値段は1200円です。

そして慎のうどんで一番高額なのが、飛騨牛リブロースがどーんと乗った、冷やぶっかけうどんなんです。価格は一杯2950円。どんぶりからはみ出しそうなほど大きい飛騨牛のリブロースは、とっても柔らかくてジューシー。刻みユズのアクセントで食がすすみ、女性でもペロリと食べられちゃうほどの美味しさなんです。

うどんの名店慎は、お酒の数も豊富に揃っているので、天ぷらをつまみに一杯やりたいという方にもおすすめのお店なんです。冷えた生ビールは琥珀エビスというこだわりで、果実酒の他に、日本酒好きにはたまらないレアな日本酒も置いているほか、各種焼酎も揃っているのが嬉しいところ。飲んだ後の〆のうどんが楽しみになります。

また酒の肴メニューでは、手作りのラッキョウや大根の麦みそ漬け、塩からに小エビの唐揚げ、さつま揚げ、天ぷらの盛り合わせ等があり、お酒好きにはたまらないメニューになっています。もちろん天ぷらは単品メニューからも注文可能です。季節の限定天ぷらメニューもおすすめです。特に安穏芋と梅干天が絶品だとか。見つけたらぜひ頼んでみてください。

慎の美味しいうどんにありつくためには、多少の行列は我慢しなければなりません。慎のうどんはオーダーが入ってから切って茹でる為、注文してから10分から15分程かかります。そしてうどん自体がとても長いので、慣れない人には食べにくく、他のうどん店と比べると一人当たりの食事に時間がかかるようです。また、お店自体も全10席のキャパしかなく、そういった理由もあり待つのは必然となるんです。

でもそんなに長く並びたくないというあなたに、比較的行列の少ない時間帯をお教えします。まずは食事の時間を思いきり外すこと。ランチタイムや夕方から夕食の時間はかなり混み合い、多い時には道の反対側まで列が出来ていることもあるそうです。この時間を外していけばそれほど長く待たずに入れる可能性があります。

そして狙い目はやはり平日です。週末は観光客で賑わうので、金曜日を除いた平日がおすすめです。あとは天候です。雨や雪の日など足場の悪くなる悪天候の日は空いている可能性があるので狙い目です。営業時間は深夜までですが、うどんがなくなり次第終了になるので、遅く行きたい場合には事前に電話で確認するのもおすすめです。

慎の店内は狭いので、大きな荷物はNGです。お店でも預かってくれるようですが、スーツケースや大きい買い物袋等は駅のコインロッカーに預けるようにしましょう。慎のうどんはその日の分しか打たないので、うどんがなくなり次第終了になります。うどんを絶対食べたいという方はなるべく早い時間に行くようにしましょう。

大人数で行くのも待ち時間が長くなるのでNGです。慎に行くときは一人か二人連れで行くことをおすすめします。また、一日中行列が出来ているお店なので、長く並んでもいいように、駅ビル等でトイレを済ませてから行くようにしましょう。暑い日は飲み物や日傘を、寒い日は防寒着やカイロを忘れずに持っていくことをおすすめします。

慎までのアクセス方法ですが、新宿駅南口から徒歩約7分、西新宿2丁目の交差点から代々木2丁目交番、全労済会館の間を通り路地を入った所にあります。最寄の出口は都営新宿、京王新線、大江戸線の新宿駅6番出口で、そこからは徒歩2分になります。営業時間は昼11時から深夜まで。定休日は無く、年末年始がお休みになります。

今回は南新宿にあるうどんの名店、慎についてご紹介してきました。慎のこだわりのうどんから、おすすめの美味しいメニュー、ベストタイミングやアクセス方法まで徹底調査しましたが、いかがでしたでしょうか。つるつるでぷりっとした歯ごたえのうどんは天下一品です。ぜひこの究極の美味しいうどんを味わいに新宿まで出かけてみませんか?